レジデント 型破りな天才研修医 5 #16 ボルト(相関図付)

海外ドラマ
海外ドラマレジデント 型破りな天才研修医

ビリー・サットンと息子トレバーに展開。

 

Disney+の他、CATVのFOXチャンネルでも視聴できます

#16 ボルト 6 Volts あらすじ

デヴォンは自殺願望の強い患者エライザのために実験的な治療法を試して欲しいとビリー・サットンに打診する。
コンラッドとAJは、胸の痛みを訴えるアーロン牧師を検査、思わぬ事実が明るみに。
ベルは医事局を動かすために動く。

 

相関図

まとめ

牧師アーロン

胸痛の訴え

入院患者のために祈りを捧げに来た牧師のアーロン。
コンラッドは、「最近胸が痛む」と言うアーロンを検査することに。

検査の結果、非ST上昇型心筋梗塞と判明したアーロン。
アーロンは驚き、「数ヶ月前教会に無料心臓クリニックが来た。信者たちにも診察を受けて欲しくて率先して診察を受けたら、心臓カテーテル検査を勧められた。だけど検査中、心臓の痛みを感じたんだ。医師は血管が閉塞してるから冠状動脈にステントを入れると言われた」と。
アーロンはもう一度心臓カテーテル検査をするべきだと勧める。

検査の結果、アーロンの心臓発作は留置されたステントが動脈閉塞をさせていたと判明。その上、冠動脈も解離しており、すべて不要な心臓カテーテル検査が原因とわかる。
AJはできる限りの処置を施すが、アーロンの心機能は1/3までに落ちていた。

ペリントン医師

オースティンはアーロンの心臓カテーテル検査とステント留置術をした医師ペリントンを訪ねる。
ペリントンはオースティンに、「EKGの結果、心室性期外収縮があり冠動脈を閉塞している可能性がある。心臓カテーテル検査で調べ、心臓にステントを入れましょう」と言う。
明らかなウソで心臓カテーテル検査をしようとするペリントンにAJは、「私はチャスティンの心臓外科医だ。EKGは問題ないし、処置する医学的根拠はない。不要な処置のせいでアーロン牧師は今、ICUにいる。アーロンに何かあれば法廷に引きずり出す!」と宣言、医事局のベルに、この事案を報告する。

急変

ニックを亡くした悲しみに突然襲われると言うコンラッドに、「妻を亡くした人たちは、罪悪感で悲しみに引き戻されるけれど、また誰かを愛してもいいんだ」と語りかけるアーロン。

だがその直後、アーロンは心室細動を起こし心停止してしまう。
コンラッドの蘇生で元に戻ったものの、心機能は更に下がってしまった。
アーロンの冠動脈を広げる必要があるが、これ以上のステント留置を行うことはできなかった。そこでAJは、ECMOを装着して、冠動脈バイパス術を行うことに。
AJは成功させる。

喪失

AJとコンラッドはアーロンを救ったが、不要な検査とオペを施され、アーロンの心臓の損傷は治らないのは事実だった。
アーロンの病室には信者が集まり、ゴスペルを捧げていた。
その歌声を聞き、「ずっとニックのことが頭にある。オレたちのやっていることは、人を助ける一方で死を傍観するしかない」と虚しさを吐露するコンラッドに、「もうじき母を失う」とAJ。

エライザ・ブロックトン 32才

アパートの6Fから転落し搬送されて来たエライザは、バランスを崩して転落したと説明するが、カルテを確認したデヴォンは、エライザが6年で3回もの自殺未遂をしていることを知る。
デヴォンは精神科医マルコを呼び、エライザの様子を見に行くが、ベッドからエライザが消えていた。

コード・グリーンが発令された。
デヴォンは病院から抜け出し、バスの前に飛び込もうとしているエライザを見つけ、間一髪のところで救出した。

自殺願望

「もう私に構わないで。死なせて」とエライザ。
エライザはこれまでに2冊のうつ病に関する書籍を発表しているが、彼女から(死にたい)願望が消えることはないと言う。
精神科医マルコから、これまで1番幸せだと思った時を聞かれたエライザは、「死ねると思った今朝」と言う。
マルコはエライザを”治療抵抗性うつ病”と診断し、「薬もセラピーも効果がない」と言う。
デヴォンは、このまま彼女が自殺するのを放っておけないと言い、効果の保証はない”脳深部刺激療法(DBS)”を試してみるべきとビリー・サットンに打診する。

”脳深部刺激療法(DBS)”

ビリーは、「まだ試験段階の治療で、成功率はまだ50%だがやる価値はある」と説明するが、「私を誰も治せない」と悲観的なエライザ。
それでもビリーの説得でエライザはオペを承諾するが、その直後、Aライン(動脈ライン)を自己抜去し、失血性ショックで危険な状態に陥る。
エライザはそこまでしても死にたいのだった。

オペは覚醒下で行われた。
電極を大脳皮質に入れ、ボルトを上げる内にエライザに変化が現れる。
エライザは、「今は、穏やかな気持ちですべてが明るく感じる。もしかしてこれが幸福感なの?」と涙を流した。

術後、気持ちが軽くなった、「救ってくれてありがとう」と笑顔を見せるエライザを見て、ビリーとデヴォンは、医師としての仕事に充実感を味わう

ベル

ボズリ医師への苦情は、エミリー・ベネッシュだけじゃなかった。
ベルは調査しようとしない医事局と戦うことに。

MSの症状

だが、足の痛みが出現する。
MS(多発性硬化症)の再発を疑いヴォスはベルに付き添って受診するが、脳には異常はなかった。
だが医師は、「足の痛みはMSが要因」と判断、痛みがある時は杖を使って歩くよう指導するが、ベルはそれを拒否する。

医事局との戦い

ベルは医事局長アバナシーに、「ボズリを調査すると言ったエルキンズは何もしていない。ボズリに対する苦情は5件もある。これを無視するべきじゃない」と言うが、アバナシーは、「調査は必要ないと判断してる。キミは入局したばかりだ。医事局の様子を見るべきだ」と苦言を呈する。

だがベルは、午後からの医療委員会にボズリ医師の元患者エミリー・ベネッシュを参加させる。
「こんなことは聞いていない」と抵抗を示す医事局員たちをよそにベルはエミリーに発言の機会を与える。
エミリーは、「ボズリ医師のオペにより麻痺が残り車椅子生活になった。そのせいで婚約者は去り、常に痛みと苦痛が伴う生活を強いられている。オペすべきじゃない医師を止めるべき。そうじゃなきゃまた私のような犠牲者が出る」と訴えた。アバナシーは調査すると約束する。

仲間

勇気を持って行動したベル。
その夕方、コンラッドとAJは杖を持ってベルを迎える。
ヴォスがふたりに頼んだのだ。
ふたりは杖を使うことがカッコ悪いこと、自尊心を傷つけることにならないと言い、ヴォスはおしゃれな杖をプレンゼントする。
ベルは、「病気は関係ない。気に入ったから使おう」と笑顔を見せる。

ビリーとトレバー

無断欠勤し、連絡がつかなくなって2週間。ビリーにトレバーから連絡が!
トレバーは、二人だけで話したいとビリーを呼び出す。

「医者になることを迷ってる。医者を目指したのは、オレを捨てた人を見返すためだった。でも真実を知り、本当に医者になりたいのかわからなくなった。今、研究職に就いてる。新興企業の医薬品科学部門で、オレの専門なんだ」とトレバー。

「あなたを誇りに思う。ポーターに傷つけられ、あなたを手放した。母性を感じるなんてないと思ってたけど、私の中で何かが変わった。連絡がなかった2週間、あなたのことが心配で仕方なかった。あなたは私の息子よ、愛してる」
ビリーはそう言うとトレバーを抱きしめるー。

感想

牧師アーロン・・・記憶がない(笑)でも過去に出演したっぽい。
もしかしたら数話、見落としてるエピソードに出演してたのかも。

今回は医師と言う職業を突き詰めたエピソードでした。
同じ医療業界の人間なので、同じく、虚しさを感じる時、充実感を味わう時があります。
それが人の生命と関わる仕事の魅力であり、苦しさなんだと思います。

 

コメント

タイトルとURLをコピーしました