THIS IS US シーズン3 #6 カムサハムニダ

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ケヴィンはドニーからもらった写真に父と一緒に写るベトナム女性が気になって仕方ない。
ランダルは新しい選挙キャンペーン戦法を思いつく。
しかしベスは、ランダルに今のツラさ、苦しみを伝えられずにいた。

 

「THIS IS US」はAmazon Primeでシーズン1~3まで視聴可能です

#6 カムサハムニダ Kamsahamnida あらすじ

ケイトの妊娠はピアソン家を喜ばせる一大ニュースとなるが、トビーのウツ状態は一向に良くならず、ケイトは心を痛める。
選挙キャンペーン初日、惨敗したランダルだったが、ケヴィンの協力で新しい戦法を思いつく。

過去エピソード
ボクシングとジャック、そしてランダルの話し。

 

まとめ

ケイト

トビーの状態

ケイト妊娠の知らせは、ピアソン一家を多いに喜ばせた。
しかしトビーは、抗うつ剤を再開したのにうつ状態から抜け出せないままだった。
ベッドから起き上がれず、目もうつろで、愛犬オーディオの散歩に誘っても、行かないと言うトビー。

ひとりでどうして良いかもわからないケイトは、「待つべきなのか、無理にでもベッドから出すべきなのかわからないの。ママならどうする?」と母レベッカに相談する。
レベッカは、「今はじっとガマンして支えるしかない」とアドバイスする。

決断できない

オーディオは散歩中、ケイトが目を離してしまった隙にゴミ箱を漁ってしまい、その後、元気と食欲をなくしてしまう。
ケイトは動物病院にオーディオを連れて行くが、オーディオは石ころを食べていた。
獣医師から、自然にウンチで出るのを待つか、手術するかを決めるよう言われるが、ひとりで決断できないケイトは、「どうしたらいい?ママ」」とまたレベッカを頼る。

「連れ帰って様子をみるべき。様子がおかしかったらすぐに病院に連れて行けばいいわ」とアドバイスされ、「ありがとう、ママ。子どもが産まれたら本気で同居してね」と言うケイトにレベッカは、「あなたはこれからトビー、オーディオ、そして赤ちゃんのために、たくさんの決断を迫られることになるわ。そんな時は深呼吸して、決めるの。そしてマズイ選択でなかったことを祈るの」とアドバイスする。

ケイトの決意

トビーからオーディオのことを聞かれたケイトは、「心配ない。ウンチと一緒に出れば問題ないって」とトビーに心配させないようにする。
ケイトはトビーが服を着替えているのに気づき、「少し良くなかったの?」と聞くが、「そうでもないんだ。起きて着替えれば、良くなるかなと思ったけど違った。オレはキミにいずれ捨てられる。妊婦のキミを支えるべきオレがキミの重荷になってる。ずっとこんなことが続いたら不安だろう?すまない」と言い、また寝室へと引き上げようとする。
「待って!オーディオの散歩に行こう。オーディオも行きたがってる」
ケイトは勇気を出して、やや強引にトビーを誘うと、「わかった」とトビー。

オーディオは散歩中にウンチをし、心配はひとつ消えた。

「私は別れたりしない」ケイトはハッキリとトビーに言うが、「オレは一生これを抱えて生きていくんだ」とトビー。
それでもケイトは、「結婚式で神に誓ったわ。良い時も病めるときもって。私は38なのに、何かあれば母に頼ってしまう。だけどいろんな経験が私を強くしたの。私は逃げない。もしあなたが倒れても立たせてあげるわ」とハッキリ気持ちを伝えた。

ランダル

ブラウン議員

ランダルは、まずは地元で顔と名前を知ってもらおうと、フィラデルフィアの教会へ出向く。
神父から代表として聖書を読むよう求められたブラウン議員は壇上にあがると、「聖書を読む前に、わざわざニュージャージーからランダル・ピアソン氏が来てくれた。カレは私の対立候補だが、私はこの質素な地区に歓迎します」と懐に広いところを見せつつ、ランダルがよそ者であることを丁重な言葉で皆に知らしめる。

ケヴィンとランダル

ベトナム女性と父

●父と映ってるベトナム女性
●女性がつけているネックレスを父親は肌身離さずつけていた。
●それを父はオレに譲ってくれた

父と写真の女性の関係が気になって仕方がないケヴィンはランダルに電話をし、「話したいことがあるからそっちへ行く」と言うが、「やめてくれ。映画スターで、白人の兄貴がいると分かれば益々票がなくなる」とランダル。
しかしケヴィンが引きそうにないとわかったランダルは、コリアンタウンのレストランで会うことに。

ケヴィンから写真を見せられた、「驚いた。この写真はびっくりだな」とランダル。
「父さんと恋仲に見えないか?彼女のネックレスをオレにくれた。意味があるはずだ」とケヴィン。
ランダルも、「父さんのことは興味はあるけど、ベトナムのことを語らなかった。明らかに避けてたことだ」と言う。

新しい戦法

ランダルの予想に反して、コリアンタウンでケヴィンは大人気だった。
ケヴィンのドラマ、「シッターマン」が「ベビーマン」と言う名で韓国で大人気なのだと言う。

それを知ったランダルは、ある戦法を思いつく。
それは、50%しか投票登録していない韓国系住民の票を獲得することだった。
「ブラウン派を寝返らすのがムリでも、彼らの地盤じゃない地区にはアピールできる」とランダルは、ケヴィンにも協力を頼む。

コリアンタウンで

ふたりはコリアンタウンで、有権者登録活動を開始する。
ケヴィンのヘルプもあり、順調に登録者を獲得していたランダルに、「ブラウン地盤に食い込めず韓国人票に期待ですか?韓国で人気の”ベビーマン”まで連れてきて。でもあなたの魂胆は丸見えだ。あなたはココに来たこともないし、当選したって寄りつくこともないでしょ」とストレートにもの申す青年が現れる。

ランダルは、「確かに初めてだが、今はココにいる」と話し始めるー。
それを通訳する青年の妹。
「空き店舗ばかりだし、道路にも穴が開いてる。自転車を盗まれないように、タイヤを持ち歩く姿も見た。ボクはこの地域の人々の要望を知らない。何が必要か話してくれれば聞きます。今のところボクが知ってる韓国語はこれだけですが、”カムサハムニダ”」と言うと、笑いが起き、空気が変わった。

選挙参謀

ランダルの事務所を訪ねてきたのは、コリアンタウンで会った青年だった。
青年は、「祖母は75年の人生の中で、投票したことがないんです。それは、どの議員も移民の環境には無関心だからです。でも今日、登録した。あなたを信じたからです」と言う。
「頼って欲しい」と言うランダルに青年は、「政治学修士号を持ってる。オハイオでは選挙スタッフを務めた経験があります。参謀が必要でしょう?ぜひやりたい」と言う。
ランダルは、ジェウォンを参謀として迎えることに。

宣戦布告

ブラウンの事務所を訪ねたランダルは、「今日はやられました。丁重にオレをよそ者だと知らしめた。見事です」と言うと、「まぁ長くやってるからな」と言うブラウンにランダルは、「ボクは勉強中です。だけど参謀がついた。コリアンタウンで勝ちます」と宣戦布告する。

見つけた

ランダルの選挙キャンペーンを手伝ったケヴィンは、「お前は実父を見つけ、父親が長年住んでいたビルを買い取り、父の愛した町のために立候補する。誰の声も気にせず思ったことをやり遂げる。凄いよ」と心からランダルの行動力を讃える。
「心の声に従って突き進む」と言うランダルにケヴィンは、「オレも心の声に気づいたんだ。父さんのことが気になるんだ。答えを見つけるよ」と言う。
ランダルはケヴィンを応援すると言う。

ケヴィンはベトナム行きのチケットとビザを用意し、ゾーイに一緒に行って欲しいと頼む。
ゾーイはOKする。

ベス

ひとり苦しむベス

就活が上手く進んでいないベス。
しかしそのことをランダルに打ち明けることが出来ないままだった。

そんなある日、娘たち(テスとアニー)から、「ガールスカウトのクッキーが売れてない。今まではママの会社で150個は売れてたけど、助けて欲しい」と相談を受けたベスは、「ポスターを作ってどこかで売りましょう」と娘の活動を手伝うことに。

負のスパイラル

ベスは娘たちにポスターを作らせ、大型ショッピングモールへ行くが、お目当ての場所にはすでに先客がクッキーを売っていた。
「だから早く出ようって言ったのに・・」と不満を漏らすテス。

何とか違う場所を確保して販売を始めるが、人通りが少なく全然売れない。
ようやくやって来た初老の紳士が、4つ買うとカードを出すが、ベスは”スワイパー”を用意していなかったため、結局売ることができなかった。
「スワイパーが必要なのは常識だよ。ほんとにママはダメね、知らないなんてあり得ない!」と責め立てるテスにベスは抑えきれず怒鳴ってしまう。

デジャ

ベスは、スワイパーを知らなかった。それは今や常識だと言うことも。その上、仕事は解雇され、就活も上手くいかない。

そんなベスにデジャは、「私のママは何度もクビになって、いつもツラそうだった」と言う。
デジャの気遣いに、「さっきは悪かったわ。私の心配は要らないわ」とベスは言うが、デジャは、「悲しいことやツラいことがあるならランダルに話すべきよ」と言う。
そのあまりに的確なアドバイスに、「あなたって・・」と驚くベス。
デジャは、「この家にいれば、自然に身につく」と答える。
娘たちも、「ママ、言い過ぎてごめんね」と謝るのだった。

オファー

帰宅したランダルにベスは、「解雇のこと、平気なフリをしてきたけど、平気じゃない。あなたから前向きな言葉をかけられたくなかった。ウソに聞こえそうだったから」と本心を吐露し、就活がうまくいってないと言う。
するとランダルは、選挙を手伝って欲しいとオファーする。
お情けで仕事を欲しくないと言うベスに、「ジェウォンが、”勝ちたかったら有能な人材を雇え”と言った。自分にとって最高のチームメイトはキミだ。ボクらが組めばどんな勝負も圧勝できる」と言い、これまでふたりが超えてきた数々を挙げる。
心を決めたベスは、「選挙に勝ちましょう」とオファーを受ける。

過去

12歳のビッグスリー

ある日、右眼にアザを作って帰って来たジャックを見てレベッカは、「スパーリングはしない約束よ、これからはサンドバッグを打つだけにして」とジャックに約束させる。

父と息子ランダル

その夜ランダルは、「ボクシングを教えて欲しい。クラスにニューヨークから引っ越して来たイジメっ子がいる。自分に自信をつけるためにボクシングを習いたいんだ」と言い出す。
ランダルの気持ちを理解したジャックはボクシングを教えるが、レベッカに見つかってしまう。

ジャックは理由を説明するが、レベッカは、「12歳の子の言いなりにならないで。あなたは人に言えないストレスを、人を殴ることで発散してるみたいだけど、それとランダルのボクシングはワケが違う」と言い、校長先生に電話をする。
しかし、ニューヨークからの転校生の話しは、ランダルの作り話だとわかった。
ふたりはランダルが作り話しを理由はまったくわからない。
ジャックは、「ランダルにボクから話しを聞く」と言い、「ボクがボクシングをする理由は、色々救われるんだ。考えたくないことがあるときに頭を沈めてくれるんだ」と伝える。

父と息子ランダル

ジャックは、ランダルがウソをついてまでボクシングを習おうとした理由を尋ねると、「パパからボクシングを習う理由が欲しかったから。ボクはパパみたいになりたいんだ。ケヴィンはケンカが強い。パパ譲りだ。ボクもパパの息子だけど、DNAが違う。だけどケヴィンは本当の息子。戦い方を教えて欲しいんだ」と言う。
その言葉にジャックは、「お前には必要ない。お前はオレの息子だ。そしてお前にはパンチ力より強力なものがある。頭脳だ。お前のその頭脳こそ武器だ」と伝える。

ジャックを思って

「ランダルがウソをついたことを怒ろうと思ったのに、逆にギュッと抱きしめてた。時々あの子がわからないよ」とジャックはレベッカに気持ちを伝える。

レベッカはジャックに【ヘッドギア】をプレゼントする。
驚くジャックに、「ボクシングがあなたにとって大事なら、ケガだけは気をつけて欲しいの」とレベッカ。
ボクシングを認めてくれたことがうれしくてジャックは、「子どもの頃、弟と近所のおじいさんにボクシングを習ってたんだ・・」と話し始める。
弟のことをあまり語らないジャックが、饒舌に話す昔話にレベッカはうれしくなるのだった。

 

まとめ

今回のエピソードは胸が苦しくなるような内容じゃなくて良かったわ。
このドラマはほんとうに素晴らしいと思う。
だけど、時々内容が重くて、連続で見るのがツラくなるんだよね

個人的には、韓国系移民ジェウォンが参謀としてキャンペーンに参加することになったエピソードが楽しみになってきました。
ケヴィンもベトナムに飛ぶようだし、あの写真の女性に再会でるのかな?気になるところです。

●ケイトは「依存症パーソナリティ障害」だよね。何事も自分で決断するのが苦手、全般に他人に依存してる。それでもトビーのために、生まれて来る赤ちゃんのためにがんばろうとしてる。ここが彼女の成長する時かも知れません。

●これまで自分に自信があったベスの落ち込みは、見ててツラかったけど、ランダルに話せて良かった。個人的には彼らの収入が気になってますケド

 

 

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