Netflixリミテッドシリーズ全7話の「私のトナカイちゃん(Baby Reindeer)」
#5
キーリーが何者かに襲われ、リズから家を出てくれと言われてしまうドニー。
まとめ
出禁
テリーを襲った翌日、「よくも私を二股にかけたわね。私を傷つけたことを反省しろ」とすごい剣幕で怒鳴り込んできたマーサは、とうとうと言うかようやく「ザ・ハート」を出禁になった。
しかしマーサの嫌がらせはエスカレートするばかり。
パブの外でドニーを待ち伏せし、大きな声で誹謗中傷。コンテストの会場でも、「Mr.二股野郎」とヤジを入れる始末。唯一救われたのは、マーサの妨害行為が認められ、決勝進出者に選ばれたことだった。
しかしマーサがパブの従業員にドニーがコメディアンであることをバラしてしまい仕事仲間からもからかわれる。
家を失ったドニー
キーリーが襲われた
キーリーが何者かに液体を掛けられる被害に遭う。
「液体をかけた女は、”ドニーへの報いだ”って言ってた」と言われ、真実を言うしかなくなったドニー。
ドニーはキーリーから警察に被害届けを出していないことを咎められ、リズからは家を出て行って欲しいと言われてしまう。
住む家を失ったドニーは友人を頼るが上手く行かず・・・・。
テリーとの関係
テリーがマーサに酷い目に遭わされ、ドニーはテリーとの関係は終わったと諦めていたが、意外にもテリーは家を失ったドニーを受け入れ、甲斐甲斐しく世話をするように。それによって関係はむしろ深まった。
テリーのアパートの居心地は最高だった。しかしいざ関係を持とうとすると萎えてしまうドニー。
最初はドニーを気遣っていたテリーだったが、2週間もその状態が続くとテリーは明るさを失い、眠らず、とうとう怒りをぶちまけた。
テリーはドニーがテリーの被害届を警察に出さなかったことを責めたて、女扱いされていないと不満を爆発させた。
ストーカー被害の届け出
ようやく被害届を出す決心がついたドニーは警官にマーサのメールを見せてストーカー被害を訴えるが、警官は、メールを根拠に逮捕するには、明らかな脅しや性的な攻撃内容がなければならないと言い、マーサのメール内容では被害届けを受理できないと言う。
そこで、「”マーサ・スコット”と端末に打ち込んで調べてくれ」とドニー。すると警官の表情が一気に変わり、上司のカルバー刑事を呼び出した。
カルバーは、「マーサ・スコットは警官をストーカーしたこともあるほどの危険人物です」と言い、被害届を提出するよう言い、口頭でマーサに注意を入れると言う。
(それだけしかしてくれないか?)と不安になるドニーにカルバー刑事は、「警察が介入すれば変化はある」と言う。
変化
しかしドニーが警察に届け出た途端、出会った日から一度も途絶えたことのなかったマーサからの1日百通以上のメールがなくなった。
しかしドニーは安堵するよりも、奇妙な静けさに不安と恐怖を感じるようになる。
メールがあればマーサがどんな気持ちか読み取れたが、メール来ないとそれがわからない。
ドニーは混乱に陥り、なぜかマーサに欲情すると言う奇妙なことが起きてしまう。
結果、マーサによって失われた性欲が復活し、テリーと良い関係に。
しかしドニーは、混乱したまままた虐げられた気持ちを抱えることに。
ドニーはカルバー刑事にマーサの様子を聞くが、「意外にもマーサは捜査に協力的で、自分の行動を恥て支援を受けることにも同意、社会適応訓練に参加している」と言う。
意外な返答にドニーは、「オレへの伝言はなかった?動揺し取り乱してたでしょ?」と聞くが、「いいえ、もう心配はいりません。次があれば検察に送ります。接近禁止令を出せると思います」と刑事。
予感
テリーと食事に出かけたドニー。
「なんか変だ」と言うドニーにテリーも、「マーサがすんなり受け入れたなんて人ってわからない」と言う。
その時ドニーの電話に母親から着信が。ドニーは、「あとでかけなおすよ、今夜はふたりで再出発祝おう」と電話にでなかった。
感想
性被害を受けたことって親や恋人には特に言えないよね。なぜだろうね?それが言えれば、早めに解決できることもあるだろうけど、言えないよね、それが現実。
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