ゲーム・オブ・スローンズ 第6章 冬の狂風 #6 血盟の血

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※ 記事を訂正、加筆しています
  エピソードをまとめ、説明は青文字で付け加えています

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今回出てくる用語集&役名

地域名前
物の名前
人物
■は死亡
説明
王都
(キングス・ランディング)
トメン王
マージェリー王妃
サーセイ
ジェイミー・ラニスター王の楯総師
メイス・タイレルタイレル家領主
オレナ・タイレルメイスの母
ロラス、マージェリーの祖母
雀聖下
(ハイ・スパロウ)
七神正教のハイセプトン
雀、聖兵を率いる
常冬の大地ブラン・スターク
ミーラ・リード灰色沼の物見城
(グレイウォーターウオッチ)城主
ハウランド・リードの娘
ジョジェンの姉
ベンジェン・スタークエダードの弟
ブランの叔父
ブレーヴォスアリア・スターク白と黒の館で修業中
ジャクエン・フ=ガー
数多の神に仕えし者
レディ・クレイン芝居小屋の女優
ドスラクの海デナーリス・ターガリエン
ダーリオ・ナハリス
角の丘城
(ホーン・ヒル)
ランディル・ターリー領主
メリッサ・ターリー
ディコン・ターリー
タラ・ターリー


ジリ
サムウェルJr.

#6 血盟の血 Blood of My Blood  あらすじ

常冬の大地をミーラはブランを乗せたソリを引き、必死で逃げるが、体力尽きてしまう。
そこへ襲ってくる亡者(ワイト)・・生きることを諦めかけたふたりの前に、フードを被った黒マントの騎士が現れるー。
サムはジリとサムJrを連れて、故郷へと戻るが、父との確執は変化がなかった。
ブレーヴォスでは、アリアが任務を全うしようとする。
キングス・ランディングでは、マージェリーの“贖罪の道行き”が始まろうとしていた。
ジェイミーはタイレル軍を率いてマージェリーとロラスを助けようとするが・・・。
遊牧民を率いてミーリーンに移動中のデナーリスは、あるもので自分の力を見せつける。

 

まとめ & 感想

常冬の大地

救世主

ミーラは、緑視力(グリーンサイト)をし続けているブランを乗せたソリを引っ張り、懸命に逃げるが、とうとう力尽きてしまう。
現世に戻ったブランは、「ミーラ、見つかった・・・」と言う。
ミーラは亡者(ワイト)が迫ってくる気配を感じたが、もう動くことができなかった。
ブランを抱きしめながらミーラは「ごめんなさい」と言い、死を覚悟する・・・

その時、フードを被った黒マントの騎士が馬に乗って現れた。
黒マントの男は、馬を自在に操りながら、火のついた砲丸の鎖を振り回し、襲いかかってくる亡者を次々と倒した。
そして、「一緒に来い!」と言って、ブランとミーラを馬に乗せる。

叔父ベンジェン・スターク

ミーラは黒マントの騎士に、ナゼ助けたのか?と聞くと、三ツ目鴉の要請があったと男。
緑視力(グリーンサイト)から目覚めたブランを見て、黒マントの男は、「最後に会った時は幼かったな・・・」とブランを知ってる口ぶりで話し出す。
「あなたは誰?」と聞くブランに男はフードを脱ぎ顔を見せた。

「ベンジェン叔父さん!壁の向こうで行方不明だと・・」
驚いたブランが聞くと、ベンジェンは、レンジャーを率いて白き魔物(ホワイトウォーカー)を捜していたが、逆に見つかり、氷の剣で刺された。魔物に変わるところだったが、森の子らがドラゴングラスを胸に刺し、魔術を止めてくれたと話す。
(魔術を止める方法は、森の子らが魔物を作った方法と同じ)

「”三ツ目鴉”になったのか?」
ベンジェンに聞かれたブランは、「力をコントロールできない」と言う。
ベンジェンは、「制御する方法を覚えるんだ。夜の王が来る前に。遅かれ早かれヤツは人間の世界へやってくる。その前にお前がヤツを待ち構えるんだ。準備するんだ」と言うのだった。

 

角の丘城(ホーン・ヒル)

故郷へ向かう

馬車でサムの故郷、角の丘城(ホーン・ヒル)へと向かっているサム、ジリ、サムJr.。
ジリは、あたり一面、緑だと驚き、サムがナーバスになっていることに気づく。
サムは、”継承権を放棄しないと殺す”とまで言った父が歓迎してくれるとは思えない。手紙で伝えているが、父は野人を憎いんでいるから、ジリが野人であることは、伏せておこうと言い、サムウェルJr.は、ボクの子だと言うように話す。

 

父との確執

城に着いたサムを歓迎する母メリッサと妹タラ。
父ランディルと弟ディコンは狩りに出ていた。
メリッサは、ジリをステキな人だと言い、サムウェルJr.を抱っこして、「おばあちゃんよ」とうれしそうにあやし、タラもジリを歓迎した。

ドレスを着て髪をセットして現れたジリは見違えるようだった。
サムはジリと共に夕食の席につく。
ジリはフォークとナイフの使い方がわからず苦労する。

母からパンを勧められたサムが食べよう手を伸ばした時、「もっと肥える気か?」と父ランディル。
サムは、総師の命令で学匠になるため南へ来た。学鎖を獲った黒の城へ戻ると言う。
「冥夜の守人になれば、男らしくなるかと思ったが、軟弱なブタのまま変わらなかったな。乗馬も剣術もできないままか」とサムを罵倒する。
母親は、守人の学匠は名誉だと言い、ジリもサムは剣術は得意。ゼン族を殺し、白き魔物(ホワイトウォーカー)も倒した。壁の北で私はサムに助けられたと話してしまう。
それを聞いた父ランディルは、ジリが野人であることに気づき、「七王国が何世紀もの間、戦ってきた野蛮人を我が城に招くとは!野人の娼婦を連れて来るとは私のへの当てつけか?野人と食事させたな!」と抑えきれない怒りをぶちまける。
「食欲は失せたわ。行きましょう」耐えきれなくなった母親は席を立ち、ジリとタラと共に退席しようとする。
「ヤツは恥さらしだ!」とサムを罵倒することを止めないランディルに、メリッサは「恥さらしはあなたよ!」と言い返し出て行った。
父親は、「お前には勿体ない母親だ。アイツに免じて女(ジリ)を厨房に置いてやる。落とし子も育てる。だが、お前は今夜限りでココを去れ!」と言い放った。

サムの決断

「嫌な思いをさせたね。楯突けば追い出されるかと思ったんだ」
サムはジリに謝る。
「あなたは悪くない。許せないのは、心優しい人を不当に扱うから人よ。本当のあなたをお父上は知らない」とジリは言う。
サムは一筋の涙を流しながら、サムJr.を頼むと言い、部屋を出た。

しかし、サムはすぐに戻って来て、「皆で一緒だ。行こう」と言う。
サムは、ジリとサムJr.を連れて知識の城(シタデル)へ向かう覚悟をし、家宝の心臓裂き(ハート・ベイン)を奪う。

双子城(ツインズ)

ウォルダー・フレイは、リヴァーラン城を、漆黒の魚ブリンデン・タリーに奪還されたと報告を受け、「奪い返せ!」と檄を飛ばすが、息子たちは、兵力も足りず、1年の抱囲戦に耐えられるリヴァーラン城を奪還するのはムリだと訴える。
フレイ公は、「このままじゃ笑いものだ。奪い返せ!降伏させろ」と言い、血塗られた婚儀以降、投獄し続けているエドミュア・タリーを引っ張り出す。

 

キングス・ランディング

雀聖下(ハイ・スパロウ)とトメン、そしてマージェリー

「他に道はないのか?」
トメンは雀聖下(ハイ・スパロウ)に、マージェリーが行う”贖罪の道”を回避する方法がないものか?と言うが、雀聖下はマージェリーの身は聖兵が守ると言い、「王妃は今や、神々にも身を捧げています。お会いになりますか?」と言う。

ようやく再会が叶ったふたり。
トメンが心から会いたかったと言うとマージェリーは、「また一緒に過ごせます。状況も良くなります」と柔らかな微笑みを向けながら言う。
今から贖罪の道を行くと言うのに、心穏やかなマージェリーを見てトメンは驚く。
マージェリーは、「雀聖下を誤解していました。彼の物の見方はある意味正しい」と言うと、「ボクもそう思う」とトメン。
マージェリーは、これまで貧しい人に食べ物などを与えてきたが、それはウソに満ちあふれていた行動だったと気づいたと言う。
そして、兄ロラスに必要なのは贖罪です。我々には贖罪が必要です。神々が定めた運命に従うのみですと言うのだった。

雀聖下 vs 王家

贖罪の日、聖堂前ではまさに、マージェリーの贖罪の道をが行われようとしていた。
そこへジェイミーとメイス・タイレル率いるタイレル軍がやってくる。
埋め尽くした民衆をかき分け聖堂の階段下で待機する軍隊。
そこにはオレナ・タイレルの姿も。

「マージェリー王妃とサー・ロラスを救いに来た。引き渡せばすぐに帰ろう」とジェイミーが言うと、「私に引き渡す権利はない。そちらにも連れて帰る権利はない」と雀聖下。
ジェイミーが馬で石段を駆け上がると同時に兵士が槍を構える。

雀聖下は、「この件は、王の力は関与しない」と言うが、ジェイミーは、「2度に渡って名家を陥れるなど許されん。言語道断だ。マージェリーが歩き出す前に雀どもは皆殺しにする」と宣言する。
「神々に仕えて死ぬのは我々も本望だ。やりなさい」と雀聖下。
一触即発の空気が漂った時、雀聖下は、「今日は贖罪の道は行わない。王妃は既に罪をあがなった」と宣言する。

その言葉を受け、軍隊は戦闘態勢を解除する。
すると聖堂の扉が開き、トメンが出て来た。

驚くジェイミーとオレナは視線を合わせる(マズイ)と。
雀聖下は、「王室と信仰、神聖なる同盟関係が結ばれたのだ」と高らかに宣言する。
トメンがマージェリーの手を取ると、湧き上がる民衆。

トメンは民衆に向けて「王室と信仰は、世界を支える2本の柱。共に七王国を再び栄光へと導く」と宣言する。

ジェイミー、オレナは雀聖下のしてやられたのだった。

 

ジェイミーの処罰

鉄の玉座の間でトメンは、「信仰への攻撃は王室への攻撃。王室を攻撃するものは王の楯(キングス・ガード)の総師に不適切だ」と言う。
ジェイミーは、「王のお前がこんなことまでする必要はない」と言うが、「王の決断は覆ることはない」とトメンは言い、ジェイミーの任務を王都の外にすると命じた。

 

ジェイミーとサーセイ

結局、ジェイミーはフレイ公の代わりにリヴァーラン城の漆黒の魚ブリンデン・タリーとの交渉に派遣されることになった。
しかしジェイミーは、河川地帯へは行かないと言う。
息子トメンをマインドコントロールした雀聖下を許せないジェイミーは、ブロンに大金を渡して最高の傭兵を集め、聖堂へ行って雀聖下と雀たちの首を斬り落とすと言う。
サーセイは、「叩き潰してやるわ。でもジェイミーが殺されては意味がない。軍を率いる任務に就いて」と言う。
ジェイミーは、サーセイの審判があると心配するが、サーセイは決闘裁判になるだろうが、マウンテンがいると言う。

ふたりは熱い抱擁をし、キスを交わす。
「私たちは一緒よ、今までもこれからも。この世界は私たちだけ」と言って・・・

 

ブレーヴォス

レディ・クレインを暗殺する任務を任されたアリアは、公演を見る。
ジョフリー王が叔父ティリオンに毒殺されるシーンを演じる役者たち。
猿芝居が続く中、サーセイを演じるレディ・クレインだけは、亡くなった息子ジョフリーへの哀しみを切々と演じ、観客の感動を誘う。
その演技を、舞台そでから見つめる若手女優ビアンカが、レディ・クレインの台詞を暗記するのをアリアは見る。

アリアは楽屋に忍び込み、レディ・クレインのラム酒に毒を入れ、楽屋を出ようとした時、「客として見てたわね?こんな猿芝居、何度見たの?金は払った?」とレディ・クレインは呼び止められ、会話することに。
アリアはレディ・クレインが、芝居が好きで、女優と言う仕事に愛情とプライドを持っていることを知る。

レディ・クレインがいつものようにラム酒を飲もうとした瞬間、その手を払いのける者が・・・アリアだった。
驚いて見上げるレディ・クレインにアリアは、「あの女に注意して。あなたの命を狙っているわ」そう言ってビアンカを指さした。
その状況を、”白と黒の館”の娘は、楽屋で見ていた。

白と黒の館に戻ってきた娘に「それで?」とジャクエンが問うと、「思っていた通り」と娘。
ジャクエンは、「残念だ。才能溢れていたのに」と言うが、娘は「でも約束よ」と言う。
ジャクエンは、「苦しませずにやれ」とアリアの始末を命じる。

アリアは桟橋へ行き、岩場から、誰でもないものになるために手放した ”ニードル”を取り出した。
最後のチャンスを無にしたアリアは、白と黒の館へ戻らず、身を隠す。

 

ドスラクの海

遊牧民を連れ、ミーリーンへ向かっているデナーリスは、砂漠地帯でドロゴン(ドラゴン)が通った形跡を見つけ、行進を止めた。
ミーリーン到着まではまだ1週間必要だとダーリオ。

デナーリスは皆をこの場で待たせるように命じ、ひとり馬で先へ行く。
中々戻らないデナーリスを心配したダーリオが、様子を見に行こうとした時、ドラゴンの雄叫びが聞こえた。
驚きと恐怖でざわめく遊牧民たちは、上空を飛ぶドラゴンを見る。

そのドラゴンは地上に舞い降りる ー その背に乗っているのはデナーリス。

デナーリスは、船に乗って海を渡り、ラニスター家など甲冑の騎士を殺し、私のために七王国を獲るか?と皆を鼓舞する。
その光景に男たちは興奮し、拳をあげ、剣、槍を突きあげ、デナーリスに応え続けた。

歩けないブランを守るミーラが大変だと思っていたら、救世主現る!
シーズン1以降消えていた、心がイケメンのベンジェン叔父が戻って来ましたね。ジョンに知らせてあげたい気持ちです(笑)
ブランがホワイト・ウォーカーとの戦いの中ではキーマンであることは間違いないようです。

雀聖下(ハイ・スパロウ)やるよなぁ~@
ジェイミー、サーセイ、オレナはしてやられてしまいましたね。
しかも王の盾を解任されたジェイミー。
王室はどうなってくんだか・・。
こんな脆弱な王室をよそに、デナーリスは1番使えるドロゴンを使って、ガンガン力つけてます。

ウォルダー・フレイのおっさんも、いけ好かんヤツです。
まだ、自分の爪痕を残そうとしてるし・・・。
エドミュア公と娘の婚儀の席での惨劇、忘れるわけありません。あれがひどかった。
そして、その時投獄してたエドミュア公を使うと言う。何をする気なんでしょうか?

アリアの話しは、番外編みたいな存在に私に中ではなりつつあります(笑)
アリアは「顔のないもの」になりきれなかったんですよね。
自分を(アリア・スターク)を捨てることはできないんですね。

 

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