ベター・コール・ソウル 5 #10 よほどの悪事(シーズン最終話 ・相関図あり)

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海外ドラマベター・コール・ソウル

シーズン5最終話です。今回もIMDb 9.2のエピソード

 

#10 よほどの悪事 Something Unforgivable あらすじ

ラロの追求は逃れたものの、ジミーはキムの身に何か起こったらと心配で仕方ない。ジミーはマイクに真実を訊ねる。一方ナチョはラロとメキシコのサラマンカ邸にいた。
ガス・フリングは秘密裏にある計画を開始する。

 

相関図

まとめ

ガス・フリング

ガスの計画

火事跡の”ロス・ポジョス・エルマノス”チキン店でマイクと落ち合うガス・フリング。
マイクからラロが国境を越え、自宅に向かっていると報告を受けたガスは、ラロ襲撃を実行することに。
しかし、「問題がある。ナチョも同行してる。裏切りには気づいていれば、とっくに殺してるはずだ。たぶん昇進させる気だ。サラマンカの家は圏外で固定電話か衛星電話しか通じない。このまま実行すればナチョが巻き込まれる。カレを脱出させてやるべきだ」と進言するが、ガスは、「手の内がバレる」と難色を示し、ナチョを内部の連絡役として使うと言う。

ジミー

すべてを話す

ラロはキムの剣幕の押されたのか、一言も発せず帰って行った。
ジミーは繋がったままのマイクに、「これからどうなるんだ?」と確認するが、「様子を見る」とマイク。

ジミーはすべてをキムに話すことに。
「電話の相手はオレの命の恩人だ。カネを受け取り上手くいったと思っていたら襲撃に遭った。頭に銃を突きつけられた。さっきの電話の相手マイクに助けられたんだ。マイクが襲撃犯を狙撃し・・・」と説明。キムはすべてを聞こうとせず、「無事で良かった」とジミーをハグする。
ジミーは安全を期して、人が多い高級ホテルに行くことに。

ホテルで

「オレはキミにとって害悪だ。キミを巻き込んだ。オレと居なければ今夜のような目に遭わずに済んだ」と言うジミーにキムは、「あなたはやりすぎた。でも二度としない。もう寝ましょう」と話しを切り上げた。

心配

仕事に行くと言うキムにジミーは、「今日はホテルで過ごそう」と言う。ジミーは、電話1本でラロの手下が動くことを心配しているのだ。だがキムは、「いつ安全になるか分からない以上、用心しながら日常を送るしかない」と仕事に出てしまう。

 

キム

裁判所で偶然ハワードと会ったキム。
ハワードはキムからシュワイカート&コークリーもメサ・ヴェルデも止めたと聞き、追いかけてその理由を聞くが、「また独立した」とキム。するとハワードは、「キミが大きな決断を下す前にジミーのことを話すべきだと思う」と、ジミーをHHMに誘ったあとに嫌がらせ(ボーリングボールの投げ込み、ビジネスランチの席に娼婦を送り込む)を受けた話しをし、「ジミーはまともじゃない。理性的な行動ができない。助けが必要だ」と言い出す。
キムは笑い、ハワードの発言は的外れで失礼だと言うが、ハワードは、「ジミーのことを分かってたのはチャックだけだ」と言うのだった。

 

ジミーとキム

不安に苛まれる

ジミーは不安でジッとしていられず、マイク宅を突撃すると、「本当のことを話すまで帰らない。命を救ってもらったことは感謝してるが、襲撃されたのはオレのせいじゃない。なのにナゼ、ラロ・サラマンカにウソをつかせた?」と問い詰める。
しかし、「教えられない」とマイク。するとジミーは、「キムに何かあったら耐えられない」と言い出す。
その気持ちを理解したマイクは、絶対に口外しないと言う約束で、「今夜ラロ・サラマンカは死ぬことになってる」と言う。

「例の男(マイク)が保証した。ラロはメキシコに留まる」とキムに伝えたジミー。
キムは、「これで終わったのよね?」と安堵の笑顔を見せるが、「今回はな」とまだ不安な様子のジミー。
ふたりは話し合い、ホテルで過ごすことに。

キムの提案

ハワードの話しをネタに、笑いながら夕食をとったふたり。
話しはどんどんエスカレートし、キムは、「ハワードが不正行為をしたら?」と言い出す。
「ハワードが不正行為をすれば、サンドパイパー案件に影響が出てすぐに和解になる。もう2年も費やしてる裁判だけど、この方法なら和解できる。お年寄りが損をすることもないし、あなたには弁護士報酬が入る」と言い出す。

キムの話しはいつしか、サンドパイパーの報酬を受け取ったら・・・に変わっていた。
「プロボノの仕事をして、普通の人にも良質な弁護を提供する」と言うキム。

サンドパイパーが和解すれば、ジミーは200万ドルの報酬が渡される予定だった。
200万ドル≒1億8千万

しかしジミーは、「だけどそうはならない。バーでのイタズラじゃない。ハワードを徹底的に痛めつけることになる。そうなればカレは弁護士の資格を失うことになる。それはやりすぎだ。上手くいく保証もない」と現実的な話じゃなく冗談だと言うが、「キャリア上の小さなつまづきよ」とキム。
その態度にジミーは、「冗談だよな?」と聞くが、キムはふざけて、ちゃんと答えず、風呂場に消えてしまう。

 

ラロ・サラマンカ邸

ナチョはラロを自宅へと送り届けた。使用人たちはラロの帰宅をよろこび、ご機嫌のラロ。
使用人の数は、料理人、庭師、警備担当など含め7人ほどで、ケータイは圏外だった。
ナチョはラロに勧められ、宿泊することに。

ガス・フリングからの指令

ラロから、「ドン・エラディオに会わせる。気に入られれば昇進できる」と話しを聞いているところへ、着信が。圏外のハズのケータイに非通知で電話がかかったのだ。
ラロがいないとことでその電話を受けたナチョに相手は、「裏口の門を今夜3時に開けろ。あんたは逃げろ」とだけ言い、電話は切れ、また圏外に変わった。

 

麻薬カルテル

ナチョの運命

ドン・エラディオの邸宅ではボルサがガス・フリングが稼いだカネを納めていた。
そこへ陽気にやって来たラロ。

ラロは早速ドン・エラディオに、トランクに上納金を入れたフェラーリをプレゼントすると、今後アメリカを仕切る者として、ナチョ・ヴァルガを紹介する。
エラディオはナチョと話しをすることに。

「どうやってオレのためにカネを稼ぐ?」と聞かれ、縄張りを開拓して守ると自分のプランを伝えたナチョ。エラディオはその計画に興味を持ったらしく、「お前はビジネスマンだな。望みはなんだ?」と問う。
「敬意です。自分で決めて自分のやり方でやりたい。誰の意のままにもなりたくない。常にビクビクせずに暮らしたい」とナチョ。エラディオは、「気に入った」と乾杯。ナチョの昇進が決まった。

 

ガス・フリングの作戦

真夜中、指示どおり裏口の扉を開けるためにナチョは動きだすが、予想外にラロがいた。

「眠れないタチか?」とお酒を勧め、「今日はよくやった」と労うラロと、お酒を飲むことになったナチョは、「もう少し強めの酒が欲しい」とキッチンへ戻ると、フライパンに油を入れて火にかけ、ラロのところへ戻る。
程なくして、キッチンから煙が出ているのに気づいたラロは、慌ててキッチンへと向かう。
その隙きにナチョは裏門を開けたナチョ。裏門には既に、ガスに雇われたスナイパーたちが待機していた。

そのまま逃げるナチョ。
スナイパーたちはラロ邸に侵入する。

壮絶な戦い

キッチンで使用人と話しているラロを狙うスナイパー。それに気づいたラロは使用人を盾にして襲撃を交わすと、フライパンの油をかけてスナイパーを撃退。
銃を手に、隠しトンネルで外に逃げると体制を立て直し、襲撃犯に立ち向かう。
ひとり残して全員を始末したラロ。

ラロはスナイパーに馬乗りになる。
「仲介者がいる。雇い主はわからない」と言うスナイパーにラロは、「もう分かってる。電話して、かなり手こずったがやり遂げたと報告しろ」と言う。
そしてラロは、ナチョが消えていることに気づいたー。

 

感想

ほんまラロは不死身。そしてナチョの命が危ないんじゃないのかな?コレ。
シーズン5の放送は2020年。そしてシーズン6がファイナル・シーズンになります。全13話。
つまり残り13話でベター・コール・ソウルが完結するんですよね
あー、終わりたくないけど先が見たい。矛盾を抱えてシーズン6に突入します。

 

コメント

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