ヴァイキング~海の覇者たち~6 #14 失われた魂

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海外ドラマヴァイキング 海の覇者たち
今回のエピソードは
●アイヴァーたちは馬車でキエフの町を抜け、ジール公と合流しようとする。
●ウベ一行は陸を発見、上陸する。
●カテガットの王にノルウェー統一王として君臨することになったハーラル
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#14 失われた魂 Lost Souls あらすじ

カテガットの王となったハーラルは戴冠式を前に、動き出すが、その裏では陰謀が・・。
ウベたち一行は陸を発見、上陸するが・・。
馬車でキエフの町を抜けようとするアイヴァーたち、しかし、復活祭で盛り上がる町には人が溢れ、動けなくなってしまい・・。

 

まとめ

キエフ

脱出劇

オレーグは側近にイーゴリ王子を探すよう指示するが、復活祭の祭事は続くー。
十字架はキエフの聖堂前に運ばれ、オレーグ公は十字架の前でムチで打たれる儀式を受ける。

ちょうどその頃、馬車でキエフの町を抜けようとしたアイヴァーたちは、祭事に集まる民衆に阻まれ立ち往生してしまう。
目の前にはオレーグ公と側近たち。ここで見つかれば一巻の終わり。
緊迫した状況の中、レオン主教の導きでアイヴァーたちはキエフの町から脱出に成功する。

オレーグ公の怒りと執念

妻の霊廟でオレーグは、「私を裏切ったのはキミだけじゃなかった。私の妻は皆同じ事をする。ナゼ私を見捨て笑いものにするんだ?代償を払わせる。究極の苦しみを与えてやる」と復讐を誓う。

その後評議会を開いたオレーグ公は、「アイヴァーとその兄にイーゴリ王子をさらわれた。妻も行方不明だ。アイヴァーはノヴゴロドでジールと合流したようだ。ジールは襲撃してくるだろう。ジール軍を壊滅させる!私は預言者だ。我々の勝利を断言する。ジールがイーゴリの矢で胸を射られ、バルコニーから転落するのが見える」と言い、皆を鼓舞する。

 

ノヴゴロド

無事イーゴリ王子をジール公の元へと届けたアイヴァー。
兵士や民衆は心からイーゴリ王子の帰還を喜び、イーゴリ王子も久々の笑顔を見せ、ジール公との再会を喜んだ。
ジールは、アイヴァーに心からの感謝を示し、「明日キエフ襲撃の作戦を練る。厳しいが立ち向かわねばならぬ」と皆を鼓舞する。

共にキエフを脱出したカーチャ王女にアイヴァーは、「キミが誰であれ愛してる」と言うのだった。

イーゴリ王子とアイヴァー

ノヴゴロドへ戻り落ち着いたイーゴリはアイヴァーに、「キミほどボクに尽くしてくれた人はいない。おかげでボクはオレーグに操られていたことに気づけた。死にたいとまで思ってたけど、キミに救われた。大好きだよ、これからもずっと」と感謝を伝え、ふたりはハグしあう。

 

カテガット

ハーラルの計画

結局カテガットの王にはハーラルが君臨することになった。
グンヒルドはこれから先の未来を憂いで短剣を忍ばせる。

●グンヒルド

「ここを去ることはない。民はキミを選んだだろう。偉大な女王になれたハズだ」
ハーラルはグンヒルドを労い、自分とグンヒルド、ビヨルンの3人の過去について言及する
「俺たちは切っても切れない関係だ。オレと一緒にいろ。一緒にカテガットを治めよう」と妻になるよう言う。
グンヒルドはビヨルンの息子を流産したと告白するが、ハーラルは、「知ってる。でもまだ産める。過去は変えられる」と言う。

【グンヒルド、ハーラル王との関係】
グンヒルドは元々ホリック王の妻で女戦士でした。
カテガットを襲撃したホリック王はラグナルに破れます。
その後、グンヒルドに惚れたハーラルは求婚しますが、”あなたがノルウェー統一王になるなら”と条件を付けられます。それで俄然その気になったハーラル。しかし、グンヒルドはビヨルンに惚れており、その後イギリスのヨークでふたりは結婚することに。ハーラルの嫉妬心はかなりのものでした。
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しかしその会話を影から聞いている者が・・・ハーラルが連れてきた戦士スカーネだった。
スカーネはハーラルがイングリッドを訪ねるのもチェックする

●イングリッド

次にハーラルはイングリッドが住む船へと向かう。
イングリッドはグンヒルドといるのが気まずく屋敷を出たのだった。
ハーラルから女王になろうとした理由を聞かれ、「お腹にビヨルンの子どもがいる」とイングリッド。
しかしそれを聞いたハーラルは、「オレの子だろ」と言い出す。

●エイリーク

そしてハーラルはエイリークを呼ぶと、「お前の正体を知ってる」とエイリークの過去(奴隷売買に2度の殺人で2つの国から追放)に言及するが、「オレは変わった。ここに残りたい」と求めるエイリーク。
するとハーラルは、「スカーネは信用できない。護衛頭になる気はないか?」と持ちかける。

しかしスカーネはその会話も聞いていた。

スカーネの策略

スカーネはエイリークを呼び止め、「ハーラルは信用できない。あんたを裏切るぞ。ヤツを殺してあんたが王になれ」と持ちかける。

もうすぐで戴冠式がはじまると言う時、「グンヒルドさまがお呼びです」と侍女が現れ、ハーラルを町ハズレの小屋へと案内する。

中に入ったハーラルを待ち構えていたのは、グンヒルドではなく、スカーネとエイリーク。
スカーネは、「殺してやる!」と言うとハーラルを襲撃するが、それを阻止したのは、エイリーク!
エイリークはスカーネの首をハネ、態度でハーラルの護衛頭を務めると示した。

戴冠式

ハーラルの頭上には、改めてノルウェー統一王の王冠が授与され、カテガットの王として君臨することに。
護衛頭をエイリークが務めることが正式発表された。
続けてハーラルは、グンヒルドを妻に迎えること、加えて第二夫人としてイングリッドも妻にすると発表した。

女性の生き様

「なぜレイプした男と結婚するの?」
グンヒルドはイングリッドの気持ちが分からず聞くが、「お腹の子がハーラルの子どもである可能性も否定できない。私は女戦士じゃないし、強みを持たない女が豊かな生活をするには頭と女の武器を使うしかない。何が悪いの?」とイングリッド。

グンヒルドは埋葬塚へ行く、亡き夫に語りかける。
「ハーラル王の妻となるわ。地位を守る唯一の方法なの。私は女でカレと結婚しなければ何者でもなくなる。英雄の時代は終わった。ヴァイキングの全盛期は過ぎ去った。残されたのは凡人ばかり。私が自分の名誉とあなたの名誉を守るわ。正しいことをする」と誓うのだった。

遠征航海

見つけた陸地

嵐に耐えた2隻の船。
ウベは陸を見つけると、「陸だ!黄金の国に違いない!」と大声をあげる。

上陸したウベたち。
しかしそこは、オテールから聞いた”黄金の国”のイメージとはまったく違う場所だった。
人々は、「話しが違う。森や渓谷はどこにある?鳥もさえずりさえ聞こえない。うそつきめ」と口々にオテールを責め始めるが、「ここは私が見た土地ではない。ウソはついていない。オレは黄金の国を見たんだ!」と反論するオテール。
するとチェーティルは、「オテールは悪くない。確かにここは黄金の国ではない。だが所有者のいない土地だ。
農民には価値がある。土地を耕し、居住地にしようじゃないか。神々の遺志により俺たちはここへ来た」と言い出す。
ウベもチェーティルに賛成し、探索チームでこの土地を調査をしようと言う。

アサを失ったトービはすっかり元気を失っていた。
「オレが悪かった」と謝るウベにトービは、「あの子の運命だったのよ。もうアサの話しはしない」と言う。

探索の結果

ウベが出した探索隊が戻って来た。
チェーティルは、「実に奇妙なところだ。人、動物、木、鉱物もない。だからこの土地は誰のものでもない」と言う。
反対の声もある中、ウベ、チェーティルは、「困難は承知の上だ。定住しよう」と提案する。
土地は各家族に平等に区画されることに。
そしてこの島を、「グリーンランド」と名づけた。

ウベはオテールに、「あんたを信じる。黄金の国は別にある」と声をかける。

期待と不安、そして・・・

「やって行けると思う?」と不安を口にするトービにウベは、「どうかな?やるしかない。天候が良くなれば、アイスランドに戻ることも、黄金の国を探すことも選べる。だか黄金の国を目指さなきゃオレの人生の意味がなくなる。引き返すよりも挑戦して死ぬ方を選ぶ。神々にも自分にも幻滅したくない」とウベ。

しかしその夜、ウベは預言者を見てしまう(夢かも?)
「水も神々も存在しない不毛の地だ。癒やしもない。皆死んでいく」と預言を受ける。

朝を迎えた。
チェーティルの息子フローディが大声で、「父さん、来てくれ!すぐに!」と呼ぶ。
皆でそこへ行くと、大きな鯨が打ち上げられていた。

それを見たオテールは、「主が救って下さった」と言うが、チェーティルは、「これはオレのものだ。オレの区画農地にある。合法的にオレのものだ」と言い出す。
その言い分に驚いたウベは、「本気なのか?協力しあうハズだろ」と言うがチェーティルは、「神々が決めたことだ。理由があってオレの農地が選ばれたのだ!」と言い、まずは家族で話し合うと分ける様子を見せない。

 

 

感想

チェーティルってホンマ最低やで。
神々のお許しを貰いたいとか言って遠征に参加したくせに、結局この極限状態に、鯨を独り占め。
根性が腐ってるんやね。
この状況で家族で鯨を独り占めしたところで、仲間の信用を失い、死ぬだけですけど~。

そしてハーラルはどこまでも運がある男よね。
それこそ歴史的にもハーラルは初代ノルウェー統一王。
そういう運命なのかな。
ラゲルサは本当に強かった。
グンヒルドもそうかなと思ってたけど、そりゃ北欧の女性が強いと言っても、女ひとり生きていくのは大変だもんね。

アイヴァーはすっかりいいひと風。
狂気はオレーグ公の役目になってしまったけど、これからどう展開するんだろうか。

 

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