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#3 憐れみ Mercy あらすじ
フロキの償いの拷問は続いている。
ヘゼビューでは、ラグナル一族を根絶やしにしようとカルフとエルレンドゥールがビヨルン殺害を計画。
パリでは未だ、ロロを受け入れないギスラ皇女にロロがあることをはじめるが・・。
ラグナルとエグバード王の元にある訪問者が訪れる・・・
まとめ ＆ 感想
フロキ
ヘルガは必死で拷問を受けるフロキを支える。
洞窟にやってきたラグナルは、「彼と話したか？知る必要がある」とヘルガに言う。
ヘルガが娘が亡くなったことを伝えると、慟哭するフロキ。
ヘゼビュー
カルフと抱き合うラゲルサ。
カルフは愛している、子どもが欲しいと言う。
ビヨルンが山奥の小屋でひとりだと情報を得たエルレンドゥールは、カルフに「ビヨルンを殺すなら絶好の機会だ」と言う。
エルレンドゥールは、ラグナル一族を根絶やしにすることが目的で、父ホリックの仇を討つまでは諦めないと言う。
カルフはエルレンドゥールに同意し、「ベルセルクが適任だ」と言う。
勇猛そうなベルセルクは、成功報酬として金銀を渡すと約束されビヨルンの山小屋へと出発する
ビヨルン
山小屋でサバイバルするビヨルン。
罠を仕掛け、小屋周辺をうろつくクマを捕獲しようとするが、上手くいかない。
最終的にクマと１対１となる。
ビヨルンは、クマの手爪で胸を大ケガするが、見事倒す。
フランク王国パリ
聖エウラリアを祝う日。
ロロの場違い感はハンパない。
ギスラは、いまだにロロを嫌っており、会食中皆の前で「触らないで！」と言ってロロの顔に酒をかけ、「離婚します」と宣言してしまう。
シャルル皇帝とオド伯は、弟率いるヴァイキングの攻撃からフランク王国を守るためにもロロを留めようと必死だった。
ロロは、言葉を覚えたいとオド伯に言うが、中々覚えられずイラ立ち暴れてしまう。
ウェセックス
ジュディスはプルデンティウス神父にヴァイキングのフランク王国襲撃について聞く。
そしてアセルスタンのことについても聞いたが、詳細はわからなかった。
ジュディスはその情報をエグバード王に報告。
エグバード王はジュディスのことを「聖職者の子を産んだ聖なる器だ」と言う。
夜中、エグバード王の寝室に来たジュディスは、愛人に戻るなら条件があると言い出す。
それは、私の言葉に耳を傾け、尊重することだと言う。
エグバード王は、愛情を君とアルフレッドに注ぐと誓うのだった。
アセルスタン
夜中、気配で目を覚ましたラグナル。
屋敷にはアスラウグも子どもたちもいない。
呆然としてイスに座っていると、ひとりの男がラグナルの前に水桶を持って現れ、ラグナルの足を洗いはじめた。
その男はアセルスタンだった。
アセルスタンは「憐れみの心、憐れみを」と呟き、突然消えた。
同じ頃、ウェセックスのエグバード王も夜中、何かに呼ばれるように作業室へ行くと、風が吹きアセルスタンが現れた。
「どれだけ待っていたか・・」と声をかけるエグバード王に祝福し十字を切ったアセルスタンはそのまま消えたのだった。
翌朝、ラグナルは洞窟のフロキのもとへ行き、「十分苦しんだ」と言い拷問を解いた。
同じくエグバード王は、ジュディスに「アセルスタンは死んだだろう」と伝え、ふたりでアセルスタンを偲んで涙するのだった。
エセルウルフとクウェンスリス王女
マーシアで王女と息子を奪還したエセルウルフ軍。
厳しい寒さと空腹に弱音を吐く王女にエセルウルフは「生き延びなきゃダメだ」と励まし、自分のマントを彼女たちにかけて守り通し、ウェセックスへと帰還した。
エグバード王は彼女たちを歓迎。
ジュディスも涙を流して夫の帰還を喜んだ。
その夜、エセルウルフは王女の部屋へ行き、ふたりは結ばれる。
ラグナルがフロキを許したのは、幻想の中で会ったアセルスタンの「憐れみの心」と言う言葉なんでしょうね。
アセルスタンがラグナルとエグバード王、ふたりの王に愛される存在だったことが偲ばれるエピソードでした。
そんなに魅力があったんですね
ロロ、なんか恥ずかしくなりますよね
そりゃ受け入れようとしないギスラも悪いけれど、政略結婚ですからね
ロロも努力してるんですけど、報われない。
どうなるのかな？ロロ。
でも、ロロは仲間を裏切って虐殺した張本人ですからね、スカンジナビアにはもう戻れない。
イヤでも公爵としてパリで生きて行くしかないのかな？
なんか、行く末は処刑されそう
カルフとエルレンドゥールが送った刺客はビヨルンのところへはまだ行かなかったけれど、どうなのかな？
カルフも本気でラゲルサに惚れてるなら、ビヨルン殺害だけは止めて欲しい。
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