パート3はケイトのエピソード
#13 大変な1週間 Part:3
ケイトはジャックを育てるヒントを得ようと”目の不自由な子どものためのワークショップ”に予約を入れるが、トビーから、「ジャックを見ると、ただ悲しくなるんだ」と言い出され・・。
相関図
まとめ
現在:ケイト
ケイトはジャックを育てるヒントを得ようと、家族旅行として”目の不自由な子どものためのワークショップ”へ行くことを提案するが、トビーから、「ジャックを見るとただ悲しくなってしまうんだ」と思わぬ告白を受ける。
しかしその直後、ジャックが光に反応をみせる。
隔たり
ジャックが光に反応したことが、本当にうれしかったらしいトビーは、ジャックの視力が改善する可能性があるのでは?と考えはじめ、ネットで子どもの視力が戻った話しや、治療法を検索し、希望を感じている様子をみせるが、ケイトはそんなトビーに複雑な気持ちを抱く。
出発の朝になっても何かと理由をつけて行きたくない空気を醸し出すトビーに苛ついたケイトは、電話をかけてきた母レベッカを誘い、ワークショップへ行くことに。
ワークショップで
久しぶりの娘との旅行に興奮気味のレベッカは、カラオケ大会があると分かると、「デュエットできる」とはしゃぐが、「私はココに学びに来てるの」とケイト。
ケイトにはワークショップにいるすべての夫婦が、子どものために協力しているように見えてしまい、どんどん気持ちが落ち込んでいく。
夜、楽しそうにワークショップの様子を報告するケイトを見てレベッカは少し安心するが、電話の相手がトビーではなく隣人のグレゴリーと知り、トビーとの関係を心配する。
「カレはジャックの目のことで苦しんでる。ジャックを見るとただ悲しくなるって。だけど私ひとりでジャックを育てて行く自信がないし、トビーがどうしたいかも分からない。こんな身体じゃジャックがプールに入りたいって言っても、連れて行けないもの」とケイト。
するとレベッカは、「今からプールへ行くわよ!」と言い出す。
もちろんケイトは拒否するが、「夜だし、おデブとおばあちゃん、問題ない」とレベッカ。
レベッカに背中を押され、水着を着てプールに入ったケイト。
レベッカは、「肩の荷を下ろして私に預ければいいのよ。そのために私がいる。あなたはどんな物にも人にも気持ちを寄せる優しさを持ってるけど、あなたは強いの。自分で思っているより強い。だからトビーに”しっかりして”って言い続けるのよ」とアドバイスする。
「だけどカレにはムリかも知れない」と不安を口にするケイトにレベッカは、「あなたはひとりでもジャックを育てられるわ。だけど私はトビーを信じてる。私もあなたに話しておくことがある」と言い出す。
レベッカはランダルに勧められ病院で検査した結果、軽度認知障害と判断されたと告白する。
「私は気づかなかった・・・」と言葉を失うケイトにレベッカは、「私はこの診断で逆に力が湧いた。細かいことはもういい。悲しむのも心配するのも止めたの。今は心は穏やかよ」と言う。
その言葉に、「私は強いのよ、ママがそう育ててくれたから」とケイト。
そしてケイトの発案で、ふたりはカラオケのデュエットを楽しんだ。
トビーと向き合う
自宅へと戻ってきたケイトはレベッカから、「何があっても私がいる」と励まされ、トビーと話し合うことに。
「ワークショップはどうだった?」と聞くトビーにケイトは、「素晴らしい経験だった。トビー、あなたは頼れる夫に、父親になれるの?」と聞くケイトに、「そうなりたい」とトビー。
しかしそれはケイトが欲しい言葉ではなかったー。
そこへケヴィンから電話がかかる。
ランダルも最悪の状況で、ケヴィンも頭を冷やしたいと言い、山荘に行こうと誘われる。
ケイトは、「ジャックの良い父親になりたい、じゃなく、今すぐなってもらいたいの。週末はジャックを連れて兄弟で山荘に行ってくる。しばらく距離をおいた方がいいわ」と言うケイトに、「オレがジャックの面倒をみる。息子と過ごしたいんだ」と言い出すトビー。
過去:18才のケイト
マークと付き合って3ヶ月。
ケイトは、優しいかと思えば、突然機嫌が悪くなるマークの顔色を気にして付き合うようになっていた。
レベッカは電話口で揉める様子を見て、1度ゆっくりマークと話しがしたいと提案、カフェで3人で会うことに。
しかしマークは、クルマの調子が悪かったからと遅れてやって来ると、突然レコード店を辞めたと言い、ケイトとふたりで曲を作ろうと思ってるから山荘を貸して欲しいとまで言い出す。
マークを信用できないと感じたレベッカはケイトに、「ふたりで山荘に行くことに賛成できない。マークがよく理解できない」と反対するが、ケイトは、「不公平よ!ランダルはベスとずっと一緒にいるしケヴィンはソフィーと結婚してる。話しが違う!」と怒りだし、「父さんが死んで、2度と幸せになれないと思ってた。でもマークは私を愛してくれる。初めて私を愛してくれる人が現れたの。もういい、ママが反対しても私は今からカレと山荘に行く」と言うとレベッカの誕生日ディナーを放棄してマークと山荘へ向かってしまう。
しかし、山荘に向かう途中で思い通りにならないケイトに怒りだしたマークは、荒っぽい運転をして恐がらせ、クルマから放り出してしまう。
真っ暗な山道をひとり歩きガソリンスタンドで母に電話をするケイト。
そこへ、「悪かった」とケイトを迎えに来たマーク。ケイトは迷った末、母との電話を切り、マークの元へ戻るが、レベッカはケイトに危険が及ぶ気がして、ケヴィンとランダルと一緒に山荘に向かうのだったー。
感想
ケイトとトビーはどうなるのかな?心配です。
トビーほど優しい人はいないけど、トビーほど繊細な人もいないかも
ジャックを育てていくってシンプルなことなのに、それほどの身構えて難しく考えること、あるのかな?
そこが母親と父親の違いなのかも知れませんね。
私は女性なので、自分がこの世に産んだ子の人生を引き受ける覚悟は、その瞬間から必然に生まれるものだと思ってます。
もちろん、途中で迷い苦しむこともあるだろうけれど。
レベッカがケイトに自ら、認知症の可能性を告白して良かったと思う。
これで少しはランダルの負担が減ればいいなと思う。
次は山荘でのビッグスリーエピソードですね
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