グレイズ・アナトミー 17 #15 うちに帰ろう(相関図付)

海外ドラマ
海外ドラマグレイズ・アナトミー

シーズン17は全17話。
つまり残すところ3話です。
今回は明るいstory。そして、ジャクソン最後の出演(と思う)。

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#15 うちに帰ろう Tradition あらすじ

順調に回復しているメレディスが退院することに。
財団を引き継ぐ決心をしたジャクソンは、リチャード、ベイリー、そしてメレディス・・・それぞれに決意を伝える。

 

相関図

まとめ

メレディス

順調に回復、検査結果も良く退院の日が近づいていた。
しかしリチャードとベイリーは、アンドリューの死についてメレディスに話さなければならない大役が残っていた。

リハビリからのOKが出て、退院が決まった。
リチャードとベイリーは意を決してアンドリューのことを伝えようとするが、メレディスは気づいていた。

 

先住民とその家族

先住民たちの現実

ERに搬送されてきたウィリアム・ローレンス(68)。診察したトムは、脳卒中を疑い、すぐに検査することに。
ウィリアムは先住民のスクアミッシュ族の長老で、言葉の継承者だ。
孫娘のメアリー・アンは、「先住民がコロナ感染で苦しんできた。政府から診療所に送られて来る物資は死体袋よ」と現実を訴える。

産気づいたメアリー・アン

突然、メアリー・アンが産気づいた。
産科に転科したジョーはカリーナの指導を受けながら、メアリー・アンの出産に立ち会う。

伝統

インターンのチー医師はウィリアムと同じく先住民ナマホ族だった。
彼らは先住民同士のコミュニティがあり、チーは父親が治療師だったこともあり、ボランティアで先住民のクリニックを手伝っていると言う。
トムから具体的に何をしていると聞かれチーは、「薬草でクスリを作ったり、伝統的なスマッジングで治療している」と言う。
トムにより脳血管内の血栓を除去できたウィリアム。
病室に戻ったウィリアムにチーは、スマッジングを行う。

影響を与える長老の言葉

脳梗塞の後遺症も残らず、回復したウィリアムにひ孫が生まれたと伝えられた。
ウィリアムはオンラインでメリーアンとひ孫ロージーと対面、「ロージー、いずれ自分が生まれた日のことを語るんだ。世界が大きな混乱に直面し、打ちのめされた大変な時代だったと。だがそれは偉大な立ち直りと変化の時代でもあったことも伝えてるんだ。お前が生まれたことでお前の家族はつらい時期を乗り越えるのに必要な大きな喜びを与えてもらった」と語る。

長老のその言葉は、トムの心を大きく揺さぶった。

 

ジャクソン

決意と報告

ジャクソンは財団業務に専念するためボストンへ移動するとリチャードとベイリーに報告する。
ベイリーは驚き、優秀な形成外科医を失うことは病院の打撃だと言うが、「財団を引き継ぎ、制度を見直し、医療の公平性を実現する。ふたり(リチャードとベイリー)は家族であり大きな影響を与えてくれた師だ」とジャクソン。
ベイリーは、「あなたを誇りに思う」とカレの決断を受け入れる。

ジョー

ジャクソンはジョーにも報告する。
「この何ヶ月か、よき友だちでいてくれてありがとう」と言うジャクソンにジョーもアレックスとの離婚を乗り越える力になってくれたことに感謝を伝える

メレディス

ジャクソンは同期で、一緒に研修期間を過ごしたメレディスにも決断を伝える。
メレディスは、「あなたに最初に会った時、”ビッグネームを背負って大変だ”って思った。だけどあなたは努力して財団の名誉を回復した。すごいと思う。エイヴリー、暴れまくって!」とエールを送る。

トム

ジャクソンが財団を引き継ぐと聞いたトムはジャクソンに、「コロナで入院している時、何人もの患者が目の前で亡くなった。患者の中で白人はボクひとりだった。こんな世界になった責任は我々にある。もしくはボクと同じ白人がこれを作った。命を救われた者にふさわしい仕事がしたい。キミに協力したい。なんだってやる。手伝わせてくれ」と熱く気持ちを語る。
ジャクソンは、「ボストンで待っている」とOKした。

 

未来へ

オーウェンとテディ

無事メレディスの退院が決まった。主治医として頑張ってきたテディは大きな安堵感と達成感に高揚する。
オーウェンもまた、テディが成し遂げたことをリスペクトするうちに、ふたりは関係を持ってしまう。
その日以降、ふたりの愛は再燃する。

シュミットとヘルム

最近すっかり気力を失くし、虚ろな目でやる気のない態度を見せるヘルムを見てトムは、自分の助手からヘルムを外す。
ヘルムを心配するシュミットは、「彼女は今、苦しんでる。仕事が支えになるかも知れません」とトムに理解を求める。

シュミットは、連絡しても既読にもならないヘルムを心配し、彼女を探す。
「ずっと医者になりたかった。それ以外考えたこともなかったのに今は、帰りたい」とヘルム。
ヘルムは、コロナ感染で治療の甲斐なく多くの患者が亡くなる現実に、耐えられなくなったのだ。
シュミットは、「このパンデミックは罹った人以外にも影響を及ぼしてる。自分らしくなくなるんだ」と言うと、「一緒に暮らそう」と提案する。

リチャードとマギー

ウィンストンとの結婚を控えるマギーに、「自分の立場は理解してる。私は押しかけはしないし、キミのお父さんの仕事を奪うつもりはない」と伝えるリチャード。
するとマギーは、「バージンロードは父と歩く。だけどリチャード、あなたにが私たちの式を執り行って欲しい」と言う。
「ありがたく務めさせてもらうよ」とリチャード。

メレディス

メレディスの退院のとき。
ベイリーが仕切り、スタッフ全員がメレディスが出てくるのを待ち構えるが、メレディスは既に退院してしまったと言う。
メレディスは祝福を受けるのは自分よりスタッフだと考えたからだ。
メレディスがジャクソンにこっそりと家まで送ってもらい、無事帰宅、子どもたちと再会した。

 

感想

シーズン17も残り3話。まとめに入ったエピソードでした。
とりあえずメレディスが元気になって退院してくれてよかった。
アンドリューの死を聞いて、どう反応するんだろうかと心が痛かったけど、メレディスは知ってた設定でしたね。
昏睡状態でアンドリューに会った時、アンドリューの死を悟ったと言うことかな。
そんなことあるかぃとは思うけど、泣き崩れたりするメレディスをもう見たくなかったので、これでいいかな。

ジャクソンとメレディスの関係を最後に描いてくれてよかったな。
メレディスも、偉大な母エリス・グレイの運命を背負って来た人だったから、ジャクソンのことを唯一わかる同期だったと思う。
特別ふたりは仲良かったワケじゃなかったけど、ふたりだかこそ分かりあえることあったように思ってきたから。
やっぱりね、職場の同期って特別だよね

カリーナは含みのある発言(一旦イタリアに戻るが結婚するから戻る)だったので、完全降板ではなさそうだけど、ジャクソン、トム、そしてアンドリューはもう出演しない感じですね。
トムは可哀想な立ち位置だったな。
でもオーウェンとテディがよりを戻してよかった。

個人的にはインターン組のシュミットとヘルムの関係が好きです。
メレディスとアレックス、オマリーを思い出すから。

シーズン17ですもんね、17年彼らを見てきてる。そりゃ状況も変わるよね。
エレン・ポンピオがメレディス・グレイを続けてくれてるからこそこのドラマが続いているのだから彼女に感謝です。
アメリカでは現在、シーズン18を放送中。
早くシーズン18がみたいな~。

 

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