レジデント 型破りな天才研修医 6 #5 強がりの奥に(相関図付)

海外ドラマレジデント 型破りな天才研修医

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#5 強がりの奥に A River in Egypt あらすじ

コンラッドはインターン時代に診察、治療した患者とチャスティンで再会する。デヴォンはアンチエイジング療法を一緒に研究したいと言う患者と出会うが・・。

相関図

まとめ

何故ラジャは受診しなかったのか

ラジャとコンラッドの関係

大学の講義中、喀血、呼吸困難となった教授のラジャ・エル・クーリーがERに搬送されるが、ラジャはコンラッドを見るなり、「命の恩人だ」と言いだすー。

ラジャはコンラッドがインターン時代に診察・治療した患者で、骨膜炎の治療を受けていたラジャの病名を”骨のガン”と診断、治療し、寛解させた命の恩人だった。
ラジャの病状

コンラッドはすぐにでも帰りたいと言うラジャを説得し、重度肺炎でICU入院、治療を開始するが、ラジャの病状は一気に悪化する。
コンラッドはラジャの背部に脊椎のオペの固定ロッドが露出しているのを見つけてしまう。

8年前はラジャは骨のガンで脊椎のオペを受けたが、そのロッドが首の皮膚を突き破り露出していたのだ。しかもラジャはこの5年間、定期検査を受けていないことがわかる。ビリーは、「ロッドが露出してるのに、絆創膏を貼って放置なんて考えられない」と言うが、「乳がんを出血するまで放置する人もいる」とヴォス。だがコンラッドは、「ラジャは骨ガンを宣告した時も前向きに治療し、寛解した。そんな人ではない」と言う。しかしラジャの病状は深刻で、露出したロッドから感染、脳室炎、水頭症を起こしていた。
ロッドの除去が必要だったが、まずは脳室ドレーンを挿入し、排膿することに。しかしその量は多く、「これで神経症状が残らなかったら奇跡だ」とビリー。
だが今度は消化管出血が起こってしまう。緩んだロットが食道を貫通したのだ。
コンラッドはAJに食道再建術を依頼するが、「かなりリスクが高いオペだ。それにロット除去ができなければオペはできない。ラジャの同意がいる」と言う。

代理意思決定者

しかしラジャは鎮静をかけて挿管している状態で、医療判断はできない状態だった。
コンラッドはラジャが”代理意思決定者”に指名しているフィアンセのアビゲイルの判断を仰ぐことに。

コンラッドからラジャの容態を聞き、「カレはオペの跡を清潔に保つためだと絆創膏を2年間も貼り続けてた。ガンのことも通院は必要ないのかと聞いたら、寛解したと説明された。本当に気づかなかった」と自分を責めるアビゲイル。コンラッドはアビゲイルに、
●ラジャにはオペが必要だが、それは命の関わる危険なものであること
●オペで助からない可能性も高いこと
●仮にラジャを救えても、食事や会話、自発呼吸もできず、思考や歩行にも問題が出る可能性があること
を説明、”代理意思決定者”のアビゲイルに決断して欲しいと言う。
その説明に、「私はカレの知的さに惹かれたのに、そんな状況生きていると言えますか?」とアビゲイル。しかしコンラッドは、「絶対に起こるとは言えない。でもオペしないと助かりません」と言う。

アビゲイルはラジャと面会、長く悩んだあと、「カレならオペを決断した思う。全力を尽くして欲しい」とサインする。

納得できないこと

オペは難航を極めた。
見学室から見守るコンラッドは、「一度はガンが寛解したんだ。こんな事態は避けられたのに」と悔やむが、「カレはガンのことを忘れたかったんだと思う」とケイド。
ケイドは、「父の変化は何年も前から気づいてたのに目を背けた。人は見たくないもの、知りたくないものを避けてしまうのかも」と言う。
だがラジャはオペ中亡くなってしまった。

 

アンチエイジングを信じるマルコとデヴォンとアーヴィング

マルコの研究

マルコ・ジトーニーがデヴォンを訪ねてやって来た。
マルコは部屋に入るなり、「私を何歳だと思う?遺伝子年齢は50才だが実年齢は72才だ。老化と病気と死は避けられないと思っていたが、老化は治療できる。永遠に生きるための研究を一緒にやりたい」と言う。

マルコはアンチエイジングが成功していることを見せようと、病院中を駆け回り、100回の腕立て伏せを見せるが、その直後、「息ができない」と意識を失いかける。

マルコの状態

検査の結果、マルコの乳酸値は危険な数値を示していたが、「お酒は飲まない。糖尿病じゃない」とマルコ。デヴォンはマルコが服用しているメトホルミンが問題では?と推測、緊急透析をすることに。

メトホルミン=は血糖降下剤

透析で乳酸値が下がったものの、呼吸機能が低下し、高熱が出始める。
アーヴィングはマルコが持ち込んだ計画書に頻繁に”DQ”が出てくることに着目。
デヴォンはそれが、抗酸化作用のあるケルセチンと、抗がん剤のダサチニブではと推測。免疫力が低下し肺炎に感染したと診断する。

デヴォンとアーヴィングは原因を突き止めた。
デヴォンは、「あなたはいつ死んでもおかしくなかった。永遠の命はありません」と言うが、マルコは、「これで学んだ。ひとりでやるなと言うことだ。医師の指導の元でやれば成功する。老化防止の研究を手伝って欲しい。研究費を出す。あなたが研究したいものにも資金提供する」とオファーする。

研究費を得たデヴォン

デヴォンはマルコのオファーを受けることに。
アンチエイジング研究をすると聞いたヴォスは、「お金のために病院の評判を落とさないで」と忠告するが、「マルコは他の研究費も提供してくれる。これでガンやMS(多発性硬化症)の研究ができる」と聞き許可を出す。

ヴォスの婚約者であるベルはMSに罹患、ミネソタ州で新治療を受けている。

パドマ

双子の男の子を出産したパドの育児生活が始まった。
すっかりパパのAJは、仕事の合間、夜間、早朝など足繁くパドマの家に通い育児を助ける日々だ。

パドマはAJやリーラの前では育児を楽しんでいる様子を見せるが、実際は、双子の育児に振り回され、泣き続ける双子に悩み、まったく余裕のない状況だった。

AJはパドマを心配するがリーラは、「彼女が選んだ人生だし、電話したら元気そうだった」と言うので、安心する。
しかし夜、パドマ宅に寄ったAJは、荒れ放題の部屋を見て驚く。

双子はスヤスヤ眠っていたが、パドマはバスルームで茫然自失状態だったのだ。
AJはパドマをハグする

感想

アンチエイジング、不老不死、永遠の命・・・人間が求める究極のものかも知れません。
これまで歳を重ねることをイヤだ、怖いと思ってこなかった私ですら最近の体力低下、次々の現れる不調に、老化を実感し、憂鬱のなるのですから多くの人も必ず数回は、「歳を取りたくない」と思ったことがあるはず。
私自身は永遠の命が欲しいとは思いませんが、愛犬そらには思いました。奇跡が起こって私がこの世を去るまで生きてて欲しかったし、そんな方法があるなら試してみたいぐらいでした。

パドマの状況は十分に想像できましたね。
子育てはマジでキツイ。私も経験したからわかっています。
赤ちゃんが可愛いだけで越えられるもんじゃない。親として否応なしに成長を求められ、覚悟を求められる。それでも、子育ては面白いし、幸せをもらえるもの。パドマ、がんばれとしか言えません。

 

 

 

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