ジュネ率いる”生者の力”が希望連合ネストの拠点モン・サン・ミッシェルをある兵器(!?)を使って襲撃。
ダリルとキャロルはどうなるのか・・・と言うエピソード
#4 あなたの楽園 Le Paradis Pour Toi あらすじ
ネスト制圧を目論むジュネは、志願者たちを殺害、薬剤を打って変異型ウォーカーに変える計画をはじめる。いち早く察知したキャロルは人の影に隠れ、難を逃れるが、そこへ拘束されたコドロンが連行されて来る。
一方、ロサンはイザベルに、ローランの居場所を吐けと迫る。
相関図
まとめ
ジュネの戦略
変異型ウォーカー
大砲や重機関銃を配備したトラックが入ってきた。
志願者が動揺する中、ジュネの命令で、重機関銃が志願者を銃撃。
次々と倒れていく志願者たち。
すると博士の号令で、戦士たちが倒れた志願者たちに薬剤を打ち込はじめた。
キャロルは人を盾にして銃撃を逃れ、打ち込まれた薬剤も抜く。
そこへ1台のトラックがやって来た。縛り付けられいるのはコドロンだった。
すると周囲の殺害された志願者たちが、次々と変異型ウォーカーへと変わりはじめた。
その様子を見てほくそ笑むジュネ。
その時、死体の山から走り出したキャロルは、コドロンが縛り付けられたトラックの運転手を引きずり下ろすと、トラックを発進させるー。もの凄いスピードで変異型ウォーカーはトラックを追いかけはじめるー・・・
モン・サン・ミッシェル
”生者の力”の襲撃
キャロルはモン・サン・ミッシェルの入口へやってきたが、ゲートが閉まっている!
コドロンは、「発信しろ、飢えし者がやってくる」と叫ぶが、先に進めない。
・・・その時、ゲートが爆破された。ジュネが大砲でゲートを爆破したのだ。
キャロルはモン・サン・ミッシェルに突入、ネストの兵士はトラックに向けて銃撃するが、走り込んできた変異型ウォーカーに次々と襲われてしまう。そこへ生者の力の戦士もやって来た。
コドロンの拘束帯を切断したキャロルにコドロンは、「頂上へ向かえ、ディクソンに、”少年のため”と伝えてくれ」と言うと、襲い来る変異型ウォーカーに立ち向かう。
ロサン
その頃、ジュネの襲撃を受けていると知らないロサンは、イザベルからローランの居場所を吐かせようとするが、「あなたは間違った方向へ仲間を扇動してる。ローランは特別だけど人間よ、血を流し、傷も負うし死ぬ」とイザベル。だがロサンは、「信仰心を裏付ける証がいる。皆に見せなければならない。だから居場所を言ってくれ」と言う。
そこへ、「門が破られ侵入された」と兵士が駆け込んできた。
イザベルは一瞬の隙を突き、隠し持っていた排水溝の鉄蓋でロサンの顔を切りつけるが、ロサンはナイフでいざザベルの腹を刺してしまう。倒れるイザベル。
そこへ、「ジュネの襲撃だ」と知らせが入る。ジャシンタは呆然と立ち尽くすロサンを連れて逃げる。
キャロルと出会ったイザベル
イザベルはひどい出血の中、ダリルの元へ向かおうとするが、そこへ猛スピードで飢えし者が襲ってきた・・・それを助けたのはキャロルだった。
キャロルはイザベルを庇い安全な場所へ移動させると傷の応急手当てをする。
「あなたは?」と言うイザベルに、「キャロルよ、友だちを捜しにアメリカから来た」と言う。
再会
その頃、変異型ウォーカーに追いかけられた青年がダリルのいる場所へと逃げ込んできた。
ダリルは青年の助けで手錠を外し、脱出。
イザベルを助けるため、ウォーカーとジュネの戦士と戦うが、目の前にキャロルの姿が!
ダリルはキャロルに走りよると抱きしめる。
イザベルとの別れ
ダリルはイザベルの元へと駆けつけ、「ここから逃げるぞ」と言うが、「私はムリよ」とイザベル。
ダリルは、「置いていかない」言うがイザベルは、「ローランをお願い。あの子を守って。私がいつも側にいると伝えて」と言い、ダリルの腕の中で亡くなってしまう。
ダリルとキャロルはモン・サン・ミッシェルを脱出する。
ジュネの制圧
ジュネはモン・サン・ミッシェルを制圧、ロサンとジャシンタを拘束すると、ローランの居場所を聞き出そうとする。「神はキミからあの子を守ったんだ」とロサン。するとジュネは、「私があの子を見つけたら、神は私の味方ってことね。未来のことを心配しなくていい。あなたはいない」と言うと部下にローランの捜索を命じる。
ローランを捜して
洞窟
モン・サン・ミッシェルを出たダリルは、キャロルに説明することなく洞窟へ行くと、「ローランがいない」と騒ぎ、”ルービックキューブ”を見つけると、「ここに居たんだ」と安堵する。
キャロルは、「一緒に探すから落ち着いて」とダリルに言葉をかける。
ローランを捜す道すがら、互いにこれまでのことを短く話すふたり。
キャロルは、「コドロンって人のおかげであなたの居場所を知った。ジュネの司令部で会った。カレは”少年のため”と言って協力してくれた」と伝える。

テオとディディ
ローランの足取りを追っていたダリルは、両脇にウォーカーのオブジェが並ぶ奇妙な通りを進むことに。
突き当りには館が。館の地下からは音楽が聞こえ、明かりが見えた。
ダリルはドアを開け銃を向けるが、食事をしていた老夫婦は両手を挙げ、「ディクソンとシスター・イザベルか?我々はディディとテオだ。少年から話は聞いている」と言い出す。
実はファロウとローランもこの館で1泊し、翌日クルマでパリへ向かったらしい。
テオとディディは食事とベッド、修理が必要だがクルマも用意してくれることに。
・キャロルは、ディディから「ダリルはイザベルを愛している」とローランが言っていたと聞く
ダリルの気持ち
ディディからローランのことやダリルとイザベルとの関係について聞いたキャロルは、「ローランは良い子みたいね、コモンウェルスでも上手くやっていける」と言うが、「パリには仲間がいる、一緒にいたほうがいいのかも」とダリル。キャロルは、「守る責任がある」と言うが、ダリルは、「親代わりはごめんだ」と言う。
キャロルはダリルが大切な愛するものを持つことを恐れていると気づく。
ジュディスからの贈物を渡し、「心配してたけど、あなたを捜すならと私を送り出してくれた。あなたがここで誰かと親しくなるとは・・」と言うキャロルに、「自分でも予想外だ、上手く説明できない」とダリル。キャロルは、「ムリに話すことはない」と言う。
忍び寄るジュネ
クルマが1台やって来た。
テオはダリルとキャロルに隠れるよう言うと、戦士に対応する。ディディは食糧を渡すことで追い返した。
裏切り
翌朝、ふたりは出発しようとするが、「ディディが美味しいトリュフエッグを作った、食べてから出発しろ」とテオ。それはとても美味しい料理で、ダリルとキャロルはこれまでの親切とクルマのお礼を言うが、そこへ1台のクルマがやって来た。振り返るとテオが銃を向けていた!
「見返りはなんだ?」と聞くダリルに、「愛するディディのためだ。負ける方を選べば生き残れない」とテオ。だがディディは、「バカね」と言うと、テオから銃を取り上げ、ダリルとキャロルを匿う。
やって来たのはジュネを含む6人の戦士。
テオとディディは、「朝食後、ふたりは出ていった。引き止めたが怪しまれてしまった」と説明するが、テーブルのトリュフエッグを味見したジュネは、「まだ食べ物が温かい。この家にいる」と言い、テオとディディを殺し飢えし者に変え捜させると兵士に殺害を命じる。
それを建物の外で聞いていたキャロルは、外から兵士を銃撃、テオとディディを助けると逃げるが、ジュネに追い詰められてしまう。
「非難の目ね」と言うジュネに、「困惑よ、あなたのような人がどうしてこうなったのか」とキャロル。するとジュネは、「世界が終わった日、金持ちは郊外の別荘や城に逃げ、権力者はセーヌ川を下って避難した。怯えた市民はポンヌフの下に群がるだけ。美術品は守られたのに、私の愛する人を、希望を、怪物に食べ尽くされた。そんな別れ方したことあるか」と言い、キャロルを殺すよう兵士に命じる。
がダリルが兵士を銃撃、助けに入る。キャロルは目の前の銃を拾い、ジュネを撃つが、それは薬剤銃だった。
ジュネはもがき苦しみ、生きたまま頭を破裂させ死んでしまった。
これから
ジュネとの戦いは終わったが、ディディは生者の力の兵士に殺されていた。泣き崩れるテオ・・・。
ディディを埋葬したふたりは出発することに。
ダリルは、「イザベルとは互いが力になれるとわかって取引したが、ローランがオレたちを繋いだ。だが今まで一度も帰ることを諦めてない。ここに長くいるほど帰りづらくなった」と本心を口にする。「愛してたのね」と言うキャロルに、「ローランと一緒に家に帰ろう」とダリル。キャロルは、「もちろん」と答える。
希望連合、新たな出発
モン・サン・ミッシェルに拘束されているロサンとジャシンタに、「ジュネがアメリカ人に殺された」と伝えるサビーラ。ロサンは、「ローランを捕らえようとして死んだ。神は私たちの味方だ」と言うが、「マリオン・ジュネは間違っていた。あなたもね」とサビーラ。
だがサビーラはロサンを解放した。
解放されたロサンは集まった人々の前に立ち、「すべて赦される。生者の力の皆さん、希望連合へようこそ。強い未来を作る夢に向け団結しょう。未来のために。ローランが導いてくれる。カレを見つけ出そう」と改めて皆を導くー・・・。
感想
思いの外あっさりとマダム・ジュネが死んでしまった。
右腕のサビーヌが”生者の力”のトップに君臨するかと思いきや、まさかの希望連合のロサンに従うと言う展開。
過去のルーブル美術館でのエピソードや、その顔立ちから、サビーヌが君臨するもんだと思ってました。
サビーヌの存在って軽いミスリードだったのかな?
思うにロサン率いる希望連合は、ローランがいなきゃ成り立たないわけで。
つまりここから全力でローラン捜しがスタート。どっちが先にローランを見つけられるかに焦点が置かれそうです。シーズン2で、アメリカに戻る話しまで行くのだろうか?
でも!問題はアッシュが襲われて死んだりしていないかってことと、ソフィアを連れて戻らなかったことをどう理解してくれるかかな。
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