ストレンジャー・シングス 4 #4 親愛なるビリー( 相関図あり)

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海外ドラマストレンジャー・シングス 未知の世界

見応え十分ほんとうによく出来たドラマです。
私のように、(子どもが主役のドラマは嫌い)と言って避けてる方 お願い、見て(笑)

 

#4 親愛なるビリー Dear Billy あらすじ

エルはオーエンズ博士と向かったと政府関係者から聞かされ動揺するマイク。彼らは自分たちの置かれた状況を理解できないでいた。
アラスカに着いたジョイスとマレーは仲介者のユーリと会う。一方カムチャツカの施設にいるホッパーは命がけの脱出を図る。
ホーキンスではナンシーとロビンが精神病院に入院中のヴィクターを訪ね、ヴィクナの呪いを解くカギを見つけようとするが、マックスは自分がヴェクナのターゲットにされていることを知り、ビリーに気持ちを伝えに墓地へと向かう。

相関図

まとめ

カムチャッカの強制労働施設

脱走

ホッパーが脱走するときが来た。
看守エンゾ(本名はアントノフ)はホッパーに、「森を抜けると西へ行け、灰色の屋根の教会がある。中でユーリが来るのを待て。だが期待はするな、脱走は成功する確率は100分の1だ」と笑う。

作業中、監視が手薄になる瞬間を見計らい、わざとハンマーを壊したホッパーは、物置小屋を見張る看守に近寄り、新しい工具を要求。看守が小屋に入った瞬間、後ろから看守を襲うと、脱獄の準備に入る。だがホッパーがいないことに気づいた看守から銃を向けられることに。看守ともみ合ううちの小屋の天井をマシンガンで撃ち抜いた看守。銃声ですぐに数人の看守が小屋へと集まるが、ホッパーが仕掛けたダイナマイトが爆発する。ホッパーは寸前で小屋を脱出しており、スノーモービルに乗ると、銃撃を交わしながら丘を駆け上がり、逃げ切った。
それを見た囚人たちはホッパーの逃走劇に歓声をあげ、エンゾも、100分の1の確率を突破したホッパーに驚き、感嘆する。

教会

エンゾの話どおり、教会に着いたホッパーはピーナッツバターを見つけるとそれを頬張り、置いてあった布団に包まるが・・(この続きはココ

アラスカ

約束の店、「フィッシュ&フライ」にやって来たジョイスとマレーを出迎えたのは、胡散臭い男ユーリ。
ジョイスたちは、約束どおりすぐにカネを”エンゾ”に運んで欲しいと言うが、「まずは4万ドルあるかを数える。コーヒーでも飲んで待っててくれ」と言い出すユーリ。仕方なくふたりは待つことに。

だがそれはユーリの作戦だった。
ユーリは4万ドルを奪い取るために、”エンゾ”を汚職看守として通報、逮捕させると、脱走したホッパーの隠れ家もリーク、命からがら脱走したホッパーは、看守らに捕まり収容所へと戻されることに。
その上ユーリは、ジョイスの身柄をKGBに渡そうと画策、睡眠薬入りのコーヒーを飲ませ、眠らせていた。

KGBはホーキンスの地下施設に侵入していたジョイスを探し続けていたらしい

 

カリフォルニア州 レノーラ

突然の展開

政府関係者の条件と忠告

バイヤーズ家に突然やって来た政府関係者スティンソンは、
●エルは能力を戻すためにある場所にオーエンズと向かった
●期間は未定、数週間~数ヶ月になる可能性がある
●エルの居場所は教えられない。
●ホーキンスにまた危険が迫っているが、エルが復活するまで政府の我々が食い止める
●3人のために護衛2名(ハーモン、ウォレス)を配置する
と説明すると、「この話しは決してリークしないように」と念を押すが、「意味がわからない。納得できない。危険なのはボクたちよりホーキンスにいる家族や友だちだ」とジョナサン、ウィル、マイク。だがスティンソンは、「政府の中にはエルを敵視している者がいて彼女を探してる。協力してくれなければエルの身が危ないし、家族、友だちも危険に晒されることになる。エルが信じたように、あなたたちもオーエンズと私たちのことを信用して欲しい」と言うとマイクに1通の手紙を渡す。それはエルからの手紙で、【もう一度スーパーヒーローになる】と書かれていた。

マイクとウィル

突然エルが消え、意気消沈するマイクに、「それを眺めてても仕方ないだろ」とウィル。
マイクは、「エルが警察に連れて行かれる直前、かなり深刻なケンカをしたんだ。もう修復できないかも知れない。ボクが言うべきことを言えてたら、エルはこんなことを選ばなかったかも」と心の内を打ち明けるが、「だいじょうぶ、また会える。今度会った時に、気持ちをちゃんと伝えればいい。エルはホーキンスにいないんだ、安全だよ。オーエンズ博士は良い人だけどボクを救えなかった。ボクを救ってくれたのはマイクたちだよ。きっとエルにもボクたちが必要だ」とウィル。
すると、「そのために計画を考えた」とジョナサンが部屋に入って来た。ジョナサンは護衛官の目を盗み、家を抜け出し、アーガイルのクルマでホーキンスへ行こうと言い出す。

ジョナサンは居間で座ってテレビを見ている護衛官ハーモン、ウォレスに、「お腹が空いた」と宅配ピザを注文をしてもらうと、こっそり旅支度をし、アーガイルがピザを配達する時を待つことに。

出かける準備を終えたマイクは、「”ヘタレ”のボクに喝を入れてくれてありがとう。それから謝りたい。ルーカス、ダスティン、マックスはいい友だちだけど、ウィルのいないホーキンスは今までとは違う。キミを失った気がしてたんだ。ウィル、何が起こるかわからないけど一緒に乗り越えよう、親友だ」とウィルへの素直な気持ちを伝え、ウィルも頷く。ウィルはマイクのために描いた絵をカバンに入れる。

何が起こったのか

その時ドアベルが鳴った。護衛官ウォレスがピザを受け取ろうとドアを開けた瞬間、銃撃されてしまう。

銃声を聞いたジョナサンは、「何なんだ?様子を見てくる」と言うが、すでにバイヤーズ家には何人もの兵士が突入し、銃撃戦になっていた。

護衛官ハーモンは、「オレが撃ったら外へ逃げろ!」と指示、3人が走り出たところへ、ピザを届けにアーガイルがやって来た。
ジョナサンたちは撃たれて出血しているハーモンを抱えながらアーガイルのクルマに乗り込むと、「早く出発して!」と叫ぶ。

インディアナ州ホーキンス

ホーキンス高校

トランス状態になったマックスが見た幻覚

公立図書館でヴェクナ関連の情報を手に入れたナンシーとロビンは、「マックスが危ない」と言うダスティンからの連絡で、ホーキンス高校に駆けつける。

マックスは学校の廊下に皆を連れて行くと、「この場所に柱時計があって近づこうとした時、我に返った」と言うが、ダスティンとスティーブは、ファイルを見ていたマックスが突然トランス状態になり、名前を呼んでも身体を揺すっても反応しなかったと言う。

マックスはクリッシーとフレッドのファイルを見せると、
●クリッシーとフレッドは、(慢性頭痛、悪夢)に苦しんでいて、それはマックスと同じ症状であること
●幻覚は、過去のトラウマのもので、どんどん酷くなっているのはマックスも同じであること
と話すと、「クリッシーの頭痛は1週間前から、フレッドは6日前からで私は5日前から。分かってることは、2人は幻覚を見てから24時間以内に死んでる。さっき柱時計の幻覚を見た。私は明日死ぬのかも」と言う。
そこへルーカスが、「コード・レッドだ。ジェイソンがエディの居場所を聞き出そうとダスティンを必死に捜してるんだ!」とやってきた。

ホーキンス高校バスケ部のパトリックも、頭痛と鼻血に苦しんでいて、家族とのトラウマがある様子

マックスを救う方法

公立図書館の資料からナンシーとロビンは、ヴィクター・クリールがヴィクナの呪いを生き延びたならヴィクターだけが呪いを解く方法を知っているのではないかと推測、ノートルダム大学の優秀生徒ルースとローズになりすまし、論文を理由に”ヴィクター・クリール”と面会を画策、ナンシーはすでにペンハースト精神科病院のハッチ院長と面会のアポイントメントを取ったと言う。
ナンシーはハッチ院長を騙すにはそれなりの演出が必要と言い、嫌がるロビンを清楚な女生徒に仕立てあげると、ペンハースト精神科病院へと向かう。

ペンハースト精神科病院

ナンシーとロビンは、成績優秀なルースとローズに扮し、偽のブラントリー教授の推薦状を提出して、ハッチ院長にヴィクター・クリールとの面会を希望するが、犯罪者患者との面会は事前申請が必要で、審査にかけ、理事会で認められなければできないと断られてしまう。
するとロビンは、子どもの頃からの疑問を解きたい。その奇怪で魅惑的な心理をどうして学びたいと激アツにスピーチ、その情熱で30分間の面会を許可されることに。

ヴィクター・クリール

犯罪者病棟は監獄そのものだった。
ヴィクターは背中を向けたまま、「記者とは話さない」と言うが、ナンシーは、「あなたのことを信じてるから来たんです。助けて欲しいんです。あなたの家族を殺したヤツがまた現れた」と頼む。その言葉でゆっくりと振り返ったヴィクターの両目は潰れていた。

ナンシーとロビンは、ヴィクターがどうやって生き延びたのか教えて欲しいと言うが、「この状態を生き延びたと言うのか?今でも地獄の中にいる」と言い、購入した屋敷が悪魔の棲家だったこと、幻覚で戦争のトラウマの場所を見せられたが、”天使の声”で現実に引き戻されたこと、だが妻子は悪魔に殺されてしまったことを語たるが、ハッチ院長にふたりのウソがバレてしまう。

マックス

死を意識したマックスは、「念のため。作戦が失敗したときのため」と皆に手紙を渡すと、「人生最期の日かも知れないのに、ずっと地下室に居たくない」と言い、行きたい場所に連れて行って欲しいと頼む。

ママ

自宅に戻ったマックスは、両親と祖母への手紙をテーブルに置くが、庭に仕事に行ってるはずの母親が洗濯を干していた。「ママ」と声をかけたマックスは、手紙のことを告げるが、「何かあるなら話して」と母親。母親は、「大丈夫」と言うマックスを優しくハグする。

【幻覚】
だが母親の声が突然変わり、その姿はヴェクナに。「マックス、手紙を書けばすべてが元に戻ると思っているのか。お前はすべてをぶち壊した。お前の命はもうすぐ尽きる」と言う。

必死にもがき、ヴェクナの腕から逃れた途端、現実に戻ったマックス。そこには母の姿はなかった。
マックスが見たのは、ヴェクナが見せた母親の幻覚だったのだ。

ビリーのお墓

マックスの次の目的地はビリーの墓地だった。
ルーカスはひとりで向かおうとするマックスを止めると、「家でお母さんと何かあったのか?様子がおかしいよ、もしかしてヴェクナか?オレには何でも話していいんだ。眼の前にいるのに手紙なんて必要ないよ、なんでも話してくれ。オレはここにいる」と気持ちを伝えるが、マックスは、「クルマで待ってて」と言うだけ。

ビリーのお墓の前でマックスは、ビリーへの手紙を読む。
「ビリーが亡くなって家族が崩壊した。何が最悪かってあなたが死んだ理由や私たちを救ったことを誰にも言えないこと。あの時のことが忘れられない。あなたに駆け寄り引き離していれば、あなたは死なずに済んだかも知れない。本当の兄妹みたいになれたかも。だけど現実は違う。私は何もしなかった。普通のフリをしてたけど、でもあの時私の一部も死んだ。ごめんなさい、ビリー、本当にごめんなさい」と。
だがその直後、マックスはトランス状態に陥る。

絶体絶命

戻って来ないマックスを心配して様子を見に行ったスティーブはトランス状態のマックスを発見する。

【その頃、マックスは幻覚の中にいた】
マックスの前に姿を現したビリーは、「今の手紙はお前の本心じゃない。死んで欲しいと思ってたからオレを助けなかったんだ。だからお前は罪の意識から友だちを避け、殻に閉じこもり、自殺も考えてたんだ。だからオレがこうして来てやったんだ」とマックスを責め、追い詰める。

次の瞬間、ビリーはその姿をヴェクナに変える、「時間だ。マックス、お前も一緒に来い」と言う。

スティーブは大声でマックスの名を呼び、必死で身体を揺らすが、何をしてもマックスのトランス状態は解除できない。スティーブはダスティンに、「ナンシーとロビンに連絡して目覚めさせる方法を聞け!早くしろ!」と指示する。
ダスティンはクルマに駆け戻ると、ナンシーとロビンに無線連絡するが応答がない

ナンシーとロビンの推理

その頃、ウソがバレたナンシーとロビンは、窮地にいた。ハッチ院長はふたりを警察に突き出すと言う。

その時ロビンが、「ヴィクターは幻覚の中にいた自分を引き戻した天使の声の話しをした時ハミングした。言葉が届かなくても、音楽なら届くのかも」と閃く。ナンシーとロビンは、一か八かに賭け病院から逃走を図るが、その時ダスティンから、「コードレッド」の無線が!応答するロビン。

【幻覚の中のマックス】
マックスは必死に逃げるが、「私から隠れようとしてもムダだ」とヴェクナ。
マックスは、「ルーカス、ダスティン、スティーブ、助けて!」と必死に叫ぶが、その時、マックスの眼の前に屋敷が現れた。マックスは、何かに引き寄せられるかのように屋敷に向かって歩きだすー。

マックスを助けるために

ナンシーとロビンから、幻覚の中のマックスを現実に引き戻る方法を聞いたダスティンは、マックスのリュックからカセットテープとヘッドホンを持って墓地へ戻ると、「マックスの好きな曲はどれだ?説明してる間がない」と言う中、完全なトランス状態のマックス。

【幻覚の中のマックス】
屋敷の前には、ツルで身体を巻かれ木に磔にされている何体もの死体が。迫るヴェクナにマックスは逃げようとするが、ツルで足を巻き取られ、木に縛られてしまう。

その時、マックスとヴェクナに、ケイト・ブッシュの”Running up that hill”の曲が聞こえ、表へのゲートが開いた。(ダスティンたちがヘッドホンでトランス状態のマックスに音楽を聞かせはじめたのだ)

だがヴェクナは、「お前の居場所はここだ」と増々ツルでマックスの首を締め上げる。マックスは、「あんたはただに幻覚よ」と抵抗するが、クリッシー、フレッドと同様、マックスの頭を鷲掴みにしようとするヴェクナ

ルーカス、ダスティン、スティーブの眼の前での身体が空中に浮き始めるマックス。

【幻覚の中のマックス】
ヴェクナに頭を鷲掴みにされる寸前、マックスには、”Running up that hill”の音楽と、ルーカス、ダスティン、スティーブが必死で自分を呼ぶ声、そしてこれまでの思い出が走馬灯のように巡りはじめる。皆で笑いあった日。ルーカスとの思い出、ケンカもしたけれど、互いが必要だった関係・・次の瞬間、マックスは渾身の力でヴェクナの首元を掴み、引きちぎる。痛みでヴィクナの力が弱まったのを逃さず、ヴェクナの拘束から逃れたマックスは、ただひたすら、振り返ることなく、皆がいるゲートへと走り続けた。ヴェクナはそれを阻止しようと攻撃をしかけるが、マックスは怯まず、ゲートに向かって走り続ける・・・・

宙に浮いていたマックスが突然落下、それと同時にトランス状態が解除されたマックス。
マックスが現実に戻ってきた。
ルーカスはマックスを抱きしめ、「もう大丈夫だ、大丈夫だ」と言い、「私はここ、ここにいる」とマックスは返す。

感想

シーズン4に入り、すっかり心を閉ざしたマックス。そこまで頑なに・・なんて思ったけど、目の前でマインド・フレイヤーにビリーを惨殺されたマックスの気持ちを思えば、心閉ざすのもムリはないことで・・・。
しかも本当のことは言えないし、言っても誰も信じてもらえないもんね。
トラウマを抱えたり、心閉ざすものを餌食にするヴェクナ、とりあえずマックスは今回は危機を脱したようで良かった。
まだ危険は去ってないのだろうけれど。

ホッパーも、ソ連からの手紙が届き、トントン拍子に話しが進むな~と思ったら、ユーリに足を救われ、その上、ジョイスはKGBに売られる様子。ホッパーはジョイスを助け出すことになりそうです。

謎なのは、襲撃を受けたジョナサン、ウィル、マイク。
あれはサリヴァン中佐が送ったフィクサーだったのかな?

と言うワケで、良く考えたら1度もエルが登場しない、それどころかほとんどマイクもほとんど活躍しない4話目でした(笑)

コメント

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