THIS IS US シーズン3 #5 トビー

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ケヴィンは、父と戦地で一緒だったドニー・ロビンソンに会いに行く。
ケイトとトビーカップルの妊活に進展が!

 

「THIS IS US」はAmazon Primeでシーズン1~3まで視聴可能です

#5 トビー  Toby あらすじ

妊活中のケイトとトビー。今日は体外受精の結果がわかる日。トビーはケイトを励まし、結果がわかる時間まで、そのことに囚われずに過ごそうと提案するが、抗うつ罪を止めたトビーは、限界の状況だった。
一方、父ジャックと同じ分隊にいたと思われるドニー・ロビンソンから連絡をもらったケヴィンは、ゾーイと一緒に会いに行くことに。

過去エピソードは、ジャックを失ってからのレベッカと子どもたちを支えるミゲルの話し

 

まとめ

ケヴィン、父のルーツを求めて

ボルティモアへ

ロビンソンから連絡を受けたケヴィンは、ボルティモアまで会いに行く。
ゾーイも同行する。

ドニー・ロビンソン

ケヴィンたちを快く迎入れたドニー。
皆で食事を楽しみ、ケヴィンが持って来た家族写真を見て、楽しい時間を過ごす。

ドニーは中々戦争の話しに入れず、お酒を飲むかと勧めるが、「禁酒中なんです。実は父もお酒で苦しんでました。お酒に逃げたのは、戦争のせいですか?」と聞くケヴィンに、「どこまで知る覚悟があるんだ?」とドニー。
ケヴィンが、「ここまで来ました」と答えると、ドニーは、【父ジャックは整備兵ではなく、”アルファ中隊第3分隊の二等軍曹”で、分隊を率いていた。そして、1971年10月、オレはジャックに命を救われたんだ】と言うのだった。

当時の写真を見ながらケヴィンは、「以前から父は、何かを隠してると思ってました。戦争にまつわることがあると、父の表情が変わるんです」と言うが、ドニーは、「私と一緒にいた時は、そんなことはなかった。それに私はケガをして、ジャックより先に帰国した。だからその後のジャックのことは知らない。手紙を書いたが返事もなかったんだ」と言う。
ケヴィンは写真を見ながら、「叔父さんのことは何か聞かなかったですか?」と尋ねるが、「会ったことないし聞いたこともない」とドニー。
そしてドニーは、「この戦争に関しては絶望的な話しになりがちだ。聞かぬが花かもしれん」と言うのだった。

ゾーイの本音

ドニーの妻は、「あなたたちはお似合いね」と言うが、「軽い付き合いです」とゾーイ。
それを聞いたドニーの妻は、「それなにボルティモアまでカレのお父さんのことを調べるために来るかしら?」と指摘する。
ゾーイは、「私は恋愛が苦手なんです。それに白人と付き合うのはじめてで。今日、レジ係にカレのツレだとは思われず、失礼な態度を取られても、ケヴィンは気づきもしない。シルクの枕カバーが必要なのは、私が贅沢品が好きだからだと思ってる。ケヴィンは黒人について何も分かってないから」と言う。
ドニーの妻は、「カレとちゃんと向き合えるか自分で決めることね。カレにその価値があるかどうか」と言う。

ゾーイの覚悟

ホテルにチェックインしたふたり。
程なくして部屋に届けられたのは、”シルクの枕カバー”だった。
驚くゾーイに、「一生懸命探した。キミには大事みたいだったからね」とケヴィン。
ゾーイは、「枕カバーにシルクを選ぶのは、黒人の髪が乾燥しやすいから。それに今日、ガソリンスタンドの店員に人種差別を受けた」と言う。
「ナゼ今ごろ、言うの?」と聞くケヴィンにゾーイは、「それはあなたにその価値があると思うから」と答えた。

真実を知る権利

翌朝、フロントにはドニーの姿が。
「オレの知るジャックは戦争のことを全部を忘れたがってた。だがキミが知ることをイヤがるとは限らん。役に立つと良いんだが・・」ドニーはそう言うと数通の手紙を渡す。

手紙の中に1枚の写真が。
父がベトナムの女性と映っている写真だった。
ケヴィンは、写真の女性が父から譲り受けたネックレスをしていることに気づく・・・。

ネックレスとは
高校時代、ケガをしたケヴィンはアメフトの選手生命を絶たれた。その時ジャックは、肌身離さずつけていたネックレスをケヴィンに渡した。
詳細エピソードはコチラ

ランダルとベス

新しい出発

ベスは就活のため、面接へ。
ランダルは、フィラデルフィア市第12区議員に立候補を決め、選挙活動(キャンペーン)を開始することに。

キャンペーン初日

ランダルはチーチーら数人の支持者とキャンペーンをスタートする。
「今日はピアソンを売り込んで住民の気持ちをコチラに向けるんだ」とランダル。
彼らはアルバートとドリス夫妻のレストランを借り、「BBQ無料」のチラシで住民を集めた。

ランダルは集まった住民たち、
●この地区に住み続けた父ウィリアムの意思を継ぎたい
●街灯が壊れたまま、犯罪も増えてるこの地区を整備したい
●閉店が相次ぐこの地区を住みよい町に
とスローガンを掲げ、「フィラデルフィア市第12区議員に立候補します。皆さんはブラウン議員を友人としてこれまで支持してきましたが、カレが期待を裏切っているのを見て見ぬフリをするんですか?」と言った途端、「失せろ、帰れ、よそ者」と暴言を浴びせられ、次々に帰って行く住民たち。
ランダルを推す空気などまったく起こらず、集会はお開きになる。

彼らにとってのブラウン議員

片づけながらランダルは、「惨敗だったな。ボクにはわからないよ、毎日住民から不満を聞くのに、なんで皆、ブラウン支持なんだ?」と不思議がる。
すると突然、「居場所へ帰れ!」と店主。
ランダルは、「オレの居場所?それがどこか教えて欲しい。それこそオレの人生最大の謎なんです。ここは善良な市民ばかりなのに見捨てられた地区だ。どうして皆、怒らない?あの無能な議員が友だちだからですか?諦めていいんですか?闇雲にカレを支持することが良いことですか?」と尋ねる。

「何様のつもりだ?偉そうにオレたちを非難して。お前は知らないんだ、我々のこれまでのことをな」と言うと、ブラウン議員が彼ら住民をこれまでどれだけ助けてきたかを語り、「闇雲に支持してるんじゃない。一生分の恩義があるんだ。分かったか!」と説明した。

ベスは、「凹まないで、初日よ。多くの人の声が聞けた。無関心な人はあなたに怒らない」と励ますが、「彼らは議員と共に育った。一心同体だ。戦法を変えよう」とランダル。
そして思い出したように、「ベス、キミの面接はどうだった?」と尋ねた。
ベスは笑顔で、「完璧な面接だった」と答える。

ほんとう

が、実は面接の時に、12年も務めた前の会社について聞かれたベスは、「ビルとふたりで始めたような会社で・・」と話し始めた途端、その先を話せなくなってしまった。
話そうとしても言葉が出てこない。ベス自身も信じられない身体の反応だった。
「少し退席していいですか?」と面接途中で退席してしまったのだった。

トビーの過去

子ども時代

トビーの両親は、父の浮気で不仲だった。
母親は落ち込み、情緒不安定だったが優しいトビーは母をユーモアで笑わせる優しい少年だった。
しかし結局、両親は離婚した。

その後、結婚したトビーだったが、妻とは離婚に至る。
離婚したくなかったトビーは、それがキッカケで引きこもる。
しかし、弟と母親が心配し、的確なアドバイスをしたおかげで、セラピーと薬で元気を取り戻したトビー。

その後、トビーはケイトで出会ったー。

 

トビーとケイトの妊活

体外受精の結果

育った胚は1つ。
トビーとケイトはそのワンチャンスにかけ、体外受精をした。

今日はケイトの妊娠を判定する日。
午後4時にジャスパー医師から電話がかかる予定だった。
トビーは、「気を揉んでいても仕方ない。午後4時までこのことを考えず、仕事に集中しよう。今必要なのは心の平穏だ」と提案する。
ケイトはそれを受け入れ、「支えてくれてありがとう」と言うが・・・実はトビーはギリギリの状態だった。

トビーの行動

不安で落ち着くことができないトビーは、とうとう薬局で、再処方を頼むが、「お力にはなれません」と断られる。
仕方なく主治医に電話し、「早急にセラピーは受けたい」と言う。

トビーは気を紛らわせるためにゲームセンターでゲームに興じる。
そして時間を忘れたトビー。

ケイトの行動

一方のケイトは、アデルに変身し、依頼を受けた誕生パーティーで歌を歌う。
ケイトの歌を聴いた雇い主は、「キミは素晴らしい、才能があるよ、オーディションを受けるべきだ」と助言する。

トビーの異変

午後4時を越えて自宅に戻ったトビーは、「ごめん、遅くなった」と必死に謝るが、目の前のケイトは、「もう連絡が来た」と言い、「成功だって。妊娠した」と言う。
「願いが叶った・・・」トビーはケイトを抱きしめ、喜びと安堵を見せるが・・・・
突然泣き崩れる。

ケイトはトビーが診察を受けられるよう手配するが、それを聞いてもトビーの目はうつろなままだった。

過去

ピアソン家とミゲル

プロム

今夜は子どもたちのプロムの日。
ケヴィンはソフィーと、ランダルはアリソンとプロムへ行くが、ケイトは行かないと言う。
その上ランダルは、アリソン宅で写真を撮るからもう行くと言う。
子どもたちのドレスアップを見られないと知り、「写真の焼き増しをもらうわ」と言うしかないレベッカ。

ミゲル

突然やってきたミゲルは、「ガレージセールで見つけたんだ」とピアノを運んできた。
レベッカは驚くがよろこぶ。
ミゲルは異音を鳴らす冷蔵庫も修理しようと言い出す。

現実

正装でアリソン宅へ行ったランダル、ケヴィン、ソフィー。
アリソンの母親はランダルを歓迎し、ドレスを着たアリソンもランダルを笑顔で迎える。
アリソンの父もカメラを持って、笑顔で彼らを迎えるが、ランダルを見て言葉に詰まり、「やっぱりムリだ」と家の中へと戻ってしまう。

ランダルとミゲル

冷蔵庫修理で遅くなったミゲルは、早々に帰って来たランダルに気づき、「プロムは退屈だったのか?」と話しかけると、「アリソンのお父さんがオレにビビったんだ。プロムには行かなかった」とランダル。
ミゲルは、自分がプエルトリコからの移民であり、あだ名をつけられたりしたが、それに屈せず笑いに変えて対処してきたと体験談を語るが、「疲れてるんだ、もういい?」とランダルは家に入ってしまう。

ケイト

こっそりピアノを弾き、歌おうとするケイト・・・だが途中で止めてしまう。
レベッカはピアノを閉めようとするケイトを止め、一緒に歌おうと誘うが、「できない」とケイト。
レベッカは、「いつか歌い出す時が来る。あなたが哀しみを吐き出せるところはココよ。それはあなたの生きる道よ」と言うのだった。

ジャックとの約束

ケヴィンの飲酒問題は拍車がかかっていた。
プロムへ向かうクルマの中でもお酒を飲むケヴィン。
ソフィーは泥酔したケヴィンをどうして良いかわからず、ミゲルを頼る。

ミゲルはベッドにケヴィンを寝かせると、「少しばかり飲み過ぎたらしい。今夜はウチに泊めるよ」とレベッカに電話をする。
「いつも助けてくれてありがとう」レベッカは心からの感謝を伝える。

実はミゲルがピアソン家を気に掛けるのは、ジャックから、「オレに何かあったら家族を頼む」と言われたからだった。

 

感想

●このドラマは、最初から数シーズンを想定して製作したのかな?
明らかになるエピソードが、過去のエピソードとリンクするのが多い。
今回も大ケガを負ったケヴィンに父が贈ったネックレスの謎が1つ明らかに。
こういうところ、憎い演出だなーと思う。

●ベスはどうしてガマンしちゃうんだろう。
会社の面接で話せなくなってしまったのは、感情を押し殺し過ぎてるから。身体が拒否反応を起こすほど苦しんでいるのにランダルはそのことには気づかない!
ベス自身も、もっと自分を大切にして欲しい。そしてベスが私の友だちなら、こう言う。
「ランダルは気づかないよ。自分で伝えないとわからない人だよ。それがランダルだし、それを責めてもそこは治らないよ、ベス」ってね。

●ゾーイの話しを聞いて、(人種によって必要なことってこんなにも違うんだ)と気づいた。
ケヴィンは悪気なく、知らない、わからないことがたくさんあるんだと思う。
ゾーイはケヴィンと向き合うなら、そこを面倒がらずに、ちゃんと伝えて理解してもらうしかない。

●ジャックの戦争での体験は今後明らかになりそうです。

 

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