グッド・ドクター 3 #7 やり残したこと

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#7 やり残したこと SFAD あらすじ

ショーンとアレックスは免疫システムがない患者タラを担当する。
メレンデスは、パティを死なせてしまったことを悔やみ、苦しんでいる。
モーガンとクレアは、眼球摘出術を受ける少年チャーリーの担当になる。

 

まとめ

メレンデスとリム

パティを死なせてしまったことを悔やみ、責任を感じているニールを心配するリム。
リムは、セラピーを受けるべきだと言うが、メレンデスは大丈夫だと言う。

 

ショーンとカーリーの恋模様

学会に行ってるカーリーは、現地に着いたとショーンにメッセージを送るが、ショーンは既読スルー。
そんなショーンにリアは、「返事は返すべきだ」とアドバイスする。
ショーンは、「ボクはキミのメッセージを受け取った」と言うレスする。

今度はカーリーから、絵文字メッセージが届く。
しかしその絵文字から、カーリーの気持ちが推測できないショーンはリアに相談する。
リアは、「その絵文字は、あなたに会いたいな。淋しいなって意味だよ。だから少しドキドキするような返事をしなきや」と言う。

手術などで中々返事が返せなかったショーン。
カーリーからは、「ショーン?」と呼びかけるメッセージが。
それを見たショーンは、「I’m here(ここにいるよ)」とメッセージを返した。

 

眼球腫瘍の少年

すでに左目を義眼にしているチャーリーは、今回、右眼も摘出し、義眼にすることになった。
明るい性格のチャーリーは、ガンであることも、失明することも受け入れている様子を見せ、手術は15時に決まる。

アンドリュースから、チャーリーの精神的フォローを頼まれたクレアが病室へ行くと、部屋はもぬけの殻。
クレアは慌てるがモーガンは、ITを屈指し、15分前にタクシーを呼んでいることに気づく。
クレアとモーガンは、チャーリーの両親には、検査を受けていると説明し、チャーリーを捜しに行くことに。

やり残したこと

チャーリーは野球場にいた。
モーガンは、チャーリーが売り子の女の子を好きなことに気づく。
「最後に見ときたいなって・・・」と言うチャーリーにモーガンは、「それなら声をかければ?キミはキレイだ。失明する前にキミを見に来たんだ」ってストレートに気持ちを伝えれば良いと言う。

チャーリーは、勇気を出して近づくが・・・結局、何も言えず戻って来た。
「よくやったわ」と言うモーガンにチャーリーはもうひとつやりたいことがあると言う。
しかし一緒にいるモーガンは、終始不機嫌だった。

ふたりはクルマを運転したかったと言うチャーリーに運転をトライさせる。
その時、アンドリュースから電話が。クレアは、「チャーリーは心の準備をしてるところ。今から戻ります」と返事をする。

病院へ戻る道でチャーリーは、「昔は家族で楽しむ”冒険デー”があって、学校をサボってキャンプしたり、夜更かししたり、ほんとうに楽しかった。だけど今は病院通いばかり。ママはリストばかり作って、泣いてる。パパは無口になってしまった・・・」と言う。
チャーリーは、「もう1ヶ所行きたいところがある」と言い出す。

それは、ストリップ劇場だった。
しかし店主からは、未成年はダメだと断られる。

するとチャーリーは、「もうひとつだけやりたいことがある」とまたまた言い出す。とうとうクレアは、「1日ですべてをやるなんてムリよ。あなたの病気は、残酷だし不公平だと思う。だけどそれが人生なの。抵抗しようとしてもムリなの」と言ってしまう。
するとチャーリーは、「イヤだ。ボク、手術は受けない」と言い出す。

 

チャーリーの気持ち、クレアの気持ち

「さっきは酷いことを言ってごめん。身内を亡くしてすごくツラくて八つ当たりした。反省してる。でもね、オペをしなきゃ、もう球場へ行けない。クルマに乗って風を感じることも、裸の女性に触れることもできない。良いことも悪いことも起きる。それが人生だけど、最高の人生もあなたにはある」と伝えた。

両親の気持ち

チャーリーが、やり残したことをするために、外にいると知った母親は、「気持ちを話してくれなかったことが哀しい。私はずっと息子を守ってきた」と泣くが、「俺たちがしっかりしないと」と父親。
アンドリュースは、「チャーリーは、ご両親の愛情は分かっている。だが、ガンだと分かってから、カレの生活は一変してしまった。カレは自分の人生をもう一度取りもどしたくなったんでしょう」と言う。

 

チャーリーと両親

病院に戻ってきたチャーリーを両親は抱きしめる。
チャーリーも、「怒られて当然だけど、最後に楽しみたかったんだ」と気持ちを伝える。すると父親は、「冒険デーを復活させよう」と言う。

手術室へ向かう時間になった。
チャーリーは決して忘れないようにと、パパとママの顔を脳裏に焼き付ける
「いいかぃ?」とアンドリュースに聞かれ、「ハイ」とチャーリー。
するとモーガンが、「バイタルを確認してから行く」と言い出す。
カーテンを閉めたモーガンは、チャーリーに裸を見せた。

失明

チャーリーの手術は無事終わった。
「レズニック先生、色々ありがとう。ブラウン先生もありがとう」とチャーリー。
しかしそこにクレアの姿はなかった・・・。

バーでひとりお酒を飲むクレアにモーガンは、「チャーリーがあなたを捜してた。チャーリーを説得したあなたが、元のあなたよ。立ち直って」と言うのだった。

 

重症複合免疫不全のタラ

免疫システムがないタラは、気密室にいる。
今回、右肺に感染した組織が見つかり、胸腔鏡で剥離術を行うことに。
オペは、バイオクリーンルームで行われたが、癒着が酷く、開胸オペをするしかなくなる。
メレンデスはタラを気密室から出し、開胸してオペをすることを決断する。
しかしメレンデスはメスを入れる時、躊躇いをみせる。

13分間、気密室を出て開胸術を受けたタラは、恐れていた事態になる。
初期の敗血症を起こしてしまったのだ。(感染した)

メレンデスは感染症の治療の指示をするが、アレックス・パクは、「遺伝子置換療法はどうですか?上手く行けば治ります」と言うが、「上手くいかなきゃ死ぬ。急性中毒反応が出れば死亡確率も50%だ」とメレンデス。
それでもアレックスは、「これから先も感染は次々起こり、いずれ命を奪われます。気密室の生活では、世界から孤立してる」と訴えるが、メレンデスの答えは、「安全第一で行く」と言う。

タラの決断

アレックスから報告を受けたリムはメレンデスに、「恐怖心から判断を誤らないで。遺伝子治療はリスクを冒す価値がある。タラにその選択肢があることも説明するべきだ」と言う。

アレックスから説明を受けたタラは、「イヤ、リスクが大きい。普通の暮らしって、私がずっと普通じゃなかった。外に出られるようになったって、”普通にはなれない”」と言う。
すると、「ボクも”普通じゃない”。自閉症だから。ひとりぼっちはキミと同じ。それはそれで気楽だったけど、今は友だちがいる。ひとりでいるより良いと今は思う。キミは自分で選択できる」と言う。
タラは、遺伝子治療を受けることを選択した。

治療が開始された。
「24時間以内に、急性中毒反応で死ぬ可能性もある」と説明したショーンにタラは、「マーフィー先生、側に居てくれる?」と言う。
ショーンはタラの側に座った。

一歩を踏み出す

タラのT細胞は増殖傾向が見られ、免疫が働き出した。
まだ予断を許さないものの、遺伝子治療は成功したのだ。
タラは、ひとり気密室のビニールジッパーを開け、一歩踏み出し、窓から外の世界を見るー。

苦悩するメレンデス

リムからの報告で、メレンデスを心配するグラスマン。
「カレは平気だと言うが、そうは思えない。一度話して欲しい」とリムに言われ、グラスマンはメレンデスに声をかけるが、状況を察したメレンデスは、「外科部長に平気だと伝えて」とその場を去ろうとする。
グラスマンは、「セラピーを受けるべきだ。キミの上司もキミの彼女もそう感じてる」とアドバイスする。

メレンデスは部長室へ行く。
「キミが正しい。平気じゃない」と言うメレンデスに、「引きずって当然よ」とリム。
しかしメレンデスは、「執刀医は俺は責めを負うべきだが、責任は俺たちにある」と言い出す。
「キミは俺を客観的に見てない。キミはおそらく、個人的な感情でボクの能力を過大評価したんだ」と言い出す。
「あなたが言ったの。あのオペがベストで、自分ならできると言ったのよ?」リムは言うが、「二度と起きちゃイケナイんだ」とメレンデス。
しかしリムは、「部下に許可したオペで、結果が悪くなることは今後も起こるわ」と当然のことを言うが、メレンデスは、「この関係が彼女を殺したかも知れない。それは忘れちゃならないんだ」と言うのだったー。

 

グラスマンとデビー

クリニックを手伝うことになったデビー。

グラスマンは、オオアメリカモモンガを捕獲して、育てているプライスの傷の手当てをする。
その傷はモモンガに噛まれたものだった。
グラスマンは、凶暴な野生動物を飼うことが危険だと説明しようとするが、デビーが診察室のドアを開け、「次が待ってる」と、患者を次々さばいていくため、ゆっくり話しをする時間がない。

リムがメレンデスのことで相談している時も、何度も電話で連絡をした挙げ句、ドアを開け、「患者が待ってる。リム先生は出て行って」と言う始末。
いつもように使っているパソコンにエラーが出てため、IT部を呼んでくれと言うと、「ソフトを更新したから」とデビー。
自分が思うようにできない苛立ちで、「医者や患者を勝手に追い返すな」とグラスマンは言うが、「患者が溢れるほどいるのよ?計画的に診察しなきゃ」とデビー。
とうとうグラスマンは、「私のクリニックだ。運営に口を出すな」と言ってしまう。
デビーは、「私に真剣に関わって欲しいんだと思ってた。意見を聞きたいのかと。約束どおり辞めるわ」と出て行ってしまった。

帰宅したグラスマンは、デビーにナースシューズを贈る。
デビーは、「私も今日は、勝手過ぎた。強引すぎた」と謝るが、クリニックでの仕事は、私には向いていないと言う。
グラスマンは、「キミは変化を起こしてくれる存在だ。頑固で臆病者のボクが、今、院長とクリニックの2つの仕事ができるのもキミの良い影響だ」と伝えた。

 

感想

チャーリーが手術の直前、脳裏に焼き付けるように両親を見つめるシーンに涙が出そうになりまいした。
モーガンはイヤな女性だけど、優しくもある。
チャーリーはきっとモーガンの裸を忘れないと思うな。

ショーンとカーリーも良い関係になってますね。
カーリーの、「ショーン?」ってメッセージに、「I’m here(ここにいるよ)」って返したショーンは、気持ちが通じてるんだと思いましたもん。

メレンデスの闇、深くないかぁ?
分かりますよ、パティを死なせてしまったのは、自分のせいだって思う気持ち。
だけど、ミスをしたワケじゃなく、こういうことってあるんですよ、何をしても負の方向に向いてしまうことって。
まるで、死神が導いてるよに感じること。
立ち直って欲しいな。
そしてリムとも別れて欲しくない。

 

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