グレイズ・アナトミー 19 #10 親しき仲にも秘密あり(相関図あり)

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海外ドラマグレイズ・アナトミー

今回のエピソード、割と感動した

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#10 親しき仲にも秘密あり   Sisters Are Doin’ It For Themeselves あらすじ

職場復帰するキャサリンの久しぶりのオペは”ペニス”の治療。シュミット、ルーカス、クワンが付く。オーウェンは監視付きの状況から脱するために、指導医の査定を受けるが・・・

 

相関図

まとめ

オーウェンとテディ

オーウェンの指導医査定

外科部長となってテディが業務に追われる中、「医事委員会に連絡して救済処置を求めた。指導医師の査定に合格すれば、一時的に医師免許が回復できる」と言い出す。
テディは相談なく勝手なことをするオーウェンを責めるが、「俺たちが壊れているのが皆が知るほどだ。でもオレが診療に戻れたら何か変わるかも知れない」と言い、すぐに監視役を探してくれと言う。

テディは監視役をベイリーに頼むが断られ、リンクがすることに。
しかしERでの診察、治療は中々上手くいかない。

命を救うこと

そんな中、ERに交通事故で胸部外傷を負ったエドガー・レイエスが搬送されて来た。
エドガーは救命士によりすでに挿管されていたが、両肺に酸素が入っていなかった。簡易X-Pで気管が偏位を確認したオーウェンは、(プロコトルに従い)気管支鏡をすると言うリンクに、「それでは間に合わずに心停止してしまう。その前に処置する」と言うとメスで胸を開き、胸腔内挿管処置を施す。

ウィンストンが駆けつけると、オーウェンの処置のおかげで、エドガーのバイタルは安定。すぐにオペすることに。しかし指導医は、何も言わず去ってしまう。

ベイリーの言葉

ERでの一件を聞き、「ERで胸腔挿管なんてやりすぎだったのよ」と批判するベイリーにオーウェンは、「オレはプロコトルも指揮系統も守るが、必要なら破る。オレは命を救った。テディとの関係も取り戻したい。でも今日の処置は正しかった」と主張する。そんなオーウェンにベイリーは、「あなたの言ってることは私もテディもわかってる。だけど謝ってみたことはある?正しいことをしたんだって言い続ける代わりに、あなたがこれまでにしでかした数々の過ちについてね」と指摘する。

ほんとうの気持ちと謝罪

ベイリーの言葉はオーウェンに響いた。オーウェンは外科部長室を訪ねる。
「ERでのことは聞いた」と言うテディにオーウェンは、「オレの決断のせいで家族の人生が変わり、ロスに逃げることになった。だがオレは、その事実に向き合おうとせず、キミの家計を支えてもらったことに感謝もしていなかった。すまなかった」と気持ちを伝え謝罪する。すると、「私こそごめんなさい。キャリアを失う恐怖と闘うあなたに冷たくしたり、きちんと話さずお酒に逃げ、非難ばかりした。私は、正しいと信じたことをするあなたが好き。ずっと愛してる」と言うと、指導医から連絡があり、オーウェンが合格したことを伝えるテディ。「外傷外科チーフに戻って」と言うオファーをオーウェンは快諾する。

ナタリア

新たな問題

脳の転移巣摘出オペ後2日、ナタリアの容態はかなり回復していた。
ナタリアは退院した暁には夫エリオットと旅行するつもりだと前向き。
だが、喀血してしまう。
検査の結果、ナタリアのガンは大動脈と後縦隔に浸潤、心膜にもガンが広がり、手の施しようがなかった。

マギーとリチャードから治療はできない。余命は予測不可能で場合によっては数日かも知れないと聞いたナタリアは、「夫には耐えられない。だから話さないで欲しい。このままカレと旅行の話しを続けたい」と言う。

夫エリオット

だがエリオットはナタリアが危険な状態だと気づいていた。
「ナタリアは事態が悪化すると必ず、ホットチョコを頼む。彼女はどれぐらい持ちますか?1ヶ月は持ちますか?せめて1週間・・・」と聞くが、ジュールスは、ナタリアとの約束を守り、言葉を濁す。

無力感

死にゆくナタリアを見ているだけの現状にジュールスは、「ナゼ何もできないんですか。ナタリアは私たちを信頼してくれてる。できる限りの手を尽くすべきです。私は人を治すために外科医になったのに」と直談判するが、リチャードは、「外科医に最悪なのはその無力感だ。OPはできる。だがすれば死期を早める。最高の外科医はその最悪を受け入れ、学ぶんだ」と言う。

エリオットはずっとナタリアに寄り添い旅の話しを続け、毎日夕焼けを見たいと言うナタリアに、「そうしよう」と約束する。そうしてナタリアはエリオットに抱かれながら、32年の人生を閉じた。

キャサリンの復帰

キャサリンが今日から仕事復帰することに。
キャサリンは早朝から自宅にレイキ施術者を呼び施術を受ける。

レイキ施術とは、施術者の手を通してエネルギーを操作し、患者の体内治癒を促進する施術
ジェラルドの気持ち

キャサリンはシュミットと、インターン(ルーカス、クワン)でジェラルド・リアン60才の「ペロニー病」の治療オペをすることに。ジェラルドは、病気について妻に話さずオペすることを希望するが、「このまま治らないこともあるのか?」と不安を口にする。シュミットは、可能性はゼロではないがフォックス医師は名医だと説明するが、ジェラルドは、「同情されたくないし私を見る目が変わるのがイヤで話してないが、上手くいかなかったらって怖いんだ」と本音を吐露する。シュミットは、「お二人の関係は37年も続いてきてる」と言葉をかける。

【ペロニー病とは】
陰茎形成性硬結症。海綿体の白膜に硬いしこり(プラーク)ができることで、ペニスの変形、勃起時の痛みが起きる。男性11人に1人の割合とされている
倒れたクワン

オペが始まった。
キャサリンの指導にいつもなら我先に答えるクワンの様子がおかしい・・・と思った瞬間、貧血を起こして倒れてしまう。シュミットはルーカスにクワンを介抱するよう指示、ルーカスは結局オペに立ち会えなくなってしまう。

夫婦

ジェラルドのオペは無事に終わった。そこへ、ジェラルドの病室を見つめる女性がひとり。
女性はキャサリンとシュミットを見ると、「カレの容態はどうですか」と聞く。その女性はジェラルドの妻グロリアだったのだ。

グロリアは夫のウソを知っていたのだ。
「病気のことは医療保険の支払いで知っていました。でもカレが何も言わないので、カレのプライドを尊重して知らないフリをしています」とグロリア。グロリアはキャサリンからオペは成功を聞くと、「それが分かれば良いんです。カレからの連絡を待ちます」とジェラルドに会うことなく帰って行く。

夫婦であること

ナタリアとエリオット夫婦を看取ったリチャード。一方キャサリンもジェラルト&グロリア夫妻の愛を目の当たりにし、互いに気持ちが変化する。
「気遣いはわかるが私は受け止める。本当のことを話してくれ」と言うリチャードにキャサリンは、「ガンが進行してる」と告白する。リチャードはキャサリンを抱きしめる。

シュミット

グレイズハウスでのパーティーで、トラベル看護師カルロスと良い雰囲気になったシュミット。だが、自信のなさから、カルロスに連絡しないままで、朝、グレイ+スローンで働きはじめたカルロスを見つけ、気づかれないように逃げてしまう。
だが今日、キャサリンの第一助手を見事にやったシュミットは、勇気を出してカルロスを食事に誘う。

アメリアと姉妹

3姉妹

脳中心部の腫瘍摘出術を受けるバーバラ・コリンズ。
バーバラの二人の姉ディディとポーラは共に癌サバイバーで、まだ確定診断が出ていないバーバラの腫瘍も、「きっとガン。でも克服できる」と決めつけ、明るく励ます。実はバーバラにはキャロルと言う姉がもうひとりいたが、ガンを克服したのに、事故で運悪く亡くなったのだと言う。で、ディディとポーラはキャロルのお骨を木箱に入れて持ち歩いているらしい。

アメリアは終始うるさい姉たちに閉口するバーバラを見て、ひとりの時間を作ってやる。バーバラはアメリアに感謝し、「もしも死んだら、木箱に入れて持ち運ばれるのはイヤ。クルマの窓からお骨を撒いて」と言い、オペに臨む。

オペは無事終了、生検の結果バーバラはコロイドのう胞(良性)と判明したが、「今回は違ったけど、いずれあなたもガンになる」と姉たち。とうとうバーバラは、「どれだけ明るく言われてもガンになんかなりたくない。私が健康なことを悪いように言わないで!それにキャロルを箱に入れて持ち歩くのもやめて!」とぶちまけた。するとポーラは、「がんになんかなりたくなかった。前向きはことを言わなきゃ、やっていられなかった」と本音を言い、ディディは、木箱の中身はキャロルではなく、”猫砂”だと真実を暴露、笑いに包まれる。

マギーとの関係

ウィンストンと揉めてアメリアの家に泊まっているマギーは洋服をアメリアに借りる。
だがなんとなく冷たいアメリア。
マギーは、「これ以上あなたに頼れない。メレディスがいるから私たちは姉妹だったけど、もう違う」と言うが、アメリアは、「メレディスはいてもいなくてもあなたは私も妹よ」と言う。
マギーは今夜もアメリア宅に泊まることに。

インターンたち

クワンとルーカス

貧血で倒れたクワンの看病をすることになり、結局、オペに立ち会えなかったルーカス。
だがクワンは、「オレの弱点を見つけて満足だろ」と憎まれ口を叩く。「オペを外され、キミを運び、介抱までした。1つ貸しだ」とルーカス。クワンは、2週間分の経過記録を請け負うと約束する。

ルーカスとシモーヌ

シモーヌが元婚約者トレイの再プロポーズをOK(このエピソードはココ
傷ついたルーカスはカジュアルな付き合いに走り、グレイズハウスに内科医カーラを連れ込み、毎晩セックス三昧。ミカとシモーヌはふたりの声で眠れない。

1日の終わり、ロッカールームで一緒になったルーカスは、「クワンのことを聞いたか?」と話しかけるが、「その話しはしたくない。疲れてるの、眠れてないから」とシモーヌ。だがシモーヌにトレイから電話が。
そしてカーラもルーカスを迎えに来た。ギクシャクしたまま、互いに言いたいことを言えないまま終わってしまう。

 

ルーカスもシモーヌもまだ互いを意識しているが、現状、どうしようもない

 

感想

ナタリアのエピソードはやっぱり泣いてしまいました。
でももっと感動したのは、ペロニー病でキャサリンのオペを受けたジェラルドと妻グロリアの関係。人の生死に関係する病院は時として、その人のほんとうを見ることができる場所でもあるんですよね。

個人的にはベイリーのナイスアシストで、仲直りした(と思いたい)オーウェンとテディが良かった。せっかく紆余曲折あって夫婦になったふたりなんだもん。ほんとうにいろんなことがあったんだから、乗り越えて欲しい。

 

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