フィアー・ザ・ウォーキング・デッド5 #16 この道の行く先(最終話)

海外ドラマ
海外ドラマフィアー・ザ・ウォーキング・デッド

シーズン5の最終話。
思わぬ展開がラストに

#16 この道の行く先 The End Of Line あらすじ(最終話)

安住の地を求めて”ハムガム・ガルチ”まで来たモーガングループだったが、そこはゾンビの住処と化していた。(EP15)
クルマも食糧も何もない中、バージニアに助けを求めることを決める。
しかしドワイトは、信念の違うものの下で生きることをはイヤだとひとりグループから離れることを決めるが・・・。

 

まとめ

ドワイト

仲間がバージニアに助けを求める選択をしたため、ドワイトは仲間から離れる。
クルマを放棄した橋まで戻っている途中、「ドワイト、聞こえる?ドワイト、応答して!」と無線で話しかける妻シェリーの声を傍受する。
ドワイトは、「シェリー!シェリー!」と応えるが、その後応答がなくなる。

橋までたどり着いたドワイトは、装甲車に乗ろうとするが、施錠され乗り込めなかった。
その時、遠くから馬のひずめの音が聞こえたため、ドワイトはクルマの下に身を隠す。
馬は、クルマの横で止まった。
意を決したドワイトが銃を構えて出て行くと・・・・いたのは馬だけ(人はいない)
しかも、馬は6頭もいた。
ドワイトは馬たちに、「命を救われたよ・・」と語りかける

help Us 

モーガンの決断

仲間をガルチの一角に避難させたモーガンは、”チャンネル5”に連絡し、バージニアの応答を待つ。

開口一番、「橋の向こうに未来はないって言ったでしょ」とバージニア。
モーガンは、「”ハムガム・ガルチ”にいる。ゾンビの処理を手伝って欲しい」と頼むが、「ガルチ?そこには1番大きな共同体があって263人が暮らしてた。釣場がダメになり、生活に困っていたから、助けようとしたけど、そこのイカれたリーダーが断ったの。そこはダメよ、修繕が難しすぎる。もっと安全な場所へ移動してもらう」とバージニア。

モーガンに選択の権限はなかった。
仕方なくモーガンは、「全員を同じ場所へ連れて行くと約束してくれ」と頼むが、「それはできない。各自最適な場所に連れて行く。私の保護下には817人がいる。そっちの40人が加わるの。あなたがすることは、彼らの未来を守るため、正しい選択をすることよ。迎えに来て欲しい?それとも止める?」とバージニアのやり方を受け入れるよう決断を迫る。

モーガンは迷いに迷った末、「頼む」と返事した。
バージニアは日没まではには迎えに行くと言う。

「すまない」と言うモーガンにジューンは、「あなたは全力を尽くした」と労う。
グレースの体調は思わしくないままだった。
仲間たちは皆、離れ離れになることに不安を隠せない。

ドワイトの帰還

その時、ガルチに馬のひずめの音が!
ドワイトが5頭の馬を引き連れてガルチへ戻って来たのだ。

ドワイトは馬を見つけた状況を説明し、「馬が生きてるなら、水場があるハズだ。オレたちだけで、どうにかできる助けは不要だ」と言う。
アリシアも、離れ離れにされるなら、ゾンビを始末してココに住むべきだと言うが、ゾンビの数はハンパなく、今にも柵が崩壊しそうだった。

一方ストランドは、ゾンビを始末しても、廃墟と水だけじゃどうにもならない。食糧や医療品だって必要だと主張。
ダニエルも、バージニアとの戦いを避けることはムリだと言う。
ジョンも、「武器がない、勝ち目はないだろう」と言う。
それでもドワイトは、「バージニアに頼っても犠牲者は出る。前には戻りたくない。自分たちでこの状況を打破するべきだ」と主張する。
ゾンビによって柵が壊れそうな現状にダニエルは、「まずはゾンビをどうにかしよう。バージニアのことはそれからだ」と言った時、モーガンがある方法を考えつく。

ガルチを自分たちの住処へ

ゾンビを使って交渉する計画

モーガンは馬でゾンビを誘導し、ゾンビでバージニアたちを抱囲。バージニアもその仲間を誰も殺さずに、必要なものを手に入れ、自分たちに干渉しないよう交渉しようと言う。

モーガンたちはゾンビを装甲車まで誘導し、バージニアたちがやって来るまで高台の野原にゾンビを追い込み待機させることに。
ストランドとダニエルは、やって来るバージニアたちを監視することに。

ジューンはドワイトに、「仲間のために戻って来てくれてありがとう」と伝えるが、「仲間と離れたあと、無線でシェリーの声を拾ったんだ。幻聴だったかも知れないが、シェリーが導いてくれたと思いたい。この先シェリーに会うなら、バージニアの世話にはなりたくない」と言うドワイト。

ジョン、ジューン、モーガン、ドワイトは、高台の野原にゾンビの群れを集め、維持させ続けるが、それは中々難しいことだった。

安らげる場所に

ガルチに残ったアル、アリシア、ウェスたちは、施設内を確認してまわる。
かなり荒れ果ててはいたがアリシアは、「改装して安らげる場所にしたい」と希望を口にし、ウェスもそれに賛同する。

しかし武器庫は空だった。
アルは馬はバージニアのものらしいと言い、彼女のグループの印の「カギ」をつけてるゾンビもいて、彼女はかなり怪しいと言う。

監視するふたり

バージニアたちの監視をするストランドとダニエル。

「作戦が失敗したら装甲車を奪われてしまう」と心配するストランドにダニエルは、「スターターを外してあるから大丈夫だ。お前は諦めて彼女につこうと考えてるのか?」とストレートに聞く。
ストランドは、「彼女に付くのも悪くない。共同体に入るだけだ」と言うが、「そうなれば、俺たちの選択権がなくなるんだぞ」とダニエルはストランドをけん制する。

その時バージニアたちがやってきた。
ストランドは無線で仲間に合図を送る。

作戦中止

ストランドからの合図を受けたモーガンたちは、バージニアたちを抱囲するために、ゾンビの群れの移動を開始する。
が、その時、「計画は中止だ。群れを連れてくるな。バージニアと一緒にルシアナがいる!」と無線が入った。
モーガン、ジョン、ドワイト、ジューンたちは、ゾンビの誘導方向を必死で変えるが・・・。

 

ストランドの行動

作戦中止を受けストランドは、「任せておけ。あんたはガルチへ戻って武装し、バージニアたちの襲撃に供えてくれ」と言うと、スターターを持ってバージニアたちに向かって馬で進み出したストランド。

コントロール不可のゾンビの群れ

とうとうドワイトはゾンビに囲まれてしまい、馬を捨てるしかなくなってしまう。
ゾンビたちは馬を餌食に集り出す。
落馬したドワイトは、ゾンビの襲撃を逃れたが、足を傷めてしまった。
足を引きずりながら必死で逃げるドワイト。
しかし目の前には大きな川が・・・。
ゾンビたちはドワイトに向かって進み続けていた。

ジョンたちはドワイトを助けるため、必死でゾンビを誘導しようとするが、簡単にいかない。
それを見てドワイトは、「群れを統制して早く装甲車の方へ戻れ!オレは平気だ!オレは同じ信念を持たないヤツの元で生き延びてきた。仲間をそんな目に遭わせたくないんだ。ツラいけど、これは正しい判断だ!」と叫び、ひとりで去ろうとする。

それを見たモーガンは馬から降り、「キミを見捨てはしない!」とドワイトを追う。
ジョンも仲間を生かすために、ゾンビを川へと誘導する決断をする。

ジューンもグレースもそれに続くと、追いかけるゾンビは次々と川下に流されて行くー。
ゾンビの群れはすべて流された。

「ゾンビ抜きではバージニアたちと戦えない」と言うドワイトにモーガンは、「俺たちは生きてる。それでいい。彼女の勝ちだ」と言う。

決断

ガルチへ戻ったモーガン、ドワイト、ジョン、ジューン、グレース。
アルは皆に、「ここの人たちは、バージニアの援助を受けなかったから死んだんじゃない。反撃したから殺された。バージニアの仲間の一部も犠牲になってる。もし戦えば私たちも同じになる」と言う。

ウェンデルは、「ストランドが話しをつけてるかも知れない」と言うが、「期待できない」とダニエル。
しかし武器でも人数でも対抗できず、ゾンビまで失った今、戦う術がなかった。
ただ諦めるの?降参するのか?と聞く仲間にモーガンは、「違う。皆の命を優先するんだ。俺たちは箱を置き、多くの人を助けてきた。その彼らの命を守らないと助けた意味がなくなる。だからこうするんだ。引き離されても、どこへ連れて行かれても俺たちは自分たちが何者かを忘れることはない」と言う。
そして、「バージニアが来るまで時間がある。俺たちのやり方を貫こう」とジョンとジューンの結婚式を執り行うことにを提案する。

結婚式

結婚式が行われる。
指輪のないふたりにドワイトは、「使ってくれ」と自分とシェリーの指輪をプレゼントする。
祝福するように、光がふたりを照らす。
ジェイコブとチャーリーは、「”ネール・タミード”だ」と言う。

 

モーガンとバージニア

バージニアがガルチに着いた。
装甲車も一緒で、ストランドが乗っていた。

「最後のあがきは止めてね」と釘を刺すバージニアにモーガンは、「そんなことはしない。申し出を受けるが、オレたち全員を連れて行ってくれ。病人、老人、子どもたちもだ。必要なら治療も受けさせて欲しい。約束してくれ。全員でない限りは、誰も行かない」と要求する。
バージニアは、「あなたにそれを決める権利はない」と言うが、モーガンは、「キミの勝ちだが、これだけは譲歩してくれ。この要求を飲まないと後悔することになる。共倒れになる」と強固な姿勢を見せる。
「わかったわ」とバージニアは要求を飲んだ。

離れ離れに

夜になり、仲間たちはバラバラにトラックに乗せられ、出発していく。
アルは、「装甲車は扱いが難しい。メンテをするから仲間と居させて」と言うが、整備士はいると断るバージニア。
「あんたのやってることはイカサマよ。続かない」と言うアルに、「全部、真実よ。ヘリの話しをも聞かせてもらうから」とバージニア。

ストランドはアリシアとウェスを自分のいるクルマに誘導する。
「裏切ったの?」と聞くアリシアにストランドは、「彼女の機嫌を取るためだ。内側から潰す」と言う。そんなストランドにダニエルは、「真の自分を忘れるな」と言葉をかけた。

サラとウェンデル、ジョンとジューン、そしてダニエルとチャーリー、スキッドマーク(猫)も別々のクルマに乗せられバラバラにされた。

モーガンはグレースに、自分の思いを伝える。
グレースも同じ気持ちだと言う。
バージニアは約束どおり、グレースに医者を紹介し、クルマの乗せた。

モーガン

こうして全員が去った。
残ったモーガンに、「準備はいい?」とバージニア。
「オレはどこへ?」と聞くモーガンにバージニアは、「あなたはココに残る。未来を守らなきゃ」と言うと銃を向けるー。

隙を見て、こん棒で銃をはたき落とそうとしたモーガンだったが、バージニアの銃弾はモーガンの左胸を撃ち抜いてしまった。
呻き声をあげながら、こん棒へとにじり寄るモーガンを見てバージニアはこん棒を遠くへと放り投げ、再び銃をモーガンに向ける。
モーガンは地面を這うように後ずさるが、バージニアは、「あなたの顔を見ると、ほんと、むかつくの」と言うと引き金を引くー。

しかし不発だった。
その時、バージニアに無線が入る。
「患者のことだ」と言う医者の言葉にモーガンは、「重い病気でも殺すな!殺さないでくれ!」と懇願する。
しかし医者は、「病気じゃない。妊娠してる。3~4ヶ月だ」とー。

モーガンは、「オレたちのやってることに未来はないって?キミは間違ってた」と言うが、バージニアは銃声を聞いて集まりだしたゾンビを見て、「あなたには死んで欲しいけど、もうどうでもいいわ」と言うとそのままモーガンを放置してクルマで去って行くー。

モーガンは自分に

自分に向かって来るゾンビと戦う力もないモーガンは、「俺たちは未来のために戦ったんだ。難しい決断をした。彼女とみんなのために。グレース、生きろ。みんなも生きろ」と言う。
容赦なく襲いかかるゾンビたちー。

(シーズン5 完)

 

感想

全く事前情報なしでフィアーを観ていたんで、まさかモーガンがこんなことになるとは思わず・・・。
最後はゾンビの餌食ですか?
やっとグレースとの恋が成就したのに・・・。

マディソン、ニックと言う、魅力的なキャラをことごとくボツにしてきたフィアー。
正直モーガンがいなくなったら、どうするん?
失礼ながら、モーガンが好きだったワケじゃないけど、やはり観る気にさせるキャラではあったワケで、それをこの形で退場させちゃうなんて、今後のフィアーを観る気持ちがより一層萎える。
そしてまさかのグレースは妊娠だそうで・・・。
誰の子?って話しなワケです。

それでもアメリカでは現在、シーズン6の放送が始まってます。
こんな状態でもフィアーは続く・・・。

私もなんだかんだ言って、シーズン6を見るとは思うけど、シーズン5の前半から後半までの配信に1年も時間をかけた割に、後半部分は全く面白くなく、挙げ句モーガンが死んでしまうこの展開に、気持ちは萎えるばかりです。

気になると言えば、私はバージニアをまったく信用していないので、彼女のダークは一面が、今後現れるのではないかと言う点。
そしてストランドはやっぱり裏切り者なのか?と言う点。
その上で、バラバラにされた仲間は、再び出会えるのかも気になります。
ジョンとジューン、ダニエルとチャーリー、サラとウェンデル・・・
互いを必要としてる人たちが離れ離れは可哀想。
ドワイトもシェリーに会えるかな?

これにて「フィアー・ザ・ウォーキング・デッド シーズン5」終わりです

 

 

 

コメント

タイトルとURLをコピーしました