ゲーム・オブ・スローンズ 第5章 竜の舞踏 #10 慈母の慈悲(最終話)

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※ 記事を訂正、加筆しています
  エピソードをまとめ、説明は青文字で付け加えています

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第5章の最終話です。
ここまで内容は濃いと、イヤイヤほんとついていくのに必死。
どのエピソードも流して見れないです。

そして驚きの展開が2つもありました

 

感想はコチラ

 

今回出てくる用語集

地域名前
物の名前
人物
■は死亡
説明
王都
(キングス・ランディング)
雀聖下
(ハイ・スパロウ)
狂信的な七神正教信者の指導者
サーセイ
クァイバーン瀕死のグレガー・クレゲインを
改造人間として復活させた
ドーン
ウォーター・ガーデンズ
ドーラン・マーテルドーンの大公
オベリンの兄
トリスタン・マーテルドーランの息子
エラリア・サンドオベリンの愛人
ミアセラ
ジェイミー・ラニスター
ブロン
王都へミアセラを連れて帰る
ブレーヴォス■サー・マーリン王の楯
父エダードを殺された恨みがある
ジャクウェン・フ=ガー

黒と白の館で仕事をしている
ミーリーンジョラー・モーモント王都の密偵だったことがバレ、
デナーリスに追放された
ティリオン・ラニスターデナーリスへの土産として
ジョラーに誘拐された。
小舟でミーリーンを目指している。
ダーリオ・ナハリス
ヴァリスヴォランティスでティリオンと
別れてしまったが、
ミーリーンに辿り着いた
デナーリス・ターガリエン
ウィンターフェルラムジー・ボルトンウィンターフェル現城主
サンサの夫
サンサラムジーによって部屋に軟禁されている
”リーク”
シオン・グレイジョイ
ラムジーの使用人状態
ミランダラムジーの愛人
■スタニス・バラシオン
メリサンドル

ブライエニー・タース
黒の城
(カースル・ブラック)
ジョン・スノウ
サムウェル・ターリー
ダヴォス・シーワース

 

#10 慈母の慈悲 Mother’s Mercy あらすじ

娘を生け贄にし、光の王(ロード・オブ・ライト)が約束を果たしたのか寒さが緩んだ。
スタニスは、ウィンターフェルへの進軍を決めるが・・・。
サンサは、戦の準備で慌ただしい城内の隙を狙って部屋から脱出するが・・・。

ブレーヴォスではサー・マーリンへの復讐を誓うアリアがいた。
ドラゴンと共に行方がわからなくなったデナーリス。
ダーリオとジョラーはデナーリスの捜索に向かい、ティリオンはミーリーンの立て直しを頼まれる。
王都では、幽閉生活に耐えられなくなったサーセイが雀聖下に罪を告白すると言う。

 

まとめ & 感想

黒の城

数千の自由の民を連れ帰ったジョンはサムに、

・ホワイトウォーカーは死人を生き返らせることができる
・死の軍団の数は数万人規模
・ホワイトウォーカーを倒せたのは、長い鉤(ロング・クロウ)だけ
・ドラゴングラスを持ち帰ることが出来なかった

と話す。
サムは、ヴァリリアン鋼だけがホワイトウォーカーを倒せる唯一のものだろうと推測。
ジョンは、自分のした行為(野人を救うため兄弟犠牲にして連れてきたこと)で、最も憎まれる男になったと言う。

サムは、ジリとサムJr.を連れてオールドタウンに行き、学匠になるための勉強をしたいと申し出る。
ジョンは、サムが必要だと言うが、エイモン学匠亡き後、黒の城には学匠が必要だし、ここに居ては、ジリとサムJr.を守れないと言う。
ジョンはサムの決断を了承、「必ず戻って来る」と約束し、サムたちは出発した。

スタニスの誤算

寒さが緩んだ。
メリサンドルは、”光の王(ロード・オブ・ライト)”が約束を果たされたと言い、得意げに未来を占うが、娘を生け贄にしてしまったスタニスはメリサンドルを避ける。
娘を生け贄にした残酷さは兵士たちにも影響し、約半数の兵士が脱走、傭兵も馬も残らず消え、その上、妻セリースも首を吊って死んでいた。
呆然とするスタニスに部下は、「レディ・メリサンドルが去りました」と追い打ちをかける。
それでもスタニスは、「行軍の隊列を組め!ウィンターフェルへ進軍する!」と命を下した。

 

サンサの行動

ウィンターフェルにスタニス軍侵攻の一報が入った。
城内では慌ただしく戦いの準備が始まる。
サンサはその隙を見て、軟禁されている部屋から抜けだし、壊れた塔の登って窓にロウソクの灯を灯す。

しかし、ブライエニーはスタニス軍とボルトン軍との戦いを知り、その灯りを見ないまま、戦場へと向かってしまった。

 

スタニス・バラシオンの最期

徒歩で隊列を組んだスタニス軍はウィンターフェル近くまで来た。
スタニスは抱囲戦を指示するが、既にスタニス軍の侵攻を知っていたボルトン軍は、何千と言う数の騎馬隊でスタニス軍を迎え撃つ。
スタニスは死を覚悟し、剣を抜くー

スタニス軍は全滅した。
辛うじて生き残ったスタニスの前に現れたのはブライエニーは、「タースのブライエニーだ。レンリーの王の楯だった。お前の顔をした影がレンリー公を殺すのを見た。黒魔術でお前が殺したのか?」と問う。
「そうだ」とスタニスが答えると、ブライエニーは前に進み出て、「汝を死刑に処する」と宣告し、「最期の言葉は?」と聞く。
「務めを果たせ」とスタニスは答えるのだった。

勇気

完全勝利したボルトン軍。
ラムジーは、降伏を宣言するスタニス兵士に情けをかけることなく、殺害する。

サンサが部屋を抜け出したことを知ったミランダはシオンと共にサンサを探し、弓矢を構えて部屋へ戻るよう言う。
「ラムジーに何をされるか分かってる。どうせ死ぬなら自分を失う前に殺して」サンサは言うが、ミランダは、「殺しませんよ。彼には北部総督の娘であるあなたが必要ですから。でもね、跡継ぎを産む部分だけで十分。それが済めば用無しよ」と言って弓矢をひき、痛めつけようとする。

しかしそれを止めたのはシオンだった。
シオンは城壁上からミランダを投げ落とした。

その時、勝利したボルトン軍が城へ戻ってきた。
シオンは、「戻って来ます。さぁ」と言ってサンサを手を取り、移動する。
そして城壁から城外へとふたりで手を取り合って飛び降りた。

ブレーヴォス

3人の少女を買ったサー・マーリンは、拷問して楽しむが、ひとりの少女だけは拷問されてもうめき声ひとつあげなかった。
「シゴきがいのある女だ」マーリンはその少女だけを残し、拷問を続ける。
痛みでうずくまった少女が顔を上げると・・・・アリアに変わっていた。
アリアはナイフでマーリンに襲いかかり、両目にナイフを突き立て、滅多刺しにする。
「殺しのリストの1番目、師匠シリオ・フォレルの敵。私を誰だか分かるか?アリア・スタークだ。お前は誰でもない。何者でもない」アリアはそう言い、首を切り裂く処刑スタイルで殺害した。

復讐を果たしたアリアは ”黒と白の館”に戻り、借りた少女のフェイスマスクを ”数多の顔の塔” へ戻す。
すると、「娘は命を奪った。誤った命を」と言う声が・・・そこに立っていたのは、ジャクウェンと娘だった。
娘は、「私は正しかった。早すぎた」と言ってアリアを後ろ手に拘束する。
ジャクウェンは、「娘(アリア)は数多の顔の神から、あの男の命を奪った。償いが必要だ。命の代償は死のみ」そう言って薬瓶を見せる。
アリアはそれを飲まされる・・・と思った瞬間、ジャクウェンが薬を飲み干し、そして死んだ。
「ダメ!イヤ、イヤ」と泣き叫ぶアリアに娘は、「ナゼ泣くの?カレは誰でもない」と言う。
アリアが振り返ると、娘はジャクウェンに変わっていた。
驚いたアリアが、「これは誰?」と言うと、「誰でもない。娘もそうあるべきだった」とジャクウェン。
アリアは、死んだジャクウェンの顔を剥がすと、次から次へと違う顔が表れた。
「”顔” を使えるのは誰でもない者だけだ。娘にとって”顔”は毒ど同じだ」とジャクウェンが言った瞬間、アリアのフェイスマスクが表れた。
途端にアリアは叫ぶ、「目が見えない!見えない!」・・・アリアの目は見えなくなってしまったー。

ドーン、エラリアの恨み

ドーラン公の許しで、ジェイミーはミアセラとフィアンセのトリスタン公、ブロンと共にキングス・ランディングへ戻ることに。
ドーラン公、エラリアとオベリンの娘たちは港まで見送りに行く。
エラリアはミアセラに「許して。あなたの幸せを祈っているわ」と言ってキスをした。

船の中でジェイミーは、話があるとミアセラに言い、自分が父親であることを告げようとするが、上手く話せない。
それに気づいたミアセラは、「分かっていた。ジェイミーが父親でウレシイ」と言って抱きつくが、突然、両鼻から出血し、倒れ、亡くなってしまう。

その頃ドーンの港では、エラリアが解毒剤を飲んでいた。
(エラリアは自分の唇にアッシャイの毒を塗り、ミアセラにキスをしたのだった)

 

ミーリーン

ハーピーの息子たちの大反乱後、デナーリスはドロゴン(竜)と共に姿を消していた。
話し合いの結果、ティリオンとミッサンディ、そして穢れなき軍団で、混乱しているミーリーンを統治し、ダーリオとジョラーでデナーリスを捜索することに決まる。

分裂寸前のミーリーンの町を眺め、途方に暮れるティリオンに声をかけてきたのは、ヴォランティスで別れたきりのヴァリスだった
ティリオンはヴァリスの力を借り、立て直す決意をする。

その頃デナーリスも途方に暮れていた。
今いる場所もわからないデナーリスは、「ミーリーンに連れて帰って」とドロゴンに話しかけるが、傷が痛むのかドロゴンは飛ぼうとせず、背中に乗ったデナーリスを振り落とし、身体を休めようと眠ってしまう。

仕方なくデナーリスはひとり歩きはじめるが、奇声をあげる騎馬民族の集団に囲まれてしまう。
デナーリスは目印になれば・・と考え指輪を外し、そこへ落とした。

 

キングス・ランディングで

暗黒牢(ブラックセル)に幽閉されたサーセイは限界だった。
サーセイは雀聖下(ハイ・スパロウ)の前にひざまずき、罪の赦しを請う。

「夫以外の男性と関係を持ちました」とサーセイはランセル・ラニスターとの関係を告白する。
しかし他に?と問われも「いません」とサーセイ。
雀聖下は「神々の前での虚偽の告白は重罪です。あなたの子どもたちは近親相姦で出来た不義の子だと言われている」と言うが、「ウソです。王座を狙うスタニス・バラシオンがでっち上げたウワサで。否定します」とサーセイ。
しかし雀聖下は、「否定した告発については裁判で真実を明らかにする」と言う。
告白すれば終わると思っていたサーセイは、”裁判” と聞き、驚くが、暗黒牢(ブラックセル)から出たい一心のサーセイは、慈悲を請う。
雀聖下は、正しい道への第一歩を踏み出したとし、レッドキープ(赤の王城)へ戻ることを許可した。
サーセイは涙を流し感謝し、もう帰っても良いか?と聞くが、雀聖下は、「贖罪さえ済めば」と言う。

女司祭によりサーセイは裸にされ、身体を清められ、髪をザンギリにされたあと、ベイラー大聖堂の外で、民衆の前に引っ立てられる。
雀聖下(ハイ・スパロウ)は民衆に向けて「これより罪人が通ります。罪人の名前はラニスター家のサーセイ。虚偽の証言と姦通の罪で告発されたが、罪を告白し、赦しを請い求めた。改悛を示すため、すべての自尊心を捨て、虚飾をそぎ落とし、神々と民の前に裸の自分をさらす。では贖罪の道行きを」と言う。
女司祭たちは、サーセイの服を脱がし、裸にした。

サーセイはレッドキープ(赤の王城)までの道のりを、女司祭の「辱めを」と言う言葉とベルの音と共に進む。
民衆はサーセイに向かって、クタバレ、アバズレ、淫乱女と口々に叫び、汚物を投げつけ、ツバを吐きかけ続ける

それは余りにもツラく非道な道だったが、転かされてもサーセイは立ち上がり、レッドキープ(赤の王城)まで歩き続け、涙を流しながら門をくぐった。

真っ先に駆け寄り、サーセイにブランケットをかけたのはクァイバーン。
「陛下、よく戻られました。新しい王の楯を紹介いたしましょう」と言う。
そこに表れたのは金色の鎧をつけた大男だった。
新王の楯は黙ったままサーセイを抱き上げた。

クァイバーンは、「沈黙の誓いをたてました。陛下の敵が息絶え、邪悪な者が追放されるまで口をきかない」と言う。
この大男こそ、クァイバーンが研究の結果、死の淵から生き返らせたグレガー・クレゲインだった。

 

黒の城で・・・

スタニスの命で、黒の城に援軍を頼みに来たダヴォスは、総師であるジョンに、「恩義を忘れたのか?借りを返す時だ。七王国に住むなら野人らも戦う義務がある」と必死に要請する。

その時、メリサンドルがひとり馬に乗り黒の城へとやってきた。
ジョンとダヴォスはメリサンドルに、「スタニスは?シリーンは?」と尋ねるが、メリサンドルは何も語ろうとしなかった。

その夜、黒の城に届いた手紙で、スタニス軍全滅を知ったジョン。
その時、ジョンの部屋へ少年オリーがやってきて、「叔父上(ベンジェン)のことを知る野人がいました。来て下さい!」と言う。

ジョンが前庭へ降りていくと、アリサー・ソーンが、「こっちだ」と誘導する。
誘導された先にあったのは、「反逆者」と書かれた赤文字が・・・
その瞬間、アリサーは「守人のために」と言いながらジョンを刺した。
次から次にナイツウォッチたちは、「守人のために」と言ってジョンを刺す。
最後にオリーもジョンを刺した。
ジョンは絶命した・・・。

 

シーズン5は、1~4に比べて刺激が少なめだったな~と思っていたけれど、
最終話の10話がマジですごかった

イヤ~、釘付けで見てしまいましたし。

サーセイさんのこと、当然好きじゃないし、痛い目に遭えよ!ぐらいに思ってたけど、贖罪の道はエグかった!
サーセイを演じているレナ・ヘディの女優根性を見ました。

そんでもって女司祭メリサンドルに散々振り回された、スタニスさん。
スタニス軍全滅で最後は、レンリー公の敵を討つと誓っていたブライエニーに処罰された(ようです)。
私が思うに、スタニスは、アホだったけど、悪い人じゃないのよね。
弟に産まれた運命と、そこをメリサンドルに利用されたことが彼の人生を狂わせたすべてだと思う。
だって、スタニスの最期は、ブライエニーに、「務めを果たせ」と言ったんだもん。
それこそ、戦士です。
スタニスの絶命は表現されなかったので、生きてる・・ってことも今後あるのかも?

そして何よ衝撃なのは、こんな形でここで死ぬ~?とジョン・スノウです。
マジかぁ~😭 ジョンだけはこの先も生きてて欲しかったぞ~

そもそも、政治がここまで混乱したのは、策士ベイリッシュに原因の一旦はあると思うんですよね。
そろそろベイリッシュにも、罰が下っても良いんじゃないかと思いますね。
しかし、ラムジーの存在は恐ろしすぎるわ~。
シオンとサンサはどうなるのか?

面白過ぎて、やっぱりシーズン6をすぐ観てしまいたい

 

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