レジデント 型破りな天才研修医 5 #19 時が来たら(相関図付)

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海外ドラマレジデント 型破りな天才研修医

母キャロルの死と向き合うAJ

 

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#19 時が来たら All We Have is Now あらすじ

AJは休暇を取り、自宅ホスピスを受ける母との最期の時間を過ごす。
ベルは、医事局の実態をマスコミにリークする決断をする。
コンラッドとデヴォンは、思いもかけない病名の患者を助けることに尽力する。

 

相関図

まとめ

ブライス

キャンプ中、木の根に足を取られケガをしたブライスがERへとやって来た。
ブライスは、”アーシング”に参加していたと言うが、突然38度の高熱、血圧低下となり意識消失してしまう。

アーシングとは、全裸で地球の電磁場とつながる方法

足首は腱挫傷と分かったが、他の症状に説明がつかない。
だがブライスが異常に水を怖がったため、コンラッドは狂犬病を疑い、足にコウモリの噛み跡を発見、検査の結果、狂犬病と確定された。

【狂犬病とは】ウィルス感染症。
狂犬病ウィルスに感染している動物(イヌ、ネコ、キツネ、コウモリ等)に咬まれるなど唾液を介して感染し、ウィルスは神経を介して脳、中枢神経で増殖する。人から人の感染はない。
治療法は、狂犬病ガンマグロブリンとワクチン接種。
症状は発熱、頭痛、水を恐れる、呼吸困難などで、感染し発症すると100%の確率で死に至ると言われている

感染すれば100%の死亡率である狂犬病。
悪化の一途を辿るブライスにコンラッドとデヴォンは、これまで誰もやったことのない治療:低体温にしてウィルスの増殖を阻止し、ガンマグロブリンとワクチンで治療を試すことに。ブライスは一時期、脳浮腫となり危険な状態だったが、5日後、ブライスは目覚め、コンラッドとデヴォンを大きなよろこびを感じる

ベル

エミリー・ベネシュに対する医療ミスを調査した調査官は、「エミリーのような結果は珍しいケースではない。担当医とエミリーの麻痺は関係ない」と言い、エミリーから聞き取り調査することなく、調査を終了すると言う。

ベルの覚悟

ベルは医事局が抱える問題点を公にする覚悟を決め、これまでベルに辛辣な記事を書いてきたジャーナリスト:ターナーを呼ぶと、エミリーの案件をはじめ、医事局の問題点を追求して欲しいと頼む。
これまで何度も医事局の不正について調査したが、「証拠がなくて手詰まりだった」と言うターナーにベルはファイルを見せ、患者全員がキミのインタビューに応じると言うと、「悪い医者を排除しなければ良い医者まで信頼を失ってしまう。医事局にも誰を守るのか気づかせたい」と言う。

アバナシー医事局長の怒り

ベルの告発が公となった。
アバナシーは、「仲間を陥れるために医事局メンバーになったのかっ。知事からキミを解任してもらう。勝ったつもりでいるのは今のうちだ」と宣戦布告の電話が入るが、「我々の勝利ですよ。医事局は悪い医師を裁くことが役目です」とベル。

マスコミで

医事局の元メンバーとなったベルはTV番組に出演、今も診察を続けている悪い医師たち。患者の叫びを無視して助けなかった医事局。それだけでなく医事局を監視するべきジョージア州の知事、上院、保険会社は訴訟になると困る医師たちから賄賂を受け取っていると明かした。
このことによりベルは、医事局と州知事を敵にまわしてしまった。

AJと母キャロル

1日目

お見舞いに来たコンラッドに、「AJが心配。あの子は私を死を受け止めきれてない。私の望みはハッキリしてる。痛みを消し、残りの時間をあの子と過ごすこと。だけどあの子はまだ私を治そうとしてる」とキャロル。

実際AJは腎機能が悪化している母を検査したいと言い出す。
コンラッドは、今、最優先するべきはキャロルが楽に過ごせることだと言うが、「少しでも長く母と居たいと思うのはダメなことなのか?」とAJ。
その時キャロルがてんかん発作を起こしてしまう。
ジアゼパムを投与したコンラッドは、ホスピス看護師を呼び戻そうと言うが、AJは、「ケイレン発作は脳出血、低ナトリウム血症かも・・まだできることがある」と言い出す。

2日目

キャロルは痛みがひどくなり、食事も取らなくなった。
AJは、何とか食事を取らせようと、いろんなスムージーを作るが、「キャロルは身体が休止状態に入りはじめたのかも知れません。私はあなたのことも支えたい」とジャナヤ。
「母に残された時間は」と聞くAJにジャナヤは、「数日~1週間かも」と言うと、これから起こるだろう状況を話す。
それを聞いたAJは、「どうしてこんな大変な仕事ができるんだ?オレは外科医だ。治療法がある。オレの手で何とかできる。だが治療法がなく、ただ死を待ってるだけの仕事はオレにはできない」と言うが、「ただお母さまの意思を尊重すればいいんです」とジャナヤ。

3日目

昨日まで寝たきりだったキャロルが部屋の掃除をしているのを見て驚くAJにキャロルは、少し混乱した様子を見せ、庭に出て桃の木が見たいと言う。
AJはキャロルを車椅子に乗せ、庭に出る。

キャロルはAJのこれからを心配し、「心を開いて愛を掴み、幸せになって欲しい」と言う。AJは、「オレのことは心配ない」と安心させるが、その直後、咳き込み、容態が急変してしまう。

4日目

駆けつけたジャナヤは、「もう少しでお母さんは旅立つ。もう闘わなくていい。お母さんは受け入れてる。次は先生が受け入れないと。悲しみを押し付けず、お母さんを称えて思いを伝えてあげて。耳は最後まで聞こえています」と言う。AJは母の手を握り、母への愛情と感謝を伝えた。

5日目

朝、AJが目覚めた時、隣に眠る母キャロルは旅立っていた。

体外受精

排卵誘発剤の効果があり、1週間以内に採卵できることになったリーラ。
パドマは大喜びするが、医師もリーラも、「初回の受精は33%。期待しないで」と言い聞かせる。
だがパドマは大きな問題を抱えていた。精子ドナーが決まっていないのだ。
AJは母キャロルのことで精一杯で、とても精子ドナーのことなど話せない状態だった。リーラは、「卵子凍結するしかない」と言うが、「凍結したくない。諦めたくない」とパドマ。

デヴォンの提案

リーラはデヴォンに状況を話すが、「ドナーになろうか?」と言い出すデヴォン。
思いもかけない発言に、「意味がわからない。あなたがドナーになれば、私とあなたの子をパドマが育てることになるのよ?そんな複雑なことは私たち姉妹の関係が歪んでしまう。二度と言わないで!」とリーラは怒ってしまう。

その後ドナーが見つからず、パドマも卵子凍結を承諾したと伝えるリーラに、「そう、でも年齢的には急いだ方がいいんだろ」とデヴォン。

その様子にリーラは、「パドマの子の父親になりたかったの?」と訊くが、デヴォンは、「ボクなりに力になりたかった」と言い、ふたりはギクシャクする。

条件

採卵の日。
リーラとパドマが婦人科へ行くと、そこにはAJの姿が。
ふたりはキャロルへのお悔やみを伝えるが、AJは、「立ち直るには時間がいる。だがキミたちは時間をムダにできないだろ。精子ドナーになるよ。ただし条件がある。オレはひとりになってしまった。そそれはイヤなんだ。だからドナーになるなら、ただの提供者で終わりたくない。育児に関わりたい。父親になりたい」と言い出す。

まとめ

先日、心から愛する愛犬そらを亡くしました。
昨年の秋から私には試練の日々が続いています。母親は何とか回復したけれど、父親は思いもかけない形で他界。そんな時にそらがケイレンを起こし、急性すい炎になり、闘病生活になりました。
そらが逝ってしまうなんて考えられなくて、「お願いだからがんばって」と言い続け、そらは半年がんばってくれました。
ほんとうは目指せ20才で、そらが逝ってしまうことなど到底受け入れられなかったのだけど、最後までがんばったそらを見て、思わず、「ありがとう、そら。もうママは大丈夫だから、楽になっていいよ」と言葉が出ました。その後、そらは天に召されました。
今回のエピソードは少しツラかったけど、ホスピス看護師ジャナヤの言葉が心に沁みました。そしてそらが逝くことを受け入れられたことは良かったんだと思えました。
AJのツラさはわかるけれど、キャロルはAJが幸せに自分の人生を歩いてくれることを望んでる。パドマとの話しが良い方向へ向けば良いなと思います。

 

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