ゲーム・オブ・スローンズ 第6章 冬の狂風 #4 異客の書

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※ 記事を訂正、加筆しています
  エピソードをまとめ、説明は青文字で付け加えています

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今回出てくる用語集&役名

地域名前
物の名前
人物
■は死亡
説明
王都
(キングス・ランディング)
雀聖下
(ハイ・スパロウ)
狂信的な七神正教信者の指導者
サーセイ
ジェイミー
トメン王サーセイの末の子
現王
ケヴァン・ラニスター
サーセイたちの叔父
息子はランセル・ラニスター
現在、ランセルは聖兵
オレナ・タイレルロラスとマージェリーの祖母
高巣城(アイリー)
谷間(ヴェイル)
ロビン・アリンアリンの谷間(ヴェイル)の守護者
ピーター・ベイリッシュ■ライサ・アリンの夫
ヨーン・ロイス公谷間の諸侯
ルーンストーン城の城主

ミーリーンヴァリス
ミッサンディ
グレイワーム
ウィンターフェルラムジー・ボルトンウィンターフェル現城主
サンサの夫
オシャ元野人
黒の城
(カースル・ブラック)
ジョン・スノウ
エッド・トレット冥夜の守人
ダヴォス・シーワース元スタニスの王の手
メリサンドル女司祭紅の女
トアマンド野人
ブライエニー
ポドリック
サンサ・スターク

#4 異客の書 Book of the Stranger あらすじ

ジョンが黒の城を出て行こうとしていた矢先、思わぬ客が門前に到着する。
高巣城(アイリー)に久々に戻ったベイリッシュはサンサを助けようとロビンに進言する。
雀聖下(ハイ・スパロウ)はマージェリーに自らの過去を語り、罪について諭そうとする。
また、サンサらと別れたシオンは鉄諸島に帰還。
一方、ジョンの元にウィンターフェルから手紙が届く…。

 

まとめ & 感想

黒の城(カースル・ブラック)

奇跡の再会

長い鉤(ロング・クロウ)を置いて出て行こうとするジョンにエッドは、「奴らがやってくるのに俺たちを置いて行くのか?」とジョンを引き留めるが、「全力を尽くした。冥夜の守人に命を捧げた。兄弟を殺されたのに留まれと言うのか?」とジョンが言った時、来客を知らせる角笛が鳴った。

やって来たのはブライエニー、ポドリックそしてサンサだった。
迎え出たジョンにサンサは走り寄り、ジョンはサンサを抱きしめた。

サンサは子どもの頃、落とし子だったジョンに冷たい態度を取っていたことを詫び、「どこへ行くつもりなの?」と問う。
「一緒に行くんだ。キミを守らねば父に怒られる」とジョンは言うが、サンサが故郷ウィンターフェル城を奪回しようと言ってもジョンは、「戦いはたくさんだ。誓約の兄弟、野人、尊敬する人を殺した。そしてブランより幼い少年まで。俺は敗れたんだ」と言う。
それでもサンサは、「北を奪回しない限り危険よ。力を貸して。私ひとりでも戦うわ」と言う。

 

メリサンドル

ダヴォスはメリサンドルにこれからどうするのか?と聞く。
メリサンドルは、ジョン・スノウこそ約束された王子。彼の命令どおりにすると言う。
ダヴォスは、「それはスタニス公では?南で何があったのだ?シリーン姫は?」と問いただす。

そこへブライエニーが割って入り、「スタニス軍は敗れた。私は彼が魔術で殺されるまでレンリー・バラシオンの王の楯だった」と言う。
ダヴォスは、「過ぎたことだ」と返すが、「だが忘れないし許しもしない。ヤツは殺しを認めたぞ。トドメを刺す前にな」と言い放った。

 

宣戦布告

客人をもてなし食事をするジョンたち。
トアマンドはブライエニーが気に入った様子を見せる。

その時、ボルトン公から手紙が届く。

「落とし子ジョン・スノウ。野人に壁を越えさせたな。北部への裏切りだ。ウィンターフェルは頂いた。見に来い。弟リコンは地下牢だ。花嫁(サンサ)を返せばお前と野人は放っておく。匿えば、出兵して、野人は女、子どもまで皆殺しにする。お前の目の前で生皮を剥ぎ、目の前で部下たちが妹を犯すぞ。目の前で犬に弟を喰わせるぞ。最後にお前の目をくり抜いて犬に与える」とあった。

ボルトン軍の兵力は少なく見積もって5千。トアマンドは野人は2千だと言う。
サンサは、「あなたはこそ真の北部総督の息子。頼めば北部諸公は加勢してくれる」と言い、「ウィンターフェルを奪還し弟を救わないと!」と頼む。
ジョンは頷いた。

 

高巣城(アイリー)

ピーター・ベイリッシュはロイス公に預けていたロビン・アリンに会いに行くが、ロビンはまったく剣術も弓矢も上達していなかった。
ロイス公は、「フィンガースへサンサを連れて行くと言う話だったろ?それなのにラムジー・ボルトンと結婚したのはナゼだ?」とベイリッシュを責めるが、口の上手いベイリッシュはそれを逆手に取り、「道中、ボルトン軍に襲われ、サンサをさらわれた。我々の旅程と同行者をボルトンは知っていた。あなたにしか話していない情報だ」とロイス公が密告したのでは?と疑いをかける。
「故郷にいる男を中傷するなら剣を交える覚悟をしておけ!」ロイス公は怒り顕わにするが、ベイリッシュは、「谷間(ヴェイル)の領主がここにいます。彼の裁きを仰ぎましょう」と言い出す。

(ロビンはピーターの言いなりだ)
ロイス公は悔しさを押し殺し、「忠誠心には揺るぎはありません」と訴える。
案の定、ロビンはピーターに意見を求め、「もう一度彼を信じてみてもいいのでは?」とピーターの言葉どおりにロイス公を許した。

さらにベイリッシュは、「サンサがウィンターフェルを逃れ、黒の城へ行きましたがボルトン軍に追われて危険な状況です」と言う。
「サンサは従姉妹だ。助ける」とロビン。
ベイリッシュはロビンの言葉を受け、「谷間(ヴェイル)の騎士を集めろ!戦いに加わる時が来た!」と言う。

 

ミーリーン

親方たちとの交渉

ティリオンは親方らと交渉する道を選択。
アスタポア、ユンカイの親方を呼び寄せ、交渉する。
親方たちは、「ドラゴン、傭兵を連れ、奴隷湾から去れ!奴隷制は我々の歴史だ。」と主張するが、ティリオンは、「金を儲けるのに奴隷は不要だが、奴隷制を廃したのは間違いだったと女王も悟っている。ミーリーンでは奴隷制を廃止するが、他の都市は奴隷制完全廃止まで7年の猶予を設ける。そして奴隷を解放したものには金銭で保障する。その代わり、ハーピーの息子たちへの支援を止めろ」と条件を出し、女性をあてがった。

元奴隷たち

グレイワームとミッサンディはティリオンの交渉に納得できなかった。

ピラミッドの謁見の間ではミーリーンの民から、「我々の兄弟姉妹を殺した奴隷商人たちと盃を交わしたのか?」と責め立てられる。
民たちは、よそ者のティリオンは信用できないが、共に戦ったグレイワームは信じると言うのでティリオンはグレイワームを交渉に参加させると言い出す。

民たちは、「お前は和平を望むのか?俺たちを母から引き離し、売り飛ばした奴らだぞ!」とグレイワームに聞く。
グレイワームは、「政治家ではない。でも和平の望みがあるならそれに賭けるべきだ」と言う。
民たちはミッサンディにも「どうして奴隷商人を信用できるんだ?」と問う。
ミッサンディは、「決して信用などしていない。でも賢者は言った。 ”友ではなく敵と手を結べ”と」と言う。

「ウソに俺を利用するな」と言うグレイ・ワームにティリオンは、「女王の町を守ろうとしている」と返す。
しかしグレイワームは、「逆に利用されるだけだ」忠告する。

 

キングス・ランディング

暗黒牢(ブラックセル)

幽閉されているマージェリーは、雀聖下の前へと連れて行かれ、雀聖下から「解放されたらどこへ行きたいか?」と問われる。
「兄の元へ。夫、家族の元へ帰りたい」と答えるマージェリーに雀聖下は、「家族を求めるのは罪だ」と説き、かつて自分も同じものを求めたが、それが如何に愚かな行為だったかと教え、「兄上に会いに行きましょう」と手を差し伸べた。

しかしマージェリーが再会した兄ロラスは、人格崩壊寸前だった。
マージェリーは、「気を強く持つのよ。あなたは一族の未来を背負っている」と励ますが、「どうでもいい。もう止めて欲しい。助けてくれ」と身体を震わせて泣き崩れるロラス。
「彼らは兄上を潰すために私を兄上に会わせたんだわ。ここで屈したら彼らの勝ちになる」とマージェリーは言うが、「負けでいい。もう終わらせてくれ、頼む」とロラスは懇願し続けるのだったー。

 

赤の王城(レッドキープ)

燃えさかる怒り

パイセル上級学匠は、雀聖下(ハイ・スパロウ)を刺激しないことが大切だとトメン王にアドバイスする。
それを見たサーセイは、パイセルを追い出し、雀聖下が太后である自分にした辱め、王妃マージェリーを幽閉している現状に、王と王妃を敬う気持ちがない。この世を幻想で埋め尽くそうとしていると怒りを見せる。
トメンは雀聖下と会い、話をしたが、他言無用の誓いをしたと言う。
サーセイは、「私は母親よ、信頼して」と言い、その内容を聞いた。

 

小評議会(スモール・カウンシル)

「王によって小評議会は中止された」
サーセイは叔父ケヴァン・ラニスターとオレナ・タイレルに言うが、「あなたはお呼びじゃない」とオレナ。
互いにけん制し合う中サーセイは、「雀聖下は、我々が内輪揉めに忙しく、権利を奪回しないと思っている。今やこの七王国は彼の手中の中。数日後には私の審判がある。その前に王妃が贖罪の道行きが行われることになるわ」と言う。
「それだけは絶対にさせない」と言うオレナに、サーセイも「私も同じ意見よ」と言う。
孫たち(ロラスとマージェリー)を助けたいオレナはサーセイたちの話を聞くことに。

ジェイミーは、王妃が辱めを受ける前に、タイレル家の軍隊で王妃奪還しようと言うが、ケヴァンは、「王から雀聖下や聖兵に手を出すなと命令が出ている」と言う。
ジェイミーは、叔父上は手を出さなくて良いと言い、サーセイはランセル(ケヴァンの息子)は雀聖下のせいで変わってしまった。取りもどしたくないのか?と迫る。
「もちろん取りもどしたい」と言うケヴァンの返事を聞きサーセイは、「言う通りにして。私たちが連中を倒す」と言う。
それでもケヴァンは、「失敗すれば雀の支持者たちが黙っていない。内乱が起こり、大勢が死ぬ」と言う。
しかしオレナは「大勢が死ぬことになっても、我々が死ぬよりマシ」とサーセイに同調した。

 

鉄(くろがね)諸島、パイク城

パイク城に戻ったシオンは、姉ヤーラと再会するが、ヤーラは「シオン・グレイジョイはずっと前に死んだ。お前を助けるために私の多くの部下が死んだ。弟だから全力で救おうとしたのに」とシオンを責め、シオンの帰還は王座を狙っての行動なのではと警戒する。
しかしシオンは、「王には姉上がなるべきだ。力になる」と言うのだった。

ウィンターフェル城

ラムジーの前に連れて来られたオシャ。
ラムジーは自分が領主だと言い、「リコンはお前の物じゃない。俺の物だ。今のお前に用はない」と言う。
「望みを叶えるよ」オシャはそう言いながらラムジーの膝の上に乗り、股間をまさぐりながら誘惑し、テーブルのナイフに手を伸ばそうとする。
しかしラムジーはそれを見抜いていた。
ラムジーはオシャを始末した。

 

ヴァエス・ドスラク

ジョラーとダーリオ

デナーリスを追いかけヴァエス・ドスラクまで来たふたり。
ジョラーは、王の死後、妃は「寡妃の会(ドシュ・カリーン)」に入ることが決まっている。そこにいるだろうと推測する。
ふたりは町に潜入するため、武器を隠し準備するが、その時ダーリオはジョラーが灰鱗病(グレイスケール)で、進行していることを知る。

夕闇を待ち、ふたりは町に潜入する

 

神殿

王の妻だった者たちと一緒にいるデナーリス。
カール・サヴォの妻だった女は、「明日、王たちがお前を生かしておくことを祈る。そうじゃなきゃ悲劇が起こる」と言う。

デナーリスは神殿を出るために、トイレに行きたいと言う。
デナーリスを監視するために、ひとりの若い王妃とともに外に出たデナーリスは、潜入していたジョラーとダーリオと再会する。
ジョラーは「すぐに逃げましょう」と言うが、「生きてはここを出られない。もっと良い方法がある。手伝って」とデナーリス。若い王妃に、「私を信じて。裏切らないで」と言い含め、脱出するために神殿へと戻る。

 

審判

神殿にいる族長らの前に呼ばれたデナーリス。
男らは口々にカール・ドロゴの妻だった女の処遇を話し合う。
犯そうと言う者、賢明な親方(ワイズ・マスターズ)に売り、馬と交換しようと言う者がいる中、「私の意見を言ってもよいか?」と言い出すデナーリス。
「おまえに発言権などない」とカール・モロは言うが、「この場所で我が子は世界を駆ける雄馬(スターリオン)だと告げられた」とデナーリス。
「結末は、妖女(メイジャ)を信じ、子どももカール・ドロゴも死んだろ」とカール・モロは言い返す。
それでもデナーリスは、この神殿でカール・ドロゴは世界を征服すると約束したが、お前たちが話してるのは、襲う村、犯す女の数や貰う馬の数の話をしているだけ。器が小さい。ドスラクを率いる資格はない。私が率いると言い放つ。

族長たちは失笑し、カール・モロは順番にお前を陵辱してやると言うがデナーリスは、炎がたぎる燭台に手をかけ、「いいや、お前たちはここで死ぬ」と言ったと同時に燭台を倒す・・・炎は地面を這い、柱を昇り、天井を燃やし始める
族長らは神殿から脱出しようとするが、ジョラーとダーリオが外から ”かんぬき” を仕掛け、扉は開かなかった。
デナーリスは最後の燭台をカール・モロに向かって倒した。

炎に包まれる神殿を見て民衆が集まる
その炎の中から無傷で出て来た ”焼けずの女王”を目の当たりにした民衆は、ひざまずき、頭を垂れるー。
ジョラーもダーリオもその神々しい姿に、思わずひざまずくのだった。

 

サンサとジョン・スノウがようやく再会。よくよく考えたらシーズン1で別れて以来ですよ~。
王子と結婚する夢見るプリンセスだったサンサは、いろんな経験をして強くなりました。
サンサが何かをするワケじゃないのでしょうけれど、リコンがウィンターフェルの地下牢に投獄されていると知った限りは、動くしかなくなりましたね。
サイコパスなラムジーは、何をしてくるか分からず、恐ろしいです。
ウィンターフェル奪還に、ベイリッシュ率いるアンリ軍が出兵するようですし、北部で大きく動きそうです。

キングス・ランディングでも、自分が陥れるために悪用した「雀」によって、投獄され辱めを受けさせられる結果となったサーセイ。
自分が「雀」の武力を持たせたがために、今や王都の力関係は雀聖下(ハイ・スパロー)の方が上になってしまいました。
ここは武力鎮圧しかないと思ったようですね。
血が流れ、死を免れない戦いになりそうな予感がします。

デナーリスはまた這い上がった感じですね。焼けずの女王は強いわ

 

 

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