ストレンジャー・シングス 4 #5 ニーナ（ 相関図あり）

６つのエピソードが同時進行中

それぞれについてまとめることにしました。

１，エル
２，ジョナサン、ウィル、マイク、アーガイル、護衛官ハーモン
３，ホーキンスでヴェクナと戦おうとするダスティン、ルーカス、マックス、ナンシー、ロビン、スティーブ４，エディを追いかけるジェイソン
５，アラスカのジョイス、マレーとユーリ
６，脱走したのに、再び捕まったホッパー

#5  ニーナ　The Nina Project あらすじ

エルは超能力を回復するためオーエンズとネバダ州へと向かうが、そこで死んだと思っていた人と再会することに。ヴィクナに殺されそうになったマックスは、幻覚で見たものの絵を描き、ヴィクナの棲家を見つける。
突然やって来たフィクサーに襲撃されたジョナサンたちは、撃たれた護衛官を助け、逃走する。
カムチャツカではユーリの裏切りで刑務所へと引き戻されたホッパー。
ユーリはジョイスとマレーをKGBに売り渡すためソ連へとプロパラ機で向かう。

相関図

登場人物が多く、エディとジェイソンは文字だけ

まとめ

◇

エル

秘密施設

オーエンズがエルを連れて行ったのは、ネバダ州の荒野だった。

エルを地下のICBM（大陸間弾道ミサイル）の格納庫跡に連れて来たオーエンズは、「秘密施設に改修した」と言う。施設には科学者もいて、人生も家族も仕事も捨てて研究する信念を持つ同志だと言い、「皆、キミを信じてる」とオーエンズ。
目の前にタンクのような施設が現れた。オーエンズはそれを、”ニーナ”と紹介するが、「何なのこれ？」と言うエルの質問に答えたのは、ブレンナー博士だった。

恐怖を与える憎むべき存在の死んだはずのブレンナー博士の登場に恐怖を感じるエル。だがブレンナーは、「私が怖いんだろ。すっかり憎むべき相手になってしまったようだが、私はいつだってお前を助けたいと思ってる。そして今のお前は私の助けを必要としてる、私はお前の能力が消えた理由も分かっているし、取り戻す方法も知ってる。また一緒に訓練しよう、パパと娘として」と肩に手を置くが、ブレンナー博士との苦しくツラい過去が蘇ったエルは、逃げ出す。
だが逃げ出せるわけもなく、警備員に拘束され、麻酔を打たれ、意識を失う

ニーナプロジェクト

意識を取り戻したエルは、病衣を着せられ、頭を坊主頭にされており、部屋の壁にはエルが描いた絵が貼られ、監視カメラも。それはホーキンス国立研究所そのもので、エルの脳裏に過去のトラウマが思い出され、涙を流すエル。

ドアを開けるとそこは幼いエルがいた当時そのままの研究所で、エルの部屋は「１１」。突き当りにはプレイルームもあり、丸坊主に病衣姿で遊ぶ子どもたちが。するとスタッフがエルに、「やっと来た、寝坊したのかな。10時からレッスンだ」と声をかける。
エルは、「イヤ」と叫ぶとプレイルームから走り出るが、結局またプレイルームに戻るループを何回も繰り返しはじめる。
エルが見ているの研究所は、ニーナプロジェクトによって見せられている幻想の世界だったのだ。

オーエンズはエルのバイタルを見て、「これ以上は危険だ。溺れる。実験は中止だ」と言うが、ブレンナーは動じる様子も見せず、「大丈夫だ。もう少しで泳ぎだす」と実験を続行する。

エルが入っているニーナのタンクを見つめるブレンナー博士とオーエンズ。
今、エルは超能力を取り戻すための訓練を受けているのだ。

その時エルはニーナ（タンク）の中で、心停止寸前に陥っていた。
オーエンズは、「危険だ、もう止めよう」と言うが、OKしないブレンナー。

選択肢

”ニーナ（タンク）”の中で心停止したエルはタンクから出され救急処置で意識を取り戻すが、ブレンナーの恐怖から逃げることで必死のエルは、パッドでブレンナーを殴りつけると、逃げ出す。
だがエレベータードアは開かず、逃げることができない。
警備員３人に取り囲まれたエルは必死にあがき、暴れ、「うわっー」と大声で叫ぶ・・・その途端、凄いエネルギーが放出され、警備員が飛ばされたー。

”超能力が戻ったのだ”
そこへブレンナー博士がやって来た。エルは、「来ないで！」と超能力でブレンナー博士を押し返そうとするが、コントロールするだけの能力はなく、何も起こらない。「どういうことなの？」と動揺するエルにブレンナーは、「そんなに簡単に力が戻ると思っていなかっただろ？そのうちわかる」と言うと、エルに手を差し伸べつつ、エレベーターの扉を開けた。エルに選択する権利を与えたのだ。
エルは、「パパ」とブレンナー博士の手を取り、施設へ戻る決断をする。

◇

ジョナサン、マイク、ウィル、アーガイル

逃げる

アーガイルのバンで、フィクサーから逃げるジョナサンたち。だが撃たれたハーモンの出血が止まらない。ジョナサンは病院へ行くと言うが、ハーモンは生き絶え絶えの中、「病院はダメだ。オーエンズ博士に警告しないと・・少女が危険だ・・・ニーナ、この番号に・・」とペンを渡すとそのまま息絶えてしまう。

その時、猛スピードで迫ってくるクルマが！とにかく逃げるジョナサンたち。

どこへ行けばいいのか

ジョナサンたちは仕方なく死んだハーモンを廃車置場に埋めることに。
だが事情を全く知らないアーガイルは、「こんなの絶対に間違ってる。すべてを警察に話すべきだ」と騒ぎはじめる。
アーガイルの意見はもっともだった。実際、ニーナの電話番号もわからずエルの居場所はわからないまま。フィクサーにも命を狙われ、これからどこへ向かえば良いのかさえわからない状態なのだ。その時マイクが、「護衛官が死の間際にペンを渡してきたのは理由があるのかも知れない」とペンを調べ始める。
中から電話番号が書かれた紙が出てきた！

彼らはその番号に電話をするが、電話口から聞こえたのはコンピューター音だけ。マイクは地図を広げ、「ボクが知ってるハッカーがいるのはココだ。スージーのところへ行こう」とユタ州ソルトレイクシティを目指すことに。

バイヤーズ家を襲撃した犯人

その頃、バイヤーズ家にはサリヴァン中佐の姿が。
ゴミ箱に捨ててあった手紙（エルからマイクへの”またスーパーヒーローになる”）を見つけたサリヴァンは、失血死寸前の護衛官ウォレスに、「生きたければ少女の居場所を吐け」と迫る。

オーエンズ側の調査

一方、オーエンズ側のスティンソンは、ウェイン・マンソンのトレーラーハウスを訪ねていた。
クリッシーが殺害されたトレーラーハウスを調べるスタッフ。天井に”裏世界のゲート”らしき割れ目を発見したスティンソンは、「他の住まいを用意する」と言う。

◇

ホーキンスで

マックスが幻覚で見た場所

ヴェクナに殺されかけたマックスを助け出したダスティン、ルーカス、ナンシー、スティーブ、ロビン。
６人はマイクの地下室で、交互にマックスを見張りながら一夜を過ごした。
だがマックスは、「一睡もできなかった」と言う。

マックスは「幻覚の中で見たものを描いてみた」と赤クレヨンで描いた絵を見せ、「ヴェクナは私がここにたどり着いた時、様子が変わった。来たことに驚き、嫌がってた」と言う。それを聞き、「そこはヤツの意識の中だったのかも。ヴェクナの世界に入り込んだなら、その場所を特定できるかも知れない。ウィルがいれば・・・」とダスティン。マックスも同じ考えでウィルに電話をしたが、ずっと話し中だと言う。
するとナンシーが、「これ前に見たことがある」とマックスが描いた断片的な絵を組み合わせはじめ・・・１枚の絵にして足らない部分を書き足すと、「ヴィクター・クリールの屋敷よ」と言う。

ヴィクター・クリールの廃屋

封鎖されている玄関をこじ開け、屋敷の中へと入った６人。
柱時計を見つけ、「これを幻覚で見た」とマックス。ナンシーたちは、ヴェクナが柱時計を見せた理由を見つけようと２人１組で手がかりを捜すことに。

ガラス瓶

スティーブは床下に入れられた数個のガラス瓶を見つける。中身は”植物と蜘蛛”。だがスティーブは、身体を這い上がってきた蜘蛛に驚き、瓶を落として割ってしまう。

ルーカスとマックス

カセットテープで”ケイト・ブッシュ”の曲を聞き続けているマックスは、「聞きすぎて大好きな曲を嫌いになるかも。そうなったらこの曲の魔力が消えちゃうのかな」と言うが、ルーカスは、「そうなる前にヴェクナを倒そう」と言い、久しぶりに笑顔を見せるマックスに少し安堵する。が、突然、電灯がチカチカと点滅しはじめる。それは次々と順番に、まるでふたりを導くかのように順番に点灯した。

ヴェクナの棲家

点滅するシャンデリアを見て、「ウィルが裏側の世界にいた時、ライトの点滅で交信してた」とナンシー。
６人はヴェクナがこの家の裏側の世界にいると確信する。

だが点滅が止まってしまう。６人がヴェクナからの交信を待っていると、ロビンの懐中電灯が点滅、それがスティーブの懐中電灯に移り、移動をはじめる。６人が導かれたのは屋根裏部屋だった。
天井のライトが激しく強弱を繰り返すその場所で６人の懐中電灯も同じように反応しはじめる。

その場所の裏の世界では蔦から情報を取り入れるヴェクナが・・・

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◇

隠れるエディとジェイソンの怒り

エディを捕まえる覚悟

クリッシーの葬儀が行われた。クリッシーの母親が、まだ犯人が捕まっていない現実を涙ながらに訴える中、柱時計と時報の音の幻覚を見てしまうパトリック。

ヘルファイア・クラブを調べ上げたジェイソンは、ルーカスがヘルファイアのメンバーと知り、「シンクレアは俺たち裏切ってた。アイツらがエディを匿ってる！ヤツを捕まてやる」と息巻き、仲間の情報からリックの家に目星をつける。

怪奇現象

ジェイソンがリックの家にやって来た。ジェイソンたとはその家で、さっきまで人が居ただろう痕跡を見つけ、「ヤツはここにいる」と確信する。

ジェイソンたちがやって来たため、ボート小屋へと逃げ込んだエディはダスティンに無線でSOSを送るが、応答がないため、ボートで逃げることに。
だがそれに気づいたジェイソンは、「パトリック、お前も来い！」と叫ぶと湖に飛び込み、泳いでボートを追いかけ始める。
ぐんぐん近づいて来るジェイソンに、（もうダメか・・）と思ったその時、パトリックに異変が起こる。
突然湖に沈んだパトリックは、次は一気に宙にあがり、身体中の骨を折られ湖へと叩き落とされたのだ。

ジェイソンとエディはその怪奇現象を目の当たりにする

◇

ユーリとジョイスとマレー

ユーリはKGBが捜しているジョイスをソ連に売り、カネにしようと画策。ジョイスとマレーを拘束、プロペラ機に乗せ、ソ連へと飛び立つ。

プロパラ機の爆音のせいで、操縦席にいるユーリにジョイスたちの会話は全然聞こえていなかった。
そこでジョイスは、ピーナッツバターの瓶を割り、破片でロープを切ろうと言い出す。「よく考えろ、ここは上空3000mで、飛行機の操縦はユーリしかできないだぞ？」とマレーは言うが、「あなたは空手の黒帯なんでしょ？銃を奪って、それで脅して引き換えさせて」と引かない。マレーもジョイスと話しているうちにやれそうな気になり・・・ふたりは実行することに！
だがふたりの行動に気づいたユーリともみ合いになり、飛行機は乱高下、ドタバタの内に最後はマレーが空手でユーリを撃退してしまう。

「何してるの？誰が飛行機を操縦するのよ！」とジョイス。
ふたりは操縦席に座るが、プロパラ機は森の中に墜落してしまう。

◇

カムチャツカの刑務所

ホッパーの命がけの脱走劇は、ほんの数時間で終わった。再び刑務所に連れ戻されたホッパーは酷く傷めつけられ、これまでとは違う監房に入れられる。そこにはエンゾ（アントノフ）もいた。
怒りのあまりホッパーはエンゾに殴りかかるが、「ユーリに裏切られオレもすべてを失った。リスクがあるのは分かってただろ。オレたちは賭けに負けたんだ」とエンゾ。

ホッパーはジョイスを心配する一方で自分の過去は呪われている。ジョイスと関わらない方が彼女のためだと思い始めていた。
そんな時、刑務所に猛獣の声が響いた。エンゾは、「怪物のウワサを聞いたことがある」と言い出す。

感想

３つのストーリー、いや、実質今は６つのエピソードが同時進行中

いずれこれが１つに繋がるのだろうけれど、シーズン４は全９話。
今、半分を過ぎたところだけど、これ、シーズン５に持ち越しのエピソードもありそう

ジェイソンは眼の前で信じられない死に方をしたパトリックを見てしまったけど、この先、どんな反応をするのかな。パトリックは可哀想にあっさり殺されちゃった

ウィルはマイクのことが好きなのかも。