ハンドメイズ・テイル 5 #7 誕生(相関図付)

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海外ドラマハンドメイズ・テイル

シーズン5も残り4話

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#7 誕生  No Man’s Land あらすじ

ニ国の狭間でセリーナは産気づいてしまい・・・。

 

相関図

まとめ

セリーナ

ニ国の狭間で

エズラを撃ったセリーナはジューンに銃を向け、クルマを運転しろと要求。
運転しながらジューンは、「どこへ向かう気?ギレアドで私を処刑する気?」と言うが、セリーナは突然後ろから発砲する。
やってられないとばかりにジューンはクルマを止め逃げ出すが、クルマが追ってくる。しかしクルマは、道路脇に脱輪し、セリーナのうめき声が。
ジューンは放っておけず様子を見に行くと、セリーナが産気づいていた。

ジューンは病院に行くしかない言うが、「ダメ、行ったらアイツらに見つかる」とセリーナ。そしてクルマも脱輪して動かない。仕方なくジューンは近くの納屋に移動することに。

納屋で

「もう生まれる?」と聞くセリーナに、「初産は大変よ、ハンナを産むのに19時間かかって骨盤を骨折しかけた。ニコールは早かったけどひとりで産んだ。一つ間違えば母子ともに死ぬって覚悟した。誰にも知られずに」とジューン。
セリーナには複雑な思いがあるジューンだが、目の前で陣痛に苦しむセリーナをやはり放っておけず、「ムリよ、できない」と弱音を吐くセリーナを、「あなたならやれる」と必死に励ます。
しかし、「お産の進み具合を見る、確認させて」と子宮口を確認しようとしたジューンを突き飛ばすし、「私と赤ちゃんを殺す気でしょ?」と言うセリーナ。
ジューンは、「お産を手伝おうとしているだけよ、助けがいらないならひとりで産んで!」と納屋を出ていく。

納屋を出たジューンはクルマを脱輪から脱出させ、逃げようとクルマに乗り込むが、やはりセリーナを放っておくことができなかった。

誕生

ジューンは納屋に戻ると、セリーナに付き添い、言葉をかけ、励まし、出産を助ける。
セリーナは無事に男の子を産んだ。

セリーナは男の子を【ノア】と名付けた。

ノアにお乳を飲ませながら、「どうして私を殺さなかったの?ギレアドセンターで鉢合わせした時、あなたは銃を持ってた。フレッドは殺したのに、ナゼ私は見逃したの?」とセリーナ。ジューンは、「殺したくなかったから」と本心を吐露する。

「この子は父親に似るのかしら・・」と言うセリーナにジューンは、「誰が育てるか。その子にどんなオトナになって欲しいと願うか。何を教えるかによる」と言うー。

セリーナの決断、ジューンの決断

数時間たちジューンは、産後のケアをしてもらえる場所へ行くべきだと提案するが、「ダメ。ウィーラー夫妻に見つかる。ずっと囚われてた。侍女のようだった」と拒否する。
だがジューンは、「ここには水も食料もないし、寒すぎる。あなたは熱がある。適切なケアを受けないとふたりとも死ぬ」と説得する。
するとセリーナは、「ジューン、この子を育てて。私はすべてを失った。ギレアドにもカナダにも居場所はない。終わりよ、もう未来はない。でもあなたにはある。だからあなたにこの子を託す。あなたが私にニコールを託したように。あなたなら安心だと思える。ご主人も良い人だわ。ノアを立派に育ててくれる。フレッドとは違う人間にしてくれる。私とも違う人間に」言い出す。

そんなことはダメだとジューンは言うが、「神があなたを遣わせたの。私はこの子を宿し、産み、腕に抱き、それがこの世で果たすべき使命だった。それが神のご意思よ」と。
セリーナからノアを託され、納屋を出ようとしたジューンは、「神のご意思?器?私をそう見てたんだ。私たちがどんな人間で、どこから来たのか、何を望んでいたかあなたにはどうでも良かった、ギレアドにとっては。みんな尊い、私たちは器じゃない、人間よ。命がある存在。だから私はあなたを救う。ここはギレアドじゃないし、私はあなたじゃない」と言う。セリーナは救われる資格がないと言うが、「この子のためよ。この子がこの世界で頼れるのはあなただけ。あなたは母親よ。この子はあなたの一部。それが神のご意思よ、私の言うことがわかる?」とジューン。

 

カナダ、トロント

病院

ジューンはトロントの病院にセリーナとノアを連れて行く。
抗生物質の投与でセリーナは解熱したが、ノアは低体温と黄疸でNICUに入院することに。
セリーナは息子と引き離され、粉ミルクを与えられることを心配するが、「問題ない。大丈夫」とジューン。

ギレアドでは抗生剤投与や粉ミルクなどご法度のためセリーナは心配でたまらない

ポツリ、「家に帰りたい」と呟くセリーナに、「帰るところはない。今いる所で生きるの」とジューン。
セリーナは病室を出ようとするジューンに、「ありがとう」と手を差し出す。ほんのすこし躊躇ったあと、ジューンもセリーナと握手した。

ルークとの再会、セリーナの運命

ナースステーションに戻ると、そこにはルークの姿が!再会し抱き合うふたり。

ルークはジューンと引き離された後、国境線で解放された。
そして持ち帰ったUSB(ハンナの情報が入っている)をトゥエロに調査してもらっていると言う。

そこへ移民省の役員がやって来た。
役員はセリーナの病室へ行くと、「不法滞在で拘束する。収容施設へ移送する」と手錠をかける。

思わぬ展開にジューンは驚くが、どうやらルークが通報したらしかった。
赤ん坊が児童保護センターへ移送されると聞き、「待って。連れて行かないで!」と叫ぶセリーナを見てルークは、「身をもって痛みを知ればいい。報いだ」と言うが、「お願い、ジューン、あの子を守って!ジューン」と大声をあげ、看護師たちには押さえつけられるセリーナを見て複雑な気持ちになるジューン。

 

感想

今回のエピソードは良かったな~。
憎悪ばかりのストーリーでは見てる私の気持ちが殺伐としちゃう。
出産ってどうしてこんなに神々しいんでしょうね。もちろんそう制作してるからだろうけれど、やっぱり出産って感動するし心が洗われる。
ジューンがセリーナの出産を手伝うのは、どこかでそうなるだろうなと思っていたし、元々ジューンがオブフレッド(侍女)だった時から、セリーナとはどこか理解しあえるものがあったワケだから、この展開は理解できるけど、ここからどう展開するのかはわからないな。
とにかくジューンとルークはハンナを取り戻したいワケだから、ここから先はギレアドと戦うことになるのかな。

 

 

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