ゲーム・オブ・スローンズ 第1章七王国戦記 # 10 炎と血(最終話)

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※ 記事を訂正、加筆しています
  エピソードをまとめ、説明は青文字で付け加えています

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今回出てくる用語集

地域名前
物の名前
人物
■は死亡
説明
ウィンターフェルリカード・スターク■エダードの父
狂王(エイリス・ターガリエン)に
生きたまま焼き殺された
リアナ・スターク■エダードの妹
レイガー・ターガリエンに
さらわれた後、死亡
赤の王城(レッドキープ)サー・イリーン王の処刑人
(エダードも処刑した)
サー・マーリン王の盾の騎士
サー・サンダー”ハウンド”・クレゲインジョフリー王の盾
ランセル・ラニスター元王ロバートの従士
サーセイの愛人
サーセイとは従兄弟
ドスラク部族(カラザール)
東の物見城
(イースト・ウォッチ)
壁の東側、
海沿いにある監視城
ダレオン
グレン
サム
冥夜の守人(ナイツウォッチ)
であるジョンの友

 

#10 炎と血 Fire and Blood あらすじ

父エダードを処刑されたサンサとアリアは、それぞれ生き延びるための戦いが始まる。
ロブと北部軍は、これから誰に忠誠を誓うべきか問題になる。
ジョンは、兄ロブと共に父の仇を討つべきだと考え、夜中に黒の城を出るが、仲間がジョンを追う。
一方、意識を取り戻したデナーリスは、現実に起きたことを聞き、理解に苦しむ。

 

まとめ & 感想

エダードの処刑直後

サー・イリーンがエダードの首を持ち掲げると、民衆が騒ぎ立てる。
倒れるサンサ。

民衆の中にいるアリアは、ヨーレンに庇われながら、民衆を避けた場所で髪を切られ、「おまえはボーイだ。北へ行くぞ!」と言われる。

アリアはヨーレンから、エダードの娘だと分かれば、王に売られ、女だと分かれば犯される。名前を ”アリー” に変えて、自分の身は守れ!と言い聞かせられ、20人の囚人と共に北へ向かうことに。
その中には、子どもや、武具屋で見習いをしていたジェンドリーもいた。
アリアは、ヨーレンの一行と王都をあとにする

赤の王城(レッドキープ)で

ジョフリー王はやりたい放題だった。
ロバート王の最期を面白おかしく歌う、町で人気の吟遊詩人を呼びつけ、歌わせ、罰として舌を切り落とせとサー・イリーンに命令する。

ジョフリーは「見せたいものがある」とサンサを呼びつけ、生理が来たら種を植えてやると暴言を吐きながらエスコートし、斬首が串刺しにされている場所まで連れて来て、 ”これが父上だ、よく見ろ” と言う。

驚いたサンサは、目を背け、家に帰らせて欲しいと頼むが、「婚姻すべきと母は言ってる。謀反人の最期を見ろ!」と尚も強要するジョフリー。

サンサは気持ちを奮い立たせ、斬首を見る。
そこにはサンサの司祭女(セプタ)の斬首まであった。
「どうだ?」と聞くジョフリーにサンサは、感情を殺し「いつまで見れば良いのですか?」と言う。
「私の気が済むまでだ!キミに贈り物をやろうと思っている。謀反人の息子ロブの首も持ち帰ってやろう」と言うジョフリーにサンサは「あなたの首かも」と言い返しす。
その態度に怒ったジョフリーは、自分の代わりにサー・マーリンに命令し、サンサの顔を2度殴らせた。
サンサは、ジョフリーを道連れに飛び降りようと考えジョフリーに近づくが、それに勘づいたサンダー”ハウンド”・クレゲインが上手にそれを阻止した。
「従うか?それともまだ足りないか?」と言い残しジョフリーは去る。
ハウンドはサンサに「ムダな苦痛を省いて従っておきなさい」と忠告するのだった。

 

赤の王城(レッドキープ)にいる者たちのひみつ

サーセイは従兄弟の美少年ランセル・ランスターと愛人関係だった。

パイセル上級学匠は、人前では老いぼれを演じている。実は娼婦と遊びほど元気。

ヴァリス公とベイリッシュ公は、互いの巧妙な生き様をたたえ合う

 

”北の王” の誕生

使い鴉によって、ウィンターフェルにも、北部軍野営地にもエダードの処刑が知らされた。
キャトリンは泣きながら苦しむロブを抱き、娘を奪還し、彼らを皆殺しにしようと誓いあう。

忠誠を誓った君主エダード・スタークを喪った諸公たちは、レンリー公かスタニス公のどちら忠誠を誓うかと激論を交わす。
アンバー公が、どちらにも忠誠を誓わず、 ”北の王” に忠誠を誓うと言うと、北部諸公たちは次々とロブに忠誠を誓い、シオンもロブに忠誠を誓った。
諸公はロブを囲み「北の王、北の王」と連呼するのだった。

キャトリンは、捕虜のジェイミーに会いに行く。
ジェイミーは、エダードの処刑を揶揄し、キャトリンの感情を逆なでる。
キャトリンはジェイミーを石で殴り、「殺しておまえの首を姉に送ってやる」と言い、ブランが塔から落ちた理由は何なのか?と問い詰める。
しかしジェイミーは、突き落としたと認めたが、理由は言わないのだった。

 

タイウィン公とティリオン

北部軍にジェイミーを捕虜にされ、スタニス・バラシオンとも敵対している状況を憂いで、側近からは和睦をするべきではないか?との声があがるが、「ジョフリーがエダードを処刑した瞬間に和睦の道は消えた」と言うティリオン。
議論が紛糾する中、タイウィンは側近たちを部屋から出し、ティリオンに残るよう指示する。

タイウィンは、ティリオンの意見は正当だと認め(今更和睦はムリ)、異常さと愚かさでこの状況を招いていると憂う。
ティリオンは、ここは(三叉鉾河トライデン)3つの軍に囲まれているから移動するべきだと進言。
タイウィンもそれを考えていると言い、神の目湖(ゴッズ・アイ)から赤の支流(レッド・フォーク)までを焼き払い、ハレンの巨城(ホール)で再編成すると言う。
タイウィンはティリオンに王都へ行くよう命令する。
その目的は、「支配」。
タイウィンは自分の代わりにティリオンが ”王の手” を務め、必要なら甥とその母親を服従させろ。そして、ヴァリスとベイリッシュの動きを監視するよう言う。

突然の任務にティリオンが「ナゼ、俺なのか?」と聞くと、「息子だからおまえに頼んでいる」と言うタイウィン。
しかし、「娼婦は王都に連れて行くな」としっかり釘は刺すのだった。

 

冥夜の守人(ナイツウォッチ)の使命

夜、黒の城を抜け出そうとするジョンを必死で止めるサム。
脱走兵は、処刑される運命にあるからだった。
しかしジョンは「ロブと合流してジョフリーの首を斬る」と言って行ってしまう。

サム、ダレオン、グレンは、すぐにジョンを追い、冥夜の守人(ナイツウォッチ)の誓いを暗唱した。
ジョンは、彼らの気持ちに思い留まる。

モーモント総師は、今回の脱走劇には目を瞑ると言い、「おまえが行けば、父上は蘇るのか?」と問う。
ジョンは何も言えないのだった。

モーモントは、今、壁の向こうで ”何か” が起こっていると言う。
東の物見城(イースト・ウォッチ)では、青い目の死体が4体も見つかったと言う。

モーモントは、我らの戦いより兄上の戦いの方が大事か?
死人が我々を襲う時に、鉄の玉座に誰が座るかが重要なのか?とジョンに問う。
「いいえ」と答えたジョンに、モーモント総師は、「事態を確認に行く。明日、壁を越える。おまえと、ダイヤウルフの力が必要だ。野人に立ち向かい、ベンジェン・スタークを探し出す」と言い、モーモント総師の指揮で、冥夜の守人たちは、壁を越えて出発した。

 

間違った選択

産気ずき、テントに運ばれたデナーリスー。

意識を取り戻したデナーリスは、息子のことを聞くが、ジョラーは口ごもる。
妖女(メイジャイ)は、出産に立ち合ったが、息子は怪物のように異常で、死んだ。”死” だけが代償になると警告したと言う。
デナーリスは、ならば、息子の命と引き換えたドロゴは何処だ?と聞くと妖女はドロゴのところへ案内すると言う。

テントを出たデナーリスは、部族(カラザール)がいないことに気づく。
ジョラーは、ドスラク人は強いものに従うと言い、ドロゴとデナーリスがもう王でも女王でもないことを伝えた。

ドロゴは生きていたが、廃人同然だった。

デナーリスは、廃人のドロゴを見て、こうなることがわかっていて、ナゼ黒魔術を使ったのか?と妖女(メイジャイ)を問い詰める。
妖女(メイジャイ)は、デナーリスに命を助けられたなど思ってもおらず、自分の村を焼かれ、神殿を焼かれ、自分を何度も犯したドスラク人たちに復讐する機会を狙っていたのだった。

デナーリスはドロゴの身体を拭き、尽くしながら、元に戻ることがないことを実感し、泣きながら自らの手でドロゴを葬った。

 

ドラゴンの母

デナーリスは、ドロゴのために大きな祭壇を組み、ドラゴンの卵3つを一緒に葬る。

ジョラーは、あの世ではドラゴンの卵は不要。売れば大金に代わり、裕福に暮らせると思い留まらせようとするが、売り物ではないと拒否するデナーリス。

デナーリスは焼き払った村から連れて来た人々に向かい、「おまえたちを私の部族(カラザール)にする。奴隷は解放する。行くなら止めない。留まるなら私の家族のように扱う」と言う。
多くの民が去る中、デナーリスは、息子を奪った妖女(メイジャイ)を焼死刑に処する。

デナーリスが火を放ち、木組みの祭壇は一気に燃え、ドロゴと妖女(メイジャイ)を飲み込んでいく。
デナーリスもその炎に向かって歩き、入って行く。

 

朝になり、眠りから覚めた部族(カラザール)と、ジョラーが目にしたのは、焼け落ち、火が耐えた祭壇の真ん中に、ヤケドひとつ負わず座っているデナーリスの姿だった。
デナーリスの肩や膝には、卵から孵化したドラゴンが3頭・・・。
ジョラーは、その神々しい姿に思わずひざまずき、「我が血盟の血よ」と言い、残った部族民たちも次々と、最敬礼した。

早い、早い
シーズン1の最終話です。
話の展開が一気なので、もう見返しても1話とは全く変わってしまいました。

アリアはこれからアリーとして生きて行くんですね~。
ヨーレンのメンバーの中にジェンドリーもいましてたが、ロバート王の落とし子ですから今後、注目を受ける存在になるハズです。

あと面白かったのが、小評議会メンバーのパイセル公は、しわがれ声で、背中が曲がってて年寄り。
だけど、アレ全部演技だったってことがわかりました。
小評議メンバーは一癖も二癖もある者ばかりですね~。

デナーリスはドロゴ王を亡くし、息子を亡くしたけれど、3頭のドラゴンの母になりましたね~。
ドロゴ王を亡くし、ドラゴンを連れてこれからどうするのか気になります。
どうせ、小鳥によってこのニュースはウェスタロス大陸に広まるはずですしね!

 

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