ゲーム・オブ・スローンズ 第6章 冬の狂風 #9 落とし子の戦い

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今回出てくる用語集&役名

地域名前
物の名前
人物
■は死亡
説明
ウィンターフェル
ジョン率いる合同軍ジョン・スノウ
ダヴォス・シーワース故スタニスの王の手
トアマンド自由の民
(野人)
ウェイウェイ壁の北の巨人族
サンサ・スターク
ピーター・ベイリッシュロビン・アイリーの義理父
谷間(ヴェイル)を率いる
モーモントスタークに忠誠を誓う
メリサンドル紅の女
光の王の使者
ボルトン軍ラムジー・ボルトン北の総督を名乗る
ウィンターフェル城主
サンサの夫
カースターク
アンバー
忠誠を誓う諸侯
ミーリーンデナーリス・ターガリエン焼かずに女王
ドラゴンの母
ティリオン・ラニスター女王の相談役
ミッサンディ
グレイワーム
女王の参謀
穢れなき軍団
(アンサーリード)総師
ドラゴン3頭ドロゴン
ヴィセーリオン
レイガル
親方
(ワイズ・マスターズ)
次子(セカンド・サンズ)

ドスラク騎馬兵
ダーリオ率いる
ヤーラ・グレイジョイ
シオン・グレイジョイ

#9 落とし子の戦い Battle of the Bastards あらすじ

ティリオンとの取引に反しピラミッドを攻撃し始めた親方(ワイズ・マスター)に対し、デナーリスはドラゴンを率いて応戦する。
ウィンターフェルでは、ジョンが集めた合同軍でラムジーと対峙する覚悟を決めるが、作戦をめぐりサンサと衝突する。
北部奪還とリコンの命をかけ、ついに落とし子同士の戦が始まる…。

 

まとめ & 感想

ミーリーン

デナーリス × ティリオン

親方(ワイズ・マスターズ)による海からの攻撃が続く。
それをバルコニーから見つめるデナーリスに、ティリオンは、「親方らは、親方や奴隷がいない町の繁栄を容認できないのです」と言うが、デナーリスは、親方を磔にし、船に火を放ち、敵を一掃して彼らの町を破壊すると言い出す。
黙るティリオンに「反対なのか?」とデナーリス。
「お父上(狂王)の所業を知っておられるか?ラニスター軍が王都に迫った時、狂王は、赤の王城(レッドキープ)や聖堂など王都中に鬼火(ワイルドファイア)の貯蔵所を作らせ、忠実な者も反逆者も、女、子どもまで全てを焼き払いました」とティリオンは言う。
デナーリスは、「話が別よ」と言うが、ティリオンは、「町を破壊すると言う点では同じです。私に別の案があります」と言い出す。

 

親方(ワイズ・マスターズ)との交渉

ティリオンは改めて親方らとデナーリスとの降伏条件を話し合う場を設けた。
勝利を確信している親方らは、「和平を受け入れてれば、今頃、故郷(ウェスタロス)に帰れたのに、結局敗者だ。乞食の女王らしい」と罵り、降伏条件(大ピラミッドの明け渡し、穢れなき軍団と通訳(ミッサンディ)の返還、ドラゴンは始末する)を提示する。
すると、「分かってないようね。降伏するのはそちらよ」とデナーリス。
「お前の統治は終わった」と言う親方らに、デナーリスが「始まったばかりよ」と言うや否や、ドロゴンが雄叫びをあげて姿を現す。
親方らの前に舞い降りたドロゴン。

デナーリスはドロゴンの背に乗って飛び立つ。
ドロゴンは雄叫びをあげ、兄弟を呼ぶ。
すると地下牢から2頭(ヴィセーリオン、レイガル)も現れた。
デナーリスが、ドラゴンを操り、「ドラカリス」と命じると、3頭は船団を炎で燃やしはじめる

ミーリーンの町では、 ”ハーピーの息子たち” が民衆を次々に惨殺していた。
そこへ雄叫びをあげながら突進する騎馬隊。
ダーリオ率いる次子(セカンド・サンズ)と、ドスラク人騎馬隊だった。
彼らは ”ハーピーの息子たち” を一掃していく。

 

親方(ワイズ・マスターズ)の最期

あまりの光景に言葉を失う親方らにグレイワームは言う
「選択しろ。戦って死ぬか、故郷へ帰るか」と。
親方らの兵士は、剣を置き、降伏して逃げ出した。

残された親方3人にティリオンは、「そちらが協定を破り、宣戦布告した。寛大な女王も今回の件は許すことはない」と言う。
ミッサンディも、「女王はひとりの親方の死を求める」と宣言。
すると親方らは内輪揉めをはじめ、ひとりの親方を差し出し、ひざまずかせた。
前に進み出たグレイワームは、短剣で素早く立っている2人の親方の首を斬り始末。
ティリオンは、生き残った親方の肩に手を置きながら言う、「人々に伝えろ。女王の慈悲で救われたと。そして、報復や奴隷制度復活を企てるものがいたらデナーリスとドラゴンがしたことを思い出させろ」と。

 

新たなタッグ

シオン、ヤーラ・グレイジョイはピラミッドの謁見の間でデナーリスとティリオンと対面する。
ティリオンはシオンに向かい、シオンがこれまでしてきた事(自分をバカにした態度、スターク家を裏切った行為)について追及するが、ヤーラは報いを受けたと言う。

ふたりは、鉄(くろがね)水軍の船100隻と船方と引き換えに、ヤーラが鉄諸島の王座に就くことを認め、塩の玉座を奪った叔父ユーロンを殺害する手助けをして欲しいと言う。
デナーリスは、「私を七王国の女王と認め、今後は略奪、放浪襲撃、強姦を禁じる」と条件を出し、ヤーラはそれを了承した。
デナーリスとヤーラは堅く手を組んだ。

 

ウィンターフェルの戦い ⑴

ジョン、サンサ、ダヴォス、そしてモーモント家をはじめとする諸侯らは、ラムジー・ボルトン、カースターク、アンバーら諸侯と城近くで対面する。
ジョンはサンサに同席する必要はないと言うが、「必要よ」とサンサは答え、覚悟を見せる。

「愛しの妻よ、会いたかったぞ。妻を連れて来てくれて感謝する。俺の前にひざまずき降伏しろ」
ラムジーはそう言って、自分を北部総督と認めるなら、冥夜の守人の誓いからの逃亡も、反逆した諸侯たちも許すと寛大な態度を見せ、「落とし子よ、お前には兵も馬もウィンターフェル城もない。皆を無駄死にさせる気か?戦う必要はない。ひざまずけ。俺は慈悲深い」と高飛車に出るが、ジョンから一騎打ちしようと言われてしまう。
ラムジーは名高い剣士のジョンの作戦に乗るワケがないとばかりに、軍勢を比べてもはるかにこちが有利だと言う。
しかしジョンは、「一騎打ちから逃げたお前のために命を落とす家臣がいるのか?」と言い返す。
その言葉にラムジーは、「うぬぼれすぎて大事な弟を死なせる気か?」と応戦。
弟だと言う証拠を見せてと言うサンサにダイアウルフの頭部を見せて、「弟を救いたければ・・」とラムジーは言うが、サンサはそれを遮るように、「明日、お前は死ぬ」と言って馬で陣地へと引き返した。
ラムジーは、「お前の妹(サンサ)はいい女だ。また可愛がってやろう。では明朝に。落とし子」そう言って不敵に笑う。

 

北部、野営地

作戦会議

作戦会議で、圧倒的に少ない兵力で戦う以上、敢えて正面衝突させて三方を囲いこみ、忍耐強く戦うしかないと結論づけたジョンたち。

皆が去った天幕で、「ジョンもダヴォスも敵を知らずに戦略を練っている。私は彼の考え方や残虐さを知っている。罠にかけようとしても、逆に陥れられる。ラムジーは人を操るのに長けているのよ」と指摘するサンサ。
その言葉にジョンは、「これまでたくさんの経験をし、ラムジーより恐ろしいものも相手に戦ってきた」と言い、この道しかないと言うが、サンサは、「あなたはラムジーを知らない。リコンを助けることはできない」と言う。
「(リコンを)見捨てることはできない」とジョンは言うが、「ラムジーはあなたの失敗を誘う。戦のことはわからないけど、彼に翻弄されないで。軍勢が整うのを待って戦うべきよ」とサンサは言う。
しかし現実的に、協力する諸侯もなく、漆黒の魚(ブラックフィッシュ)も助けてくれない以上、足りなくてもこれで戦うしかない。
ジョンはそう言って、劣勢でも勝てることはあると言うが、サンサは、「敗れたら、私は生きて城には帰れない。分かってる?」と。
その言葉に改めて厳しい現実を理解したジョンは、「ヤツには2度とお前に触れさせない。俺が必ず守る」と言うが、「誰かを守るなんて無理だわ」サンサは言うのだった。

メリサンドルとジョン

ジョンはメリサンドルの天幕を訪ね、「何か助言はないか?」と聞く。
自信を失っているメリサンドルは、「負けないで」と答えるだけ。

「俺が負けても蘇らすな」
ジョンはメリサンドルに言う。
しかしメリサンドルは、「私はあなたの部下じゃない。私は光の王(ロード・オブ・ライト)の使徒よ。神の命令に従う。あなたが蘇ったのは、神が望んだから。私の力ではない。すべては神のご意志だ」と言う。

 

トアマンドとダヴォス

トアマンドはダヴォスに、ボルトン軍は、自由の民(野人)と戦ったことがないから勝ち目はあると言う。

戦い前夜は眠らず、歩いて頭を整理すると言うダヴォスは、野営地から少し離れた場所で、木組みの燃えたあとから焼け焦げた木彫りのシカを見つける。
それは、ダヴォスがシリーンに贈ったものだった。
ダヴォスは、シリーンの最期が想像しがたいものだったことを知る。
その時、進軍ラッパの音が鳴り響いた。

 

ウィンターフェルの戦い ⑵

決戦のとき

ジョンたちは、ウィンターフェルの兵力を見て言葉を失う。
その数6千あまり。
その半分にも満たない兵力で戦わなければならないのだ。

ラムジーは縄をつけたリコンを引き連れ、軍列の1番前まで進み出た。

ジョンはその様子を見つめる。

短剣を振り下ろし、リコンの縄を切ったラムジーは、「ゲームは好きか?坊や。兄を目指して走れ。辿り着いたら再会できる。ルールはそれだけ。行け!」とリコンを手放した。

リコンがジョンに向かって走りだしたと同時に、ラムジーは弓矢を構えはじめる

それを見たジョンは、馬に飛び乗り、リコンを助けるため、馬を走らせた。
ラムジーはリコンを狙って弓矢を放つが、ワザと外し、何本も射る・・・
もう少しでリコンに辿り着きそうなジョンの目の前で、リコンは矢で射り殺されてしまう。

まさにラムジー的やり口だった。

怒りが抑えきれないジョンは、ボルトン軍の弓兵士が矢を雨のように降らす中、ひとりで突撃する。
それを見たダヴォスは「突撃!司令官に続け!」と命令。

ジョンの馬に矢が刺さり、落馬したジョン。
そこへボルトン軍の騎馬兵が突進してくる。
ジョンは、覚悟を決め、剣を抜く

ラムジーは、間をあけることなく、矢の雨を降らし続ける
当然のことながら、ボルトン軍優勢だった

 

形勢逆転

全身を返り血で真っ赤に染めながら長い鉤(ロング・クロウ)を振り続けるジョンの周りには、気がつけば死体の山ができあがっていた。
「このままでは生殺しだ・・・」そう呟いたダヴォスは、「行くぞ!」と雄叫びをあげ、残りわずかな兵を率いて、戦いの中へと突進していった。

その時を待ってたとばかりにカースターク公に進軍を命じるラムジー。
楯と槍を持った兵士が、ジョンの軍隊を取り囲み、円形の真ん中に追い詰められたジョンたち。
ボルトン軍の兵士は、真ん中に向かって一歩ずつ進み、隙間から槍を出す。
ジョンたちは、次々串刺しにされていく。
一方、死体の山を越えて逃げようとすると、カースタークたちが、剣で斬りかかる。

ダヴォスの「敵陣を突破するぞ!」の命令で、巨人族ウェイウェイとトアマンドが先頭に立ち、突破を試みるが、跳ね返されてしまう。
ジョンは仲間の下敷きになり、息も出来ない状況に・・・

ラムジーと戦うこともないまま敗れるのか・・ジョンが諦めかけた時、
進軍ラッパの音が鳴り響いたー。
やってきたのは谷間(ヴェイル)軍勢。
彼らは一気にボルトン軍を壊滅させていく。

その様子を丘から見ていたのはサンサとベイリッシュ。
サンサはラムジーに勝つために、ベイリッシュを頼る道を選んだのだった。
サンサは壊滅状態になっていくボルトン軍を見てほくそ笑む。

ラムジーは、戦っている兵士を放置し、さっさと城へと戻りはじめた。
それを見たジョンは、ラムジーを追いかける。
それに帯同するウェイウェイ(巨人)やトアマンド。
サンサはそれを丘から確認する。

 

奪還

ラムジーは城へ戻ると、守りを固めろと命令するが、ウェイウェイが城門を破壊、ジョン側の兵士たちが城内に突入した。
しかし、数え切れないほどの矢や槍を身体に受けたウェイウェイは膝から崩れ落ち、最期はラムジーに右眼を射られ、絶命する。

「一騎打ちを望んでいたな、素晴らしい提案だ」とラムジーはジョンを挑発する。
弓を引くラムジーを見て、ジョンは素早く楯を拾い、ラムジーが射る矢を受けながら近づき、楯で殴り倒し、拳で顔面を殴り続けた。

ウィンターフェルはスターク家が奪還した。

入城したメリサンドルを、木彫りのシカを握りしめ、睨みつけるダヴォス。
リコンは、地下墓地の父エダードの横へ埋葬されることに。

 

ラムジーの最期

犬舎で、椅子に座らされ拘束されているラムジー。
ラムジーは、それを見つめるサンサに気づき、「お前は俺を殺せない。お前は俺の一部だ」と言う。
静かな声でサンサは言う、「おまえの言葉は消え、家系は滅びる。名も忘れ去られる。おまえの存在もすべて」と。
猟犬の唸り声が聞こえはじめる。
ラムジーは、「忠実な獣だ、俺を襲うワケがない」と言うが、7日間も食べ物を与えられてなかった飢えた猟犬によって、ラムジーは無残な最期を遂げる。
その様をサンサはしっかり見続けた。

 

 

題名からして、ジョン・スノウ vs ラムジー・ボルトンの激突エピソードですよね。
見応えのあるエピソードでした。
目が離せない壮絶な戦いでした。
鬼畜ラムジーがジョンの元へリコンを走らせ、矢を放ち射るゲームをはじめた時は、人間のすることじゃないと思いましたもん(涙)

サンサはラムジーの死に少しは心をスッキリしたのかな?
自分を売ったベイリッシュに頼みたくなかったでしょうけど、何を優先するか・・ですよね。
サンサは、ラムジーを葬り、ウィンターフェル城奪還を選んだんですね。

ダヴォスはシリーン(スタニスの娘)が火処刑されたことに気づいた様子ですね。
メリサンドルを見る目が怒りに満ちていたので、何かありそうな気がします。

デナーリスもドラゴンを操りミーリーンとドスラク部族を統治した形になりましたね。
ハーピーの息子たちも一掃できたと言うことかな?
鉄諸島のヤーラとは女協定を結び、このふたりが今後の七王国統治に関わりを持つのでしょう。

さぁ、次エピソードは最終話。シーズン6ラストです

 

 

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