ペーパー・ハウス3 #3 スペイン発、頭脳派強盗団ドラマ(相関図付)

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今回のエピソードがスペイン銀行の地下48メートル下にある金庫内の金塊をどうやって奪うかと言うはなし~。

#3 地下48メートル  48metros bajo el suelo あらすじ

国軍に扮し、スペイン銀行内に難なく侵入した強盗団たち。
セッティングしていたプラスティック爆弾が爆発し、悲鳴があがる銀行内でマルティンは、建物の封鎖を命じる。
それこそ、教授の狙いどおりの展開だった。
しかし、トーキョーとナイロビは、ある計画に失敗してしまう。

 

相関図

まとめ

【ここまでのまとめ】
●強盗団は、CNI(国家情報局)、警察すべての通信(マイク、カメラ、GPS等すべて)を乗っ取った。
●ダリマスク強盗団の宣戦布告に扇動され、スペイン銀行周辺に押し寄せた民衆は、治安警備隊により催涙ガスを使われ排除される(指示は教授が出した)
●スペイン銀行内の人質の半分は行外へ避難。
その途中でスペイン銀行の一部が爆破被害に遭う(当然、強盗団がセットした爆弾)

スペイン銀行内で

突然の爆発に、ホールに残された人質の半分は、パニック状態に。
すぐさまマルティンは、「銀行強盗の襲撃だ!警備員に告ぐ、危険警報だ。建物を封鎖しろ!」と指示。
これによりスペイン銀行は完全封鎖に。

【スペイン銀行を封鎖する】これこそ教授の計画だった。
厚さ180センチの外壁で造られたスペイン銀行を完全封鎖すれば、外からの攻撃を受けない要塞と化するのだ。

しかも危険警報が発令されれば、1時間、誰も出入りできない。その間に重要なものを手に入れる計画だった。

トーキョーとナイロビの任務

ロレンツォ中尉に扮したトーキョーとナイロビは、総裁室へと向かう。
総裁は常に5人のボディガードで警護されていたが、ふたりの任務は、総裁のみを連れ出すこと。
しかし避難を求めるトーキョーに総裁は、「職員の避難が終わるまでここに残る。私を警護したいなら、連絡が来るまでここで待てば良い」と言い出す。

仕方なく総裁のデスクの前に座ったトーキョーとナイロビ。
トーキョーは、5人のボディガードを始末して総裁を連れ出すためには、仕掛けるしかないと判断、ある作戦に出るが、上手くはいかず、逆にナイロビがボディガードに捕まり、銃を向けられてしまう。

しかしその難局は、「誰も傷つけたくない。銃を下ろせ」とボディガードに指示した総裁の一言で変わる。
解放されたナイロビは二丁拳銃で威嚇しながら、トーキョーと共に総裁をエレベーターまで移動させるが、エレベーターのドアが閉まる一瞬の隙をつかれ、総裁に逃げられてしまう。
ふたりは総裁を連れ出すことに失敗したのだ

総裁を連れ出す理由は、地下金庫へ行くためのエレベーターカードが必要だったから

ダリマスク強盗団

同じ頃、マルティンは銀行内に残された人々をホールに集めると、皆の前に立ち。「何も心配しなくていい。冷静に」と言いながら、両手を挙げるよう求める。
訝りながらも両手を挙げる人々にマルティンは、「銀行は強盗に襲撃されましたが運が良いことの襲ったのは我々だ」と言うと軍服を脱ぎ、赤い繋ぎスタイルを見せる。

悲鳴を上げ、逃げようとする人々を阻止したのは、ダリマスク+赤い繋ぎのデンバー。
強盗団は、人質全員に赤の繋ぎを着せると、アイマスクをするよう命じ、ケータイを没収する。

綻び

総裁のボディーガードが1Fへ行くだろうと考えたトーキョーは、「ぶちかます」と覚悟を決め、ナイロビとふたりで1Fへ。

その頃モニカから、「問題が起きた」と報告を受けたマルティンは、デンバー、ヘルシンキと共に1Fへ援護に向かうが、既にトーキョーとナイロビはボディーガードらに囲まれ最悪の状況だった。

マルティンらは頭上からボディガードらに銃を構え、「銃を下ろせ。撃ち合えばお前らが不利だ。ガンディア(ボディガードのリーダー)、妻と息子を思い出せ!銃を置くんだ」と迫る。
「分かった、従う」ガンディアはそう言うと銃の構えを解くと見せかけ、マルティンに向かって発砲!
それを機に銃撃戦となってしまう。

想定外の出来事に加え、モニター前の教授は激しく動揺する。

トーキョーは防弾チョッキで助かったが、マルティンは割れたガラスが目に刺さり、大ケガを負ってしまった。

デンバーとモニカは眼科医が必要だと言うが、トーキョーは、「私がピンセットで取り除く」と言い出す。
マルティンはそんなことはムリだと抵抗するが、「やれる」と言うトーキョーに腹を決めると、「手術の前にやることがある」とデンバーの肩を借り、移動しはじめるー。

人質

マルティンの犠牲もあり、ボディガード5人と総裁を拘束することに成功した強盗団。
ナイロビは、総裁の内ポケットからカードキーを拝借する。

ナイロビは人質に向かい、「良く聞いて!すべてのドアと窓、出入り口と非常口に460キロの爆薬を仕掛けた。逃げようとしたら爆発する。逃げたら死ぬってことよ。我々の言うことを聞いてくれるならわ、我々は皆さんを守る」と宣言すると、アイマスクを外す許可を出す。

次に強盗団の作業を手伝う人質を選出するボゴタ。
ボゴタは、アグスティン・モンテロ、アルフォンソ、マティアス・カノなど4人をピックアップすると、「オレについてこい」とカードキーを使って地下金庫へと降りて行く。
実は選ばれた3人は、強盗団が仕込んだ溶接工たちだった!

金塊強奪計画

ナイロビは金庫の扉に丸く印を描くと、「この扉に触れると警報が作動して金庫内は浸水が始まる。16分15秒後は、この丸枠の下まで浸水する。それまでに穴を開けて連絡通路を確保するのよ!」とハッパをかける。
溶接工たちは14トンもの鉄の扉をバーナーカッターで作業を開始する。

間もなく警報が鳴り響き、金庫内に浸水が始まるー。

扉は丸く切り抜かれた。
そこへ円柱状の筒(連絡通路)を接続。
そこからダイビングスーツを着たボゴタが金庫内に入り、連絡通路の溶接作業を開始する。
しかし水位の高さを見た瞬間、ボゴタは酸素ボンベをつけず、作業をはじめた。
何とかギリギリで溶接を完了したボゴタ。

次にダイビングスーツを来たナイロビが、連絡通路を使って金庫内に侵入する。

金庫内には90トンもの金塊が!
連絡路を使ってそれを金庫の中から持ちはじめるー。

【過去の話】
王立造幣局を襲撃する前、ベルリン(アンドレ)は弟(セルギオ)の教授に、母親と同じミオパーチで余命3年だと告白する。
教授は、強盗計画を中止し海外で治療方法を探そうと言うが、計画の実行こそが自分の美学と言い切った。
そしてスペイン銀行の金塊強奪こそベルリンの夢だった。

 

CNI(スペイン国家情報局)の動き

スペイン銀行前に捜査本部が設置され、陣頭指揮を執るCNI(国家情報局)のルイス・タマヨ中佐が到着する。
捜査本部にはアンヘル捜査官の姿も。

捜査本部に入ったタマヨ中佐はそこにアルフォンソ・プリエトがいることに驚く。
「驚いて来てしまった。邪魔はしない」と言うプリエトに、「心配するな。休んでいろ」とタマヨ中佐。
しかしプリエトは、「彼女に電話を。彼女を呼べ」と強く求め、タマヨ中佐は頷く。

タマヨ中佐は捜査本部のスタッフに向かい、自分が陣頭指揮を執ること、そして切り札の”アリシア・シエラ”を呼ぶと宣言する。

アリシア・シエラはどこかの場所でリオを拷問している人物
リオは弱りきり、治療が必要な状況になっていた。

それを盗聴していた教授とラケル。
ラケルは、「彼女よ」と気を引き締める。

 

感想

シーズン1,2の時より、スピーディーの上、かなり難しい展開かも
まとめるにあたり、2回見たわけだけど、そうするとかなり理解は深まるけど。

とりあえず、地下48m下の金庫は、強奪から金塊を守るため浸水する仕掛けがされてるワケだけど、それを逆手にとって、見事に金塊強奪に成功したと言うのが現段階。
でも、既にいくつかの綻びが起こってます。
まず、リーダーであるマルティンは両目にケガを負いました。
かなり重傷だけど、医師を呼ばずしてトーキョーが治療を施そうとしてます。

金庫から金塊を出したけど、では、それをどうやってスペイン銀行の外へ持ち出すのか?
そこはまだ謎です。

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