ブレイキング・バッド5 #10 埋められた財産(相関図あり)

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海外ドラマブレイキング・バッド

ハイゼンベルクがウォルターと知ったハンクが動き出す
ウォルターも動き出す。

 

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#10 埋められた財産 Buried あらすじ

ハイゼンベルクが義兄だと知ったハンクは、動き出す。
一方、ウォルターも動き出した。
ジェシーの精神は崩壊、とうとうカネばら撒き事件で逮捕されてしまう。

 

相関図

まとめ

ウォルターの行動

ハンクに解放されたウォルターはクルマに飛び乗るとスカイラーに電話をするが、既に遅し、先にハンクが電話をかけており、スカイラーはハンクに呼び出されてしまう。

ウォルターはスカイラーと話をすることができなかった
カネを隠すために

ウォルターはソウルを頼る。
ソウルはジェシーに500万ドルを隠せと連絡するが、全く応答がない

ジェシーは街中に札束をばら撒き警察に逮捕されていると知らないソウルたち

その時、ウォルターのケータイにスカイラーから着信が!
しかしソウルは、「電話に出るな。義弟が録音してる可能性がある。居場所もバレる。バッテリーを外しておけ」と指示すると、「スカイラーは実際は何も見てない。すべては聞いたことだで物証はカネだけだ。それさえ守れば何も問題ない」と言うが、ハンクに知られたことは大問題だった。
ソウルはハンクを葬ることを打診するが、「ハンクは家族だ」とウォルター。

ソウルからの依頼で、クビーとヒューエルが貸倉庫のカネを一斗缶に詰め、クルマに載せてやって来た。
ウォルターはそのカネを確認すると、出発する。

やって来たのは荒野の真ん中のどこか。
ウォルターはたったひとり、ツルハシとショベルでひたすら穴を堀りはじめるー。

何時間もかけて大きな穴を掘ると、クルマの一斗缶をその穴へと入れ、埋め、すべての作業を終えた時、既に真夜中だった。
ウォルターは緯度経度計を出し、埋めた場所の緯度経度の数字を何度も暗唱し記憶すると、それを壊す。

ウォルターはその数字をロトにし、冷蔵庫に貼った

 

ハンクの行動

スカイラーを証言者に・・・

スカイラーはハンクからダイナーに呼び出された。
ハンクはスカイラーを見るなりハグし、「頭が混乱してる。キミは想像以上だろう。もっと早く気づいてあげれば良かった。ヤツはモンスター(怪物)だ」と言い、スカイラーが自殺まがいの行動をしたことや、子どもたちを預けたことなど不可解だったことがすべて理解できたと言う。
そして、「ヤツはメスを作っただけじゃなく、人の命も奪ってる。キミも被害者だ。まず、子どもたちを連れてウチに来るんだ。安全だ」と言うが、スカイラーはマリーを気にする。しかしハンクは、話さなければならないだろうと言い、スカイラーは納得する。

するとハンクはおもむろにレコーダーをテーブルに出すと、「ヤツの犯罪行為に気づいた時からのことを話してくれ」と言い出す。
「どういうこと?ここで話すの?」と動揺するスカイラーにハンクは、「仲間に報告するためにキミの証言が必要なんだ。今回のようなケースは、証拠を集め、立件し、有罪に持ち込むには、とても長い時間がかかる。時間切れになりたくない」と説明するが、「”時間切れ”になるってどう言う意味?」とスカイラー。
スカイラーはここでハンクからウォルターのガンの再発を聞くことに。
ハンクは、「あの野郎、たとえオレが犯罪者でも証明する前に死ぬだろうと言いやがった。ふざけやがって!手がかりは今、バラバラの状態で私の手の中にある。ひとつひとつでは意味を成さないが、キミの証言でそれが繋がればヤツをぶち込める」と言う。

ハンクの話を聞き、このまま義弟の言うままに証言するのはマズイのでは?と考えたスカイラーは、弁護士を立てたいと言い出すが、「必要ない。オレが力になるから大丈夫だ。弁護士が関われば、キミと私の間に必要のない壁ができて、オレが状況を上手くコントロールできなくなる」と言い、弁護士が入ればスカイラーは不利になり、有罪になるかも知れないと脅迫まがいことまで言い出すー。

ハンクは、「キミを助けたくて言ってるんだ」と言うが、「弁護士にも相談するなと言う助言は私のために言ってるとは思えない。あなたは何が何でもウォルターを捕まえたいだけだって聞こえる」とスカイラー。
その言葉にハンクは、「わかった。ゆっくりと進める。あとで弁護士と話しをすればいい。まずは子どもたちと一緒にオレの家に来るんだ」とハンク。
しかしスカイラーは混乱し、「私は逮捕されるの?私を逮捕するの?イヤよ」と大声をあげ、ハンクの手を払いのけてダイナーを出て行ってしまう。

 

スカイラーとマリー

スカイラーはウォルターと電話連絡取れず、困っていた。
そこへマリーが訪ねてくる。外にはハンクが!
スカイラーは、ハンク抜きでと条件を付け、マリーを家に入れる。

「ハンクの話はデタラメだって言って」と言うマリーにスカイラーは、何も言う言葉がない。
その様子にすべてが事実だと確信したマリーは、「いつから知ってたの?」と聞くが、スカイラーはそれにも答えることができない。

ウォルターがギャンブル依存症だった話もすべてがウソだと知ったマリーは、「ハンクが襲撃される前から知ってたの?」と問う。
「ごめんなさい。ほんとうにごめんなさい」と言うスカイラーを平手打ちしたマリーは、「ハンクに証言する気ないのね。ウォルターが罪を免れると思っているのよ」と言うと、ホリーを抱き上げ、連れ出そうとする。
スカイラーは、「私の娘よ、勝手に連れて行くのは許さない!返して!」と言うが、「この子を守る。このウチにおいて置けない。警察を呼べばいいのよ」とマリー。
騒ぎ駆けつけたハンクが、マリーを説得し、ホリーはスカイラーの腕の中に戻る。

マリーはハンクに、「絶対に逮捕して」と言うのだった。

 

複雑

真夜中、自宅へと戻って来た泥だらけのウォルターを見て、ウォルターがお金を埋めたと察したスカイラーは、「ハンクには何も話してない」と言うが、ウォルターはそのまま倒れてしまう。

5時間ほどしてウォルターは意識を取り戻した。
「ガンが再発したのは本当なのね?」と言うスカイラーに、「うれしいか?」とウォルター。
「自分でもよく分からない」と言うスカイラーに、「本当にことを話してくれ。ハンクと話をして取引したんだろ?もういいんだ、スカイラー。自首する。でも、あのカネは渡すな、守ってくれ。子どもたちに渡して欲しい。私の努力をムダにしないでくれ」とウォルター。
ハンクにバレたのは、自分のミスだと言うウォルターにスカイラーは、「ハンクの口ぶりだとまだ容疑の段階よ。証拠がないみたい。自首したらお金を失うだけ。きっとやり過ごせる。だからこのまま沈黙を守りましょう」と言う。

 

ドラッグビジネスの現況

リディアはフェニックスのドラッグディーラー:ディクランと会う。
目隠しされ、彼らのアジトへ連れて行かれたリディアは、「メスの質の低下は見過ごせない。大金がかかってる。作る過程を見せてもらう」と言う。

ディクランたちはメスを地下ラボで精製していたが、それを見たリディアは、「ここは不潔だわ。これじゃ同じ質を保てるワケがない。アリゾナで通じても、チェコでは通じない。トッドを使って。カレはハイゼンベルクから直接指導を受けてる」と提案するが、「ヤツは火事を出した。いいか、ハイゼンベルクのやり方ではダメだった。だからオレが信頼するヤツに作らせる」とディクラン。

そこへ、「問題が起きた」と部下がディクランを呼びに来た。
ディクランはリディアをラボに残し、地上へあがるが、その直後、銃撃戦がはじまるー。

程なくして銃撃が止み、マンホールの蓋が開けられた。
「オレです、リディアさん、大丈夫ですか?」と声が・・トッドだった。

その襲撃はリディアの策略だったのだ。
リディアはトッドと、トッドの叔父グループを雇い、ディクランたちを一網打尽にしたのだ。

 

ハンク

四面楚歌

仕事を休み、ひとり”ハイゼンベルク事件”の検証を続けるハンクにマリーは、「DEAに話してゴメスや上司に協力してもらうべきだ」と言うが、「決定的な証拠がまだない。この件をDEAに報告すればオレのキャリアが終わる。オレが追っていた人物が義兄だと認めた瞬間、オレは終わる。クビだ。証拠がいる。疑惑じゃダメだ。ヤツを捕まえるのはオレじゃないとダメだ」とハンク。

しかしマリーは、「もしその前にウォルターが捕まって、知っていたのに黙っていたことが知られたら、きっとあなたも罪に問われる」と言う。

仕事復帰

結局ハンクは仕事復帰する。
スタッフはハンクの復帰をよろこび、DEAはいつもと変わりなかった。
しかし思わぬ情報をゴメスが伝える。”カネばらまき事件”にジェシー・ピンクマンが絡んでると言うのだ。

 

逮捕されたジェシー

街中に札束をばらまいたあと、ジェシーはただ呆然と遊具に寝そべっていた・・。
クルマの中には、まだまだ札束が・・・

結局ジェシーは、”カネばらまき事件”で警察に勾留され、刑事から尋問されるが、何も話そうとしないジェシー。

ジェシーが勾留されていると聞いたハンクはジェシーを尋問するため刑事に時間をもらい取調室へ入るー。

 

感想

ハンクがスカイラーを呼び出し、弁護士を立てる前に証言して欲しいと言ったのは、自分の保身でもあったワケですね。しかも今のところ完璧な物的証拠が揃っていない。スカイラーの証言がなければ、裏付ける方法もないのかも。だってガス、マイク、そしてガスのビジネスに関係してた10人は死んでるんだしね。
完璧なる証拠を得てこそ、恥を忍んで義兄がハイゼンベルクだったと言えるのであって容疑者ではハンクは即クビは間違いないですもんね。
これはハンクもツライ立場だなー。

 

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