ゲーム・オブ・スローンズ 第2章 王国の激突 #5 ハレンの巨城

ゲーム・オブ・スローンズ
ゲーム・オブ・スローンズ

※ 記事を訂正、加筆しています
  エピソードをまとめ、説明は青文字で付け加えています

ゲーム・オブ・スローンズを見るなら

Amazonプライム会員は、月額400円(税込)
ビデオ見放題だけじゃなく、配送料無料、プライム・ミュージックが聴き放題など他にもできることが増えます。
Amazonプライムビデオでは、シーズン1~6まで視聴可能です。

Huluならシーズン1~7まで月額1008円(税込)で見放題。
まずは2週間無料トライアルで

 

感想はコチラ

 

今回出てくる用語集

地域名前
物の名前
人物
■は死亡
説明
赤の王城
(レッドキープ)
ランセル・ラニスター美少年従士
サーセイたち兄弟の従兄弟
サーセイ肉体関係あり
ティリオンの密偵


鬼火
(ワイルドファイア)
原料は炎素(サブスタンス)
人肉を溶かし、石、鋼も
溶かす威力がある
最初の人々の拳
(フィスト)
壁の向こうにある場所
二本指(ハーフフィンガー)のクォリン1年中壁の向こうで
野人の動向を見守るレンジャー
マンス・レイダー野人のリーダー
トーレン方塞
(トーレンズ・スクウェア)
北部軍
トールハート家の領地
ハレンの巨城(ホール)ジャクェン・フ=ガー何者は不明
アリアが殺して欲しい
3人を殺る約束をした男
一寸刻み(ティクラー)ラニスター兵士
ハレンの巨城で、
囚人を容赦なく拷問し
処刑していた男
クァースザロ・ゾアン・ダクソス交易王
パイアット・プリー十三人組のひとり
黒魔術師
不死身の館に住んでいる
ドラゴン三頭ドロゴン
ヴィセリオン
レイガル

 

#5 ハレンの巨城の亡霊 The Ghost of Harrenhal あらすじ

嵐の果て城(ストームズ・エンド)。キャトリンはレンリー公に、北部軍に加担して欲しいと頼んでいる時、黒い影が風と共にテントに侵入するー。
壁の向こうでは、レンジャーの二本指のクォリンとレンジャーたちが合流する。
アリアはハレンの巨城でタイウィン公の給仕係として働くが、アリアが命を助けた元囚人から、ある提案をされる。
一方、クァース。ザロのおかげで充実した日々を過ごすデナーリスにザロがある提案をする。

 

まとめ & 感想

嵐の果て城(ストームズ・エンド) 震天動地

レンリー公のテントでキャトリンは、ロブは鉄の玉座は望まないと誓う。
レンリーはそれを受け、要塞(モウト)ケイリンより北を ”北の王” のものとして認めるが、忠誠を誓えと言う。
つまりそれは、近々始まる兄スタニスとの戦いに北部軍も参戦し、レンリー側につけと言うことだった。

その時、強い風が吹いたかと思うと、テントに黒い影が入り込み、レンリーの胸を剣が貫いた!!
ブライエニーは「NO!」と叫び、倒れてきたレンリー公を受け止める。

異変を感じた兵士がテントに飛び込み、その状況を見て「命で償え!」とブライエニーに向かって剣を抜く。
キャトリンは「彼女はやってない!!」と叫び止めようとするが、ブライエニーの仕業と見なした兵士はブライエニーに斬りかかる。

ブライエニーは3人の兵士を斬り捨てたあと、亡くなったレンリーを抱き慟哭する。
キャトリンは、「行かないと。殺されてしまう」と逃げるよう促すが、「陛下を置いて行けない」と言うブライエニー。
キャトリンは、「死んだら敵を討てない」とブライエニーを奮い立たせ、ふたりで嵐の果て城(ストームズ・エンド)を後にする。

朝になり、狭き海(ナローシー)にはスタニス軍の船団が迫っていた。

ベイリッシュは、レンリーの死に嘆き悲しむロラスに対し、「スタニス軍が来ます。レンリー公の旗主は鞍替えしている。逃げるべきだ」と進言するが、ロラスは、「逃げるものかっ。レンリーを殺したのはスタニスだ。殺してやる!」と息巻く。
ベイリッシュは、ロラスの1番の望みが復讐ならば、今は逃げるべきと言い、マージョリーからも「復讐するなら生きて」と言われたロラスは嵐の果て城(ストームズ・エンド)を出る決意をする。

 

スタニス軍

弟の死で、レンリーの旗主がスタニスに鞍替えし、俄然有利な状況になったスタニスは、軍勢が整い次第、王都を攻めると言う。

スタニスの参謀であるダヴォスは、洞窟での一件 を話そうとするが、聞きたくないと拒否するスタニス。
ダヴォスは、「王都へメリサンドルを伴えば、勝利は彼女のものになります。異国の教えを広め、陛下まで操っていると思われては、レンリー公から鞍替えした旗主たちがどう思うか・・・」と苦言を呈する。
スタニスは、ダヴォスの意見を飲み、メリサンドルは置いて行くと言うが、ダヴォスに艦隊を率いて攻撃しろと命令。
「私は適任ではないと考えます」と言うダヴォスに、「不満を言う者は許さない」と話を終わらせるのだった。

 

レディ・ブライエニーの忠誠

ブライエニーとキャトリンは、ロブの野営地まであと1日のところまで来た。
ブライエニーは、黒い影はスタニスだったと断言する。
キャトリンを無事送ったら、スタニスを討ちに行くと言うブライエニーにキャトリンは、多くの兵士に囲まれたスタニスを討つことは不可能に近い。死んだレンリーを追っても意味がないと諭す。
ブライエニーは、強き女性キャトリンに尊敬を感じ、忠誠を誓った。

赤の王城(レッドキープ) サーセイ vs ティリオン

レンリー公が殺されたニュースは王都にも届いた。犯人は諸説あり、特定されていないと言う。
レンリー軍を吸収して強軍となったスタニス軍は必ず攻めてくる。早急に手を打つべきだと言うティリオンに、娘ミアセラをドーンに売られることで腹を立てているサーセイは「王が指揮を執って備えている。心配ない。詳しいことは教えない」と言う。
事態を甘く見ているサーセイとジョフリーにティリオンは「大事なことなんだ」と言うがサーセイは「国王の特権。機密情報を参議に話す必要はない」と言うのだった。

 

王都で 

密偵のランセル・ラニスターはサーセイの秘策が鬼火(ワイルドファイア)で、何千壺も用意してあり、スタニス軍が来たら城壁からそれを放つ作戦だと報告。
サーセイは頻繁に火術師(パイロマンサー)会っているのだと言う。

町ではジョフリー王政に不満を持つ平民が演説し、注目を集めていた。
”姉と弟が交わって出来たジョフリーは腐っている” とまで言われ、サーセイとジェイミーのウワサ、ジョフリーがバラシオンの血を引いていないことは周知の事実になっていた。

ティリオンはブロンを伴い火術師に会いに行く。
火術師は、鬼火(ワイルドファイア)の原料である ”炎素(サブスタンス)” の威力は人肉をドロドロの脂にし、石や鋼も溶かす。鬼火の入った壺を石弓に取り付け敵に放つと説明したあと、厳重に管理された保管庫へふたりを連れて行く。
火術師は、「私どもは昼夜働き続けています。姉君のご命令に従っているのです。壺の数は7811個です。スタニス・バラシオンの艦隊を焼き払えます」と言うのだった。

壁の向こう 最初の人々の拳(フィスト)

北へ進み続ける冥夜の守人(ナイツウォッチ)は、「最初の人々の拳(フィスト)」まで辿り着く。
ここで、1年中壁の向こうで野人たちを監視している ”二本指(ハーフハンド)のクォリン” と合流すると言う。

その時角笛(ホルン)が鳴った。
レンジャーの帰還か(1回)、野人が来るのか(2回)、はたまたホワイトウォーカーが来るのか(3回)・・・ホルンを吹く数で変わるため、ジョンたちに緊張が走る。
その角笛(ホルン)は1回、 ”二本指(ハーフハンド)のクォリン” の到着を知らせたものだった。

ハーフハンドは、野人たちは狼煙を上げてレンジャーが来たことを伝えている。もうすぐマンス・レイダーの隊がこちらにやってくるだろう。その数たるや野人のほぼ全部だと言う。食い止めるには人数的に太刀打ちできない。野人に密かに近づき、マンスを殺すしかないと言う。
続けて、静かに迅速に動くために人数を少人数にしたいと言い、ハーカー、ス¥ンスネイク、ボルバを呼び、見張り塔の砦へ行くと言う。
「自分も加わりたい。亡者を殺したことがある」とジョンは志願するが、モーモント総師から「おまえは雑士だ」と言われてしまう。
その時サムが、ジョンの仕事を引き受けると言う。
サムのおかげでモーモントから許可の出たジョンは、ハーフハンドたちと行動することになる。

ハレンの巨城(ホール)

アリアはタイウィン公の給仕係として働く。
タイウィンは、北部の想像以上の台頭に、「ロブを侮っていた。このまま勝ち続ければ、皆 ”北の王” と信じ続ける。何とかせねば」と言うが、まともな手立てを出せる家臣がおらず、苛立ちを見せる。

突然タイウィンはアリアに出身地を聞かれ、咄嗟にアリアはウソをつくが、重ねられた質問にボロが出てしまう。
「北の者だな」と言い当てられたアリアがうなずと、「もう一度聞く。出身は?」とタイウィン。
アリアは、バロウトンのダスティン家だと答えた。するとタイウィンはロブは北ではなんと言われている?と聞く。アリアは「若き狼。ダイアウルフに乗って戦場に現れる」と答えるのだった。

アリアが水を汲んでいると、アリアが助けた囚人ジャクウェン・フ=ガーがラニスター軍の甲冑をつけて現れる。
ジャクウェンは、3人の命を助けた借りを返すと言い、3つの名前を挙げろ。あとは私が殺ると言う。
ジャクウェンは名前を言えば誰でも殺すと言うが、半信半疑のアリアは、「一寸刻みと呼ばれてる男を殺って」と頼む。

アリアが武具師として働くジェンドリーと話していると、悲鳴があがる。
アリアが騒ぎのある方へ行くと、”一寸刻み” が死んでいた。
アリアが周りを見渡すと、ジャクウェン・フ=ガーがいて、指を1本出してアリアを見るのだった。

鉄諸島・パイク城 出陣するシオン

父ベイロンから 海の牡犬(シー・ビッチ)1隻だけを与えられたシオンは、乗組員戦士に指揮官だとあいさつするが、全く相手にされない。
それどころか、「おまえが生まれる前から襲撃、略奪なんてやってんだ」とバカにされ、シオンを置いてさっさとボートで ”海の牡犬” へと向かってしまう。
それでも、一等航海士のダグマーだけはシオンに声をかけ、尊敬は勝ち取らないとと言う。
ベイロンの命令は、岩石海岸(ストーニィ・ショア)の漁村を襲撃することだったが、ダグマーは「鉄諸島の男は、言われたことはしないもんだ」と言う。
シオンはその言葉でひらめき、トーレン方塞(トーレンズ・スクウェア)を襲撃し、ウィンターフェルを陥落させようと考えるのだった。

ウィンターフェル ブランの不吉な夢

城主代行として執務をこなすブランに、ロドリックはトーレンの方塞(トーレンズ・スクウェア)が襲撃を受けたと報告する。
現在のところ敵は不明だったが、ブランは旗主のために200人の兵士を連れてすぐに向かえと指示する。
トーレン方塞は、ウィンターフェルの200キロ弱の場所だった。
ロドリックは、城主としてのブランの成長を感じるのだった。

ブランは、何度も見る「三ツ目カラス」の夢が気になって仕方がなかった。
昨夜の夢は、ウィンターフェルに海が来て、多くの死者が出た。その中にはロドリックがいたんだと話す。
何か知ってそうな野人のオシャにブランは「三ツ目のカラスは壁の北では何て言われている?」と聞くが、オシャは、北の話はバカげていると語ろうとしないのだった。

 

クァース

ザロが身元引受人となってくれたおかげでデナーリスは、侍女のイリ、ドリアと共にザロの宮殿で暮らし始める。
3頭のドラゴンは順調に育ち、「ドラカリス」と命令すると、火を吹くようになる。

デナーリスにとって、クァースの暮らしは充足した日々だったが、奪うこと、殺すことで生きてきたドスラク人たちは馴染めず、野蛮な立ち振る舞いをするため、デナーリスは彼らの行動に注意を払う必要があった。

そんな中、デナーリスに声をかけてきた十三人組のひとり、黒魔術師パイアット・プリーは、挨拶代わりにと分身の術を披露する。
驚くデナーリスにパイアットは「ザロの金ピカ館に飽きたら、”不死者の館”へどうぞ」と言って去る。
ザロは、デナーリスをエスコートして連れて行ってしまう。
残されたジョラー・・・そのジョラーに、仮面の女が「熊の島(ベア・アイランド)のジョラー・モーモントね?」と声をかけ、「ドラゴンの母は、真の守護者を求めている。私は世に奇跡が生まれると現れます。ドラゴンは火。火とはつまり”パワー”」と言い残し消える。

デナーリスに入れあげているザロは、彼女をエスコートしながら、「あなたの望みは何か?」と問う。
デナーリスが狭き海(ナローシー)を越え、鉄の玉座に座ることだと答えると、ザロは大きなヴァリリアン鋼で出来た扉の前へデナーリスを連れて行き、このカギ以外では開けることはできないと自分の首飾りを見せ、「この奥に巨万の富がある。私と結婚すれば、あなたの望みを差し上げることができる。ロバート王が死んだ今が時機です」と言うのだった。

部屋へ戻ったデナーリスは、ザロの申し出を受けて、王位争いに参戦すると言い出す。
ジョラーは、困難でも慎重な道を選ぶべきですと説得するが、「クァースの門でそうしていたら死んでいたわ。子ども扱いしないで!ジョラー、あなたの望みは何なの?」と言う。
「あなたを鉄の玉座に。あなたには権利がある。その上、あなたのは優しい心がある。敬意と恐れだけじゃなく民の愛も得る。支配者はそうあるべきです」と答えたジョラー。
その言葉に少し冷静さを取り戻したデナーリスは、「相談役としての提案は?」と問う。
ジョラーは、「誰も頼らない。船は一隻あれば良い。味方はウェスタロスで見つける」と答えるのだった。

 

 

メリサンドルの産んだ黒い影がレンリー公を殺すとはねぇ
こんな方法で人を殺せるなら、ジョフリーを殺せば良かったのに?(笑)
しかし、黒い影のおかげでレンリー軍を手に入れたワケですから予定どおりなんですかね?スタニス。

ブライエニーはキャトリンに忠誠を誓うことに。
と言うことは、北部軍と共に戦うのか??

サーセイの秘策が鬼火とは。
スタニス艦隊は全滅できるだけの鬼火があるようなので、王都陥落は免れるのかな。

興味あるのはジャクウェン・フ=ガー!
アリアはあとふたり、誰を頼むのかな?
これこそ、サーセイとジョフリーを頼めば安泰な王政になるんじゃないのかなぁ

デナーリス、さすがにお金に目がくらんだようですね(笑)
ジョラーの必死の説得でザロとの結婚は止めたようだけど・・・

 

コメント

タイトルとURLをコピーしました