39歳 (Netflix韓国ドラマ)#4 選択

海外ドラマ
海外ドラマ39歳

医師から告白を受けたチャンニョン。
ミジョはチャンニョンの決断を受け入れることができない。

 

#4 選択

医師から告知を受けたチャンニョンは、余命を聞き、抗がん剤治療を受けないと言うが、それを受け入れられないミジョは苦しむ。
一方ジンソクは離婚を決意。チャンニョンに秘密を告白するが・・・。

 

相関図

まとめ

宣告

ミジョとチャニョンは病院にいた。
「膵臓がんステージ4で肝臓にもガンが見られる」と言われ、生存率を問うチャニョン。
「0.8%です。抗がん剤治療をして1年、しなければ半年」と医師。

診察室を出たチャニョンは治療を受けて欲しいと言うミジョにチャニョンは、「治療は受けない。0.8%なのよ?病院で死を待つのはイヤ。あなたならどうするか考えて。私が決める」と言い切る。

そこへジュヒから、「宝くじで750万ウォン当たった。”チャイナタウン”に集合」とメールが入る。
チャニョンは、「楽しそうで幸せそうなジュヒに今日は言わないであげて」と言うが、ミジョは食事の席で告白する。
”余命6ヶ月”と言われ、言葉を失うジュヒにミジョは、「治療を受けるように説得して」と言うのだった。

ひとりになったチャニョンは、”ガンステージ4”と言う現実を、誰かに話し、相談したいのに、母にもジンソクにも電話できないのだった。

 

ミジョ

チャニョンとジュヒと別れたあと、ひとりになったミジョはソヌに電話し、まだクリニックにいるソヌに会いに行く。

ソヌはお茶を淹れてミジョを待っていた。
「チャニョンが治療を受けないって。気持ちはわかるけど、私は賛成できない」と苦悩を吐露するミジョに、ソヌは、「ボクに何ができるか?」と聞くが、「あなたには無関係よ」とミジョ。
するとソヌは、「今日1日、ものすごく心配してました。だから無関係と言わないで」と言う。
「どうして私が心配?」と尋ねるミジョに、「告白したハズです、好きだと」とソヌ。
「難しい、人生って。あなたのその優しさに実はときめいて、心が揺れてる。だけど、友だちがステージ4。悲しくてたまらない。苦しいんです」と言うミジョをソヌは静かに優しくハグする。
ミジョはソヌに身体を預け、「今日はじめてホッとした」と言うのだった。

それを忘れ物を取りに来たミヒョンが見てしまい、両親に良い感じだったと報告してしまう。
両親はミジョの恋愛に喜ぶ

 

ジンソク

その頃ジンソクは、妻に離婚を申し入れていた。
妻は、「離婚しない。それにあの言葉は何?どう言う意味なの?」とジンソクを問いただす。

あの言葉とは、ジンソクが妻に言った、「オレが何も知らないとでも思ってるのか?ケリをつけろ、いいな」のこと。

「キミはジュウォンが重荷なんだろ。オレはあの子を育てるためにキミと暮らしてきた。離婚しよう。キミが妊娠しなければ結婚はしなかった。ジュウォンは引き取る」とジンソク。
すると妻は、「他の男の子どもよ」と爆弾発言する。
しかしジンソクは、「我が子のように育てた。あの子の話すな」と言うのだった。

 

衝撃の事実から一夜明けて・・・

ミジョ

翌朝、「チャニョンのマネージャーになる」と言い出したミジョは、健康に良い食べ物を用意したり、チャニョンの送迎をはじめる。
そんなミジョにチャニョンは、「時間をちょうだい。私も混乱してる。私の希望は最期まで平凡な日常を過ごすことよ。構われると”死”を感じて落ち込む」と言う。

チャンニョンに治療を受けさせたいが、どうすれば良いか分からず落ち込むミジョ。
「来て!」とソヌはやや強引にミジョを自宅へと連れて行く。
ミジョは自宅に連れて行かれたことに身構えるが、ソヌは、「ゲームで勝負しましょう」と持ちかける。
乗り気じゃなかったミジョだが・・・結局ソヌとゲームを楽しむ。
ソヌはコンビニで軽食まで用意していた。

自宅まで送ったソヌに、「今日のことは心の底から感謝してます。おかげで心の整理もついた」とミジョ。
ソヌは、「専用ネットカフェにいつでも来てください。コンビニで食べ物も用意しておきますよ」と笑顔を見せる。

ジュヒ

一方ジュヒは泣き続けていた。

帰宅途中、閉店した「チャイナタウン」の店でひとり飲んでいるヒョンジュンを見つけたジュヒは声をかける。
暗い顔をしている理由を尋ねると、

今日は恋人ヘジンの誕生日で、お祝いに行ったものの、ヘジンは友だちにヒョンジュンを”韓国ホテルのシェフ”と自慢していたと言う。
「お祝いに行って逆に彼女を困らせてしまった」と落ち込むヒョンジュンに、「それは彼女が若いから。ホテルのシェフがかっこよく見えるのよ」とジュヒ。
するとヒョンジュンも、昨日の食事会は様子がおかしかったと尋ねる。
ジュヒは、「チャンニョンが余命わずかって・・」と告白する。
「時々飲みましょうか。ボクは恋人の悩み、あなたは友だちの悩みを吐き出せば楽になるかも」とヒョンジュン。「ご近所さんだし、常連だからそれもいいかも」とジュヒも答える。

 

チャニョンとジンソク

ジンソクはチャンニョンを訪ね、離婚すると伝えるが、「離婚なんてダメ」とチャニョン。
しかしジンソクは、「ジュウォンが4歳の時に自分の子どもでないと知った。だが息子は引き取る。我が子同然に育ててきた子だ。もっと早く勇気を出してたら良かったけど、あの子が小さ過ぎて言い出せなかった」と告白する。
「あなたがそういう人だから好きなの」とチャニョン。
そしてチャニョンはジンソクにステージ4の膵臓がんで余命半年だと告げる。

「どうしてお前が・・どうして・・」動揺し泣き崩れるジンソクを抱きしめ、「だからお願い、離婚はやめて」とチャンニョン。

 

選択

チャニョン

「治療は受けない」ことを選択したものの、まだ両親に病気のことを話せず、母親からの電話に出ることができないチャニョン。

ミジョ

ミジョは両親と姉ミヒョンにチャニョンの病気を告白、渡米を止め、休暇はチャニョンを助けると言う。
ミヒョンはミジョをハグし、「私がついてる」と励まし、両親も、「彼女を助けてやれ。協力する」と励ます。

ジュヒ

ジュヒは750万ウォンの当たりクジを換金せず、シュレッダーにかけた。
それを聞いたミジョとチャニョンは驚き、「何考えてんのよ」と責めるが、「人生で初めて訪れた幸運をチャニョンにあげる。4等だったからあと4年生きて」とジュヒ。その言葉にチャニョンは、「生きるわ。その幸運を頂く」と言う。

今を生きる

ミジョは、「私は決めた。チャンニョンと一緒にいる時間を楽しむ」と言うと、以前、ドレスコードNGで入れなかったクラブへ行こうと言う。
「これはチャンスよ。後ろを振り向かず、できなかったことを全部やり遂げよう。休暇はあなたと過ごす。もう治療は勧めないから頼みを聞いて。”歴史上一番楽しく旅立つのよ。ラストを飾ろう”と」。
頷くチャニョン。

 

ソヌの抱えるもの

ソヌは友人に呼び出され、妹のソウォンがキャバクラで働いていると聞き、店に迎えに行く。
「家に帰ろう」とソウォンを連れ出すソヌに、「家なんかない」とソウォン。

ソヌはキャバクラ前で揉めていたところをクラブの帰りミジョに見られてしまう。

 

感想

いいよね、このドラマ。
韓国エンタメってすごいね。
「39歳」のストーリーはこれまでも何回もあったようなエピソード。奇をてらったものじゃない。
友だちを思う気持ち、親を思う気持ち、異性に惹かれる気持ち、仕事、そして自分では処理しきれない問題を抱えているアラフォーは、あるある。だからこそ親近感が湧くし、共感してしまう。

今回のエピソードで1番グッときたのは、ソヌが落ち込むミジョを励ますシーン。
ソヌの優しさに触れミジョは、「難しい、人生って。あなたのその優しさに実はときめいて、心が揺れる。だけど、友だちがステージ4。悲しくてたまらない」と気持ちを吐露。するとソヌは黙って優しくミジョをハグ。
グッときて、泣きそうになりました。

チャニョンは無治療を選んだってことなんだね。
抗がん剤の治療はほんとうにツライと聞く。だけど、無治療を選ぶことは本当に厳しい道だと思う。

韓国ドラマを見て思うのは、両親や兄弟への愛が強いってこと。
もう良い大人なんだから、そこまでソウォンを心配する必要ある?と思うけど、ソヌは本当に心配してる。
39にもなる娘へも愛情たっぷりなのが韓国なんだろうなぁ

コメント

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