ROME(ローマ)1 #8 クレオパトラ(相関図付)

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今回のエピソードは歴史上、ナイルの戦いとされるエピソードです。

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#8 クレオパトラ Caesarion あらすじ

逃げたポンペイウス将軍を追ってエジプト、アレクサンドリアにやって来たカエサルは、プトレマイオス13世に、ポンペイウスを引き渡すよう言うが、ポンペイウスは既に斬首されていた。
カエサルは、エジプトを支配することを考えはじめ、アントニウスにローマを任せる。

相関図

まとめ

ローマ

ブルートゥスと母セルウィリア

カエサルを裏切りポンペイウス側についたキケロとブルートゥスは、カエサルに降伏、忠誠を誓い、カエサルの温情で処罰なしでローマへと帰還した。

町触れ役(アナウンサー)は、「カエサルによりローマ帰還を許されたキケロとブルートゥスに危害を加えぬように。なお、ポンペイウスはエジプトへ逃亡、カエサルはそれを追っている」と報告。

セルウィリアは自分をボロ雑巾のように捨てたカエサルに息子が降伏、忠誠を誓ってローマに戻ってきたことを素直によろこべない。

エジプト、アレクサンドリア

プトレマイオス王朝時代。父 プトレマイオス12世の遺言により、クレオパトラ7世と7歳でエジプトを共治したプトレマイオス13世だったが、 幼いプトレマイオスは、宮廷官人に操られ、エジプトを統治する内戦を起こし、姉クレオパトラを追放、幽閉し、首都アレクサンドリアを掌握していた。

カエサルの哀しみと怒り

ポンペイウスを追いエジプトへやって来たカエサルは、幼帝プトレマイオス13世と謁見、ポンペイウスを引き渡すよう要求するが、「贈り物があります、お気に召すはず」と見せられたのは、ポンペイウスの斬首だった。

その憐れな姿にカエサルは、ローマの執政官の最期を惨めな扱いをしたプトレマイオス王家に、「恥をしれ!」と一喝すると、ポンペイウスを斬首した男を引き渡せと要求する
その夜、ポンペイウスを荼毘に付したカエサルの頬には涙が伝っていた。

カエサルの決断

その夜、カエサルはアントニウスに、軍の半分を率いてローマへ戻るように言い、自分はエジプトの内戦を押さえるためにしばし残ると言い出す。
ポスカは、プトレマイオスは10万の兵があると言い、アントニウスは、カトーとスキピオが挙兵すれば、我々の戦いもまたはじまると言うが、「武力は使わず仲裁する。戦いを仕掛けられたら勝つだけ」とカエサルの決断は変わらなかった。

カエサルの策

カエサルは、ヴォレヌスとプッロに、幽閉されているクレオパトラを見つけ出し、王宮へ連れて来るよう命令する。その際カエサルは、「歴史ある王家の王女だ。見つけたら最大の敬意を払え。可能な限りどんな命令にも従え」と付け加えた。

ヴォレヌスは、ポンペイウスを見逃した結果、無惨な最期を迎えさせてしまったことを後悔し、カエサルに謝罪した

ポンペイウスを殺害した男を、「逃亡した」と言い訳し引き渡さないプトレマイオス王家にカエサルは、プトレマイオス13世の父、12世の時からの負債返金を迫る。
その法外な額に宦官は、「支払うことは困難だ」と下手に出るが、横柄な幼帝は、「これで返した」と帳簿をカエサルに投げつける始末。しかしカエサルは、「あなたはローマの臣下だ」と幼帝を一喝、黙らせると、値引きしてやるから一刻も早くクレオパトラとの諍いを止め、徴収せよと迫る。もちろん宦官は、「クレオパトラ様の行方はわからない」とごまかすが、「心配いらない。こちらで探す」とカエサル。

クレオパトラの救出

プトレマイオス王家の臣下たちは、カエサルがクレオパトラを王位に就ける魂胆と読み、見つかる前に殺すしかないと早馬を走らせる。

しかしカエサルは、それを想定してヴォレヌスとプッロに命令を出していたのだ。
ヴォレヌスは暗殺者の馬を追い、クレオパトラの居場所を突き止めると、暗殺される寸前のクレオパトラを助けた。

プトレマイオス王家の企み

宦官は兵士を煽りカエサル殺害を頼むと、エジプト駐在の次官セプティミウスに使者としてカエサルに会うよう頼む。しかしそれは宦官たちの罠だった。
ポンペイウスを斬首したセプティミウスの身柄を引き渡したのだ。
カエサルはセプティミウスを処刑、その斬首を民衆の前にさらした。

 

ヴォレヌスとプッロの任務

クレオパトラ

クレオパトラを王宮まで連れ帰るヴォレヌスとプッロ。
阿片に溺れるクレオパトラだったが、ここが勝負と見たのか阿片を絶つと、「カエサルを必ず落として見せる。今夜は月が良い、必ず子どもが生まれたのに口惜しい」と言い出す。

クレオパトラにとってカエサルとの結婚、妊娠は自分の王位を守り、身を守るために不可欠なもの

するとクレオパトラの奴隷チャーミアンは、ヴォレヌスを選び、クレオパトラと関係を持つよう言う。
確かにカエサルに、「可能な限りどんな命令にも従え」と言われたヴォレヌスだったが、さすがにその行為をすることができず、その任務!?をプッロに譲ることに。プッロはしっかり役目を果たした。

アレクサンドリアに戻ったヴォレヌスとプッロは布袋に入れたクレオパトラ王女を運び入れる。
布袋から出てきたクレオパトラは、その魅力で一気にカエサルの気持ちを掴む。

 

プトレマイオス13世の最後

正装したクレオパトラと共に王宮へとやって来たカエサル。

プトレマイオス13世は姉を見て驚くが、クレオパトラは堂々たる態度で弟に近づくと、「あなたに父上の玉座は似合わない。あなたは悪い宦官にそそのかされたのです。死になさい」と命じる。
ふたりの宦官は斬首され、その首は王宮の壁にさらされた。

王座を取り戻したクレオパトラは、「息子がいない男に未来はありません。あなたは私を囚われの身から救ってくださった。私はあなたの奴隷」とカエサルを誘惑する。

一方、王宮を乗っ取ったカエサルを守るため、ヴォレヌスは隊列を作り、エジプト兵士の襲撃から王宮、クレオパトラ、カエサルを守りきった。

約1年後

エジプトのアレクサンドリアからカエサルが戻らないまま約1年が経過したー。

キケロとアントニウス

キケロは、「このままカエサルが戻らず、死ぬようなことがあればローマはアントニウスのものだ。私たちの立場は危うくなる。カトーとスキピオがヌミディアで挙兵した。彼らと連絡を取ろう」とブルートゥスを誘う。

そこに、「良い知らせが届いたぞ」と現れたのはアントニウス。
アントニウスはキケロに、「何ひとつ見逃さない。はっきり言っておく。もしまたあなたの名が裏切りと結びついて聞こえてきたら、許しはしない」と威圧すると、「カエサルがプトレマイオス軍を壊滅、将軍はエジプトの支配者となった」と告げるのだったー。

エジプト、アレクサンドリア

カエサルはクレオパトラと婚姻、男児(カエサリオン)が生まれた。
息子を掲げるカエサルを見て沸き立つ兵士たち。

だがヴォレヌスだけは、(もしかしてプッロの子どもの可能性もあるため)他の兵士たちと同じように歓声をあげるプッロを、(その秘密は墓場まで持って行け)と言わんばかりの目で見るのだった。

感想

邦題は、「クレオパトラ」ですが、原題は、「カエサリオン」。
「カエサリオン」とはカエサルとクレオパトラとの息子の名前だそうです。
歴史上、プトレマイオス13世をカエサルが殺害したことになっているようで、ナイルの戦いと言うようです。

 

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