ゲーム・オブ・スローンズ 第3章戦乱の嵐前編 #8 次子(セカンド・サンズ)

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※ 記事を訂正、加筆しています
  エピソードをまとめ、説明は青文字で付け加えています

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今回出てくる用語集

地域名前
物の名前
人物
■は死亡
説明
次子
(セカンドサンズ)
メロ傭兵団司令官
ブレーヴォス人
通称:巨人の落とし子
(タイタンズ・バスタード)
プレンダール・ナ・ゲズン次子(セカンド・サンズ)の副長
ダーリオ・ナハリス次子(セカンド・サンズ)の副長

 

#8 次子(セカンド・サンズ) Second Sons  あらすじ

デナーリスは“次子(セカンド・サンズ)”と呼ばれる傭兵軍団を指揮する3人の男たちと会う。
の女祭司メリサンドルは、王の血が持つ力を信じないダヴォスの前でジェンドリーの体にヒルを置き、血を吸わせて証明してみせる。
王都では、ティリオンとサンサの結婚式が盛大に執り行われる。
壁の向こうでは、ホワイトツリーまで辿り着いたサムとジリがホワイト・ウォーカーに襲われる。

 

まとめ & 感想

赤の支流(レッド・フォーク) ハウンドとアリア

ハウンドに捕まったアリア。
アリアは石で寝込みのハウンドを殺そうとするが、それに気づいたハウンドから、「チャンスは1回きりだ。殺せないなら両腕をへし折る。やれ!全力で!」と言われてしまい、諦めるしかなかった。
「悔しいか?でもお前はラッキーだ。こんな場所でひとりじゃ悪党に捕まる」とハウンド。
「おまえが悪党だ」と言い返すアリアにハウンドは、王都でサンサを暴漢から救った。今度会うことがあれば聞けと言う。
王都へ連れ戻される覚悟をしていたアリアにハウンドは、双子城(ツインズ)へ行き、お前の兄と母から身代金を頂くと言う。
「双子城にいるの?」とアリア。「連中に聞かなかったのか?結婚話で持ちきりだぞ。反抗しなければ結婚式までに間に合う」そう言われ、思わず笑みがこぼれるアリアだった。

ドラゴンストーン城に着いた落とし子

メリサンドルはジェンドリーを連れてドラゴンストーン城へ戻った。
スタにス公は、連れて来られたジェンドリーの顎を掴み「半分はロバートの血か」と言う。
メリサンドルはジェンドリーを部屋に案内し、風呂に入れ食事を取らせるよう指示する。
スタニスは、生け贄にそんなことをしてどうする?と問うが、メリサンドルは「刃物を見せれば怯えるだけだ」と言う。

地下牢にいるダヴォスが、字を読む練習をしていると、スタニスがやってくる。
スタニスは、ブラックウォーター湾の戦いで亡くなった息子マットスに対する哀悼の意を表したあと、「メリサンドルがロバートの落とし子を連れて戻って来た。生け贄だ」と話しはじめる。
ダヴォスは、「陛下の甥です。レンリーは陛下に背いたが、その少年は無実だ」と言うが、「メリサンドルは、王になるのは私の望みではなく運命だと。務めを果たさねば。少年ひとりの命で王国を救うのだ」とスタニス。
ダヴォスはスタニスの苦悩に気づき、「陛下は私が反対するとご存じだから私に意見を求めに来られた。陛下は欲得や栄光のために殺しはしません」と言い、神を信じすぎるのは危険だと警告する。
だがスタニスは「私は炎の中で見た。雪の中の戦いを。お前も彼女が産んだものを見たろ。真実を目にしたのに否定できるか?」と言うのだった。

立派な部屋に通されたジェンドリーは戸惑いを見せるが、私も最初は同じだったと言うメリサンドル。
それでも緊張を解かないジェンドリーは、親父が旅籠でたまたまお袋を選んだだけだと言うが、メリサンドルは光の王(ロード・オブ・ライト)の思し召しで、あなたはここにいるんだと言い、あなたに秘められた力を私が引き出すと裸になってジェンドリーを誘惑する。
メリサンドルは、セックスすると見せかけ、彼の手足をベッドに縛りつけ、ジェンドリーの身体にヒルを這わせ、血を吸わせはじめた。
そこへスタニス公とダヴォスが入ってくる。
ダヴォスが王の血の力を信じないと言ったせいで、スタニスもジェンドリーの生け贄を躊躇。メリサンドルは、光の王(ロード・オブ・ライト)の力を見せるために、ヒルを使って実演したと言う。
スタニスは、王の血を吸ったヒルを受取り、この世から抹殺したい者の名を呼びながら燃えさかる炎でヒルを焼いた。
「簒奪者ロブ・スターク」「簒奪者ベイロン・グレイジョイ」「簒奪者ジョフリー・バラシオン」

王都(キングス・ランディング) ティリオンとサンサの挙式

挙式前、サンサを迎えに行ったティリオンは、優しい言葉をかけ、ふたりで話がしたいと言う。
ティリオンはサンサが気の毒でならなかった。その気持ちを伝えようとするが上手く言えず、「1つ約束しよう。決して傷つけない」と言う。

 

ベイラー大聖堂

マージェリーはサーセイに話しかけ、腕を組み、もうすぐ姉妹になるのだから仲良くしましょうと言うが、サーセイは「キャスタミアの雨」で歌われているレイン家をタイレル家となぞらえて話し、「今度、姉妹と言ったら絞め殺す」と言う。

聖堂の扉が開いた。ひとりで立つサンサ。
そこへジョフリーが現れ、「父の代わりだ。国家の父としてお前の父に代わり夫に渡す」と言い、司祭の前で待つティオンの元へサンサを導き、用意してあった踏み台を持ち去った。
司祭の言葉で、ティリオンはラニスターの家紋入りのマントをサンサにかけようとするが、背が届かない。その姿に参列者から笑いが漏れる。
ティリオンはサンサに頼み、ひざまづいてもらってマントをかけ、無事に挙式を終えた。

 

婚礼の宴

ひな壇に座るティリオンは浴びるように酒を飲み、サンサは退屈そうな表情をする。
サンサが先に部屋に戻ろうとするのを確認したジョフリーは、立ち上がる。
それに気づいたサーセイは、「サンサじゃなくマージェリーに挨拶をしなさい」とジョフリーの悪ふざけを止めようとするが、母の言うことなど聞くはずのないジョフリー。

タイウィンは泥酔するティリオンに、サンサに種を植えつけろと言うが、ティリオンは、これまでに何度も父から言われた「酔っ払いの好色な獣」という言葉を持ち出して、心配ご無用と切り返す。
タイウィンはティリオンからワインを取り上げ、「務めを果たせ!」と睨むのだった。

ジョフリーは部屋へ戻ろうとするサンサに「おめでとう」と言いながら腕を絡ませ、「これでお前もラニスターの子を産む。種つけはラニスターなら誰でも良いだろう。叔父が酔ってぱらって寝たあとに、お前を訪ねよう。うれしいか? イヤならサー・マーリンらが押さえつける」と相変わらずサンサをいたぶる。

そして突然、「床入れの儀式をするぞ!」とゲストを煽り、花嫁をベッドに運べ!ドレスは不要だ。脱がせろ!と言う。
ティリオンは、「床入れの儀はしない」と何度も言うが、「やるんだ。王の命令だぞ」とジョフリー。
その時、ティリオンはテーブルにナイフを突き立て、ジョフリーを睨みつけて「床入れはやらない。お前が花嫁とやる時に木の棒を使うことになるぞ!」と脅した。

「何だって?お前、何を言った???」目を剥いて、今にも処罰を言いかねない形相のジョフリーを見てタイウィン公は、「床入れの儀は省略しましょう陛下。息子は王を脅す気などありません」と言葉を挟む。
その言葉で、ティリオンは必死に怒りを抑え、笑いながら「悪い冗談」と言い、「おいで、妻よ」とサンサを呼び、酩酊状態でサンサの手を引き、部屋へと戻った。

 

ふたりの初夜

サンサの年齢(14才)を聞いて、気持ちが萎えるティリオン。
床入れで結婚を完璧なものにしろと父は命じたと言うティリオンに、サンサはワインを飲み、意を決してベッドで服を脱ぎ始める。
「ストップ。できない。・・したいが・・ね」とティリオン。
「ベッドはキミが望むまで一緒にしない」と言う。
「もし一生望まなかったら?」サンサは言うが、ティリオンはそれには答えず、ソファに倒れ込み眠るのだった。

翌朝、朝食を運んできた侍女シェイは、ベッドに情交のあとがないことに気づき、満足そうな表情をみせるのだった。

 

ポイント

「キャスタミアの雨」
ラニスター家はウェスタロスで最も裕福な一族だったが、タイウィン公の父タイトスは投資に失敗し王国での地位が失墜。
さらに牙のないライオンと評されたタイトス公に旗主で2番目に裕福だったレイン家が反乱を起こした。
苦戦する父に代わり、タイウィン公が軍を率いると形勢は逆転。キャスタミア城は燃やされ、レイン家は全員虐殺され、その死体をキャスタリー・ロックの門に吊したと言う。
この出来事が「キャスタミアの雨」として歌われているんだそうです。

 

ユンカイ 次子(セカンド・サンズ)との交渉

ユンカイにどんどん武装した騎馬傭兵部隊 ”次子(セカンド・サンズ)” が集まりはじめる。
バリスタン・セルミーは、金のために戦う者に名誉や忠義はないと警戒するが、デナーリスは「傭兵は強いものに付くはず。司令官と交渉したい」と言い出す。

デナーリスの野営天幕へ ”次子(セカンド・サンズ)”の司令官メロ、副長のプレンダール・ナ・ゲズン、ダーリオ・ナハリスがやってくる。
メロはデナーリスを見るなり「娼館で抱いた女だ」などと下品な言葉で侮辱し横柄な態度をとる。
デナーリスは、2千の傭兵団に対して我が軍は8千、不利な戦いをするより、こちらにつけばどうだ?と言うが、プレンダールはユンカイから金を受け取り、契約した以上、ユンカイを裏切ることはないと言う。
デナーリスは2日だけ待つと言ったが、最後までメロは卑猥な言葉でデナーリスを侮辱し続けて引き上げていった。
「戦いになったら、最初にアイツを殺して」デナーリスはサー・バリスタンに言うのだった。

ユンカイ城壁の周りで野営を張る次子(セカンド・サンズ)。
メロは、「あの女さえ何とかすれば戦いすらしないで済む」と言い、デナーリス暗殺を計画する。
コインに運を任せた3人。その役目を引き当てたのはダーリオ・ナハリスだった。
ダーリオはニコッと笑い「ヴァラー・モルグリス」と言う。

夜、入浴中のデナーリスの天幕に穢れなき軍団(アンサーリード)の兵士が侵入。
ミッサンディの喉に短剣を当て、「叫ぶな。彼女が死ぬぞ」とデナーリスに言う。
兜を取ったその男は、ダーリオ・ナハリスだった。
「私を殺しに来たなら殺せば?」と言うデナーリスに「殺したくない」と言うダーリオ。
「他のふたりは何と?」と聞くと、「直接お尋ねを」と言ってメロとプレンダールの斬首を差し出した。
彼らはデナーリスを殺せと言ったが、ダーリオは反対。
彼らは、道はひとつだと言って剣を抜いたので、私も抜いたと言う。
デナーリスは一糸まとわぬ姿をダーリオに見せたあと、「私のために戦う?」と問う。
頷くダーリオにデナーリスは「誓いなさい」と。
ダーリオは「次子(セカンド・サンズ)と私はあなたのもの。私の剣も私の命もそして私の心も」と誓った。

壁の向こう サムとジリ

ホワイトツリー近くのウィアウッドまで辿り着いたふたりは、壊れかけた小屋に泊まることに。
サムは赤ちゃんに名前をつけるべきだと言って、ジリと話をしていると、小屋の外でカラスの鳴き声がし始める。
奇妙なその現象にサムが小屋の外を伺うと、ウィアウッドには見たこともないほどのカラスの大群が留まり、一斉に鳴いていた。
サムが驚いてそれを見ていると、突然、ピタッとカラスの鳴き声が止まった。

すると、森の奥から何者かが小屋へ向かってくるのが見えた。
ホワイトウォーカーだった
サムは剣を構え、「下がれ!」と叫ぶが、ホワイトウォーカーはどんどん近づき、サムの剣を手で握って粉々にし、サムを殴り飛ばした。
「この子は渡さない!イヤ!」ジリが叫ぶが、ホワイトウォーカーはジリに近づく。
ホワイトウォーカーの手が赤ん坊に向かって伸びた時、サムは持っていたドラゴングラスでホワイトウォーカーの背部を刺した
「ギュアァァァア」断末魔の悲鳴をあげホワイトウォーカーはサムを威嚇したかと思うと、粉々になり跡形もなくなった。
サムはジリの手を取り、必死で逃げる。

ハウンド、サンサの時も心根は良い人なんだなぁ感がありましたが、もちろん身代金目的とは言え、アリアを家族の元へ返そうとするハウンドは、良い人ですね。
アリアはこれで母と兄と再会できるのかな?

スタニスは、悪者になりきれないんですよね。
そりゃそうですよね、光の王が言うからって、ひとりの青年を殺して良いワケがありませんもんね。
簒奪者(さんだつしゃ)って言葉が出て来ましたが、意味は継承権がないものが、君主の地位を奪取することを言うんだそうです。
別にロブは北の王だし、ベイロン・グレイジョイは何も奪取してないですよね??

ティリオンとサンサが結婚しましたね。
もうジョフリーはホントにおかしいわ。
サディスティックな精神疾患ですよね、コレ。
ティリオンは、見かけは・・だけどステキな紳士です。
1番バランスが取れているし。
サンサもそこに気づいてあげてほしいな。
サンサが彼の人間性に惚れれば、幸せになれるような気がします。

デナーリス
イケメンのダーリオが現れたと思ったら、デナーリスに恋しましたか~。
デナーリスは自分の美しさで、戦わずしてまたひとつ大きな傭兵軍団を手に入れたワケですね。
次のエピソードでユ奴隷解放するために、ユンカイを襲撃するのかしら?

ホワイトウォーカーを再び見ることになったサム。
不思議とサムに興味を示さないホワイトウォーカー(笑)
しかしドラゴングラスが有効なんですね!

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