ベター・コール・ソウル 5 #7 金か正義か(相関図あり)

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ジミーとキムが結婚したよ~

 

#7 金か正義か JMM あらすじ

キムとジミーは法的対策のために契約結婚をすることに。
キムはメサ・ヴェルデの対処をし、ジミーは厄介な依頼人の弁護を受けざるを得なくなる。

 

相関図

 

まとめ

ジミーとキム

略式結婚

「過去は過去。前に進む。互いに包み隠さず打ち明ける」と約束し、ヒューエル証人で役所で略式結婚式を挙げるジミーとキム。
ヒューエルは、「指輪もハネムーンもないなんてどうかしてる」と言うが、ジミーは、「これは法的対策。結婚すればキムはオレが逮捕されても証言しなくて済む。契約結婚だ」と言う。
それでもジミーは、「12才のキミが見た夢と違うだろ?いいのか?」とキムの気持ちを確認するが、「そういうんじゃないって話し合った」とキム。
ふたりは結婚許可書を受け取り、判事の前で略式結婚をしたが、キムはそれでも嬉しそうな笑顔を見せる。

因みにジミーは3回目の結婚らしい

キム

リッチとキムはメサ・ヴェルデの本社へ出向き、トゥクムカリの件について謝罪する。
ペイジはキムの完璧な法務業務のおかげで24支店を開設できたと擁護するが、「期待外れだった」とケヴィン。その上ケヴィンは、退室しようとするキムを呼び止め、「もっといい男を選べ」と言う。

リッチは、「誠意は尽くした。あとはケヴィンの判断だ」と言うが、納得できないキムは戻ると、「あなたは我々の助言を無視した。建設地の再考の提案、購入済の土地を投資に回す案を拒み、相手が汚い交渉に出るのを見て、退出を促したがそれも拒んだ。常に最善の道を示したのに無視した。助言は顧問弁護士の役目です。決めるのはあなたですが助言を無視し続けるなら、この関係は良くない。誰を選ぶにしても、もう少し意見を聞いてください」と言い切る。ケヴィンは、木曜日に結論を出すと言う。

 

ジミー

第一級殺人罪の依頼者

ナチョから拘置所にいる”ホルヘ・デグズマン”の弁護を頼まれたジミー。
デグズマンはラロだった
罪状は第一級殺人罪(凶器を使った強盗、証拠改ざん、放火)
ジミーはすべて罪状認否に無罪を主張するが、保釈は認められなかった。

ホルヘ・デグズマンは偽名、本名はエドゥアルド・サラマンカ

ジミーは第一級殺人罪を故殺に下げて検察と取引すると言うが、「取引も裁判もしない。保釈させろ」とラロ。
それは無理難題の要求だった。
しかしラロは、もしジミーが保釈させることができれば、カルテルの友人となり大金が手に入ると言う。

 

約束を守る

ジミーはラロの弁護を引き受けたことをキムに話せないでいた。
しかしジミーは悩んだ末、メキシコ麻薬カルテルの男ラロを弁護していると話し、「殺人罪で保釈を望んでるが、そんなことはできるワケがない。だが、もしも何か方法を見つけたら、カルテルの友人になれると言われた。大金が稼げる。名前が売れて仕事も増える」と言う。
キムは、「カルテルの友人になりたいの?」と聞くが、ジミーは、「絶対お断りだ。話したくなかったが、(隠し事はしない)と言う約束を守った」と言う。

 

マイク

ナチョの報告

マイクはナチョから定期報告を聞くため落ち合うが、「親父の話しをするまで情報は明かさない。ラロが片付いたら話し合う約束だ。オレは抜ける。親父を連れて逃げる」とナチョ。しかしその態度からナチョが何かを隠していると見抜いたマイクが詰め寄ると、「拘置所から電話があって留守を任された。ガスの店を燃やせと言われた」と報告する。マイクはすぐに対処に向かう。

 

ガス・フリング

ガスはマドリガル・エレクトロモーティブ社のフランチャイズ部門会議に出席後、ホテル宿泊する。
人目を避け室内から隣接を訪ねたガス。そこには、マドリガル社のリディアと、ファーストフード部門責任者のピーター・シューラーがいた。
どうやらリディアが弱気になっているシューラーの説得のためにガスを呼んだらしい。

3人は独自のドラッグルートを構築、儲けようと画策している仲間らしい。
現在、”マドリガル・エレクトロモーティブ社”が480万ユーロ(≒7億弱)ものガスの資金洗浄を請け負っているが、3年以上続いており、シューラーは発覚することを恐れていた。

1日でもドラッグビジネスを軌道に乗せたいリディアとシューラーは、監獄にいるラロを殺害すればいいのでは?と提案するが、「アメリカでサラマンカに何かあればカルテルは私の仕業だと疑い、戦争になる。我々はまだ準備ができてない」とガス。
だがシューラーは、「悪夢はいつ終わるんだ?480万ユーロもの大金がバレてないのは奇跡だ。監査のひとりはカネに気づいたかも知れない。いずれ私は逮捕される。これ以上はムリだ!」と言い出す。
ガスは、「サンティアゴで私たちは絶体絶命だった。あの時、あなたがしたことを忘れない。あなたはあの時と変わっていない。成すべきことをする人だ。気を強く持って。ここまで頑張って来た。あと少しだ」と説得する。
「分かった」と言うシューラーの言葉にホッとした表情を見せるリディア。

ガスの決断

真夜中、ガスと共に”ロス・ポジョス・エルマノスチキン店”にやってきたナチョは、ガス公認の元、店内を荒らし、ガスは仕掛けをして店を爆発させた。

ナチョが拘置所のラロからの指示を守ったと思わせるためだろう

 

公判前審問

マイクからの依頼

ジミー宅に突然マイクがやって来て、「エドゥアルド・サラマンカを弁護してるだろ?保釈させてくれ。ヤツに関心がある人物からの依頼だ。受けた方がいい」と言うと、「あんたの仕事に必要な書類だ」といくつかの資料を手渡す。

審問

公判前審問に立ったジミーは、「ディヴ・クラーク私立探偵が証人リリアンに接触、証言を誘導した」と主張。検察側もこれを認めた上で、「改めて捜査するが、この件は第一級殺人罪であり、被告人が外国人で地域とのつながりがないため逃亡の危険がある」と保釈を認めないと言うが、ジミーは、「デグズマンはアルバカーキに家族がいる」と傍聴席にいる家族を紹介すると、「現場で被告人を見たのはたったひとりであり、しかも何者かに操られていた。家族のために保釈を求める」と言う。

判事は、「保釈が妥当と言う主張には同意するが、第一級殺人罪であることを考慮し、700万ドル、支払いは現金のみ」結審した。
その法外な金額にジミーは、「すまない」と言うが、ラロは、「払える。ただし取って来てくれ。連絡する」と言うと、拘置所へと戻されたー。

700万ドル≒9億

実は公判中、ラロの弁護をしながらもジミーは傍聴席で涙するフレッドの母の姿に複雑な気持ちになっていたー。
ラロは自分が殺害した人物の名前さえ知らず、1mmの反省もしていない。

ハワードとジミー

ジミーが悲しむフレッドの家族を見ていた時、「あの件は考えてくれたかな」と声をかけてきたハワード。
ジミーが、「まだ検討中だ」と言うと、ハワードは、「忘れてくれ。キミを怒らせたようだ。なかったことに」と言い出す。
ハワードは、ジミーの嫌がらせに気づいていたと言い、「キミの苦しみには同情する」と言う。それを聞いた途端、ジミーの怒りに火がつく。ジミーは去ろうとするハワードを追いかけ、「兄貴を殺しておいて同情するだと?オレは怒ってない、逆に高名なHHMからの誘いに笑えたよ。あんたは何も分かってない。小さな男で小さな世界にいる。オレを見下してる憐れんでるんだろ。あんたの仕事なんか受けるか、オレには小さすぎる、やる価値もない。オレはデカい世界で生きてんだ!」とぶちまけた。

https://nagidrama.xsrv.jp/saul5-04/#toc7
以前、ハワードはジミーにHHMに弁護士として加わってくれないか?とオファー。ジミーはその返事をしないまま、ハワード宅にボーリングのボールを投げ込んでクルマを大破させたり、ビジネスランチの席に娼婦を送り込み困らせたりイタズラをしては気晴らししていた。

 

感想

キムがジミーに、「別々の道を進むか、結婚するか」と言ったのは、あくまでも法的対策だんですね
とは言え、判事の前で、「I do」と言ったキムはとても嬉しそうだったし、その夜は熱く盛り上がったワケだから、そう言う理由を前置きしなければ、ふたりは結婚と言う形を取れなかったのかもなーと思う私。
しかしジミーさん、3度目の結婚って~笑いましたけど。

意思に反してラロの代理人となったジミーは、殺害されたフレッドの家族を見て複雑そうでしたね。
そもそも情が深いところはあったけど、”カネ”が絡んだり、依頼人の勝ち負けが関わると、非情なこともやって来たジミー。だけど、今回は遺族を気にしてる。これもキムと結婚して変わったところなのかな?

さて、今回も本家ブレイキング・バッドとリンクするエピソードが出てきましたね~。
マジでこう言うの好き~(お見送り芸人しんいち風)。
ブレイキング・バッドでは、プロローグとしてあっさり終わった記憶だけど、ピーター・シュラーは出演してます。

あの時は突然出てきたオジさんイメージで終わったけど、ラボ建設のずっと前から、ガス、リディア、シュラーはドラッグをビジネスにして大金を稼ごうと画策していたんだなーって。

 

コメント

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