※ 記事を訂正、加筆しています
エピソードをまとめ、説明は青文字で付け加えています
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5章のラスト。
ジョン・スノウが、アリサー・ソーンたちに殺害されてしまいました。
サーセイは幽閉に耐えきれず、贖罪の道を歩く屈辱に耐えてレッドキープ(赤の王城)へ戻りましたが、マージェリー王妃はまだ幽閉されたまま。
そんな形での6章スタートです。
感想はコチラ
今回出てくる用語集
地域名前 物の名前 | 人物 ■は死亡 | 説明 |
---|---|---|
王都 (キングス・ランディング) | 雀聖下 (ハイ・スパロウ) | 狂信的な七神正教信者の指導者 |
サーセイ | ||
ジェイミー | ||
マージェリー | トメン王の妻 暗黒牢に幽閉されている |
|
ドーン ウォーター・ガーデンズ | ドーラン・マーテル | ドーンの大公 オベリンの兄 |
トリスタン・マーテル | ドーランの息子 | |
エラリア・サンド | オベリンの愛人 |
|
オバラ ナイム タイエニー | オベリンの3人娘 | |
ブレーヴォス | アリア・スターク | |
娘 | 黒と白の館で仕事をしている | |
ミーリーン | ジョラー・モーモント | 王都の密偵だったことがバレ、 デナーリスに追放された |
ティリオン・ラニスター | デナーリスへの土産として ジョラーに誘拐された。 小舟でミーリーンを目指している。 |
|
ダーリオ・ナハリス | ||
ヴァリス | ヴォランティスでティリオンと 別れてしまったが、 ミーリーンに辿り着いた |
|
デナーリス・ターガリエン | ||
カール・モロ | ドスラク遊牧民の王 | |
ウィンターフェル | ラムジー・ボルトン | ウィンターフェル現城主 サンサの夫 |
ルース・ボルトン | ラムジーの父 | |
サンサ | ラムジーによって部屋に軟禁されている | |
”リーク” シオン・グレイジョイ | ラムジーの使用人状態 | |
ブライエニー・タース | ||
ポドリック | ||
黒の城 (カースル・ブラック) | ■ジョン・スノウ | |
ダヴォス・シーワース | ||
エッド・トレット | 冥夜の守人 | |
メリサンドル | 女司祭紅の女 | |
アリサー・ソーン | 冥夜の守人 |
#1 紅の女 The Red Woman あらすじ
黒の城ではアリサー・ソーンが謀反を正当化しようとする。
サンサとシオンは雪に中を北へ逃げるが、ラムジーの追手に見つかってしまう。シオンは、サンサを守るため、おとりになると言い、サンサに黒の城の総師ジョンを頼れと言うが・・・。
ドスラクの海でドスラクの遊牧民に拘束されたデナーリスは、カール・モロの貢ぎ物にされる
まとめ & 感想
黒の城
絶命した総師ジョン・スノウ
明け方、ゴースト(ダイアウルフ)の激しい遠吠えに外の様子を伺ったダヴォスは中庭に倒れている人を見つける。
駆け寄ったダヴォスが見たのは、「反逆者」の立て札の前で絶命したジョン・スノウだった。
異変を感じたエッドたちも駆けつける。
ダヴォスはジョンを中に運ぶよう指示。
エッドは「ソーンの仕業だ」と言う。
ダヴォスはエッドに信用できるものは何人いるのか聞くが、エッドは今いる者だけ(4人)だと言う。
ダヴォスは、ダイアウルフも戦力になると言う。
その時、ドアをノックする音が!
エッドたちは剣を抜き構えるが、メリサンドルだった。
メリサンドルは死んだスノウを見て、「炎の中で歩く彼を見た。北部で戦う姿を」と呟くがダヴォスは、「何を見たかは知らん。彼は死んだ」と言う。
アリサー・ソーン
食堂に集まったナイツウォッチたちは、総師の死で騒ぐ。
ソーンは仲間に向かい、「ジョン・スノウは死んだ。私と他の指揮官たちで殺った」と言う。
食堂は騒然となり「人殺しだ!」との怒号が飛び交う。
ソーンは、「我々は反逆者だ。ジョン・スノウは総師だった。私がヤツを嫌っていたのを知らぬ者はない。だが、命令に背いたことはない。ナイツウォッチは忠義の上に成り立っている。私は守人として命を捧げてきた。ジョン・スノウは守人を破滅に向かわせた。野人に門を開き、土地を与えた。あろうことか野人が蹂躙(じゅうりん)した村をだ!それはヤツの信念に従っての行動だろうが、ヤツの信念は守人を破滅に向かわせる。だから我々は決断したんだ」と演説した
”借りを返す” ために
エッドたちは、”借りを返す” と死ぬ覚悟でソーンを殺害するつもりだった。
ダヴォスは、「戦うには人数が足りん。友の無駄死にをジョンは望まん。スノウに恩義のあるヤツらが加担すれば戦って死ぬことはない」と言う。
その言葉でエッドはひとり、野人たちの元へ向かう。
立てこもっている部屋のドアをノックしてソーンは、「我々が戦う理由はない。日没までに投降した兄弟には恩赦を与える。サー・ダヴォスは南へ行く許可を与えよう」と言う。
ダヴォスは時間稼ぎに「食料も必要だ。羊の肉を用意して欲しい。仲間と相談して返事する」と答えた。
しかしダヴォスは、「これまでソーンのような男をたくさん見てきた。ドアを開けたら、皆殺しされる」と言う。
仲間は「エッド頼みか・・・」と言うが、ダヴォスは、「あとは紅の女だ」と言う。
その頃、メリサンドルは服を脱ぎ、首飾りを外す・・・
すると美しいメリサンドは、見る見るうちに老婆へと変わるー。
ウィンターフェル
ウィンターフェル城で
ミランダの死を悲しむラムジーは、「お前の痛みは千倍にして返す」と誓い、ミランダの死顔を撫でる。
しかし、埋葬するのか、火葬するのかと聞く学匠に、「何を言ってる?いい肉だ。犬に喰わせろ」と言う。
ラムジーがスタニス軍に勝利したことを褒めるが、王家からの報復を恐れる父ルース・ボルトンは、「北部全体で結束して戦わねばラニスターには勝てないのにサンサを逃がし、鉄諸島の後継者にも逃げられた。お前がふたりをいたぶるからだ」と苦言を言う。
ラムジーは、猟犬に追わせていると言うが、「サンサがいないとお前は後継者を作れない。その時はウォルダが男児を産むことを祈れよ」とプレッシャーをかける。
サンサとシオン、そして・・・
雪の中を必死で逃げるふたり。
追ってくる猟犬が近づく中、ふたりは凍るような河を渡り北へ向かう。
しかしサンサの体力は限界だった。
シオンは倒木の影でサンサを休ませ、震えるサンサを抱きしめ温める。
しかし、追手が来てしまった・・・。
シオンは、「俺がおとりになる」と言うが、サンサは、「私ひとりじゃムリ」と言う。
「大丈夫だ。とにかく北へ進め。ジョン・スノウは黒の城の総師だ。助けてくれる」
シオンはひとり、騎馬兵士と猟犬の前に進み出る。
「レディ・ボルトンは?」と聞かれ、「足を骨折したから途中で置き去りにした」とシオン。
しかし、猟犬の鼻を欺くことができず、サンサは見つかってしまう。
兵士はシオンに向かい、「今度は身体のどこを切り取られるかな?」と茶化す。
その時、ブライエニーとポドリック馬でやって来る。
ふたりは騎馬兵4人含む6人の兵士と猟犬と、必死で戦う。
シオンも剣を持って加担した。
兵士たちを全滅させたブライエニーたち。
ブライエニーはサンサの前に剣を置き、片膝をついた。
「レディ・サンサ。お仕えします。背後の楯となり命を捧げることを、古今の神々に誓います」と誓いを立てた。
躊躇するサンサはシオンに促され、それを受け入れた。
ブライエニーは、レディ・キャトリンとの約束を果たした。
ドーン、ウォーターガーデンズの内乱
忠誠を誓ったエラリアを引き連れ散歩するドーラン大公は、弟オベリンは自由な冒険家で人生を満喫したと話す。
そこへ手紙が届く。ミアセラの死の知らせだった。
その時、オベリンの三女タイエニーが王の楯を背後から殺害し、学匠も始末。
エラリアは躊躇なくオベリンの胸にナイフを突き立てた。
「民を理解していないあなたに皆、愛想が尽きた。エリアが犯され殺されても、オベリンが殺されても何もしなかった。ドーン人の恥よ。大公じゃない」とエラリア。ドーランは、「トリスタンは・・・?」と息子を心配する。
「彼もあなたに似て弱いわ。そんな弱者に国は託せない」と言い放つ。
ドーランは絶命した。
他の家来たちはただ、その光景を見ていた。
一方、ミアセラを亡くしたトリスタン王子は、ウォーターガーデンズへの帰船に乗っていたが、オベリンの娘ふたり(オバラ、ナイム)によって、簡単に始末されてしまった。
ミーリーン
ティリオンはヴァリスを従え、町の状況を偵察に行く。
民衆は、デナーリスに見捨てられたと考えているようで、恐怖が町を停滞させていた。
その上、港の大型船が何隻も燃える火事が起きてしまった。
ヴァリスは、ハーピーの息子たちは、入念に計画して襲撃していた。バックで操っている者がいるのでは?と言う。
ジョラーとダーリオ
デナーリスを捜すふたり。
ダーリオは、何度拒否されてもデナーリスを慕い続けるジョラーに感心する。
ジョラーの灰鱗病は悪化し続けていた。
ふたりは、遊牧民が大量の馬で移動した跡を見つける。
円を描くような馬の蹄のあとを見て、ジョラーはその真ん中に立ち、デナーリスが目印に落とした指輪を見つける。
デナーリスはドスラクの遊牧民に連れ去られたのだった。
ドスラクの海
ドスラクの遊牧民の奴隷にされたデナーリスは、両手を縛られ、歩かされ、彼らの陣地に着くと、王への捧げものとしてカール・モロの元へと連れて行かれた。
彼らはデナーリスがドスラク語が分からないと思い、口々に勝手なことを言う。
カール・モロの妻たちは、「魔女だ。早く首を斬り落として!」言う始末。
しかしデナーリスを気に入ったカール・モロが、服を剥ぎ取ろうとした時、デナーリスはドスラク語で「触らないで!私はデナーリス・ターガリエン。ミーリーンの女王。奴隷解放者でドラゴンの母・・・」と自分の肩書きを並べたてたが、カール・モロは笑い、「幾多の名があろうと何者でもない。カール・モロの奴隷だ。俺の息子を産め、分かったか?」と言う。
デナーリスは怯まず、「お前とは寝ない。子を産まない。私はカール・ドロゴの妻だった」と言う。
その名前を聞いたカール・モロは、態度を変え、「知らなかった。許してくれ。王の妻だった者には誰も触れなぬ」と言って拘束を解いた。
「ミーリーンに送り届ければ、感謝の印に馬千頭を与える」とデナーリスが言うが、カール・モロは、「王の死後、女王が行く所はひとつだ」と言う。
それは、ヴァニス・ドスラクの「寡妃の会(ドシュ・カリーン)」のことだった。
ブレーヴォス
目が見えなくなったアリアは、町で物乞いをする
そこへ娘がやって来て、こん棒を投げて渡し、立って闘えと棒で叩きはじめた。
「何も見えない」とアリアは言うが、「私には関係ない」と娘。
娘は容赦なくこん棒でアリアをボコボコにし、「また明日」と帰って行った。
キングス・ランディング
打ちのめされるサーセイ
ドーンから船が着いたと知らされ、サーセイは娘ミアセラに会える喜びで迎えに出るが、帰って来たのはミアセラの棺だった。
サーセイはミアセラの死を嘆き、「すべてが予言どおり。運命なんだわ」と言う。
打ちのめされるサーセイを見ていられないジェイミーは、「予言など信じるな。大切なのは俺たちだけだ。奪われたものはそれ以上にして返す。すべてを手に入れよう」と抱きしめる。
マージェリー
暗黒牢(ブラック・セル)に幽閉されたままのマージェリー。
女司祭ユネラに厳しく告白するように求められてもマージェリーは屈しない。
「兄はどうしてますか?様子だけでも教えて」とロラスのことを心配する。
雀聖下は「王が心配されています」と言い告白を勧められても、「告白するようなことは何もありません」と毅然とした態度を見せる。
ジョンはメリサンドルの呪術で生きかえるのではないか?と思うんですけど、1話目は死んだままでしたね。
サンサを助けたことで自分を取り戻しはじめたシオン。
女にだらしないし、カッコつけで、人質としてやってきた彼を可愛がり育ててくれたスターク家も裏切るサイテーな男だけれど、全ては父に愛されなかった、認められなかったことの裏返しだったワケで・・・
ここからシオンがスターク家のために頑張ってくれたらいいなぁと思う私。
アリアがいる白と黒の館のルールがずっと謎です。
私欲のためにひとを殺めたことの罰が盲目なのだろうけれど、ジャクェンの指導がイマイチわかりませ~ん
エラリアによってドーラン大公が亡くなりましたね~。
心優しい常識人。戦うことを不要だと思っている1番賢い人物のようで、その実、煩わしいことを避けてるだけの男だったのかも?
エラリアと娘たちの蛮行を、家来たちは黙って見ていたんですもんね
でも、大公も、王子も死んだドーンは、どうなるんでしょ?
エラリアの天下???
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