DARK ダーク 2 #1 始まりと終わり

海外ドラマ
海外ドラマDARK(ダーク)

難解だけど先が気になり、意味不明だけど面白い
「DARK ダーク」はそんなドイツ発のドラマです。
万人受けはしないだろうけど、伏線や謎がある単純じゃないドラマが好きな方には超お勧めです

 

シーズン1のラストまとめ

未来のヨナス(謎の男)は、H.G.タンハウスが修理したタイムマシンにセシウムを詰め、洞窟の中で、穴を破壊しようと作動させる。
だがそれはノアの言葉どおり、起点を生み出してしまった。
16才のヨナスは、2025年へワープ。
1953年のヘルゲ少年は1986年の青い子ども部屋にいたヨナスとすり替わり、ウルリッヒは老人ヘルゲを追いかけ1953年へ。そこでヘルゲ少年と出会い、少年を殺害して未来を変えようとするが、容疑者として逮捕され留置場に。
ノアはバルトッシュに接触し、協力を得る。

”DARK ダーク” シーズン2 登場人物まとめ
シーズン2の登場人物まとめシーズン1の表に加筆して行きます。時間軸は3つ(1953、1986、2019)から2つプラスで5つです。考えた末、家族ごとに分けることにしました。思わぬ人が思わぬ人の親族と判明したので、黄色のアンダーラインで変更点

 

#1 始まりと終わり Beginnings And Endings あらすじ

2020年ウィンデン。
エリック、ミッケル、ヤシン、ウルリッヒ、そして老人ヘルゲにヨナスまで失踪し、半年が経過したが、捜査は難航しているため、特別捜査班が結成され、クラウゼン捜査官がやってくる。
一方ヨナスがワープしたのは、2052年の荒廃したウィンデンだったー。

 

まとめ

1921年6月21日

洞窟で

洞窟の中、ふたりの男がつるはしで、”時空の扉”に繋がるトンネルを掘っている。
黒髪の男性は背中には例のタトゥー、ブロンド青年には胸に同じタトゥーが。

ブロンドの青年は、黒髪の男が信仰を失いかけていることに気づき、「予言を信じないのか?あと6日で地獄は終わり楽園が始まる」と言うが、「楽園も地獄も同じものだ」と黒髪の男。
その達観したような言葉に青年は、「あなたは信仰心を失った」と指摘するが、「アダムの言葉を疑う日がキミにも来る。カレに尋ねろ、ナゼキミだったのか。ノアの名前のり理由もな」と黒髪の男。
ブロンドの男は背後からつるはしで黒髪の男を殺害する。

例のタトゥーとはこの絵です。ノアの背中にも同じタトゥーがありました。

ノアのノートには、【2020年6月27日最終周期の始まり】と記載されていた。

シーズン1が、2019年の11月の話しですから、あの時から半年後に何かが起こると言うことでしょう。これがシーズン2の序章ですね

 

建設中の教会でブロンド青年は自分のやった行為についてノアに話す。
ノアは、「最初の一歩だ。アダムが喜ぶだろう。私も悩んだが克服できる」と言う。
青年は、「アダムはナゼ俺たちを?」と質問するが、「分かる日が来る。然るべき時に」とノア。
何が善で、何が悪かわからなくなったと言う青年にノアは、「自分を信じるんだ。すべては繋がっている」と言う。

最初はブロンドの青年がノアかと思いましたが、ちがうと言う証拠ですね。
詳しい事情は不明ですが、アダムがこの青年を選んだ様子。

 

 

2020年6月21日:終末まであと6日

4人の少年と警官ウルリッヒ、そしてヘルゲ老人の失踪

ラジオニュースでは、【エリック、ミッケル、ヤシン、ヨナスに加え、警官ウルリッヒ、そして老人ヘルゲまで消息を絶ち、半年が経過したが、いまだに行方不明のまま。連邦警察は特別捜査班を派遣した】と言う。

クラウゼン

特別捜査班から派遣されやって来たのはクラウゼン。
クラウゼンは住民を集め、「ゼロから捜査をやりなおす」と約束するが、エリックの父ユルゲンは、「半年経つのにやる気あるのか?たったひとりで無能な女(シャルロッテ)の応援か?」と苛立ちをぶつける。

捜査資料を見ながらクラウゼンは、ウルリッヒの可能性はないのかと聞くが、「それはない」とシャルロッテ。
ウルリッヒが留守番電話に残した内容をシャルロッテはクラウゼンには話さなかった。

ハンナの前に現れた人物

銃を取り出し、自殺しようとしたハンナ・・・
その時、カギを開けて入ってくる人物が!
謎の男(未来のヨナス)だった。

「誰なの?なぜカギを持ってるの?」驚くハンナに(未来のヨナス)は、「ボクのカギだ。信じられないと思うが聞いて欲しい」と言うと、母ハンナと息子ヨナスしか知らない記憶を話し出し、「ボクは33年後のヨナスなんだ」と。
ハンナは、「こんなことあり得ない」と言いつつも、(未来のヨナス)に残っている子どもの頃の傷痕を見て、触り・・・ヨナスをハグする。

「私のヨナスは、どこに?」と聞かれ、「未来にいる。ここには戻れない。ボクがトンネル破壊に失敗し、閉じてしまったせいだ」と(未来のヨナス)。
(未来のヨナス)は、すべてを終わらせるためにここにいるのだと言う。

 

バルトッシュ

母レジーナの容態

ガン治療中のレジーナの経過は良くなかった。
医師は入院検査を勧めるが、レジーナは入院を拒否する。

マルタと別れる

最近すれ違うようになっていたふたり。
「俺たち終わりだな。こうなった原因はヨナスか?」と聞くバルトッシュに、「カレは関係ない。ふたりの問題よ。あなたは変わったわ。何かを隠してる」とマルタ。
バルトッシュは、母(レジーナ)が死にかけてるし、言えないことがあって苦しんでるんだと言うが、それを聞いたマルタは、「あなただけじゃない。ウチはパパと弟が行方不明、ママは正気を失いかけてる!不幸ぶらないで!もういい!」とその場を離れてしまう。

 

カタリーナ

ウルリッヒは、”1986年のマッツの捜査資料”をマッツの部屋に置いたまま行方不明になった。
カタリーナはその資料を見て、洞窟の中に何かあるのでは?と独自に動きはじめる。

マルタもその資料に気づき、「ママは洞窟に毎日行ってる。発電所に通じる扉を探してるんだわ。バルトッシュもママも警察も何か秘密を知ってるのよ!」とマグヌスに言う。

 

シャルロッテの祖父とノア

ピーターは娘エリザベートと共にシャルロッテの祖父の家へ。
ピーターが整理している間、置いてある本を見ていたエリザベートは、「キバリオン」の本に挟まっていた1枚の写真を見つけ、「この人よ。ノアが写ってる!」とピーターに言う。
ピーターはすぐにシャルロッテに電話、ふたりは山小屋の地下室で落ち合う。

「これがノアだ。エリザベートが本の間から見つけた。カレがエリザベートに懐中時計を渡した男だ。この人たちは何者だ?ナゼお爺さんがいる?」とピーター。
シャルロッテは、「わからない」と。
その写真の裏には、「1921年1月8日。かくして世界は創られる」と書かれていた。

秘密

フランツェシカの秘密

マグヌスとフランツェシカも付き合いも続いていた。
しかしマグヌスは、フランツェシカが隠し事をしていると感じていて、ある日フランツェシカを尾行する。
フランツェシカは、森の例の場所で缶にまた何かを入れ隠す。

その後、同じ場所にやって来て、缶の中身を入れ替えたのは、男娼のバーナデッテ。
マグヌスは、真実を知りたくてバーナデッテのトレーラーハウスへ行くが、客だと勘違いされ、何も聞けず帰る。

原子力発電所の隠蔽工作

所長のアレクサンダーは職員を前に、「1週間後、その役目を終え閉鎖する」と発表し、これまでの献身に感謝を述べる。
その後ある職員と危険区域内に防護服で入ったアレクサンダー。
そこには巨大プールが!
職員は、「運搬の準備はできている。廃炉後、地上階はそのまま草原に、放射線の出どころはプールになります」と言う。

ウィラーは男娼バーナデッテから封筒と交換にトラックのキーを受け取り、移動させる。
トラックの荷台には、大量のプルトニウム缶が。
その後プルトニウム缶は施設内の巨大プールに詰められ、コンクリートで流し固められる。

洞窟から運び出された大量のプルトニウム缶はトラックに積まれ、バーナデッテのトレーラーハウスの近くに長く駐車されてました。
シーズン1:10(最終話)では、謎の男(未来のヨナス)が無断でトラックに侵入し、セシウムを取り出していました。

 

”アダム”と言う男

初老の男は、「バルトッシュに話したか?」とノアに尋ねる。
ノアは頷き、疑っていない様子だと言うと、「昔から世間知らずだったからな」と男。
男はノアに、「終末は起こるべくして起こる。迷いがあるのか?時間がない。失われたページを見つけろ。あと6日だ」と言う。
その男こそ、アダム。

「今夜だ」

「今夜だ」と書かれたSMSを受け取ったバルトッシュは洞窟前へ。
そこに現れたノアは、「覚悟は?」と聞く。
頷くバルトッシュ。
ふたりは洞窟へと入って行くー。

 

2052年6月21日

2052年、ウィンデン原子力発電所は爆発、町は壊滅していた。

ヨナスは崩壊寸前の家で寝泊まりし、防塵服を着て地下室へ。
そこはクラウディアが使っていた場所で、壁には相関図が書いてある。
ヨナスはそこでテープを聞く。
テープは”クラウディア・ティーデマン”のインタビューだった。

2020年6月27日。私は終末を生き延びた少数派です。あの悲劇から3ヶ月。原因はわかっていないが、”神の粒子”を安定化させられれば元に戻せるかも。過去に戻って全員を助けることができるかも知れない。

崩れ落ちた教会、墓地にはヨナスの知っている人たちの墓碑が・・・。
2020年6月27日没の墓碑は、
アレクサンダー・ティーデマン、・ユスティナ・ヤンコフスキー、トーヴェン・ウィラー・・。
マルタ・ニールセンの墓碑も・・・。
ヨナスは家族写真を父、ミハイル・カーヴァルト(2019年6月21日没)の墓碑に供えた。

勢力グループ

ヨナスが森を歩いていると、「止めてくれ!何者だ?あんたは隠している。壁の向こうで見た。信号が示したんだ。死んだ女性も。神を隠している。神を隠すな!独占するな!」と大声で訴える男が。
男は今まさに、絞首刑をされる寸前だった。
それでもリーダー格の女性が指示し、処刑は行われた。

リーダー格の女性は、耳が聞こえず、左目もケガの影響で見えてない様子。
手話の指示を仲間が訳し、「危険ゾーンには立ち入りは禁止。入ったものは死刑だ。掟を守れ!」と。
そして皆で、「我々は未来だ。世界は創られる」と言う言葉を復唱し、解散していくー。

リーダー格の女性はヨナスを見つけると、「どこに行ってた?トンネルだけが希望だ。不信心者は死んだ。予言が実現すれば道が開き楽園が訪れる」と言うが、ヨナスは、「家族も友だちも皆死んだ。楽園が何だ!ボクは家に帰りたい!」と言い、壁の向こうには何があるのか?と問うが、リーダーは何も答えない。

リーダー格の女性は、未来のエリザベート・ドップラーではないかと思われます

 

原子力発電所跡地へ

立ち入り禁止と言われたが、ヨナスは空からの監視を避けながら原子炉跡地へ。

壊れた壁の一部から中へと侵入すると、放射線量計を使いながら、1番反応する場所を捜して移動するヨナス。
線量計が反応する場所にたどり着いたヨナス。
壁には、「世界は創られる」の文字が!

ヨナスは防護服に着替え奥へと進む。
するとそこには、時空間の歪みのようなものがあった・・・・

 

 

この場所は、アレクサンダーがプルトニウム缶を大量に入れ、コンクリートで固めたプールの場所のようです。

 

感想

シーズン2、なかなかのスピードではじまりましたね
ちょっと、ついてイケテナイ感

とりあえず分かったことは、

●1921年、1953年、1986年、2019年そして2052年が出てくる。
●どの時代も、6月21日~27日までを描いてる
●2020年の6月27日が、終末の日らしい。
●シーズン1の最終話で、大人のヨナスが洞窟内で装置を作動させ、トンネルを破壊していたが、これは失敗した。終わらせるためにしたのに、結果それが始まりを作ってしまったかも(これはノアがそう言ってた)
●失敗によりトンネルが閉じてしまい2052年の未来へ行った16才のヨナスは戻って来れなくなっている。
●H.G.タンハウスは、シャルロッテの祖父

あとこれは推測ですが、ドップラー家所有の山小屋と地下室。
2052年、クラウディアが相関図を壁に貼っていたのもこの地下室で、2052年の未来へワープしたヨナスが出入りしている地下室も、同じ場所だと思います。
2019~2020年、その地下室で、ピーターとシャルロッテは壁に失踪事件についての資料を貼って使ってる感じですね。

 

 

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