THE PATH シーズン1 #7 避難者の行方

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#7 非難者の行方 Refugees あらすじ

カルが組織に不法移民を受け入れたことで、マイヤリズムはマスコミの注目の的になる。
上層部幹部は、政府との対立は避けるべきだと判断するが、カルだけが不法移民を守ると言い出す。
また、ホークはアシュリーとの関係を深めるが、ある時、突然終わりを告げる

 

まとめ & 感想

マスコミの注目を浴びるマイヤリズム

カルが不法移民を受け入れたことで、上空にはヘリが飛び施設周辺にはマスコミが押し寄せる状況になっていた。
サンディエゴからビルとフェリシアも駆けつけ、緊急幹部会議が開かれる。
ビルは、今回の行動でマイヤリズムが過激派と思われてしまう。対処する必要があると言うが、
カルは、正しいことをしているのは自分たちだ。政府と戦うことで意義のある活動を認知してもらうチャンスだと主張する。
しかし、幹部の誰もカルには賛同しなかった。
カルは、移民たちに強制送還になることを伝えに行くが、彼らを前に「君たちを守る。戦う」と言ってしまう。

幹部会では、移民局との話し合いの末、出頭させることで合意するが、
カルは、組織のメンバーを全員連れてやってきて、皆の意見を聞くべきだ。すべてのメンバーでどうするか多数決を取ると言う。

 

エディのほんとうを知ったカルは・・

エディはアリソンを義父ハンクの小屋に匿っていたが、金髪の女性がいるとの連絡が入ったことで、アリソンを逃がすために小屋へ向かう。
カルは、エディのおかしな態度に気づき後を追いかけ、小屋にいるアリソンを見つけてしまう。
カルは「一緒に来て、真実を話せ」と言うが、アリソンは必死で逃げようとする。
エディはカルを押さえ、アリソンをなんとか逃がす。

カルは、エディに向かって本音で話そうと言い、ペルーで何があったか?と聞く。
エディは、瀕死の博士を見たこと。全部ウソで、光もはしごもないんだろう?と言う。

カルは、組織を疑うものを置いておくわけには行かないと言い、マイヤーの旅に出ろと言い、
旅に出ないのなら、サラに全てを話すと半ば脅す。
マイヤーの旅とは、400キロメートルを歩き通す旅で、冬の時期にはしない修行だった。

 

カルが犯した2つの罪

投票前、ナーバスになっているカルの自宅へメアリーが来る。
メアリーは、ショーンを遠くへ転勤させた理由を問い詰めはじめた。
メアリーは、カルが好きだから、カルが勧めるショーンと付き合った。少しずつショーンのことを好きになりはじめていたのに、今度はショーンを私から遠ざけた!と悲しみと怒りの感情を表し、セックスするだけの女なら他にいるでしょ。私は組織を出て行くと言い、机の花瓶をカルに投げつけ出て行った。

あっけにとられたカルは、割れた花瓶の破片を拾い集めていた時、突然サイラスが現れる。
「話しがある」と言うサイラスに、「ビルが呼んだのか?」と聞くカル。
しかしサイラスは、「博士がカルを良く思っていない」と言い出す。
「博士から指導者は自分だと言われた」と言うカルに対し、サイラスは、
「導くものは誰もいない。終わった。組織に固執していたから私もわからなかったが、ムーブメントは死んだ」と言う。
その言葉に動揺したカルは、「みなが次の指導者であるボクを信じている。博士は新しい指導者が現れると予言した」と言うが、
サイラスは、「そうだとしても、それはカルではない」と否定し、
「ずっと見てきたから知っている。キミはペテン師だ。饒舌な酔っ払いだ。父親と同じだ。」と言った瞬間、カルは手に持っていた花瓶の破片でサイラスの首を突き刺した。
首の動脈が切れ息絶えたサイラスを前に、カルは動けなくなってしまう。

 

 

投票

不法移民の対処について、組織員全員での投票を前に、ビルは移民たちを移民局に引き渡す案をスピーチ。
このあと、カルがスピーチするはずだったが、カルは現れなかった。
サラは、カルから影になっているのは、それを選んでいるからだと言われ、意見があるなら自分がリーダーになれば良いと言われたことから、手をあげてスピーチをする。
過去に博士がある青年にチャンスを与えたように、移民たちにもチャンスを与えようと言う
エディもサラの意見に賛同を示し、組織員たちはサラのスピーチに感銘を受ける

カルは投票に場に現れず、サラの電話に出ることもなく、サイラスの死体を前に、隠し持っていた酒を煽るように飲んだ

 

ホークの経験

ホークは集会の途中で、俗人と抜け出したことを悔い改めるため、植樹の儀式を受ける。
しかし、今のホークには、組織の教えより確かなものはアシュリーの存在であり、ふたりは学校へも行かず、毎日を過ごすようになっていた。

アシュリーのママは仕事を見つけ、一刻も早く施設から出ようと考えていた。
しかし、サラの兄嫁が勧めてくれた歯医者受付面接で、そこにもマイヤリズムが関わっていることを知り、恐ろしくなってしまう。

ホークは、アシュリー家族が真夜中に施設を出て行った聴き、町中を捜し、見つける。
「キミたちを助けたのにナゼ?」と聞くホークにアシュリーは「ママが怖がってカルトに関わりたくないと言うから」と言い、ママが嫌がるからもうホークとは別れると言う。
ホークは、自分も両親の気持ちに反してアシュリーを選んだんだと言うが、アシュリーは状況がちがうと言い、去ってしまう。

ホークは自宅に戻り、サラとエディに「パパと一緒にマイヤの旅に出たい。自分を見失ってしまった」と言い出す。

 

俄然面白くなってきました。次のエピソードが待ち遠しいです。
カルの人格がこのエピソードで、かなり理解出来てきました。
カルは幹部たちが怖れている通り、危険人物です。まさにカルトの指導者風の男です。しかし、シャーマンを殺してしまい、どうしていくのだろうかと思います。
カルは、弱い面も持ち合わせてる男ですからね。
ホークくん、ワケのわからないカタチで失恋しちゃいました。アシュリーの行動はふつーの女子高生なんだと思います。ホークが好きで、カレに好きになって欲しかったのは本当でしょうし、今、母親を見捨てられない、カルトにビビってる母親を安心させたいのも本当。だけれど、自分がホークの生きる道を混乱させたことは、それほど罪悪感を持っていないんでしょうね。
ホークくん、完全に何を信じて良いのかわからない状況に陥っています。

次回、エディは息子ホークと共に「マイヤの旅」に出るんでしょうか?12月の極寒の中、400kmを歩き続けるらしいです。

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