THIS IS US シーズン3 #4 ベトナム

これまで語られなかったジャックのベトナム出兵の話しが明らかに。
All ジャックエピソードです。

ドラマでは時系列をバラバラにする構成でしたが、まとめる上で、時系列を並び替えてレビューしています。

「THIS IS US」はAmazon　Primeでシーズン1～3まで視聴可能です

#4 ベトナム Vietnam あらすじ
まとめ
感想

#4 ベトナム Vietnam あらすじ

幼い頃から弟ニックを守ってきたジャック。戦場から送られて来たニックの手紙を読み、その窮状を知ったジャックは、弟の側へ行こうと自ら志願する。

まとめ

ジャックの過去

1971年11月

補給ヘリでLZグロリア前線基地に着いたジャックは、ひとりの兵士に声をかける、「ニック」と。

遡って・・・

ニックが生まれた日、10月18日（21年前）

父スタンリーは産気づいた母マリリンに付き添い、ジャックを連れて病院へ行く。
優しい父は赤ん坊が生まれるのを楽しみにしていた。
難産の末産まれたのは男の子。
父親はジャックを連れて乳児室を覗き、「兄は弟の面倒をみるんだ。唯一の役目だ」と教える。

兄弟（14年前）

ジャックとニックはフットボールで遊ぶが、ニックの顔面にボールが当たってしまう。
鼻血を出し、メガネが壊れてしまったニック。
ニックは、「パパ、怒るね」と言うが、メガネを修理しながらジャックは、「怒られるのはオレだ。お前を守る」と言う。

この頃から父親の母へのDVが始まっていたー。
夜中、父の怒鳴り声を聞いた幼いニックは、母に暴力を振るおうとする父に、「ママをいじめるな」と果敢にも立ち向かうが、そのニックを庇うように立ち塞がったのジャックだった。

1969年12月（1年前）

クルマの整備士であるジャック。
今夜は「選抜徴兵制抽選会」の日。
対象者であるニックはナーバスになっていた。
ジャックは、「心配ない、徴兵は当たらない」と言うが、「抽選で当たるかも。オレはいつも兄貴に助けを求めてる。オレのスーパーマンだ」とニック。
ジャックは抽選会をバーで見ようとニックを誘う。

「選抜徴兵制抽選会」
誕生日による無作為の抽選。
”9月14日”と呼ばれた場合、その日に生まれた20～25歳の男性がベトナム戦争に徴兵される制度。

「10月18日」

ジャックと父との関係は最悪だった。

「選抜徴兵制抽選会」の生放送がはじまるー。
5番目に呼ばれたのは、「10月18日」、ニックの誕生日だった。
ジャックはニックをカナダに逃がすと言う。
ふたりの帰りを待っていた父親は、ニックの肩に触れ、「がんばってこい」と言う。

翌朝、ジャックとニックは”旅行”と言う名目で、クルマでカナダとの国境へ向かう。
「親父に勘当されるな」と言うニックにジャックは、気にすることはないと。
ニックは、結局不法入国となる現実に、「オレはどうなるのかな・・」と不安を口にし、「訓練を受ければ衛生兵になれる」と言うが、「衛生兵でも撃たれる」と反対するジャック。

国境まで残り50キロ。
ふたりはひと晩モーテルに泊まり、翌朝国境を越えることに。

しかし朝、ジャックが目を覚ますと、ベッドにニックはいなかった。
そしてベッドサイドには、
「ずっとありがとう。今度はオレが救う番だ。愛してるよ」と置き手紙が残されていた。

1970年（14か月前）

父スタンリーのDVは日増しに酷くなっていたが、献身的に尽くす母マリリン。
母は戦地から届くニックの手紙を心待ちにしていた。
しかしニックから届いた手紙には、「懲罰を食らって降格した。自分の仲間を危険にさらした罪らしい。ここは生き地獄だ」と書かれていた。

その夜ジャックは、大きな決断をする。
※ジャックは子どもの頃からの心臓疾患があり、徴兵を免れていた。

かかりつけ医で健康診断を受けたジャックは、「入隊したい。弟の側に行きたい」と言う。
「キミは徴兵免除だ。不整脈がある。それに戦地へ行ってもニックと会える確証はない」医師はジャックを諭すが、「ニックが戦場で苦しんでる。会えなくても、何も出来なくても。側にいてやりたいんだ。だって弟です。オレが面倒をみないと。オレの役目だから」とジャック。

1971年10月（3週間前）

二等軍曹のジャックは小隊を率いてジャングルの奥地を移動していた。
除隊間近の部下、ドニー・ロビンソンは、帰国したらメジャーリーグのプロテストを受けると夢を語る。
しかしその夜、ジャックたちは急襲を受ける。
1名が死亡、ドニーも片脚を失う大ケガを負う。
吹き飛ばされた自分の足先を抱きしめながら泣き崩れるドニーを抱きしめるジャック。