私のトナカイちゃん # 1

海外ドラマ
海外ドラマ私のトナカイちゃん

Netflixリミテッドシリーズ全7話の「私のトナカイちゃん(Baby Reindeer)」
1話30分なので気楽(内容は気楽・・・ではないかも)に見れます。

エピソード1

芸人を夢見てロンドンにやって来たドニー・ダンは売れないコメディアン。日々の生計を立てるため、パブで働いているダニーの店に、さみしそうな女性客が。優しさからその女性に紅茶を奢るが・・・・

 

まとめ

序章

「被害届けを出したいんです。女性にストーカーをされてる。家にも職場にもやって来て、ひっきりなしにメールを送ってくる。性的な関係はない」と警察署にやって来たドニー。
しかし、「卵食べった」と書かれたメールを見せられた警官は、「身の危険を感じるような内容じゃないですね、いつからですか」と問う。「半年ぐらい前ぁら・・・」とドニー。

出会い

売れない芸人ドニーはパブで働きながら、寄席に出演する日々を送っていた。
ある日、パブにさみしげな様子の女性客がやって来た。その女性を見た瞬間、(可哀想なひと)と思ったドニー。

注文を聞くと、「お金がないから頼めない」と言う。なんとなく放っておけず、「紅茶を1杯サービスする」と言った途端、その女性の表情が明るくなり、饒舌に話し始めた。
女性は弁護士で政府の顧問をしていると言い、3つほど高級マンションがあると言うと、「ナイショだからね」とケータイを差し出す。女性のケータイアドレスには、トニー・ブレアなど有名政治家の名前が。
「食事会がすぐに議会になりそうだ」と軽口で返したドニーに、女性は高らかに笑うと、「マーサ」と名乗る。

【ドニーの本音】その話しがほんとうなら、なぜカネがないんだ?

 

マーサのペースにハメられていくドニー

芸人を夢見てロンドンに出てきたドニーだがカレの舞台は全くウケない。
今も元カノの母親の家に居候中で、生活のためにバブでバイトをしているアラサー。

毎日やってくるマーサ

ドニーが紅茶をごちそうして以降、マーサは毎日メイクや髪型、ドレスを変え、パブにやってくるように。
いつも席につくと、「忙しいからすぐに帰る」と言いながら、ドニーが出す店のおごりの”ダイエットコーラー”に口もつけず、ドニーの勤務が終わるまで話し続ける毎日。
ドニーは、自分に好意を示すマーサを悪く思わず、時折見せるマーサのさみしそうな表情に、(過去に何があったのか)と気になることも。そんなことがきっかけで、ドニーはマーサを褒めるようになるー。

ある日マーサは、「私の誕生日だから今週末ピクニックに行かないか?」とケータイに電話番号を入れて欲しいと言い出す。(それだけはしたくない)ドニーは上手く誤魔化すが、常連客やスタッフは面白がり、「早くデートしろ」「結婚しろ」とからかう始末。するとマーサまでが、「私と結婚すれば財産は半分、ペントハウスまである。カーテンを吊るす人がほしいな」と言い出す。ドニーはこの気まずい状況から逃れようと、「オレがカーテンを吊るしまくってやる」と冗談で交わすが、仲間が大笑いする中、本気にした様子のマーサ。

メール攻撃

その日から、1日の80通を超えるメールがドニーに届きはじめる。
メアドはスパムのように不規則な文字列だったが、文面はマーサが書いたと思われるもので、性的な内容も含むものも。簡単な文字はやたらと誤字が多い。

不思議なのはメールはすべて<iPhoneから送信>されていること。マーサのケータイはiPhoneじゃない。
カフェデート

翌日、「43歳になる特別の日だから奮発した」とピクニックバスケット持参でパブにやって来たマーサ。
バスケットの値段は約200ポンド(≒3万5千円)。
マーサのペースに乗ってはマズイと思ったドニーは、「ピクニックは恋人がすることだから止めてお茶にしよう」と提案、さみしそうな様子を見せるがマーサはそれをOKする。

カフェに入っても、いつものごとくドニーの軽口に大声で笑うマーサ。
しかし突然、「私に本気なのかと期待しちゃったけど、大丈夫、受け止める」とさみしそうに言い始める。そんなマーサを見ると、ついつい、「友だちとしては本気だ」と言ってしまうドニー。
しかしマーサはカフェでも、「お金がない」と言って注文をしないため、慌てたドニーが奢ると言うと、クロワッサンやパンケーキなど数種類を注文してしまう。

マーサはドニーのホームページでメアドを調べたと言い、「コメディアンなのね、ネットで見たけどひどい」と批評しはじめる。ドニーは、「これでも努力してる」と言い返すが、気づけば、「現実は厳しい」と泣き言を口にしていた。マーサはドニーの手を握ると、「傷つけられたのね。失恋したの?深いキズは誰のせい?名前を教えて」と追求しはじめる。「手を放して」と言っても強く握りしめ、聞く耳を持たないマーサ。たまらずドニーが手を振り払うと、マーサは突然、「何してんのよ!」と大声で叫び興奮した様子を見せる。

尾行

カフェの前で別れたふたり。しかしマーサの変貌ぶりを見たドニーは、興味を惹かれマーサを尾行してしまう。
マーサは古いアパートの1室に入るが、その部屋は、掃除がされておらず荒れ放題。

ドニーがマーサの様子を伺っていると、メールの着信音が鳴ってしまう。
ドニーは慌てて逃げ出すが、そのメールはマーサからで、「見てたでしょ。イケナイ子ね」と書かれていた。

 

コメディアン大会に出場するドニー

客席にいるマーサ

ドニーはコメディ大会に出演、ギャグを飛ばすが、まったくウケない。
すると客席の後ろから、けたたましい笑い声が・・・マーサだった。

ドニーはマーサの出現にギョッとしつつも、マーサを使い軽妙なトークを披露、すると会場が湧き始める。
マーサはあろうことか、歌を歌いだすが、ドニーがその歌にツッコミを入れると、会場から笑い声が。
そのまま自分の持ちネタにつなげたドニーはいつになく手応えを感じる。
それを嬉しそうに見つめるマーサ。

舞台のあと

ドニーは見事1回戦を勝ち抜く。
ドニーがマーサからのメール(ミンクを被ったあなた輝いていた)を読んでいると、不意に、「面白かった。勝ち残って当然ね」とマーサ。
ドニーはマーサを尾行したことを謝るが、マーサは、「気にしてない。今度は食事に来て」と言うと、卑猥な言葉を口にし、ダニーに抱きつく。
驚くドニーに、「どんな超能力が欲しい?私は人の身体にファスナーをつけて開いて入ってみたい」とマーサ。ダニーは軽口で返すが、マーサから、「愛している」と言われてしまう。

その言葉に動揺するダニーを見てマーサは、「なんてこと言ったのかしら」と自分を責めつつも、「私はあなたのせいで死ぬかもね」と呟く。

 

マーサの正体

ダニーはマーサからのFacebook友だち申請を見て、マーサのFBを見るが、彼女の投稿は、明らかに加工した政府顧問弁護士を装った写真投稿、そしてダニーの写真に、「出会えた。私のトナカイちゃん」と書かれた投稿が。
ダニーは続けてGoogleで、「マーサ・スコット 弁護士」で検索。すると、「狂気のストーカー」の見出しとともに大量のweb記事が!4年半の懲役と書かれていた。

ダニーは迷った末、マーサの友だち申請をOKする。

 

感想

ドラマで売れないコメディアン、ドニーを演じているリチャード・ガッドが自ら体験したことを基にした実話だそうです。
1話30分強で、軽く見れると思ったら・・・この話しの展開がまったく読めません。
面白そうなので見ることにします。

 

コメント

タイトルとURLをコピーしました