シーズン4はちょっとフクザツ。
カリフォルニアにいるエルと話し、ホーキンスに現れた新たな怪物の話し、そしてカムチャッカの収容所にいるホッパーと、カレを救出しようと動くジョイスとマレーの話しが展開中。
#3 怪物かスーパーヒーローか The Monster and The Superhero あらすじ
アンジェラのひどいイジメに反撃したエル。だがそれは行き過ぎ、逮捕状が出てしまう。
一方ホーキンスでは二人目(フレッド)被害者が。ダスティンたちは裏の世界の怪物ヴェクナのせいではないかと考え、動き始める。そしてカムチャッカの収容所にいるホッパーは、ジョイスが自分のために動いてくれたことをエンゾから知らされる。
相関図
まとめ
ネバダ州ルース
サム・オーエンズ宅に一機のヘリが着陸、やってきたのはジャック・サリヴァン中佐。
サリヴァンはクリッシーの遺体写真を見せ、「犯人の痕跡がない。アザも抵抗した痕もない。まさに幽霊の仕業としか思えない。あなたの意見が聞きたい」と言う。
オーウェンズは、「私にわかるのは、あの町で何かが起きているが、それを解明できる人はいない。ましてや武力では解決できないと言うことだけだ」と言うが、サリヴァンは幼い日のエルの写真を見せると、「あなたのような科学者こそがこの問題の発端だ。ホーキンスの事件はすべてブレンナー博士のペットが招いた。この少女は遠隔で人を殺せるように訓練された暗殺者ですべての元凶だ」と言い切る。オーウェンズは、「キミの見解はありえない。この娘は死んだ」と言うが、「少女は生きていてあなたが匿っているはずだ。少女の居場所を言わないなら強硬手段に出るだけ」と言うと家宅捜索し、あらゆるものを持ち去った。
エル
エルがアンジェラを殴打し、騒然となるローラースケート場。
そのままエルはお咎めなく帰宅したが、バイヤーズ宅にはマレーが!
驚く子どもたちにジョイスとマレーは、”アラスカにカネを届ける”ミッションを完遂するべく、ふたりで練った寸劇を展開、”会議のために明日からアラスカへ出張に行く”と報告するが、ジョナサンも、奥歯に物が挟まったような表現で、”ローラースケート場でちょっと事件があったけど、まぁ大丈夫”と話す。だがマイクは、「大丈夫じゃない」と。エルは居たたまれず食事途中で部屋に籠もってしまう。
同じ気持ちなのに・・・
翌朝、部屋から出てこないエルを心配し、朝食のワッフルを持って行くマイク。エルはアンジェラたちに壊された”ホッパーの小屋のジオラマ”を修復していた。
マイクは、「エル、ちゃんと話そう。ボクがイジメられてたのをエルは知ってるのに、どうして話しをしてくれなかったの?」と問いかけるが、「マイクにはわからない。私は変わり者よ、どこにも馴染めない。変な目で見られる。みんな私を怪物だって思ってる。マイクだって昨日、私を怖がった」とエル。
マイクは、「怖がったワケじゃない。どうしていいかわからなかっただけだ。キミは大切な人だ」と気持ちをつ会えるが、エルは、「でも私を愛してない。手紙にだって一度も”愛してる”と書いてくれたこともない」と言い出す。
マイクは、「でもキミはボクにとって世界で一番凄い人、スーパーヒーローだ」と言うが、超能力を失っているエルは、「もうちがう」と言う。
逮捕
だがエルに逮捕状が出たため、手錠をかけられ連行されてしまう。
エルは警察署で事情聴取を受けるが、警官はエルに反省がないと判断、少年院に送致が決まる。
ジョナサン、マイク、ウィルはエルとの面会を求めるが、「親か法的保護者しか面会できない」と会うことができない。ジョナサンたちはジョイスの帰りを待つしかなかった。
しかし追いかけてきた3台のセダンがエルの護送車を止め、「ジェーン・ホッパーは我々が引き取る」と書類を提示しはじめた。エルは研究所での恐怖を思い出し、逃亡しようとするが捕まってしまう。
エルを引き取りに来たのは、サム・オーウェンズ博士だった。
オーエンズのオファー
オーエンズはエルとダイナーに入ると、「大袈裟なことになって悪かったがキミも窮地に立たされていたから仕方なかった」と話し出す。
エルはアンジェラの事件を心配するが、「それはこっちで解決するから大丈夫だ。キミに会いに来たのは昨夜、恐れてたことが起きたからだ。ホーキンスが危ない。キミは悪魔との戦い勝ったが、敵は手強い、ウィルスのように増殖し、進化してる。賢く、凶悪にな。戦いの時が迫ってる。ホーキンスに勇敢なキミの仲間がいるが、彼らだけでは勝てない。キミが必要だ。これ以上キミに頼りたくなかったが、他に方法がない」とオーエンズ。でもエルの力はなくなっていた。その事実を伝えるエルにオーエンズは、「私はこの時が来るのを恐れ、準備をしていた。キミの力を復活させるプログラムを開発した。前よりも力が増すはずだ。中にはキミを元凶と考えるものもいるが、それは違う、キミは救世主だ。だがこのプログラムが失敗する可能性もある。そうなれば二度と友だちとは会えなくなる。すぐにでも飛んでいきたいと思うが、それをすれば皆が危機に晒される」とオーエンズ。エルは、「私は怪物かも知れない」と不安を口にするが、オーウェンズは、「キミは善人だ。だが、私と一緒に来るかどうかを決めるのはキミだ」と言う。
エルはオーエンズと行くこと決めた。
オーエンズの部下はバイヤーズ家にジョナサン、マイク、ウィルを迎えに行く。
カムチャッカの強制労働施設
強制労働に就かされているホッパー。
そこへ看守エンゾ(本名はアントノフ)がやって来て、ホッパーの仕事ぶりにイチャモンをつけはじめた。ホッパーはロシア語で暴言を吐き、看守はホッパーは作業場から連れ出してしまう。
もちろんこれは演技。エンゾは2人になると、「ジョイスと連絡が取れた。アラスカで私の友人ユーリにカネを渡すことになってる。明日、それが私に届く予定だ。お前はユーリが乗ってきた飛行機に乗れ。乗り遅れても責任は取らん。脱走の準備をしろ」と伝える。ジョイスを心配し、「そいつは信用できるのか?」と確認するホッパーにエンゾは、「問題ない」と言う。
脱走準備
脱走するためにホッパーは拙いロシア語で一緒に作業する囚人に、「パンを渡す代わりに工具で足かせを叩いて欲しい」と頼む。最初は相手にしなかった囚人も、諦めないホッパーに、スープも渡すならと請け負うことに。
その後、線路工事の作業中、監視の目を盗みホッパーは囚人に合図を送り、激痛に耐え、足かせを切ってもらう。
その頃ジョイスとマレーはアラスカに到着する。
エディの現状
少しの物音にビビリ、増々挙動不審のエディ。そこへダスティンたちが食料を調達して戻ってきた。
現在のエディが置かれた状況は、【警察はエディを殺人犯と決めつけ捜索中、だが犯人の名前は非公開】。だがエディの名前が明るみになるのは時間の問題だった。
ダスティンたちは、「この状況を打破するにはヴェクナを殺して無実を証明するしかない。信じないだろうけど、俺たちは怪物を2体始末したことがある」と説明するが、エディは意味がわからない。
その時、パトカーのサイレンの音が近づいてきた。ダスティンたちはエディの居場所がバレたのかと焦るが、パトカーはボートハウスを通り過ぎてしまう。
フレッドの惨殺死体
フレッドの惨殺死体が発見された。ナンシーは警察に事情聴取されるが、そこへダスティン、スティーブ、マックス、ロビンがやってきた。
推測
ナンシーはダスティンたちと合流、
今回の怪物は、魔法や呪いの力を使う”ヴェクナ”
マインド・フレイヤーの手先かは不明。
と推測するが、クリッシーとフレッドの共通点がわからない。
ナンシーはフレッドは、”トレーラーハウス”に来てから様子がおかしくなったと言い、「ここには何かあるのかも」と言うが、クリッシーの様子がおかしくなった場所は学校のトイレだった。だがマックスは、クリッシーがカウンセリングルームから出てきたことを思い出し、先生に探りを入れると言い出す。
ロビンは、公立図書館に調べものに行くナンシーに付き合うことに。
裏世界のゲート
だが裏世界のゲートは、エディのトレーラーハウスの天井に開き始めていた。
いくつもの触手と繋がったヴェクナは、触手から伝わる情報から、トラウマや苦悩を抱えるターゲットを捜していたのだ。(マインド・フレイヤーと繋がっていると思われる)
ヴェクナのターゲットか
ヴェクナの最初の犠牲者
ナンシーはウェイン・マンソンから聞いた”ヴィクター・クリール”が気になり、カレについて調べるようと公立図書館へとやって来た。地下の資料室で新聞記事を捜すが、今回の事件に結びつくような記事は見つからない。すると”週刊ウォッチャー”を見せ、「闇の魔術師の記事なら、こっちよ」とロビン。
そしてふたりは、【悪魔に家族を殺されたとヴィクターが証言。ヴィクターは家に古代の悪魔が家に棲みついていると言い、神父に悪魔祓いを依頼するが失敗。悪魔を怒らせ、家族が目をえぐられ殺された。ヴィクターは、”自分は罰として生かされた”】の記事が見つかる。
ナンシーは、「ヴィクターの都合のいい言い訳よ」と言うがロビンは、「違う。この発言でヴィクターは心身喪失と診断された」と言い、古代の悪魔ではなく、ヴィクナだったかも知れず、ヴィクター・クリールこそがヴェクナの最初の犠牲者ではないか気づく。
ジェイソン
ルーカスのピンチ
翌朝ジェイソンは、バスケ仲間とクルマに武器となる工具を詰め込み、「エディ狩り」に行くと言い出す。ルーカスは動揺するが、ジェイソンは、「ヤツを殺したりはしない。罪を認めさせるだけだ。気が進まないなら帰っていい、責めない」と言う。ルーカスは迷った末、「手伝いたい」と言ってしまう。
ジェイソンは、エディのバンド仲間を見つけ出すと殴って傷めつけ、エディの居場所を聞き出そうとする。彼らが知っていたのは、「ダスティン・ヘンダーソンがエディを捜していた」と言うことだだった。
ジェイソンはダスティンの家へ向かうがダスティンは留守だった。(エピソードはココとリンク)
カウンセリングファイル
マックスはケリーのカウンセリングを受けるフリをし、ケリー宅から学校のカウンセリング室のカギを盗むと、急いで学校へ向かう。その時、ルーカスから無線が入った!
ルーカスは窓からダスティンの部屋に入ると、無線を使い、「マズイことになってる。ジェイソンがバスケメンバーとエディを血眼になってる捜し回ってるんだ」と報告。だがダスティンは、「エディはもう見つけた。カレは犯人じゃない」と言うが、「警察はエディが犯人だと言ってる」とルーカス。そこで代わって出たマックスは、「あなたは全然分かってない。説明するから学校に来て」と言うが無線は突然切れてしまう。
「何してたんだ?」とジェイソンに咎められたルーカスは、思わず、「エディの隠れ家を見つけた」と言ってしまう。
エディに奇襲をかける
それぞれ武器を持ち、ジェイソンの計画でエディを奇襲することに。だがルーカスがエディの居場所として教えたのはラバース湖のボート小屋ではなく、森のホッパーの小屋だった!
ジェイソンが裏を探している間に全速力で逃げるルーカス。
ターゲット
その頃、学校のカウンセリング室に忍び込んだマックスたち。
ファイルはクリッシーだけじゃなく、フレッドのものあった。しかしファイルを見たマックスは、自分の症状【頭痛、悪夢、鼻血・・】がクリッシーとフレッド同じだと気づく。
次の瞬間、「マックス?どうした?マックス、マックス」とダスティンの声が!
マックスは、自分の名前を呼ばれた気がして振り返ると廊下へ。
時計のチクタクの音に引き寄せられるように進むとそこに柱時計が!
そして、「マックス」と自分を呼ぶ怪物の声が聞こえた
感想
とにかくシーズン4はボリューミー。
今回のエピソードこそ64分だったけど、前半はほぼ1話80分弱。
そして内容も、同時進行で3つが動くのでまとめるのも中々時間がかかります
個人的にホッとしたのはイジメシーンがなかったこと
エルはオーエンズ博士とホーキンス、いや、アメリカ、いや、世界を救うためにカリフォルニアを出たようだから、学園イジメシーンは今後ないと思うので、一安心。
ホッパーのいる強制収容所ってまるでナチスのアウシュヴィッツみたい。
夏の旅行で行っただけに、なんかツラい気持ちになりますね
そしてそんなことになるかもなぁ~と思っていたマックスがヴィクナの餌食に!
ビリーの死、母親のアルコール依存症・・たくさんツラいことを抱えているから、ヴェクナにターゲットにされたんだろうなぁ。ダスティンとスティーブが助けてるはずと信じて4話へ・・・
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