またややこしくなって来た気が・・・
#11 出口 eXit あらすじ
中国国家安全部長チャンの自宅にFBIが突入するが、ダークアーミー兵士がそれを迎え撃つ。
エリオットは、ワシントン・タウンシップ発電所地下のホワイトローズのマシンを破壊するため、ワシントン・タウンシップへ向かうが・・・。
まとめ
中国国家安全部長チャンのその後
FBIは令状を持ってチャン宅の玄関を叩く。
チャンが対応しないとみると、強行突破したFBIは、ダークアーミー兵士と銃撃戦に。
その時チャンは、部屋のドレッサーの前に座り、キレイにメイクをし、ホワイトローズに・・・
ダークアーミー兵士はFBIを全滅させ、ホワイトローズの部屋へ。
促されたホワイトローズが階下へ降りると、惨状が広がっていた。
ホワイトローズは辛うじて息のあるFBI捜査官を見つけると、「チャン部長を捜しに来られたの?カレは死んだ。いるのはホワイトローズだけ」と言う。
その後ダークアーミー兵士はその捜査官を銃殺。
ホワイトローズはダークアーミーと共に屋敷から消える。
エリオット
モーテルでダーリーンと別れたエリオットは、ワシントン・タウンシップへ向かおうとする。
ミスター・ロボットは、「マジでやるのか?原子力の中にあるんだ。失敗したらメトロダウンを起こす。止めろ。計画どおり逃げよう」と止めるが、エリオットは「ホワイトローズを終わらせる」と言う。
「ナゼそれが最終目標になったんだ?」と聞かれると、「あのマシンがすべての発端だ」とエリオット。
しかしミスター・ロボットは、その道を進めば終わりなき戦いになるだけ。どこかで区切りをつけるべきだと言うが、「オレひとりでやりたいんだ」エリオットはバスに乗る
ワシントン・タウンシップ発電所
エリオットは、マルウエアでシステムを破壊し、マシンを起動できなくするつもりだった。
しかし到着したワシントン・タウンシップは、落書きだらけで町で、ベンチには浮浪者がいるような廃れた町。
歩いて【Eコープ原子力発電所】へたどり着くが、発電所の様子はおかしい。
施設ゲートに警備員がおらず、エリオットは簡単に敷地内へと侵入する。
施設内は、従業員がパニック状態で逃げ出したような形跡があり、無人状態。
エリオットは、カギのかかっていない部屋を見つけると侵入し、起動したままのパソコンに素早くUSBを差し込んでマルウェアを仕込んだ。
計画どおりいったことにホッとしたエリオットが振り返ると、その部屋の隅に、血を流して倒れている男性を発見する。
その時、何台ものパトカーがサイレンを鳴らし、続々と到着。空には数台のヘリの音も!
エリオットは急いで部屋を出ようとした時、ダークアーミ兵士と防護服を来てハンバーガーを食べるいつもの男が立っていた。
「場所、間違ってる」と防護服の男。
エリオットはダークアーミーに銃を構えられながら、発電所の奥深くへと連れて行かれる。
どの部屋の従業員も殺されていた。
アンジェラがホワイトローズと対面した部屋
防護服の男がある部屋の前で止まり、顎で入るよう促す。
エリオットはその指示に従い、【危険:防音保護具を着用せよ】と書かれた部屋の扉を開ける。
エリオットが部屋に入った途端、扉は自動ロックが掛かった。
その部屋はかつてアンジェラがホワイトローズと対面し、洗脳されたのを彷彿とさせる同じ作りの部屋だった。
エリオットが部屋を見回していると、ほどなくしてホワイトローズが入って来て、「お座りなさい」と促す。しかしエリオットは、「こんなの効果ないぞ。オレの昔のパソコンに親父が読んでいた本、クォーティー(飼ってた金魚)まで用意しても、アンジェラと違ってオレに洗脳は効かない」と言うが、「洗脳ではなく、理解を促すための手伝いをしたいだけ」とホワイトローズ。
そしてホワイトローズは、トランスジェンダーであることの痛みと苦しみ、それにより不本意な人生を送ったと言い、「この世界にウンザリなの。私が実現しようとしてること、唯一の望みは、機能不全を正すこと。よりよい世界を生み出す」と言う。
しかし、「あんたは世界を壊したいだけだろ?」とエリオット。
否定されたことで益々ヒートアップするホワイトローズは、「私はすべてを犠牲にしてこの世界を良くしようとしている。私を突き動かしてるのは人類への愛よ。むしろ憎しみに支配されてるのは私ではなくあなた。認めなさい」と言う。
「そうだ、人が怖い。愛した人も信じた人もみんなオレにひどいことをした。あんたが言った以上に社会は酷い。だから仕返ししてやるって。だけど、中にはレアな人もいる。憎しみを抱かせない人、無条件で愛してくれる人、受け入れ優しくしてくれて見放さない。構うなと言っても諦めない人がいる。彼らはオレにはない感情を持ってるんだ。オレを愛してる。オレが抱える痛みをそれが癒やしてくれる。即効性はないし持続性もないけど癒やされる。傷つけ合って泥沼になることもあるけど、そういう生きものなんだ。立ち上がり壊れても進み続ける。それが人間だ。だから断る。この世界を放棄したりしない。オレがが皆を代表して言ってやるよ、”クソッタレ!」エリオットがそう言った瞬間、ホワイトローズの時計がピピピと時間を知らせると同時に、警告音が鳴りだし、部屋の電源が落ちた。
「発電所の冷却装置が電力不足なの。私のマシンは膨大な電力を消費するから発電所の電力を回してる」とホワイトローズ。
マシンの起動はマルウェアで阻止したハズだった。
しかしホワイトローズは、あなたがマルウェアをインストールする前に起動させていたと言う。
「このままではメルトダウンが起きてしまう」と言うエリオットに、「だから計画を移送しようとしてたの。ここで出来る実験は限られてるから。でもあなたが邪魔をした」とホワイトローズ。
「まだ殺したりないのか?」と言うエリオットにホワイトローズは、「誰も殺されはしない。むしろここから皆が生まれ変わる」と言う。
エリオットは必死で止めるが、ホワイトローズは、「選択肢は与えている。だからあなたがいるの。アンジェラに見せたものをあなたにも見せる。私があなたに求めたことはひとつ。あなたの信念。あなたが決断をして」と言うと、ボックスから出した銃で、自分の頭を撃ち抜いた。
止める
メルトダウンを止めなければ!
しかし部屋のドアはロックされ開かない。
その時、ミスター・ロボットが出現、(まずカギを解除しろ)とアドバイスする。
受話器を取ったエリオットは、ロック解除ナンバーをゲット、ドアは開いた。
ミスター・ロボットは、「急ごう」と言うが、「逃げたらメルトダウンが起きる。俺たちが止めなきゃ。町が崩壊する。彼女は選択肢があると言ってた」と言うと、この部屋にあるものを使って謎を解き始めた。
父親の本からフロッピーディスクを見つけ、パソコンに入れ、起動。
問題を解いていく・・・が、上手くいかない。
「何か見逃してる」
もう一度チャレンジし、あるワードを選んだ瞬間、警告音は止まった。
メルトダウンを阻止したか?と思われた瞬間、大きな爆発が起こった。
すでに部屋の外には火が回っており、逃げることは不可能だった。
死を覚悟したエリオットはミスター・ロボットに、愛してるを伝える。
オレもだとミスター・ロボット。
幻想
スタイリッシュな暮らしをしているのはエリオット。
なんとエリオットはオールセーフの最高経営責任者(CEO)。
明日アンジェラとの結婚を控えている。
オールセーフには、同僚だったオリーやロイドが働いてる。
父(ミスター・ロボット)との関係も良好だが、一人っ子だと言う。
TVニュースでは、デウス・グループは慈善事業のデウス・ギビングとなっている
世界一の富豪チャン氏は自身の「ホワイトローズ基金」に46億ドルの寄付をしたと言う。
今日はFコープへのプレゼンの日(Eコープではない)。
Fコープのトップは、タイレル(ちょっと雰囲気がちがう)。
タイレルは、オールセーフのような規模の会社とは契約しないと言うが、エリオットと同じ感覚があること、そして自信満々に、「御社に起こりうることに確実に対応する」と言い切るエリオットを買い契約に至る。
アパートに帰宅したエリオットがドアをあけると、そこにいたのは、黒パーカーを着たエリオットだった。
「お前は誰だ?」と聞くエリオット・・・・
感想
11話の後半 1/3 。
明るくてまるで別人のエリオットが登場。
なんなんだろ・・このシーン
ラストで、アパートのドアを開けたら、黒パーカーを着たいつものエリオットがPCの前に。
「お前は誰だ?」って別人エリオットは聞いてたけど・・。
原子力発電所内が爆発してたけど、エリオットが死ぬ前の幻想ですか?
アンジェラと結婚するんだって。
アンジェラは幸せそうに生きてたし、お父さんも年取ったエドワードに。
それにとっても良い父息子関係、その上一人っ子。
気になるのはエリオットの偏頭痛。
幻想だよね、絶対コレ。
残り2話。
コメント
[…] 前回、【幻想】の章でまとめリアルエリオットは、刺激のない現在の生活を変えたいと思うことがあるとタイレル風と話してたけど、そのひとつの対処方法が、架空のスーパーヒーロー […]