ハンドメイズ・テイル シーズン4 #6 誓い(相関図付)

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国境線の町シカゴでギレアドの空爆に遭ったジューンとジャニーン。
そこでジューンはモイラと再会することに。
ジューンはギレアドを脱出し、カナダに戻れるか

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#6 誓い  Vows  あらすじ

国境線シカゴでギレアドの空爆を受けたジューンとジャニーン。生き延びたジューンは瓦礫の中でジャニーンを捜すが、そこでモイラと再会する。
モイラはハンナを置いて行けないと言うジューンを説得し、支援グループに内緒でジューンをカナダに連れて帰ろうとする・・・。

 

相関図

まとめ

ギレアド軍国境線シカゴ空爆

再会

空爆を受けたシカゴの町は瓦礫の山に。
至るところで助けを求める声が聞こえる中、ジューンはジャニーンを捜しはじめる。
その時、「ジューン!」と呼ぶ声が!

モイラだった。

しかしジューンは、「ジャニーンを捜さなきゃ」と探し続けるだけ。モイラが分からないのだ。
モイラは、ジャニーンは救援テントにいるかも知れないと説明し、ジューンを保護する。

ケガ人を乗せたトラックが支援所を目指す中、ようやくモイラを認識したジューンは、笑顔を見せるが、突然、「ダメ、ここは危ない。ここにいてはダメ」と言い出す。モイラは、「あんたをやっと見つけ出した」とジューンを抱きしめる。

モイラはNGO団体の支援活動でシカゴへとやって来ていた時に、ギレアドの空爆に遭遇した
支援所の閉鎖、撤退

トラックは支援所へ到着するが、そこではウーナが、支援所の閉鎖、撤退をアナウンスしていた。
空爆により運営を続けられないからだ。
支援所のフェンスの周りでは元アメリカ市民らが、「オレたちを見捨てるのか!」「物資がないと生きていけない!」と声をあげる中、撤収をはじめる支援者たち。

モイラはウーナにジューンを見つけたと報告するが、「ルールがある。連れて帰れない」とウーナ。
「わかってるけど置いて行けない。ケガしてる」とモイラは訴えるが、「ツラいのはわかるけど特別扱いはできない。ジューンの逃亡を助けたことがギレアドに分かれば、支援活動はできなくなり誰も救えなくなる。残念だけど」と言われてしまう。

モイラはウーナに逆らい、ジューンを船に乗せようとするが、「ハンナと一緒じゃなきゃ行けない」とジューン。「戻ればあなた捕まって殺される。ハンナを守りたければ、カナダから闘うのよ。ルークもエミリー、リタ、それにニコールもいる。あなたを待ってる。母親を待ってるの!ジューン頼むからニコールのために帰ろう」と説得。ジューンを船に乗せる。

 

支援組織の船

大きな関門

ジューン救出を諦めたと思ってるウーナはモイラを気遣い、「”立ち入り検査”が終われば10時間後にカナダ」と声をかける。
モイラはギレアド国の船立ち入り検査があることを知らなかったのだ。

モイラからの告白にスタッフ全員とジューンを集めたウーナは、ジューンをどうするかについて皆の意見を聞く。ある者は、「引き渡すしかない。ジューンを助けたことがバレればシカゴへの支援はできなくなる」と言い、ある者は、「引き渡せば彼女は殺されてしまう。匿うべき」と意見が分かれ、激しい論争に。
その時、「引き渡して。私が勝手に船に乗り込んだと言う」とジューン。
ウーナは、「ありがとう」とジューンの決断に感謝する。

ギレアドの立ち入り検査の船が近づいて来た。甲板でそれを待つウーナたち。
耐えきれず、「ウーナ、お願い」と望みをかけて頼むモイラの言葉に、「彼女のIDを用意して」とウーナ。
ジューンを救出する決意をする。

支援スタッフに扮したジューンは、「レイチェル・スミス」を名乗り、ギレアド兵士の検査を受ける。
モイラのヘルプで無事検査を乗り切ったジューン。

しかしモイラはウーナから関係解消を告げられ、この件で支援活動も続けられなくなると告げられる。

許されないこと

船室にジューンがいないことに気づいたモイラ。
ジューンは救命ボートの縄を解いてギレアドに戻ろうとしていた。
どう説明しても戻ると言うジューンに、「それなら私も一緒に行く」とモイラ。
しかしジューンは、「あなたに言いくるめられ船に乗ってしまった。あなたのせいで娘を見捨ててしまった!今、戻らなかったら永遠に取り戻せない」と訴える。

「何があったの?話して」と言われジューンは、「ギレアドがあの子を連れて来てハンナに会ったの。だけど私は何もできなかった。助けることができなかった。私を覚えてなかった。私を怖がったの。ハンナがあんな目に遭ってるのは全部私のせい。それなのに自分だけがカナダに戻れない。私は母親なのに、救い出さなきゃならないのに、私はできなかった。どんな顔をしてルークに会うの?カレは私を許してくれない。許すワケがない」と苦しみを吐露する。
モイラは、「ルークはあなたを待ち続けてる。絶対に諦めなかった」と言うと、会って確かめればいいとジューンをハグした。

 

カナダの地

船はカナダに到着した。
しかし中々船を降りることができないジューンに、「いくらでも待つ」とモイラ。
その時、「どこにいるんだ?」と声が・・・ルークの声だった。

何年かぶりの再会の瞬間だがジューンの表情はみるみる悲しみをおびていく・・
「どうしたんだ?」とルーク。
ジューンは、「ハンナを連れて帰れなかった、許して。私ひとりなの、ごめんなさい」と泣き崩れる。
ルークは、「いいんだ、大丈夫」とジューンを抱きしめた。

そしてジューンはカナダの地を踏んだ。
ジューンはギレアドを脱出したのだ!

感想

ジューンが生きてて良かった。
ギレアドを脱出出来て良かった。
ルークが温かくジューンを迎えてくれて良かった。

ハンナのことはこのままで言い訳がないけれど、ハンナをギレアドから救い出すためにも、ジューンにはこの道しかなかったと思う。
ジューンがギレアドに残っても、犯罪者で処刑されるか、例の”種付けコロニー”で、妊娠・出産を繰り返すだけの人生になったハズだし。それじゃ、ハンナを救い出すことも不可能だから。

しかし毎回壮絶だし、同性として心を締めつけられます
ハンナを置いてギレアドを去ってしまう母親としての罪悪感、無力感はほんと痛いほど伝わった。
そしてそれをルークが認めないんじゃないかって心配も

ジューンはカナダに逃げられたけど、ハンナだけじゃなく、ジャニーンを含む彼女の仲間もギレアドにいるまま。
脱出がギレアドにバレるのは非常にマズイと思うので、どうするんだろうな、ジューンのカナダ入国は伏されたままなんだろうな。
そうなると、セリーナやフレッドとの再会もないワケか?

残り4話。ギレアドから脱出したジューンはどの方法でハンナを奪還するのか?
ギレアドを降伏させる方法はあるのか?
気になるところです。

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