ゲーム・オブ・スローンズ 第3章戦乱の嵐前編 #4 穢れなき軍団

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※ 記事を訂正、加筆しています
  エピソードをまとめ、説明は青文字で付け加えています

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今回出てくる用語集

地域名前
物の名前
人物
■は死亡
説明
旗印なき兄弟団ベリック・ドンダリオン旗印なき兄弟団のリーダー
元々はバラシオン家に
忠誠を誓っていた

壁の向こう
クラスターの砦
カール・タナー冥夜の守人(ナイツウォッチ)
元殺し屋
ラスト冥夜の守人(ナイツウォッチ)
ジリクラスターの娘
男の赤子を産んだ

 

#4 穢れなき軍団 And Now His Watch Is Ended あらすじ

右手を斬り落とされたジェイミーは生きる気力を失いかける。
ジョフリーとマージェリーの挙式を控え、サーセイはジョフリーを上手く操縦するマージェリーに危機感を感じる。

旗印なき兄弟団と行動を共にするアリアは、ある洞窟へと連れて行かれ、リーダー、ベリック・ドンダリオンに出会う。
シオンは、彼を助ける男を信じて行動を共にするが・・・・。
冥夜の守人はクラスター砦で仲間のケガの回復を待っていたが、クラスターにまともな食事を分けてもらえず、不当な扱いを受けていることに苛立つ者が出始める。
アスタポアでは、デナーリスは「穢れなき軍団(アンサーリード)」を手に入れる。

 

まとめ & 感想

ボルトン家の捕虜、ジェイミーとブライエニー

拘束され、斬られた手首を首からブラ下げられたジェイミーは、意識を失い落馬、泥まみれになる。
水を欲しがるジェイミーに、ロックは馬の小便を飲ませ、あざ笑う。
屈辱的な扱いを受けるジェイミーだったが、一瞬の隙を突き、傭兵の剣を奪い、左手一本で戦おうとするが、簡単に叩きのめされ、「今度やったら逆の手を斬り落とす」と脅される。

夜。
食事を食べようとしないジェイミーにブライエニーは、「食べろ。生きて復讐しろ」と言うが、「復讐など興味ない。俺は死ぬ」と言うジェイミー。
「手を失くしたことなど小さな不運だ。大切なものを失くす現実を味わっただけだろ。それでわめいて死ぬのか?」とブライエニーに言われ、パンにかじりつくジェイミー。
ブライエニーは(レイプされる私を)ナゼ助けた?と問うが、ジェイミーは何も言わないのだった。

赤の王城(レッドキープ)ヴァリス公

ヴァリスの部屋を訪ねたティリオンは、サーセイが自分を亡き者にしようとした証拠をつかみたいと言うが、ヴァリスは、「真実を知りたければ影響力を持つことです」と言い、去勢された身の上を語りながら、復讐をやり遂げる覚悟があれば、あなたの復讐もいずれ叶うと言う。

娼婦のロスは、ベイリッシュに仕えながらもヴァリスのスパイ(小鳥)として動く。
ロスは、ベイリッシュは高巣(アイリー)城へ向かう準備で忙しくしていると言い、高巣城への船荷リストに、「羽毛のマットレス2つ」と言う記述があると報告し、大切な誰かを連れて行くつもりでは?と言う。

ヴァリスはレディ・オレナの元にやって来て、ベイリッシュがサンサを連れて高巣(アイリー)城へ行こうとしていると言い、何も持っていなかったベイリッシュは、土地と金を手にし、軍隊も持とうとしている。
彼はウェスタロスで最も危険なひとり。ロブが倒れたらサンサが北部のカギです。彼は王になれるなら、国が焼けるのも静観できる男ですと言い、オレナの協力を得て、阻止しようと画策する。

マージェリーはサンサに近づき、友だちになりたいと言い、兄ロラスと結婚を考えてみたら?と言う。

 

王都 大聖堂

サーセイとジョフリーは、マージェリーとレディ・オレナに挙式を行う大聖堂を案内する。
ジョフリーは、バラシオン家がターガリエン家を倒した歴史を語りながら、聖堂内の骨壺や棺桶を見せようとするが、マージェリーはイヤがることもなく、ジョフリーの話しに耳を傾け、共感している様子を見せるため、ジョフリーの気持ちは満たされる。

その時、大聖堂の外から民衆の声が聞こえた。
ジョフリーは警戒するが、マージョリーは「見に行きますか?」と言い、「愛を与えれば民衆は千倍で返してくれます。陛下への民衆の思いを私は知っています。陛下は先頭に立ち王都を守った。愛されています」と持ち上げる。
その気になったジョフリーは、「扉を開けろ!」と言う。
それに気づいたサーセイは「ジョフリー!待ちなさい!」と止めようとするが、マージェリーは、自分の腕をジョフリーの腕に絡ませ、民衆の前へと進み出る。
民衆に向けて手を振るジョフリーに危機感を募らせるサーセイ。

赤の王城(レッドキープ)サーセイとタイウィン

サーセイはタイウィンの部屋へ行くが、目の前にサーセイが座っても、仕事を止めようとしないタイウィン。
そんな父に向かいサーセイはジェイミーを全力で取り戻す気があるのか?と問う。
タイウィンはサーセイをジロっと見て、ティリオンを取り戻すために戦を始めた。後継者の長男のためには何をするかぐらいわかるだろと言う。

サーセイは、信頼に値し、遺産を継ぎ、ラニスター家に貢献できるのは、ジェイミーでもティリオンでもなく私だとアピールするが、タイウィンは「それじゃ貢献しろ」と言うだけ。
更にサーセイは、ロラス家は問題だと言うと、スタニス討伐に協力し、おまえとおまえの子どもらを救ったんだぞ?とタイウィン。
「マージェリーがジョフリーの操り方を知っている」と危惧するサーセイにタイウィンは、「良かった。おまえも方法を知れ。私がお前を信用しないのは、女だからではなく、賢くないからだ。おまえの息子は皆を踏みつけにしている」と言い放つ。
「それなら父上があの子を止めてみせて」と言い返すサーセイにタイウィンは、「止めるさ」と言うのだった。

 

壁の向こう クラスターの砦

クラスターの砦に滞在する冥夜の守人(ナイツウォッチ)たちは、不当な扱いを受け続けていた。
不満が溜まっているラストは、「モーモントもクラスターも俺たちを救えない。生き延びたきゃ自分で自分を守れだ」と言い出す。

男の子を産んでしまったジリは、クラスターから赤子を守るために必死だった。
ジリと赤ん坊が気になるサムは様子を見に行くが、「この子を守ることができる?」と聞き、返事ができないサムを見て追い出す。

仲間がひとり、また死んだ。
ラストは、クラスターが餓死させたんだと言いうが、「俺たちは盗っ人じゃない。彼らの食料を横取りできない」とサム。
しかしラストは、クラスターは俺たちが去れば隠してある食料を食べるはずだと言う。

暖を取るために入って来たナイツウォッチを見て、肉に食らいつきながらクラスターは、早く去って欲しいと言い出す。
モーモントはケガ人が治ったら出て行くと言うが、クラスターは「死にかけのヤツは殺せ。度胸がないなら置いて行け。俺が殺してやる」と言う。

するとナイツウォッチのカール・タナーが「誰を殺すってジジィ?」口を割る。
モーモントはすぐに「外で待て」と制するが、カールは前に進み出て、「おまえが隠しているものを頂く!」と言いだし一触即発に!!

モーモントはナイツウォッチを押さえようとするが、元々犯罪者の集まりである彼らの反乱は止められず、カールの言葉に怒ったクラスターは立ち上がり、「俺は善人だ!」と叫ぶが、ラストは「クソ野郎だ」と言い放つ。
怒り狂ったクラスターは斧を握り、「出て行け!盗っ人め!」とナイツウォッチを脅した。

モーモントは状況を収拾しようとラストを外へ誘導するが、カールは、「自分の娘を犯す野人のクソ野郎が!」と言い放つ・・・クラスターはウォ~と唸り、斧を振りかざしてカールに襲いかかるが、いとも簡単に殺されてしまう。

「食いもんは何処だ?」カールはクラスターの娘を短剣で脅すが、それを見たモーモントは剣を抜き、カールを処罰すると言う。
その時、ラストが後ろからモーモントを襲撃した。
モーモント総師が襲撃されたことで、ナイツウォッチの統制は完全に崩れ、仲間同士、殺し合う。

サムは、その騒動に紛れてジリの元に走り、「逃げよう、いますぐに!」とジリを連れ出し、夜の闇に向かって走り出した。

 

洞窟の中へ 旗印なき兄弟団

旗印なき兄弟団は、アリアとジェンドリーに場所がわからないように頭に袋をかぶせて移動。(捕虜であるハウンドも同様)
彼らのアジトである洞窟に連れて行く。

目隠しを外された3人。
ハウンドは、旗印なき兄弟団のリーダー ”ベリック・ドンダリオン” や兄弟団の仲間を見て、スターク家やバラシオン家の脱走兵たちだと気づき、「落ちぶれたもんだ」とあざ笑うが、ベリックは、「ジョフリーの犬だったお前も同じだろ」と言う。

ベリックの目的は、エダード・スタークに命令された”マウンテン”を殺すことだと言うが、弱きを襲えば我々”兄弟団”がお前を狩る!と言う。
ハウンドはママーズ・フォードで7才の女児を犯し、赤子を殺した罪と、クレゲイン家が関わったターガリエン家討伐の罪をも問われる。
しかしハウンドは、それらはすべて兄(マウンテン)がしたことで一切関係がない。人殺し扱いするな!と怒るが、それを聞いていたアリアは「マイカーを殺した!平民の子で12才の私の友だちを!」と言う。
ベリックはハウンドに罪を認めるか?と聞くが、ハウンドは命令を遂行しただけだと開き直る。
ベリックは、おまえは殺人の罪だが、それを証明できない。裁けるのは我々ではなく「光の王(ロード・オブ・ライト)」のみだと言って決闘裁判を宣告。
ベリック自身が戦うと言う。

※マイカーは、アリアの友だちで、アリアがジョフリーと揉めたことが原因で処罰された (S1,2話)

 

旗印なき兄弟団とは

スターク家やバラシオン家の脱走兵に加え、元農民、石工、皮なめし職人など兵士、騎士でない平民からなる、どのクラウンにも属さない、庶民の味方。
光の王(ロード・オブ・ライト)を信仰しており、彼らは皆、光の王により生き返った経験を持つらしい。

兄弟団のリーダー、ベリック・ドンダリオンは、シーズン1,6話「黄金の冠」で、グレガー・”マウンテン”・クレゲイン首謀の集団によって村を襲撃された訴えに対し、王の手エダードが、ロバート王に代わりグレガー・クレゲインを処罰せよと命じた騎士だったんですね~。
わかんなかった。しらなんだ。
エダードがしっかり「ベリック公」って呼んでました。
文句を言わせてもらうなら、俳優が代わってると思うのよね~。だからわからないよね

深林の小丘城(ディープウッド・モット)

「姉上がお待ちの深林の小丘城(ディープウッド・モット)はもうすぐです。」
助けてくれた男に導かれシオンは城に向かう。
男は、シオンを助けるために拷問したヤツらに仕え、時機を待っていたと言う。
そして、父ベイロンが自分のことを心配も探しもしていないのだと知り、肩を落とす。

用心深く城の地下入口へ案内する男。
男を信じ切っているシオンは、ブランとリコンが見つからず、農家の孤児を殺し遺体を焼いたこと。それらはすべて親父を喜ばすためだったこと、俺の父親はエダード・スタークだったと本音を言い、俺は道を選び間違ったと言う。

しかし、連れて行かれた部屋は、夜明け前まで拷問されていた場所だった。
驚愕し恐怖に震えるシオンを隠れて待っていた兵士が押さえつける。
男は豹変し、「縛っておけ」と言うのだった。

アスタポア

デナーリスは8千人の ”穢れなき軍団(アンサーリード)” が整列した広場で、鎖で繋いだドラゴン(ドロゴン)を空に飛ばして奴隷商人クラズニスに渡し、引き換えに 穢れなき軍団(アンサーリード)の親方の証、”権限のムチ”を手に入れた。
「これで彼らは私のもの?」と聞くデナーリスに、相変わらず傲岸不遜なクラズニスは、ヴァリリアン語で「そうだ。軍隊はアバズレのものだ」と言う。

デナーリスはムチを持って軍隊の前に進み出て、ヴァリリアン語で ”穢れなき軍団(アンサーリード)よ。前へ進め。止まれ。” と号令をかけた。
アンサーリードは、デナーリスの指示に統制が取れた動きを見せる。
言うことを聞かないドラゴンに手こずるクラズニスは「アバズレに言え、降りて来ないぞ!」と言った時、デナーリスは見事なヴァリリアン語で「ドラゴンは奴隷ではない」と言う。
クラズニスは驚き、ヴァリリアン語を話すのかと聞く。
デナーリスはヴァリリアン語はターガリエンの母国語だと言ってのける。

デナーリスはアンサーリードに向かい、「親方たちを殺せ。ムチを持つものは皆殺しだ。子どもは襲うな。奴隷を解放しろ」と命令。
慌てたクラズニスは、「俺が主人だぞ。彼女を殺せ!」と言うが、もう主人ではないクラズニスの命令など聞くはずがなく、アンサーリードはデナーリスの命令に従い、親方、奴隷商人を次々始末した。

「ドラカリス!」デナーリスがドロゴンに命令すると、ドロゴンは火を吹いてクラズニスを焼き殺した。

黒煙が上がる中、命令どおり始末し、整列し直した”穢れなき軍団(アンサーリード)”の真ん中にいた白馬に跨がったデナーリスは、「おまえたちは奴隷だったが、今日から自由だ。去りたいものは去れ。けして罰したりはしない。自由民として戦ってくれるか?」と宣言。
”穢れなき軍団(アンサーリード)”はデナーリスに忠誠を誓った。

デナーリスは8千兵士を連れ、ムチを捨ててアスタポアを出発する。

 

モーモント総師の最期がまさかこんな形とは・・・ね。
そもそも犯罪者の集まりだから、怒り狂った彼らを押さえることなど誰もできないですよね。
ホワイトウォーカーの恐怖が迫っているのに、仲間われしている場合じゃなかったのに・・・。

シオンは何度も助けてくれる男を完全に信じていたけれど、この男はシオンの味方ではないですよね?

デナーリスはとうとう8千もの兵士を手に入れましたね。
ドロゴ王を亡くし、赤の荒野で死にかけていたことを思うと、信じられない展開。
ドラゴン3頭の力は凄いなと思います。

 

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