THIS IS US シーズン4 #2 思春期 (相関図あり)

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ピアソン家の夏のイベントは、プール!
だけど思春期を迎えた子どもたちの反応は・・・って感じのエピソードです

#2 思春期 The Pool: Part Two

夏休みも終わりに近づいたピアソン家のはなし。
【過去】家族でプールへ行こうと提案したレベッカに、「行かなきゃダメ?」と喜ばない思春期の子どもたち。
【現在】ランダル家は、思春期のテスとデジャとの関わりを考える機会を得る。
そしてケイトは、未熟児網膜症と診断されたジャックの子育てに一生懸命になっていたが、逆に1度も泣かず、弱音を吐かないケイトを心配するトビー。

 

相関図

まとめ

過去 

プール

夏休みの最終日。
ビッグスリーたちは9月から7年生(日本の中学1年)に。
最近めっきり母親離れしはじめた子どもたちに淋しさを感じているレベッカは、夏休み最後のイベントとして家族でプールに行こうと提案するが、「行かなきゃダメ?」と子どもたちは、めんどくさそうだ。
ジャックは、「親と何かをしたがる年齢じゃないよ」と言うが、淋しさを感じるレベッカ。

結局、家族でプールに来たものの、ジャックパパが必死で5脚確保したチェアを無視し、それぞれの友だちを見つけて遊びに行ってしまうビッグスリー。

レベッカは学校で人気者の女子と一緒に行ってしまったケイトが、イジメられないかと不安に駆られる。

レベッカの想像どおりケイトは彼女らにイジメられはしたが、自分でそれを対処した。

ビッグスリー

勉強が大好きで、流行の音楽に興味のないランダル。
一方ケヴィンは、ノリが良くて流行の曲も歌えてしまう。

ケヴィンはランダルの友だちと一緒に遊ぶが、ノリの良いケヴィンはすぐに仲良くなってしまう。
それどころか、ランダルが歌を知らない事を知っていながら、「続きを歌え」とムリなことを要求し、友だちと一緒に笑い合うケヴィン。

ケヴィンの行動に怒ったランダルが、ケヴィンのカセットテープを壊し、喧嘩が勃発した。
ランダルはケヴィンに、「友だちの前で恥をかかせて楽しんでた。ボクの兄貴なのに」と怒りをぶつけるランダルにケヴィンは返す言葉がなかったー。

父の助言

「ボクはいい人間だと思う?悪いこと、いっぱいしてる」とパパに聞くケヴィン。
「いい人間だと思うよ。父さんのコツを教えよう。愛するひとを持つんだ。大切にしたいと思える人を。それがお前を立派にする」とジャックは助言した。

 

現在

ケヴィンの問題

現在LAにいるケヴィンは、自らアルコール依存症の会に参加、禁酒を続けている。

また、保釈金を振り込んだのに、その後まったく連絡のないニックを心配するケヴィン。
レベッカは、「今は断酒に集中するべきよ、仕事で忙しくする方はいい」とアドバイスする。

このエピソードの続き
ニックはペンシルベニアで逮捕され、保釈金をケヴィンに頼んできたが、詳しい内容は何も話そうとしない。

そんなケヴィンにシカゴでの仕事依頼が入るが、ケヴィンはその仕事を受けるか否かで悩んでいた。
仕事に集中し、忙しく過ごせば酒を飲まずにいられるとわかっていても、仕事を終え、役者でない素の自分に戻った時、酒の誘惑に負けてしまいそうで怖かったのだ。

ケイトの問題

ジャックが未熟児網膜症と診断されて1週間。
ケイトは動揺することなく、前向きにジャックの子育てをし、”盲目の子どもを育てる専門家”、アンナを自宅に呼び、レクチャーを受ける。
トビーは、そんなケイトがムリをしているように見えて心配するが、「私は大丈夫」とケイト。

一緒にアンナのレクチャーを受けるために、ケイト宅にレベッカ、ミゲル夫婦、友だちのマディソン、そしてケヴィンが集まった。

以前より痩せたトビーを見て心配するレベッカに、「心配事が多すぎて、正直なところギリギリです。ジャックが盲目だと診断された時、ボクは医者の言葉が頭に入らないほど動揺したのにケイトは、しっかり受け止めていたんです。そしてその時から1度もその姿勢を崩していない。実はケイトは過食してます。そうやって揺れる感情に対処してます。ボクの1番の心配はケイトです」とトビー。

家中の危険箇所を点検したあと、「ジャックに考慮してTVは壁掛けにします。奮発して高いTVを買ったの。早くジャックにスティラーズ(アメフトチーム)の試合を見せたくて」と言ってしまったケイト。
思わぬことで、息子の盲目を受け入れているようで、そうではないと実感してしまったケイトは、堪えきれず涙を流し、「泣かないと決めたのに・・」と部屋を出てってしまう。

ケヴィンとケイト

ジャックを抱きたいのに、泣きだそうで、中々抱っこできないケヴィン。

「お前は生まれて187日目だ。お前の生まれた日から断酒したから覚えてる。ここまでオレは永遠に感じるほど長かったけど、キミにはほんの187日だ」
ケヴィンはジャックに話しかけながら、酒の誘惑に負けてしまいそうな自分が怖いと呟く-。

そこへケイトがやってきた。
ケイトはベビーモニターでケヴィンの話を聞いていたのだ。
「大丈夫か?みんな心配してる」と気遣うケヴィンにケイトは、「いろんな医者からリスクについて説明されたし、出産は考えた方がいいと警告されたのに、私は生むと決めた。私のせいなの」と自分を責めるケイト。

ケイトはケヴィンがジャックを抱きたいのに泣かれてしまうと聞き、「ジャックに分かるように声や触って教えてあげるのよ」とアドバイスする。
その言葉どおりするとジャックはケヴィンに抱かれた。
「なんて素晴らしい子なんだ」と心から感動するケヴィン。

「シカゴの仕事は断ろうと思っている。子守りの戦力だろ」と言うケヴィンにケイトは、「私への愛情を自分に向けて。シカゴに行って仕事をして。そして禁酒に集中するの」とケヴィンを励ました。

ケイトの決意、ケヴィンの決意

ケイトは家族とアンナに言う。
「みんな心配してくれてありがとう。ジャックは目は見えないけど、音や感触はわかる。ジャックには不安より希望を感じて生きて欲しい。禁止事項ばかりじゃなく、ジャックには制限のない人生を与えたい」と自分の意見を伝えた。
皆、ケイトに賛同する。

ケヴィンはケイトに背中を押され、シカゴへ出発する。

 

ランダルの問題

フィラデルフィア市議のランダルは、ベスの大きな決断でフィラデルフィアへと引っ越した。
ベスはバレエスタジオ開業に向けて動き出していた。
そんな中、夏休み最後の日だから家族で出かけようと提案するランダル。
しかし思春期のデジャとテスは、「約束していたことを先にして欲しい」と言い出す。

デジャ

デジャの希望は、「8年生になったんだしバスで通学をしたい」と言うもの。
ランダルはデジャとふたりで、学校までのバスルートを試乗することに。

「離れて座れば、私がひとりで乗った時の状況がわかる」と言うデジャの発案で別々に座ったランダルだったが、治安が良くないフィラデルフィアの路線バスに不安が募り出す。
そんな中、途中から乗って来た中年男性が、デジャの隣に座り、なんやらデジャに話しかけ始めた-。
それを見たランダルはガマンできなくなってしまう。
「ちょっと変わった人ってだけだよ。自分で何とかできる」と言うデジャに、「なんで送り迎えはイヤなんだ?」と言うが、「ランダルとは育ち方が違うの。あなたが心配するような世界で私は生きてきたの」とデジャ。
だがランダルは、「まだ9年生(高1)だ。バス通学は来年からにしよう」と勝手に決めてしまう。
「信じらんない」と不機嫌になるデジャ。

テス

「新学期前に美容院へ行く約束だった」と言うテスを連れて美容室へ行ったベスだったが、テスの希望のヘアスタイルを知り、「それじゃ見た目が変わってしまう」とベス。
しかしテスは、「ちゃんと考えて決めた」と譲らない。

不機嫌なデジャを連れて美容室へとやって来たランダルに、「髪型が変わり、服が変わり、私の知っていたはずの娘が別人になっちゃう。悲しくなる」とベス。
「あっと言う間に成長だ・・・」とランダル。

そこへベリーショートにイメチェンしたテスが出て来た。
思いの外、ベリーショートが似合っているテスを見て、「どうなるのかって想像できなかったけど、とっても似合ってる。素敵よ」とベス。
ランダルも頷く。

子どもたちの成長

ランダルとベスは、成長した子どもたちを実感し、「ランダルの心配性のおかげで、自由のない高校生活になる」と不満を言うデジャには、「毎日学校に着いたらメールをすること」と条件を付け、バス通学を許可。
ベスは、自分の価値観を娘たちに押しつけるのを止めると言い、自分らしく生きようとするテスを応援することに。
こうしてランダル一家は、フィラデルフィアでの生活をスタートさせた。

 

感想

プールにはピアソン家の歴史があるってことですね。
こうして毎年同じ場所に家族で出かけていれば、子どもの成長がわかりますよね。

私の子どもの頃、父親が記録のために毎夏、水着で父と並んで写真を撮っていました。
小さな頃は、イベントのひとつで、イヤでもなかったけど、小6ぐらいから、その恒例行事がイヤで仕方なかった。たぶん、中2で拒否し、止めたと思う。
子どもにすれば成長過程の1つの反抗なんだけど、親となった今、子どもの成長過程の反応は、嬉しいようで淋しいことだったんだなと思います。
もう子どもが小さかった頃には戻れない。
このドラマは、そういうのがたくさん詰まってる。

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