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#6 イナイ・イナイ・バァ Peekaboo あらすじ
ウォルターから奪われたクリスタルメスを取り戻し、始末するよう言われたジェシーは、覚悟を決めてドラッグ中毒カップルの家に乗り込む。
グレッチェンの電話を受けたスカイラーは、夫の治療費援助について心のからの感謝を伝えるが・・・。
相関図
まとめ
ウォルター
ウォルターは仕事復帰した。
しかし副校長のカルメンは、「困ったことや何かあれば私に相談して」と意味深な発言をする。
実はウォルターが全裸でスーパーマーケットに居たことに尾ひれがついて噂になっていたのだ。
ウソ
グレッチェン・シュワルツから電話がかかった。スカイラーは治療費援助について心からの感謝を伝える。
しかしウォルターから援助を断られたグレッチェンは状況が飲み込めず、ウィルターを訪ねてやって来た。
グレッチェンはスカイラーだけじゃなく、ジュニアからもお礼を言われ、口裏を合わせるが、居たたまれず、「帰る」と言う。
ウォルターはグレッチェンの後を追い、「話がしたい」と言うが、グレッチェンはウォルターを振り切りクルマを発進させる。
本心
翌日、ウォルターはサンタフェへと出向き、グレッチェンと話し合うことに。
グレッチェンが”この件”についてエリオットに話していないと知り、ウォルターは、「キミたちを巻き込んで悪かった」と謝るが、グレッチェンは、ウソをついた理由や、治療費の捻出について説明して欲しいと言う。
しかしウォルターは、「キミには関係ない」と話さない。
それでも、「私たちをウソに利用した。どうしちゃったの？あなたらしくない」と言うグレッチェンにウォルターは、「私を切り捨てた過去は治療費援助では消えないぞ。私の努力と研究の成果でキミたちは財を築いたんだ」と言い出す。
その発言に驚きグレッチェンは、「私を捨てたクセに。あの日、突然あなたは去った」と言うが、「それはキミの口実だ」と言い、ウォルターはグレッチェンの言い分を認めない。
グレッチェンは、「返す言葉も見つからない。話にならない。あなたに同情する」と言うがウォルターはグレッチェンを睨みつけ、「クソ食らえだ」と悪態をつく。
ウソの上塗り
ウォルターがサンタフェから戻ると、「さっきグレッチェンから電話があった。もう援助しないと言われた。何があったの？」とスカイラー。
ウォルターは、サンタフェに行ってエリオットとグレッチェンに会った。彼らは破産したらしいと言う。
驚くスカイラーに、「大丈夫だ。大半の治療費は払った。なんとかなる」とウォルター。
ジェシー
かたをつけるために
ウォルターから、スニーキー・ピートをハメてドラッグを奪ったジャンキーカップルに対処するよう言われたジェシーは、ドラッグで気合を入れると銃を持ちスプージ宅へ向かう。
しかしジャンキーたちは留守だった。
そこでジェシーは窓ガラスを割って侵入、物色するが、家にはドラッグもカネ目のものも何もない。それどころか、家中荒れ放題のゴミ屋敷だった。
ネグレクト
そこへ突然姿を見せたのは小さな男の子。
男の子は汚れた服で風呂にも入っていない状態で、「お腹が空いた」と言う。
仕方なくジェシーは男の子の食事を作り与え、喜ばせようと、”いない、いない、ばぁ”で笑わせる。
ジャンキー
そこへジャンキーたちが帰ってきた。
ジェシーは男の子を別部屋に移動させると、カップルに銃を向け、「カネとメスを返せ！」と迫る。
しかしジェシーが回収できたのは、たった1/8オンスのメスだけだった。
するとスプージは、「ちょっと手伝ってくれればカネで払える」と言い出す。
実はジェンキーカップルは町外れの食料品店からATMを盗み、持ち帰っていたのだ。
「目撃者はいないし、被害者もゼロだ」とスプージ。
スプージはハンマーでATMを開けようとするが、そう簡単に開けられない。
苛立ったジェシーは、「いつまで待たせる気だよ？子どもちゃんと世話しろ。まともな食事を作り、風呂に入れてやれ！」と言うが、「ドラッグをくれたらやるよ」と女。
形勢逆転
いつまで経ってもATMは開かなかった。
そこへ部屋から出てきた男の子が、ジェシーに”いない、いない、ばぁ”をして欲しいとねだる。
ジェシーが男の子の相手をしていると、背後から女がジェシーの頭を殴打、ジェシーは意識を失い倒れてしまう。
女はジェシーから銃とドラッグを奪った。
ジェシーが意識を取り戻すと、男はATMを底から開けようと作業中だったが、女はその横で、「もっとドラッグが欲しい」とラリって要求し続けていた。
苛立った男が、女をけなしはじめ、お決まりの口論が始まった。
ジェシーが反撃の時を伺っていると、次の瞬間、女はATMを押し倒し、作業中の男を圧死させ、男のポケットからドラッグを取り出すと、ラリりはじめたー。
マズイ状況だった。
ジェシーが部屋やATMについている自分の指紋を拭き取ると、ATMからカネが飛び出してきた。ジェシーはいくらかのカネを頂き、119に通報。
男の子を外に連れ出し、「ここで待ってろ。家の中に入っちゃだめだぞ。な、いい人生を送れよ」と言うと、その場を立ち去った。
感想
時折見せるジェシーの優しさを知るたび、ドラッグさえなかったら、彼を正しく評価してくれる人や場所があれば、彼はここまで落ちることはなかったろうに・・と思います。
まともに仕事をしても、それが給料に反映されない社会。今の日本もまさしくそれ。
こんな安い給料じゃ、みんなまともに働かなくなるよね？
このドラマを見ていると、そんなことを考えます。
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