アカンよね、このドラマはほんと、泣かせる
IMDb 9.5 の意味が分かった
#14 タイムカプセル The Cabin あらすじ
それぞれの問題を抱え、山小屋に集合するビッグスリー。
相関図
まとめ
過去のエピソード
ケイトとマーク
思いどおりに行かないとすぐにキレ、酷いことを平気でするが、それでも優しく、ケイトを愛していると言うマークと別れられないケイト。
母親の反対を押し切り山小屋へ向かったケイトだったが、道中、キレたマークは真冬の山道にケイトを放り出し、クルマで消えてしまう。
しかしその後、ケイトを探し、謝り、愛してると言うマークを許してしまうケイト。
山荘に到着したふたり。
ケイトは珈琲を淹れ、マグカップを取ってマークに頼むが、マークが棚から取ったのは、パパの写真付きのカップだった。
「それは父のだから他のにして」とケイトは言うが、それに気を悪くしたマークは、そのコップを落として割ってしまう。
「何考えてんの?」と本気で怒るケイトに、「ワザとじゃないだろ、ピリピリするなよ」とマーク。
怒りが治まらないケイトは、「無職のあなたに指図されたくない」と言ってしまい、最悪の状況に。
ケイトは状況を変えようと、外へ薪を取りに出るが、戻るとカギがかけられていた。
マークはケイトを寒空の下に締めだしたのだ。
母レベッカと兄たち
レベッカはケイトの電話の様子から、(何かあった)と直感、自分の誕生日ディナーを中止し、ケヴィンとランダルと共に山小屋に向かうが、30キロ手前で、倒木のため通行止を食らってしまう。
「翌朝には通行できます」と言われ、仕方なく朝まで待つことに。
翌朝、山小屋の扉をノックしたレベッカ。
出て来たケイトはいつもと変わりない様子を見せ、「朝食を食べるところよ」と3人を迎入れる。
キッチンではマークがパンケーキを焼き、問題ないように見えたが、・・・ランダルが窓が割れていることに気づく。
ケイトは締めだしされた山荘に入るために窓を割って入ったのだった。
掌をガラスで切る大ケガをしているケイトを見て、「何があったんだ!説明しろ!表に出ろ!」とマークを責めるケヴィンを制したレベッカは、「私たちの家から今すぐ出て行って!娘と会うのはこれが最後よ、いいわね!」とマークに宣告、ケイトを抱きしめるのだった。
現在のエピソード
ランダル
山荘に向かうことにしたランダルに、「私たちのことは心配しなくていいから、リラックスしてきて」とベス。
ケヴィン
マディソンと一夜を明かしてしまったケヴィンは、マディソンと話し合い、ケイトには内緒にしようと約束する。
ケイト
ケイトは、ひとりで面倒をみると言うトビーにジャックを任せ、山小屋に行くことに。
出かける瞬間まで心配するケイトに、「大丈夫だ、問題ないから」とトビー。
トビー
トビーはお昼に離乳食のスクランブルエッグをつくり、ジャックに食べさせるが、突然、ジャックの様子がおかしくなる。
どうやら喉を詰めたらしい。
トビーは慌てながらも、ジャックを抱き上げ背中を叩き、事なきを得る。
その後、トビーはクリニックを受診するが、ジャックに異常はなく、医師から、「何も問題ない。正しい処置をした。良いお父さんだ」と言われ安堵する。
帰宅したトビーは、「パパの大切なものをお前に紹介するよ。スターウォーズだ。この映画は映像はもちろん、効果音も壮大なんだ・・・」と語り始め、ジャックにフィギュアを触らせながら、ライトセーバーやR2の音真似をしながらキャラクターを教えはじめる。
ジャックは笑い声をあげなら、それらを楽しんでいる様子を見せる。
山荘で
ビッグスリーが山荘に集まってまもなく、悪天候(吹雪)のせいで山小屋の電気が使えず、ケータイの電波も入らないことが分かる。
その途端、「ケータイが繋がらないと困る。非常用物品も必要だ」とランダルが言い出し、3人は町に買い出しに行くことに。
ケイトの様子がおかしいことに気づいたケヴィン。
ケイトは、「マディソンから留守番電話が入ってた」と言う。
もちろんケヴィンはマディソンとの約束どおり、シラを切るが、マディソンは罪悪感に駆られ、ケヴィンとの一夜を告白していたのだ。
「説明して」と言うケイトに、「バカだった。過ちなんだ・・」としどろもどろのケヴィン。
その時、「ベスと連絡が取れない。家に帰る!」と落ち着かない様子をみせるランダル。
ほどなくしてベスと連絡が取れ、ランダルは落ち着きを取りもどすが、ケヴィンとケイトはランダルがかなり深刻な状況だと気づく。
それぞれの問題
ケヴィンとケイトは、ランダルを心配するが、「大丈夫だ、強盗に入られ、ひったくり犯と遭遇、それにLAへの往復移動、疲れてるだけだよ」とランダル。
しかしケヴィンは、”LAへの往復”に引っかかる。
出張だと言い訳にならない言い訳をするランダル、黙ったままのケイトに、「何を隠してるんだ?」とケヴィン。
隠し通せないと思ったランダルとケイトは、母レベッカが軽度の認知障害の疑いがあると話す。
しかしケヴィンは、自分に話しもせずランダルが単独でLAの専門医に診せていたことに怒りが治まらず、怒って山小屋を出て行ってしまう。
ランダルとケイトは”ピアソン家のジグソーパズル”をしながら、ポツポツと話しをする。
「母さんはずっと私を心配してたのに、私は反抗ばかりだった。この歳になってようやく母さんと分かり合えたのに・・・。ママの病気のこと、ひとりで抱え込まなきゃならなくてキツかったよね。でももうひとりで抱えなくていい。強くなかった私だけど、今は強くなかった。ケヴィンもそうよ、3人で立ち向かおう」とケイト。
ランダルも頷く。
ピアソン家のジグソーパズルは、最後の1ピース”パパの顔のピース”で完成になるが、そのピースが見当たらない。
すると突然、「タイムカプセルを掘り起こそう」と言い出すランダル。
山小屋の外にいるケヴィンにも声をかけ、ビッグスリーはタイムカプセルを掘り起こし出す。
ケヴィンの袋からは、ケヴィンとソフィーの写真。
ケイトの袋からは、叶えたい夢の箇条書き。
そしてランダルの袋から出て来たのは、ピアソン家のジグゾーパズルのパパの顔のピースだった。
「こんなの入れてたなんて!」と驚くケイトに、「オレの案じゃない」とランダル。
山小屋を購入したジャックは、タイムカプセルを埋めようと提案する。
「ビッグスリーが18才になったら掘り起こそう」と言い、それぞれ埋めるものを考えるよう言うジャック。
ケヴィンは興味を示さず、ケイトは埋めるものを一生懸命考え、ランダルは、「間違ったものを選びたくない」と決めあぐねていた。
結局、「変なものを入れて後悔したくない」とタイムカプセルに何も入れないと言い出すランダルにケヴィンは、【ジャックパパの顔の1ピース】を渡す。
「これを入れたら皆が困るだろ?」と言うランダルに、「これがタイムカプセルから出て来たら、皆が喜ぶ。完璧だ」とケヴィン。
「オレはあの時、タイムカプセルに入れるものを選ぶことでさえパニクった。それは今でも変わらない。良くなってない。ひったくり犯を捕まえた時、必要ないのに犯人を殴ったのは溜め込んだ悪い感情を全部吐き出したかったからだ。ベスはセラピーを勧めてる」と言うランダルにケヴィンも、そうするべきだと勧める。
父親の袋から出て来たのは家のスケッチ。
そして母親の袋から出て来たのは、カセットテープだった。
3人はカセットテープを聞くことに。
聞こえてきたのは、1993年のジャックパパの声だった。
それはパパの夢を信じてくれてるからだ。18才のキミたちはパパたちに反抗してるかも知れないが、ママは愛する人をぞんざいに扱わない人だ
翌朝、3人はそれぞれの現実へと戻って行く。
未来のケヴィン
山小屋の向かいの丘の上に、ジャックの夢のハウスを実現したのはケヴィン。
感想
じんわりと本当に良いStoryですね。
IMDb 9.5の意味も納得できます。
家族ジグソーパズルのパパの顔の1ピースがないあたりから、もうなんかウルウルしてしまいました。
約1年後のビッグスリー40才の誕生日で、ランダルとの関係が切れてるような発言をケヴィンがしてたけど、それは母レベッカの認知症のことをケヴィンに内緒にしていたことが原因ではないと今回のエピソードで判明しましたね。
と言うことは、シーズン4、残り4話で、それが分かるのかな。
ラストは興味深かったな~。
あの感じだと、ビッグスリーは60才ぐらい?
どうやら父の夢のハウスはケヴィンが実現させたようですね~。
アメリカではシーズン4は、2019年9月~約半年をかけて放送され、シーズン5も、去年の秋から今年の春まで全16話で放送されていました。
シーズン6の製作も決まっており、来年の6月に放送されるようですよ。
シーズン5をAmazonプライムで見ることができるのは、きっと1年先になるでしょうね。
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