ルーカスって捨てられた子犬みたいだ（笑）
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#9 もつれ合う関係 Love Don’t Cost a Things あらすじ
グレイハウスでパーティーを開くことにしたルーカス、シモーヌ、ミカ。
シモーヌは突然現れた婚約者トレイとルーカスとの関係に困惑する。
クワンとジュールスはマギーの症例を担当することになるが・・・
相関図
まとめ
シモーヌとルーカス
良い関係になったかと思われたシモーヌとルーカスの前に現れたのはシモーヌのフィアンセ、トレイ。
（このエピソードは8話、詳細はココ）
突然の展開に唖然とするルーカスにミカは、ふたりの関係に気づいていたと言い、「私はあなたの味方だ」と言う。
シモーヌの問題
シモーヌは、前の病院でシモーヌが置かれた状況を知っていながら、トレイが助けなかったことを責め、トレイもまた、何の相談もなく病院を辞め、消えたシモーヌを責める状況が続いていたが、散々言い合ったふたりはようやく落ち着き、シモーヌは、「私が何も言わずに消えたのは、心が壊れたから」と説明、トレイも、「もっと早く迎えに来るべきだった」と言い、仲直りする。
だがトレイは、「キミの仲間は良いヤツらだけど、キミには不釣り合いだ。キミはオレとトップにいなきゃ。彼らとはレベルが違う。グレイ＋スローンにいるべきじゃない。冷静になって前の病院に釈明すれば戻れる。そうすれば俺たちの関係も元通りになる」と言い出す。
その言葉にシモーヌは、「仲間を悪く言わないで。これ以上話したくない」と部屋にこもってしまう。
その様子を見ていたルーカスはシモーヌの部屋へ行き、「キミは完璧な人だ」と思いを伝え、シモーヌも思わずキスをするが、そこへトレイが。
トレイは、「愛してるんだ。やり直したいのにあんなことを言ってしまった。オレは高慢だがキミとなら変われる。もう一度話しをさせてくれ」と気持ちを伝える。
ドア越しにルーカスと一緒にトレイの告白を聞いたシモーヌは、「あとで話しましょう」とトレイを遠ざけると、「トレイは婚約者だった。家族もカレを気に入ってた」とルーカスに説明するが、「キミはカレを愛してる？それなら逃げずに話し合うべきだ」とルーカス。
そう言いながらもトレイにルーカスのことがバレないように注意を払うシモーヌに傷つくルーカス。
トレイは、「キミのためならこちらに引っ越して来る。キミを失いたくない」と言うとひざまずき、指輪を出し、改めてシモーヌにプロポーズする。シモーヌの答えは「YES」だった。
シュミット
16時間連続勤務明けでパーティーに出たシュミットは調子がでない。
そこへトラベルナースをしていると言うカルロスが声をかける。ふたりは意気投合、シュミットに恋の予感が。
大人の食事会
外科部長となったテディは、アメフト選手タンクの死の対応に時間を取られ、財務状況に把握に１日が潰れたと帰宅する。
実は今夜、テディとオーウェンは、大人の食事会をしようとベイリーとベンを招待していたのだ。しかし、今日もふたりの娘アリソンがベイリーの養女プルーを噛んだらしい。
気まずい空気のまま、ベイリーとベンがお手製のパイを持ってやって来た。
互いに言いたいことをオブラートに包みながら、チクチクと嫌味で応戦する食事会がスタートするが、テディが新しい外傷チーフを探していると聞き空気が一転。オーウェンは、「オレをチーフに戻すって約束しただろ？」とテディを責め、テディは、「医師免許停止中のあなたにチーフを任せるワケにいかない」と応戦、大喧嘩に発展する。
たまらず止めに入ったベイリーも、「あなたたちの娘がプルーに噛みつく原因は明らかに夫婦の問題のせいよ、お互いに噛み付いて怒りをぶつけあってる。その怒りが病院に広がる前にちゃんと関係を修復して」と忠告する。
ベンとベイリー
オーウェン、テディ宅をあとにしたベイリーとベン。
ベイリーは、ベンも何かに不満を持っていることに気づいており、「あの夫婦みたいになりたくないから話して」と言うが、ベンの不満はまさかの、【仕事復帰をして欲しくなかった】だった。ベイリーは、「クリニックの開業で多忙だったけど、私は家族を優先してる。オペの時間数も制限してるし、週末はジョーに任せてる。それでも足りないと言うの？」と言うがそれには答えないベン。
患者ナタリア
アイダホからやって来たエリオット、ナタリア夫妻。
ナタリアはステージ２の食道ガンで、すでにケモと放射線治療を終えており、明日マギーの食道再建術（アルバー・ルイス術）を受ける予定だった。
オペには助手としてクワンの参加が決まっていたが、ジュールスはマギーにアピール、オペに入る権利を得る。
だが突然、ナタリアはケイレン発作を起こしてしまう。
CT検査の結果、脳に転移巣が見つかり、そこから出血していた。
アメリアは、「まずは脳のオペが必要」と説明するが、予定していた食道ガンのオペができないだけじゃなく、脳外科手術まで必要と言われ、「治療費がない」とナタリア。するとクワンは、「借金はどのぐらいですか？」とストレートに切り込む。
クワンは、「離婚する方法がある。借金を残さず済む。ナタリアだけの収入なら有利な保険に入れるし財産も守れる」と言い出し、それを聞き、「名案かも」とナタリア。
マギーはクワンの暴走に、「経済的なことは福祉サービスやセラピストに相談するべきこと、あなたは一線を越えた」と怒るが、クワンは、「治療のための借金は地獄です。行政のサービスを待って決断するだけの時間が彼らにはありません」と反論、マギーはクワンを助手から外してしまう。
ジュールスの助言
クワンの発案を聞いたナタリアは離婚を決意するが、エリオットは受け入れられないと言う。ジュールスはエリオットに、「あなたは彼女を信頼して結婚した。ならば彼女を信頼して離婚をするんです。形に囚われることはない。彼女はあなたを愛してて守ろうとしているんです。だから彼女の思い従ったらどうですか」とアドバイスする。
離婚式
エリオットとナタリアは病院の弁護士立会いのもと、離婚することに。
「最期の時まであなたを愛すると誓うわ。あなたへの愛は夫婦でいたときより強い」とナタリア。エリオットも、「元夫としてずっとそばにいる。最期のときまでキミを愛すると誓う」と誓う。そしてナタリアは脳腫瘍摘出術を受けるため、病室を出た。
クワンの気持ち
手術前ジュールスは、「ピアースに謝れば？」と言うが、「オレは間違ってない」とクワン。
手術は無事終わった。
翌朝、クワンはエリオットに差し入れを渡すと、「いろいろほんとうにありがとう」とエリオット。
だがクワンがナタリアの病室にいたのを見たマギーは、「あなたは担当から外れた」とクワンを責め始める。堪らずクワンは、「アメリカの医療制度は今、破産か死を選ぶしかない現状なんだ。母が病気でした。オレはカードを何枚も作って身がすくむ思いで支払いを続けた。もうあんな思いを誰にも経験させたくないんだ」と言い切る。
マギー
愛する夫婦の離婚式を目の当たりにしたマギーは、ウィンストンを失いたくないと気づくが、二人の関係はぎくしゃくしたままだった。
ジョー
突然産気づき、パートナーが到着しないまま出産に臨むことになった妊婦のホイットニー。リンクはことの成り行きとは故、（タンクを死なせてしまった）苦しく大変な時にも関わらずホイットニーに寄り添い、出産まで励まし続けた。
そんなリンクを見てジョーはアメリアに、「カレは完璧なのに、別れて平気なんですか？」と聞いてしまうが、アメリアは、「私にはそうじゃなかったけど、あなたには完璧なのかも」と返す。
感想
ただただルーカスが可哀想だったわ。シモーヌにフラられたルーカス役のニコ・テルホは捨てられた子犬みたい。この母性本能をくすぐる感じ、人気が出そうな気がする。
シモーヌはトレイと作ってきたこれまでの関係もあり、カレを捨てきれなかったんだろうけれど、ほんとうにトレイがシアトルに来るとは思えず・・・って言うか来たらそれはそれで面倒だし、ルーカスが可哀想過ぎるので・・・どうなるのかしらね？
個人的にシュミットくんのファンなので、ニコとはカレがフットボールのチームドクターになったことで関係は終わったっぽいので、新しい恋が訪れて良かったなぁ～と。
イヤ、羨ましいよ、すぐにいい人現れて（笑）
ほんでいい加減、ジョーとリンクは付き合えばいいのにね。
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