ゲーム・オブ・スローンズ 第5章 竜の舞踏 #8 堅牢な家(ハードホーム)

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※ 記事を訂正、加筆しています
  エピソードをまとめ、説明は青文字で付け加えています

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今回出てくる用語集

地域名前
物の名前
人物
■は死亡
説明
王都
(キングス・ランディング)
サーセイ雀聖下によって
暗黒牢(ブラック・セル)に入れられた
クァイバーン学匠を剥奪された
サーセイにより王の手に任命された
ウィンターフェルサンサ・スターク
シオン・グレイジョイラムジーから拷問を受け、
マインドコントロールされてしまった。
ラムジーからは”リーク”と
あだ名で呼ばれている
ルース・ボルトン北部総督
ラムジー・ボルトンウィンターフェル城主
ルースの落とし子で正式な息子となった
黒の城
(カースル・ブラック)
ジョン・スノウ総師
サムウェル・ターリー
ジリ
サムJr.
オリー
堅牢な家
(ハード・ホーム)
野人(自由民)が集まっている場所
ゼン族、巨人族もいる
鎧骨公
(ロード・オブ・ボーンズ)
白き魔物
(ホワイトウォーカー)
亡者(ワイト)を操る
ミーリーンジョラー・モーモント王都の密偵だったことがバレ、
デナーリスに追放された
ティリオン・ラニスターデナーリスへの土産として
ジョラーに誘拐された。
小舟でミーリーンを目指している。

 

#8 堅牢な家(ハード・ホーム)Hardhome あらすじ

ジョラーとティリオンは、ミーリーンの大ピラミッドでデナーリスに謁見する。
サンサがウィンターフェルから逃げたがっていることをラムジーに密告したシオンは、サンサに責められるなかでブランとリコンを殺していないと告白する。
一方、“堅牢な家”に到着したジョンとトアマンドは野人たちを集め、ホワイト・ウォーカーが襲ってくる前に“壁”の南に避難するよう伝えるが…。

 

まとめ & 感想

ミーリーン

ピラミッドの謁見の間

ピラミッドの広間でジョラーとティリオンは改めてデナーリスと謁見する。
デナーリスはジョラーが話すことを許さず、ティリオンには「あなたが本当にラニスターなら復讐のために殺すべきね」と言う。
「私は父も母も殺した屈指のラニスター殺しです」ティリオンはユーモアを混ぜて返すが、「だから臣下にしろと言うのか?」とデナーリス。
ティリオンは、仕えるだけの価値があるお方かどうか見極めねばならないと言うと、「戻りたいなら闘技場へ戻ればよい」とピシャと言い放つ。
ティリオンは、「貴女こそが世界を変える希望と聞き、会う価値があるかと・・・」と説明するが、デナーリスは、「私がお前の話を聞く価値があるのか?私には巨大な軍とドラゴンがいる」と言う。
「ひとりで世界は変えられません。敵や味方となる諸家のことや土地を知るものが必要でしょう。殺戮と政治は異なります。私は立派な相談役になれます」
ティリオンはアピールする。
するとデナーリスは、「よろしい。では、その男(ジョラー)の処遇はどうする?戻って来たら殺すと誓った」と言う。
ティリオンは、「ジョラーはもはや密告者ではありません。私は彼のあなたへの忠誠心には感服している。彼はあなたのためなら命を捧げる。ジョラーはあなたを崇め、愛しているのです。だが真実を隠した。それはあなたに許されないと悟ったからです」と言う。
「では殺すべきか?」デナーリスが言うと、「忠実な者を殺せば、忠誠心は得られません。狭き海(ナローシー)を越えて統治者になるには多くの忠誠心が必要ですー。だが、彼は側には置いておけない」
デナーリスは、ジョラーに再び”追放”を告げた。

デナーリスとティリオン

ティリオンは、闘技場の再開も、ヒズダールとの政略結婚も賢明な判断だと感服し、デナーリスに会うよう説得したヴァリスが正しかったと言う。
ヴァリスの名前を聞いたデナーリスは、「ジョラーは20年間私の命を狙っていた」と改めて密告者だったジョラーに怒りを見せるが、「彼は生き延びるために、しなくても良いこともしてきた。あなたが生き延びて来たのは彼の計らいかも知れない」とティリオン。
「彼を信じるの?」と聞かれ、ティリオンは「妙なことに唯一、信頼できる人間です」と言う。
結局デナーリスは、ティリオンを ”相談役” として参謀に加えることに決めた。

「欲しいものがある」
デナーリスの言葉にティリオンは、ウェスタロスの鉄の玉座にこだわる必要はないのでは?と言うが、デナーリスはここは故郷ではない。
「ラニスター、ターガリエン、バラシオン、スターク、タイレル・・これまで続いてきたこれらの関係を壊してみせる」と言うのだった。

追放されたジョラー

親方の元へ戻ったジョラーは、「勝者は女王の前で戦えるんだろ?俺が最強の闘士だ。大闘技場で勝てば、俺の価値は上がる。女王のために闘いたい」と闘士を続けると宣言した。

 

王都(キングス・ランディング)

暗黒牢(ブラック・セル)で

マージェリーと同じボロ雑巾のような服を着せられ、暗黒牢(ブラック・セル)に幽閉されたサーセイ。
牢へ入ってきた司祭女は、サーセイにパンを投げ、お玉に水を汲んで差し、「告白しなさい」と迫る。
サーセイが「息子を呼んで・・」言うと、お玉でサーセイを殴る司祭女。
サーセイが反抗的な態度を見せる度に、「告白しなさい」と司祭女は迫り、お玉で殴りつけるのだった。

 

サーセイの意地

クァイバーンが牢へやってきて、近々はサーセイは、姦淫、大逆、近親相姦、ロバート王殺害の罪状で裁判を受けることになると言う。
すべて嘘だと言うサーセイに、「もちろんです」とクァイバーンは応えながらも、それを証明することは難しく、王家のやり方は通用しないと言う。
またクァイバーンは、パイセル上級学匠がケヴァン叔父を呼び寄せ、王の手に任命し、小評議会(スモール・カウンシル)を仕切っていること。
サーセイとマージェリーを投獄されたトメン王は、動揺し、自室に籠もってほとんど食事を口にしていないと伝えた。
「もう限界よ」と言うサーセイに、方法はあるとクァイバーン。
「告白せよと言うの?雀聖下に?絶対イヤよ。私があの男を取り立ててやったのよ。平民にひざまずいて許しを請うことはしない!」と声を荒げた。

水を汲んだひしゃくをサーセイの前に出しながら司祭女は、「告白しなさい」と追いつめる。
サーセイがそれを突っぱねると、水を地面にこぼして司祭女は部屋を出て行く。
喉が渇いて仕方ないサーセイは、地面にこぼれた水を啜るのだったー。

 

ブレーヴォス

数多の顔を持つ神の僕(しもべ)として”別の顔”になることを許されたアリアは、”ラナ”と言う人物になり、ラグマンの波止場で賭博師の男を観察し、男を知るよう言い、”男への贈り物”だと小瓶を渡したジャクウェン。
アリアは、カキ売りの少女となり賭博師に接触する。

ウィンターフェル

真実

部屋に食事を運んできたシオンにサンサは、ラムジーに合図のことをラムジーに話したと責める。
シオンは、逃げようとしても無理。ラムジーはすべてお見通しで、自分も逃亡したが捕まり、拷問を受けたと言うが、サンサは「いいじゃない!私の家族をムチャクチャにしたあなたにラムジーと同じ事をしてやりたい!」と怒りをぶつける。
シオンは言いよどみながらも、サンサの激しい怒りを前に、ブランとリコンは殺していない。農民の子どもを身代わりにしたんだと告白する。
驚いたサンサは、弟たちはどこ?と言うが、「ボクはリークです。これ以上は言えない」と言って部屋を飛び出していった。

ラムジーの考え

ルース・ボルトンは、城壁の修繕も済み、門も補強、半年分の食糧もあり抱囲戦への備えは万全。手を下さずともスタニス軍は凍え、飢えて反乱が起きて自滅すると言うが、ラムジーは南の侵略者スタニス軍に、ボルトン家がどう対処するか北部人に示す良い機会になると言い、20人の精鋭で先制攻撃をかけたいと申し出る。

 

黒の城

ケガをしたサムに食事を運んできたオリーは、思い詰めた様子で「ナゼ総師は、両親と村人を惨殺した野人を助けるために堅牢な家まで行ったの?総師が解放したトアマンドが先頭に立って村を襲撃した。信用できない」と言う。
サムは、死の軍団を見た。ホワイトウォーカー(白き魔物)は生きている者すべてを遅う。時が来たら、彼らの協力が必要なんだ。ジョンは危険を承知で最後の望みに賭けたんだと言うが、今のオリーにはその言葉は届かないようだったー。

堅牢な家(ハード・ホーム)

頑なな自由の民

スタニス公から借りた十数隻の船で ”堅牢な家” に到着したジョン率いる冥夜の守人とトアマンド。
彼らが上陸した理由がわからない野人(自由民)たちは、敵意むき出しの態度で迎える。
「話がしたい。上の者を集めろ」と言うトアマンドに、鎧骨公(ロード・オブ・ボーンズ)は「前は鴉の小僧が捕虜だった。今はお前が捕虜だろ」と言うが、「捕虜ではない。トアマンドは仲間だ」とジョン。
その言葉に鎧骨公(ロード・オブ・ボーンズ)は、「裏切り者め!」と一触即発の空気になる。
「戦う気はない。話をしに来た」とジョンが説明しても、鎧骨公(ロード・オブ・ボーンズ)は聞く耳を持たず、トアマンドを侮辱し続ける。
トアマンドは仲間の前で鎧骨公(ロード・オブ・ボーンズ)を叩きのめした。

リーダーたちが集められた。
ジョンは、「友だちになる話しをしに来たのではない。生死の話をしに来た。状況は変わったのだ。白き魔物(ホワイトウォーカー)は自由の民も鴉も関係なく襲ってくる。だが結束すれば倒せる。」と言う。
「白き魔物を倒すことは無理だ」と言う自由の民にジョンは持参したドラゴングラスを渡し、「信じてくれ。これで倒せる。協力するなら譲り渡す。一緒に来るなら壁のトンネルを開き、武器を渡し、壁の南に農地も与える。マンス・レイダーの目的は自由の民の暮らしを変えることだった。俺がそれを与えよう。条件は、真の戦いが始まる時、加勢してくれ」と言う。
ゼン族から「マンスは?」と聞かれたジョンは、苦しそうに「俺が胸に矢を放ち殺した」と告げると、色めき立つ自由の民たち。
トアマンドは「落ち着け!」と彼らを鎮め、俺たちを破った南の王(スタニス)がマンスを火あぶりの刑に処したが、ジョン・スノウはそれに背き、マンスのために矢を放った。ジョンの慈悲だ。勇気がなければできない。俺たちも勇気を出して鴉と和解しよう」と説得する。
自由の民たちからは、鴉に家族を殺されたと反対の声もあがるがジョンは、「忘れろとは言わない。俺たちにも死んだ仲間がいる。野人の襲撃で50人が殺された。子どもたちのことを考えろ。結束しなければ子孫は途絶える。死者がやってくる。誰にも止められない。皆で力を合わせるんだ。勝てる保証はないが立ち向かえる」と訴えた。
自由の民からは、「鴉は信用しない。だがトアマンドのことは信じる。他に道がないと言うなら従う。ついていく」と声があがり、多くが賛同した。
しかし一部の自由の民は、「こいつは敵だ。これまでも、これからも」と反対し続けた。

白き魔物(ホワイトウォーカー)の襲撃

ジョンは賛同した自由の民、5千人を連れて黒の城へ戻る準備を始める。

その時、犬たちが一斉に吠えだし、雪に覆われた背後の山から発生したブリザードは、みるみる内に堅牢な家に近づいて来た。
ゼン族のリーダーは、「門を閉めろ!」と叫ぶ。
閉めだしを食らった多くの自由の民は、門を叩きながら「開けてくれ!助けて!」と叫んでいたが、突然、その声が止み、静まりかえる。
ゼン族のリーダーが、門の隙間から覗くとそこには、多数の亡者(ワイト)がっ!
仲間が亡者(ワイト)へと変貌していたのだ。

亡者(ワイト)は門を壊そうと襲いかかり、一部は門の上から侵入しはじめる。
自由の民は、我先にボートに乗り込み始め、収拾がつかなくなる。

「門を破られたら全員死ぬ!」
トアマンドに言われジョンは剣を抜き「冥夜の守人よ、俺に続け!」と叫んで門へ向かう。
凄まじい数の亡者(ワイト)に侵入され、自由の民たちは必死に戦う。

 

白き魔物(ホワイトウォーカー)との一騎打ち

山の頂に騎乗した4人の白き魔物(ホワイトウォーカー)を見たジョンは、「ドラゴングラスだ」と気づき、集会場へ取り向かうが、小屋は既に火の海だった。
その時、燃えさかる小屋の奥から現れたのは、白き魔物(ホワイトウォーカー)。
ゼン族のリーダーは勇敢に立ち向かうが、殺されてしまう。
ジョンは瓦礫の中からドラゴングラスを探し出そうとするが、白き魔物はジョンの肩を掴んで投げ飛ばす。
ジョンはホワイト・ウォーカーの槍を剣で受け止めるが、どの剣もすべて砕け散ってしまう。

とうとう階下に突き落とされたジョンは必死で立ち上がり、長い鉤爪(ロング・クロウ)を見つけ、手にして逃げる。
しかし白き魔物はジョンにトドメを刺そうと氷の槍を振りかざした。ジョンは反射的に剣で氷の槍を受け止めた。
剣は砕け散らなかった
その状況に、ジョンも白き魔物も驚く。
それと同時にジョンは、雄叫びをあげて剣を白き魔物へと振り下ろした
その途端、白き魔物は砕け散り、消えてなくなった

力尽きたジョンは倒れ込むが、その様子を白き魔物のひとりは山の頂から見ていた。

倒しても倒しても亡者(ワイト)は減らないどころか、白き魔物の合図で山の頂から次々と落ちてきて、敷地内の野人を襲い始める。
「逃げるぞ!」エドはジョンを立たせた。
もうドラゴングラスを諦めるしかなかった。
門は崩壊した。あり得ない数の亡者(ワイト)が襲いかかってくる。
ジョンたちは、巨人族のウァン・ウァンの援護を受け、必死でボートに乗り、沖へと出た。

ジョンが堅牢な家を振り返ると、亡者(ワイト)となったゼン族のリーダーが、野人を殺し続けていたー。

頭に複数の角を持つ白き魔物(ホワイトウォーカー)が桟橋に現れ、両手を広げ、ゆっくり手のひらを天に向ける

すると・・・殺された野人たちの目が青く光りを宿し、次々と立ち上がった

亡者(ワイト)として復活したのだ

もう ”堅牢な家” でのシーンが凄すぎて、前半が前話の気さえする・・・
凄かったな~・・・
イヤイヤ、これが白き魔物との戦いとするなら、そりゃジョンの考えが正しい。
仲違いしてる場合やない!
全員がひとつに団結して戦うべき!

ティリオンは政治力があるのよね~。
頭が良くて、話術が優れているからそれだけで生きていける。
これでデナーリスの相談役となり、彼女を七王国の王とするために今から尽力するってことなんやね

サーセイの追い込まれ方は、中々ですね。
だけど、絶対に屈しないサーセイ。
彼女が折れるとしたら・・・子どものことだけじゃないかな。
どうなるんでしょうね?サーセイ。
彼女の罪状は死刑相当ですもんね

 

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