TWD ダリル・ディクソン 1 # 6 家路(シーズン最終話 / 相関図)

TWD ダリル・ディクソン
TWD ダリル・ディクソン海外ドラマウォーキング・デッド

シーズン1の最終話です。 たった6話なので早いなぁ
「ダリル・ディクソン」はこれまでのTWDとは完全に趣が変わりました。
アメリカには失礼だけど、ヨーロッパの景色は見るだけでもワクワクします。
これまで、モン・サン・ミッシェルにあまり興味がなかったんですけど、
この映像を見ると気持ち、変わりますね

# 6 家路 Coming Home シーズン最終話 あらすじ

ジュネは生者の力(プヴァー)、希望連合からの支持を得ようと、変異型ウォーカーを開発、アメリカ人のダリルを殺すショーを見せようとする。

相関図

まとめ

”生者の力”司令部

【5話の続き】
ジュネは「ド・ゴール会」の式典で、自分の存在価値を知らしめるため、”生者の力”、”希望連合”の賛同者が集まるホールで、博士が研究した薬剤を注入されて凶暴化したウォーカーとアメリカ人(ダリル)を戦わせるショーを展開、フランスの力を見せつけようとする
ダリル、変異型ウォーカー(飢えし者)との戦い

薬剤を注入され凶暴化したウォーカーが放たれた。
ダリルはウォーカーの突進を交わし、鉄槍でウォーカーの腹を突き刺して柱に押し付けるが、身体中が燃えるほどの熱さに変化しているウォーカー(バーナーか!?)のせいで、鉄槍が高温となり、熱さで手を放してしまうダリル。

ジュネはその様にほくそ笑むが、ローランは、「大丈夫、ダリルが勝つ」とイザベルに囁く。

だが変異ウォーカーは自力で腹に刺さった鉄槍を抜き、再びダリルを襲いはじめる。
ダリルはホールの壁のフランス国旗を取ると、旗の柄でウォーカーの頭を突き刺し、始末した。

驚きの声が会場から上がる中、「あれが最強なの?」と苛立つジュネに、「違う、まだいる」と博士。

4種類の変異型ウォーカー

そこへクィンが連行されて来た。
兵士はダリルとクィンを鎖でつなぐと、それぞれに武器を渡す。
互いに殺し合わせる気かと思ったとき、ウォーカーのうめき声が!
博士はダリルとクィンを4種類のウォーカーの餌食にするつもりなのだ。

博士は4体のウォーカーそれぞれに薬剤を打ち込む。
その直後、1体がうめき苦しみ、頭部を破裂させて自滅、もう1体は凄い力で暴れ、鎖を引きちぎると、近くの別のウォーカーを殺してしまう。
残るは2体。

その頃、会場にいたファロウは、エイミーとシルヴィアに、回り込むよう指示、動き始める。
それに気づいたイザベル。

ダリルとクィンは襲いかかってきたウォーカーに二人を繋ぐ鎖を使って対抗、ダリルは1体の足を切断して動きを止めるが、もう1体に倒され、襲われてしまう。
クィンはダリルを襲う1体の頭を狙うが、そのウォーカーの頭は鉄板で覆われ、潰せない。
苦戦するクィン、足を切り落とされた1体が這って襲いかかる。
クィンはその1体を柱にぶつけて頭を潰して始末すると、ふたりで頭を潰せないウォーカーの首を締めて頭を引きちぎって始末した。

その光景に会員たちは歓声をあげ、ディクソンコールが起こる。
ダリルは切断したウォーカーの頭部を会員たちに掲げると、

ジュネめがけて投げつけた。ますます盛り上がる会場。
ジュネは忌々しそうにダリルを見ると、「始末して」と命令するが、その直後、ダリルに銃口を向けた兵士が銃殺されてしまう。ファロウだった

突然の銃声に会場からは悲鳴があがり、皆が逃げ出しはじめる。ファロウはそれに紛れ無事脱出。
兵士はジュネ、イザベル、ローランを庇いホールから退出。
それを見てダリルとクィンも逃げ出す。

 

ジュネの命令とイザベル

指揮官とコドロンにダリル殺害を命じたジュネは、イザベルとローランを投獄するが、イザベルは、昔のスキルを使って兵士から牢獄の鍵を抜き取り、脱出を図る。

 

イザベルとローランを救うために

クィンの決断

ホールから逃げ出したものの、ダリルはクィンの肩にウォーカーに噛まれた跡を見つけてしまう。
やはりクィンの動けなくなってしまう。
ダリルは、「立て!ここで死ぬわけにはいかない」と二人を繋ぐ鎖を斧で切断しようとするが、鎖を切ることができない。
「昔のオレは酷かった、だからイザベルに償おうとしたのだ」と言い出すクィンにダリルは、「遅くない、力を貸してくれたらイザベルとローランを助けられる」と。
その言葉に覚悟を決めたクィンは、「手首を切断してくれ。イザベルのためだと伝えてくれ」と頼む。
ダリルはクィンの手首を切断するが、そこへ兵士たちがやって来た。
クィンは自ら斧を振りあげ、大声をあげて兵士に向かって突進する。
ダリルはその場をあとにしたー。

イザベルとローランの救出

建物の外へ出たダリルは武器を調達するが、そこでファロウ、シルヴィア、エイミーと合流する。
ダリルは、「イザベルとローランを助けに行く。クルマのエンジンをかけて待っていてくれ」と言う。

エイミーに手錠を外してもらったダリルは再び建物の中へと入るが、鉄柵に鍵がかかっていて出られない。
そこに牢から脱出したイザベルとローランがやって来た。

ダリルとイザベルは、なんとか鉄柵の鍵を壊そうとするが、ウォーカーと化したクィンがイザベルに襲いかかった。
ダリルはもう1体を鉄柵越しに始末すると、ローランに鉄槍を手渡し、「お前ならやれる。イザベルを助けろ、できる。やるんだ、ローラン」と。
ダリルは躊躇するローランを励まし続け、「神は赦す」と。

ローランはウオーカーとなった父クィンを始末したー・・・・

ネストへの道

”生者の力”司令部からクルマで脱出したダリルたち。
ここから先は、ダリルとイザベル、ローラン、そしてシルヴィアと行くことに。
シルヴィアはエイミーと再会を約束し、別れた。

イザベルは自分を救うためとは言え、ローランに大きな代償を払わせたことを心配するが、「もう人じゃなかったしパパじゃなかった。イヤでもやらなきゃならない時もある。他に選択肢がなければ神は赦してくれる」とローラン。
だがクルマが止まってしまった。

クルマを修理するダリルにイザベラは、「ローランはあなたに会った変わった。あなたから良い影響を受けてる。クィンじゃなくて良かった」と言うが、ダリルは、「子どもの成長にオレは無関係だ。クィンはキミを思って死んだ」と伝える。

コドロン

だがそこへ現れたのは軍司令官と兵士、そしてコドロン。
銃を向けられ、イザベル、ローラン、シルヴィアを捕らえられたダリルは、「オレを連れて行け、3人を解放してくれ」と頼むが、「ジュネに全員殺せと言われた。まずは子どもからだ」と司令官。

イザベルはローランを守ろうとして刺されてしまう。
司令官はコドロンに、「弟のリベンジをするんだろ、まずは子どもを狙え」と銃を渡すが、コドロンはどうしてもローランを撃つことができない。
司令官に、「早くやれ」と言われ、突然、司令官や兵士を撃ち殺したコドロンは、「今日は見逃す、次回だ」と。懐中時計を拾ったコドロンは、モン・サン・ミッシェルの絵を見て、「モン・サン・ミッシェルがネストか?北に向かって歩けば1日で行ける。クルマを燃やせ。追跡される」と言うとひとり去って行くー・・・

ダリルたちはコドロンの言うとおりクルマを燃やし、歩いてネストへと向かうことに。

 

コドロンの報告とジュネ

コドロンは仲間を殺され、ダリルたちに逃げられたことについて、「奇襲を受けた」と説明するが、ジュネはコドロンが無傷であることに気づき、「私の部下を撃ったのか」と問う。

ジュネにウソは通じないと判断したコドロンは、「子どもを殺せと、出来なかった」と告白するが、ジュネは、「期待はずれだった」と言うと”ネストの場所がどこか”も吐かないコドロンを兵士に痛めつけさせると、「苦痛を味わうがいい」と言う。

●ジュネは希望連合の妄想(ローランが救世主)で生者の力が弱体化してしまうと考え、希望連合を潰して自分たちが牛耳ろうと画策している。
●ジュネは終末前、夜間美術館で働いていたらしい

 

ネスト

徒歩でネストい着いたダリルたちをネストの人々は拍手で出迎え歓迎、イザベルはすぐに救護室で手当を受ける。ダリルはアズランが死んだことを伝え、「ジュネが追ってくるだろう」と言うと、「来る日に備える必要がある」とロサン。

穏やかな時間

傷の手当を受けたイザベルは救護室で目を覚ました。
窓の外にはネストの仲間に銃の撃ち方を教えるダリル、そして友だちと楽しそうに遊ぶローランが。
ネストの人々は皆、親切で、食事も質素ながらあった。
ダリルはローランと遊んだり、食事の支度を手伝い、イザベル、ローランはロサンの説法を聞く。
穏やかな時を過ごし、イザベルの傷も快方に向かう。
「ここはどう?」と尋ねるイザベルに、「想像と違っていた。いいところだ。キミにふさわしい」とダリル。

ネストに必要なダリル

ロサンはダリルに救世主であるローランを護衛してネストへ連れて来てくれたことに感謝すると、「ローランはキミを尊敬してる」と言い、約束どおり船の手配したと言う。

まずは漁船に乗り、イギリスへ。そこでカナダ行きの船に乗り換えてくれと言う。
船は2日後にやってくるため、ダリルは夜明けにネストを出発することに

ロサンはダリルに、「ここに残って欲しい。あなたが必要だ」と言うが、「”生者の力”との戦いはオレには関係がない」とダリル。

出発の時

イザベルは、支度をするダリルに、「ここが捜していた場所じゃなかったの?ローランはどうなるの?さよならも言わずに置き去りにするの?」と引き留めるが、ダリルから、「ここはキミとローランにとって安らげる場所で良かった。だがオレにも帰る家がある」と言われ、「無事を祈ってる」と言う。
ダリルは眠っているローランを見つめ、結局何も言わずネストを去る。

 

家に帰る約束のために

フランス北西沿岸を目指す

北へ向かって歩き続けていたダリルは、草原が広がる丘で、古びたアメリカ国旗を見つけ、近づく。

そこは”ノルマンディー上陸作戦”で亡くなった兵士の墓地だった。
祖父の墓があるかも知れないと捜しまわったダリルはとうとう、「ウィリアム・ディクソン 1944年6月6日没」と書かれた祖父の墓標を見つけ涙するダリル。

アメリカへの船

一隻の漁船を見つけたダリルが、「おぃ!ここだ!」と声を張り上げ、両手を振って合図を送ると、漁船はライトを点滅させて答えた。
漁船を見つけ、安心したのもつかの間、ダリルの声で眠っていた!?ウォーカーが一斉に動き始め、襲いかかる。
ダリルは、おびただしい数のウォーカーを一体、一体倒しながら海岸に向かうが、その時、「ダリル!」と呼ぶ声が! ローランだった。

 

アメリカ、ポートレートで

男がバイクを走らせていると、後ろから1台のクルマが執拗に追跡しはじめる。
キレた男はクルマに発砲、「クルマから降りろ」と言うが、クルマを運転していたのはキャロルだった。

「そのバイクはダリル・ディクソンのものよ」と言うキャロルに男は、「知らねえよ」と悪態をつくが、キャロルは隙を見て男を殴り気絶させる。
トランクの中で意識を取り戻した男に銃を向け、「バイクはどうしの?」とキャロル。
男は、この先でたむろしてる男と取引してバイクを手に入れたと言うが、キャロルは、「ウソだったら戻らない」と言うと男をトランクに押し込んで閉め、バイクで向かう

フリーポートはダリルがウォーカーを捕まえる仕事をしていた町

 

感想

冒頭シーン。

「ディクソン、ディクソン」と呼ぶ声、だが画面上兵士が死んでいた。
貨物船でウォーカーに襲われた後のエピソード?んん?兵士?ってことは戦争シーン!?

と意味がわからない始まりだった最終話。
だけどその答え合わせはダリルがアメリカ行きの船に乗るため、北西沿岸にたどり着いたとき、ノルマンディー上陸作戦で戦死した兵士のお墓を発見してわかりました。そういやダリルはイザベルに、おじいちゃんはノルマンディー作戦で戦死したって行ってたよなぁ~とつながり、冒頭のシーンが1944年のノルマンディー上陸作戦を描いていたのだとわかる仕掛け。むずいですけど(笑)

【ノルマンディー上陸作戦とは】
1944年ドイツ占領下のパリを解放するために、アメリカ、イギリス、カナダの連合軍はフランス北西部のノルマンディーに上陸し地上戦のこと

3話目のロックバンド「ザ・ドアーズ」のヴォーカル:ジム・モリソンのエピソードと言い、今回のおじいちゃんのエピソードと言い、ダリルはパリと関係があったらしく、意外にもワイルド系ダリルが、フランスでは、その哀愁とマッチしてて、とても良かったと思います。
もちろん、TWDにはあるあるのご都合主義的展開はあるけれど。(もうそれは許容範囲)
そもそもダリルを追い詰めたコドロンが「今日は見逃す」の意味がマジで都合良すぎ(笑)

で、最後にキャロル姐さんが登場!
やっぱりキャロルはショートカットが似合う

ダリルはアメリカ行きの船には乗らず、ローランのためにフランスに残ったのか、
それともローランを連れてアメリカに渡ったのか、振り切ってひとりでアメリカへキャロルとの約束のために戻ったのか・・・・
どれでしょうか・・・答え合わせはシーズン2ですね。

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