ゲーム・オブ・スローンズ 第7章 氷と炎の歌 #3 女王の正義

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ほんとに1つのエピソードの内容が濃くて、記事が膨大になってしまいます
私はGOTを2回目に視聴しながら、この記事を書いてますが、忘れてること、見逃してるところも多く、(そうかー)と全部を知って納得できる部分も多いです。
ほんとうに見応えのあるドラマですね。

と言うことで、今回もかなり長い記事です。

 

感想はコチラ

 

今回出てくる用語集&役名

地域名前
物の名前
人物
■は死亡
説明
赤の王城
(レッドキープ)
サーセイ・ラニスター女王
ネストリス鉄の銀行(アイアン・バンク)
融資係
ウィンターフェルサンサ・スタークウィンターフェル城主代行
ピーター・ベイリッシュロビン・アイリーの義理父
谷間(ヴェイル)を率いる
ブランドン・スターク


ミーラ・リード
サンサの弟
三ツ目鴉となった

ブランを壁の北で守り通した
リード家はスタークの旗主
ミーラ・リード■弟ジョジェン、ホーダーと共に
ブランを守り続けた
父はスターク家の旗主
アリア・スターク
ブライエニー・タース
ポドリック・ペイン
■キャトリンとの誓い
(ウィンターフェルに
子どもたちを守り届ける)を
果たした
ドラゴンストーン城デナーリス・ターガリエン焼かずに女王
ドラゴンの母
ティリオン・ラニスター

ヴァリス
女王の相談役
ミッサンディ
女王の腹心
ドラゴン3頭ドロゴン
ヴィセーリオン
レイガル
ジョン・スノウ

ダヴォス・シーワース
ウィンターフェル城主
北の王
相談役
シオン・グレイジョイ鉄兵士10人でやってきた
河間平野(リーチ)ジェイミー・ラニスター
ブロン

ランディル・ターリー


ディコン・ターリー
河間平野(リーチ)諸侯
サムの父親

サムの弟

#3 女王の正義 The Queen’s Justice あらすじ

ドラゴンストーンに上陸したジョンとダヴォスは、頭上を飛ぶ3頭のドラゴンに圧倒されつつデナーリスに謁見する。
王都では、ユーロンが奇襲し捕らえたヤーラ、エラリアとその娘タイエニーを連行しサーセイに差し出す。
ウィンターフェルでは、サンサのもとにある人物が訪れる。
グレイワーム率いる穢れなき軍団がキャスタリーロック陥落に成功した頃、ジェイミー率いるラニスター軍はオレナのいるハイガーデンを攻め落とす。

 

まとめ & 感想

ドラゴンストーン

上陸したジョン

ドラゴンストーンに到着したジョン・スノウとダヴォス・シーワースをティリオン・ラニスターと女王の腹心ミッサンディが迎える。
ミッサンディは、「長旅を女王の労っています」と言いつつ、武器を預けるよう言い、ボートも没収した。

ジョンたちが城壁を歩いていると、ドラゴンが雄叫びをあげジョンたちの頭上を横切る。
悠然と空を舞うドラゴンの迫力に圧倒されるふたりにティリオンは、「そのうち慣れる」と言う。

メリサンドルとヴァリス

上陸したジョンを離れた丘から見つめるメリサンドル。
ヴァリスから、「北の王を呼べと言ったのはあなたなのにナゼ出迎えない?」と問われ、「私の役目は終わった。北の王に頼るつもりはなかったが、私は大きな過ちを犯した。私はヴォランティスへ向かう」とメリサンドル。
ヴァリスは言う、「あなたはウェスタロスに戻るべきではない。身が危険だ」と。
するとメリサンドルは、「最後に1度戻って来る。私はここで死ぬ運命。そう、あなたもね」と言い切った。
強気でメリサンドルを威圧していたヴァリスは、その予言めいた言葉に表情を変える。

謁見

ミッサンディは、玉座にいるデナーリスをいくつもの肩書きで紹介するが、ダヴォスはジョンを「北の王」とだけ紹介する。
しかしデナーリスは、敢えてジョンを ”領主” と呼び、”七王国を統治するのは自分であり、スターク家は北部総督として仕えるべき。北の王を名乗るジョンはひざまずけ” とばかりにジョンをけん制し、高圧的な態度に終始する。
そんなデナーリスにジョンは、彼女の父(エイリス狂王)がスターク家にした残忍な所業を指摘する。
するとデナーリスは、父は残忍だったと認め、当家を代表して父の罪を謝罪すると言い、父親の罪で娘を判断しないでもらいたいとした上で、自分に従うなら、ジョンを北部総督に任命する。共に国を破壊者から救おうと言う。
しかしジョンは、「ひざまずきに来たのではない。お互いに助けが必要だから来た」と言う。

ドラゴン3頭、ドスラキ軍を持つ私に、何の助けが必要だと言うのか?とデナーリス。
ジョンは、「あなたは王都を制圧するためなら明日にでもできるが、しないのは、何千もの罪なき者を殺してしまうからだろう。キミは少なくともサーセイよりマシだ。だが、私もあなたもサーセイも他の者たちも、王座奪還のゲームをしている子ども同然」と言う。
デナーリスは、顔を合わせて以降、”女王” と呼ばず、服従を拒否し、挙げ句に”子ども”呼ばわれされたことに苛立つ。

ジョンは、私はあなたの敵ではない。敵は”死”だ。死の軍団が迫っている。この目で、白き魔物(ホワイトウォーカー)や夜の王(ナイトキング)を見た。連中が壁を突破し、私たちが小競り合いをしていたら全滅すると訴える。

しかし、七王国統治を使命だと信じるデナーリスは、ロバート王に命を狙われ続け、他の国でこれまで過ごさねばならず、馬のように売り飛ばされ、捕らわれ、裏切られ、犯され、冒涜された流浪の日々を支えたのは、”信仰”。神への信仰ではなく、”デナーリス・ターガリエン” 私自身を信じてきた。
死滅していたドラゴンは孵化し、ドスラキは越えたことのなかった海を私のために越えた。七王国を統べるために生まれてきた。実現させると譲らない。
それでもジョンは訴える。「夜の王を倒さなければ、死ぬことになる」と。
そしてダヴォスも、「敵を退け、団結せねば、死あるのみ。誰が玉座に座るかは関係ない」と言う。
しかし北の脅威がわからないティリオンは、大義のためにひざまずき、女王に忠誠を誓い、共に姉サーセイを倒して北を守ればいいと言う。
「時間がない。こうしている間にも危機は迫っている。王位を主張しているが、私はあなたを知らない。北の諸侯から選ばれ、北の王になったからには、彼らの信頼に応えたい」とジョンは言う。

そこへヴァリスがやってきて、デナーリスに ”何か”を耳打ちした。
するとデナーリスは態度を変え、「非礼を許して。長旅でお疲れでしょう。食事と風呂を用意する」と言って話を打ち切った。

 

伝えられた事実

ヴァリスは、鉄(くろがね)の民とドーンの船は襲撃され、2~3隻は脱出したが、残りは敵方のものに。
エラリアたちとグレイジョイ家の生死は不明だと伝えた。

 

ティリオンとジョン

ティリオンはジョンに、予想を超えてデナーリスが高圧的だったことを謝り、白き魔物、死の軍団、夜の王については、ジョンとモーモントが見たと言うのだから信じると言う。
ジョンは、「俺はそれらを知らない人々にどう説得するればいいんだ?答えが欲しい」と言うが、ティリオンは、「人々は大問題を避けたがる」と言う。
ジョンは民の準備をするために北へ戻りたいと言うが、ティリオンは、「ここにいる間に、狂王の娘の評判を聞くといい。彼女も怪物から人々を守っている。見たこともない敵と北で戦う余裕はない。会ってすぐ、協力を頼むのは無茶と言うものだ。だが、俺が手伝えることはないか?」と言う。

 

ティリオンとデナーリス

ティリオンは、白き魔物らを倒すことができるドラゴングラスが、ここ(ドラゴンストーン)に大量に埋蔵されているらしく、その発掘をジョンに許可してやって欲しいとデナーリスに願い出る。
しかしデナーリスは、味方(ヤーラ、エラリア)を失い、大変な時にナゼ、そんなことを言い出す?と苛立つ。
「ジョン・スノウは味方になり得る」とティリオン。
デナーリスはティリオンに、死の軍団や夜の王を信じるのか?と聞く。
ティリオンは、「信じる理由は、諸侯や相談役から行くな止められても、ここに来たからです。真実はともかく、ドラゴングラスの発掘をさせては?無用のものを与えて、未来の味方との友好関係を築くのです」と助言する。

デナーリスとジョン

悠々と空を飛ぶドラゴンを見て、「見事な光景だ」と言うジョンに、「見ての通りドラゴンは実在するわ」とデナーリス。
デナーリスは「サーセイの王位は認めない。王国のあり方には考えがある」と言うが、ジョンは「分かっている」と言う。
デナーリスはドラゴングラスの採掘を認め、発掘に協力もすると言う。
ジョンは礼を述べ、夜の王と死の軍団を信じるのか?と問うが、デナーリスはそれには答えず、「早く仕事にかかれば?ジョン・スノウ」と言うのだった。

焦るデナーリス

作戦室で、ティリオン、ヴァリス、ミッサンディを前に、「ユーロンの艦隊を見つけ、ドラゴン3頭で報復する」と言い出すデナーリス。
ティリオンとミッサンディから危険過ぎると言われ、なんとか留まる。
計画どおりいかないことに焦るデナーリスは、「キャスタリー・磐城(ロック)の状況は?」と聞く。
ヴァリスは、「動きを読まれて厳しい状況です」と報告する・・・

 

立場のないシオン

鉄の民によって海から引き上げられたシオンは、姉ヤーラをユーロンに拉致されたと言う。
シオンがヤーラを助けず逃げたと気づいた鉄の民は、シオンを相手にしなくなってしまう。

 

キングス・ランディング

ユーロンの凱旋

民衆の喝采と拍手に迎えられ、馬に跨がったユーロンは、エラリアと娘タイエニー、ヤーラを引き回しながら赤の王城(レッドキープ)へ向かう。
鉄の玉座の間に、馬で入ったユーロンは、兵士、諸侯らに拍手で迎えられる。

ユーロンは、「誰も差し上げなかった正義を殺されたご子女のために」と言って、エラリアとタイエニーを献上する。
サーセイの前に出されたエラリアは、ツバを吐くが、サーセイは、「最強の船長であることを証明したわね。勇者には褒美が必要ね」と言う。
「欲しいのはひとつだけだ」と言うユーロンに、「戦いに勝てば、望むものを与える」と約束し、兵士と諸侯に向かい、ユーロン・グレイジョイに海軍、ジェイミー・ラニスターに陸軍の指揮を執らせると宣言した。
兵士と諸侯らの拍手を受けながら、ユーロンはジェイミーに、サーセイはどんなセックスが好きか?と侮蔑するように聞く。

 

サーセイの復讐

地下牢で、猿ぐつわを噛まされ拘束されているエラリアとタイエニーの元へ、いつもと違う口紅をつけてやってきたサーセイは、オベリンの死への怒りは理解できるが、お前は子どもを失うツラさを想像できるか?と言い、「お前は自らの選択でミアセラを殺した。私はずっと復讐方法を考えてきた」と言って、タイエニーにキスをした。
サーセイは口紅を拭き取り、解毒剤を飲みながら、「クァイバーンがミアセラ殺しに使った毒を特定したわ」と言う。
それは、ミアセラが殺されたのと同じ方法の毒殺だった。
「お前はここで娘の最期を見届けるの。一生出られない。娘が朽ち果てていく間ずっと、自分の選択を悔やむがいい。娘が見えるように明かりを絶やさないで」
サーセイはそう言って、地下牢を後にする。

独裁

地下牢を出たあと、サーセイはジェイミーの元へ行き、強引にジェイミーの身体を求めた。
朝になり、部屋のドアがノックされた。
ジェイミーはドアを開ければ、見られてしまうと言うが、サーセイは、「私は女王よ、好きにするわ」と堂々とドアをあける。
「ブレーヴォスから客人が来られました」侍女はそう言いながらジェイミーを見る。
それでもサーセイは、「分かったわ。シーツを替えて」と平然とした態度を見せる。

鉄の銀行(アイアン・バンク)のネストリスは、七王国初の女王を称えながらも、負債は甚大で、各地で紛争を抱えている上、裕福なタイレル家を敵に回し、四方から王座を狙われた状態だが、どうするおつもりか?と言う。
サーセイは、ターガリエンの少女は君主と言うより革命家、奴隷貿易に莫大な投資をした銀行は奴隷を解放されどうやって利益を出すつもりか?とけん制し、2週間以内に完済すると言い切る。

 

ウィンターフェル

領主代理

留守を預かるサンサは、長い冬に備え、貯蔵庫の建設や冬用の防具の準備など細かな指示を出すが、その横には、片時も離れずにベイリッシュがいる。
ベイリッシュはサーセイの召喚を無視したままの状況は良くないと苦言を言うが、サンサは「忠告をありがとう」と聞き流そうとする。
ベイリッシュは、「北部と王都が戦ってはならない。あらゆる戦争を想定するべきだ」と進言する。
その時、家臣がサンサを呼びに来た。
サンサが城門へ行くと、ブランが帰還していた。
ブランを連れ帰ったのはミーラ・リード。
サンサはブランに抱きつくが、至極冷静な態度を見せるブラン・・・。

帰還したブラン

ウイアウッドで話をするサンサとブラン。
サンサはブランが正式な後継者だと言うが、ブランは、「三ツ目の鴉は誰の王でもない」と言う。
その意味が理解できないサンサは話して欲しいと言う。
ブランは、「説明が難しいが・・・」と前置きした上で、過去に起きたこと、今、起きていることのすべてが見えるのだと言い、”長き冬”に備えるべきだと言う。
理解しきれないサンサにブランは、「大変だったね。故郷に起きたことを残念に思うよ。今みたいに雪が降っていた夜に姉さんは花嫁衣装を着てキレイだった・・・」とラムジーとの婚礼のことを話し出す。
サンサはただ驚くのだった。

 

知識の城(シタデル)

大学匠はジョラーを診察して、「感染が止まっている。不思議だ。珍しい」と驚く。
もちろん大学匠は、サムが治療を施したことに気づいていた。
大学匠は、ジョラーに退院許可を出し、「ターリー、今晩、書斎に来なさい」と言う。

ジョラーはサムに心から感謝し、デナーリスの元へ行くと言う。
ふたりは、またどこかで会えるだろうと言って、固い握手を交わした。

「治療をしたな」と聞かれ、サムは素直に認めた。
大学匠は、治療は危険だから禁じた。知識の城全体に感染を広げる危険もあったと注意した上で、「多くの学匠が試し、失敗したのに、お前は成功させた。彼は生き延びた。誇りに思いなさい」と言う。
そして、「追放を先に延ばしてやろう」と言って、劣化した原稿や巻物の写本をするよう命じるのだった。

 

キャスタリーの盤城(ロック)

穢れなき軍団(アンサーリード)は、ティリオンが設計し、忍びで作った下水道の通路から難攻不落と言われるキャスタリー磐城(ロック)に侵入し、訓練されたラニスター軍と戦い、難なく城を制圧した。
しかし1万の兵力と聞いていたグレイワームは、「こんなハズはない。兵士の数が少なすぎる・・」と呟く。
異変を感じたグレイワームが海を見ると、ユーロン・グレイジョイ率いる王都の海軍が、自分たちの船を焼き尽くしていた・・・。

 

ハイガーデン

同じ頃ジェイミーは、ランディル・ターリー、ディコン・ターリー、そしてブロンを伴い、ラニスター軍とターリー軍とでハイガーデンへと進軍していた。

タイレル兵を全滅させたジェイミーは、城の奥の部屋にいるレディ・オレナの元へ行く。
「キャスタリーの盤城は難攻不落と聞いていたが明け渡したのね?」と聞くオレナにジェイミーは、一時的なこと。敵(アンサーリード)の船はユーロンが焼き尽くし、貯蔵庫の中身は空、いずれ奴らは城を捨て、ウェスタロスに進むことになると言う。

死を覚悟し、オレナは言う。
タイレル家を守るために何でもしてきた。必要なことだったから悔やんでない。でも、あなたの姉(サーセイ)は想像以上のことをしている怪物(モンスター)。彼女は病気よ、ここまでなってあなたも後悔しているハズと。
それでもジェイミーはサーセイを庇う。そして、サーセイにはいろんな考えがあるらしいが、私に任せて。
そう言うと、ワインに毒薬を入れ、勧めた。
オレナは毒入りワインを飲み干し、「サーセイに伝えて。ジョフリーを殺したのは私だったと」と告白した。

潤沢なタイレル家の資産はすべてラニスターのものとなった。

 

サーセイってホントむかつく女~。
ミアセラ(娘)を殺された恨みがあるのはわかるけど、全くもって彼女に共感できません。
ジェイミーはまだサーセイが好きなのかなぁ?まぁ身内だもんね・・・。

今回、”損して得取れ” のように、キャスタリー・ロックを放棄し、タイレル家を油断させて、壊滅させる作戦を取りましたね~。
これで、タイレル家のお金は全てラニスター家のもの。ブレーヴォスの借金をすべて返すつもりなのでしょう。

ジョンはドラゴングラスの発掘を許されました。
無事見つかると良いけれど。

 

 

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