ハンドメイズ・テイル 5 #8 母国(相関図付)

海外ドラマハンドメイズ・テイル

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#8 母国 Motherisland あらすじ

ジューンは思わぬ人物から、無視できない魅力的な提案を受ける。
一方、息子ノアと引き離され、収容施設にいるセリーナは、必死で味方を探す。

 

相関図

まとめ

現状

不法滞在で収容施設に拘留中のセリーナは、何度も何度もジューンに電話をかけ続けていた。
もちろんジューンは電話に出ないが、ルークはジューンがセリーナを助けた理由が納得できないらしく、「オレたちを仲間と勘違いしてる」と苛立つが、ジューンは、「森の中で赤ん坊を死なせたくなかっただけ」と説明する。

トロントでは今、アメリカ移民に退去を求めるデモが過激になっていた。
そしてとうとうジューン宅にも落書きが。
ルークは、「カナダを出て他の国に行くか?」と言うが、「ハンナがますます遠くなる」とジューン。

セリーナ

頼りのジューンとは連絡がつかず、息子ノアが心配で仕方ないセリーナは、ノアの安全を確かめ、様子を聞くためにウィーラーの妻アラニスを、”母乳を渡したい”と理由をつけて呼び出す。
不満気にやってきたアラニスにセリーナは、非礼(エズラを撃ち逃げ、出産したこと)を詫び、ノアの様子を聞くが、アラニスは、「ファーバー式で育ててるけど、泣き止まないし、お乳も飲まないて大変よ」と文句を言い出す。

エズラは命に別状なし
ファーバー式とは、ギレアドが推奨している育児方法で、強い心が育つよう、泣いても抱っこせず、泣き止むまで見守る方式。

セリーナは、「抱きしめて安心させてやって」と言うが、アラニスは、「私のやり方で育てる。あなたは母親の資格がなさすぎる。ノアのことは任せて」と帰ってしまう。

 

ギレアド

ローレンスの権力

ギレアドは、脱国者が後を断たず、国は弱体化。カナダはギレアドの難民受け入れに辟易していた。
パットナムが死に、力を持ったローレンスは、カレがずっと提唱している、【新ベツレヘム計画】をスタートさせることに。

新ベツレヘム計画とは、島に居住地を建設、恩赦を受けた亡命者が生活できるエリア。
一国に2つの制度がある香港式の計画

司令官からは数々の懸念があがるが、ローレンスは、当面この島の存在は伏せ、計画を進めると言う。

 

トロントにやって来たローレンス

ジューンへの提案

難民と面会するためトロントにやって来たローレンスはジューンに連絡し、会う。
新ベツレヘム計画で新たな住居を島に建設した。キミを迎えることができる。処刑はない。女性も学ぶことができるし、侍女もいない。亡命したものが罰を受けず母国に戻って暮らせる場所だ。ハンナが家庭を持ったたら、そこへ移動させよう。そうすればキミは成長して子どもを持った娘宅を訪ねることもできる。つまりハンナと一緒に暮らせるってことだ。この計画にはニックも関わってる。考えてくれ」と言う。

ルークは、「ギレアドでは暮らせない。断る。ローレンスを信用してない。12才の少女と年寄を結婚させる国だ」と頭ごなしに反対するが、「そんな国だからこそハンナの側に行くべき。ハンナのためならリスクだって取る」とジューン。しかしルークは、「重要なのはハンナを脱出させることだ」と引かない。

ジューンは、「アメリカ政府は何一つしてくれてない。でもローレンスは、天使のフライト、エミリーとニコールの脱出、メーデーを匿い。フレッドの身柄引き渡しまで手を貸してくれた。危険を冒して何度も力になってくれた」と主張するが、「キミがセリーナを助けたことさえ信じられない。オレはヤツらから受けた仕打ちを忘れない。キミは判断が鈍ってる」とルーク。

その言葉にジューンは、「私の気持ちを分かってない。だからセリーナと赤ちゃんを引き離したのよ」と反論するが、ルークは、「キミを守るためだ」と。
「そんなことは頼んでない。守ってもらう必要はない。だけどハンナは違う」と言う。

セリーナとの面会

ローレンスはセリーナとも面会する。
セリーナは対応が遅いと嫌味を言い、「ここから出して、ノアを返して」と要求するが、ローレンスは、「迷惑をかけている割に要求が多すぎる」と言い、セリーナの身柄はウィーラー夫妻が受け入れると言う。
それを聞きセリーナは、「それだけはイヤ。ウィーラー夫妻はノアを奪う気よ。。私は侍女じゃない」と訴えるが、「ノアを育てる権限はウィーラー家にあるがキミにはない。子どもの側に居たいなら、選択肢しかない」とローレンス。

 

ジューン

トゥエロの頼み

翌朝トゥエロがジューン宅へとやって来た。
トゥエロは、ローレンスから申し出は、アメリカを完全に潰すためにレジスタンスの象徴であるキミを利用したいだけ。提案に乗るべきじゃないと言うが、「そんなことはどうだっていい。捕まってまで得た情報はどうなっているの?機密事項だって聞く権利がある」とジューン。
トゥエロは、軍事措置を開始すると打ち明けるが、ジューンは、「それはハンナのことじゃない。ローレンスはハンナと会えるようにすると約束した」と言う。
トゥエロは、「今はムリだが信じて欲しい。国を信じてくれ」と頼む。

母の気持ち

ローレンスの提案に乗るなと言われたジューンは、「あなたならどうする?」とリタに聞く。
リタは自分の気持ちを言うのを躊躇するが、「ギレアドには戻らない。だけど、息子が生きていたら・・・あの子に会うためなら何だってする。世界の果てだって行く」とジューンの気持ちに理解を示す。

セリーナと向き合う

ジューンは拘留所のセリーナに会いに行く。
新ベツレヘム計画について聞くジューンにセリーナは、「その構想は建国当初からローレンスが提唱していた。具体化させるだけの権力を得たのだろう」と言う。
そしてセリーナは、「私の権利を擁護してくれる人を探して」と言う。

「私たち、友だちじゃない」とジューン。
セリーナは、「でも許してくれた。私を助けてくれたわ」と言うが、「まさか、許せるワケがない。子どもに罪はないからよ」とジューン。
ジューンの援助はないと悟ったセリーナは、「私はどうしたらいいの?」と問うが、「ウィーラー家に戻ればいい」とジューン。
セリーナは、「どうしたら私の子を奪おうとする女の家で暮らせる?」と言うがジューンは、「それを私に聞くの?」と。

まさしくふたりの立場が入れ替わったのだ

「どうやって暮らせたの?」と言うセリーナに、「夫妻の家に戻って侍女のように振る舞うの。でも心の中は常に夫妻を陥れる計画を練る。どうやって復讐するか考えるの」とジューン。「そうしてたの」と言うセリーナに、「そしてフレッドを殺され、あなたはこんなことに。ヤツらの所に戻らないとノアは救い出せない。私なら戻る」と言う。

ローレンスとの交渉

ジューンはローレンスに会いに行くと、ハンナの結婚を止めて欲しいと要求する。
しかし、「私にその権限はない。ギレアドはギレアドだ」とローレンス。ジューンは、「ギレアドでは皆、女性はレイプされ拷問され虐待される。それがあなたが作り上げた世界よ」と罵るが、ローレンスは、「それに気づいていないと思うか?」と反論する。
「人類を救おうと考えた理念が一人歩きしてしまった。後悔している。だからこその新ベツレヘムだ。過去は変えられないが何とかして未来を救うための計画だ。ハンナは阻止できなくてもニコールが大きくなる時にはギレアドは良くなってるハズだ。10年後には変わる。人権を踏みにじらない国になる。自由に出入りできる国に生まれ変わる。キミが必要だ。一緒に正してくれ」と。
「ほんとうに正せると思うの?」と言うジューンに、「正せると信じるしかない。他に道はない。過ちを正すかエレノアのように死を選ぶか、どっちかだ」と。

ジューンの決断

ローレンスの言葉に心揺れるジューン。
そこへ小包が届く。
ジューン宛てで、中身はDVD。そこには、学校生活を送るハンナが動画で映っていた。
その姿を見て涙するジューンとルーク。

「やっぱり行かないと。あの子が待ってる。どこだってあの子の側にいて守らないと」と言うジューンに、「でもキミを行かせられない。キミが壁を越えた途端、キミが処刑されることも十分ありうる。何か方法はあるハズだ」とルーク。
ジューンはとうとう言ってはイケナイ言葉、「この7年、あなたは何をしたの?何もしてない」と言ってしまう。
それでもルークは、「キミが向こうへ行けば二度と戻って来ない気がするんだ」と言うが、「どうかしてるとわかってるけど、私がハンナを置き去りにしてきたの。ここには居られない。あの子を見捨てて来た。だから戻らなきゃいけない」と決意する。

ルークはそのDVDをトゥエロに渡すことに。
トゥエロは、「あらゆることを尽くしてこれに対処する」と約束する。

 

新ベツレヘムで

制裁解除を取り付けギレアドに戻ったローレンスは、「次は、政治改革に着手する。ジューンは恐らく移住するだろう。2年以内にはニコールも連れて来るだろう。私は信頼できる司令官を置きたい」と言い、二の腕として働いて欲しいとオファーする。

 

セリーナ

ウィーラー家で生きる

ウィーラー家に戻ったセリーナは、非礼を謝罪、「授乳のために戻してくださり感謝します」と礼を述べる。
アラニスは、「授乳は許すけど母親業はすべて私がする。とりあえずあなたは母親不適格だと認めるところからね」と高飛車な言葉を浴びせるが、ノアの泣き声で2Fに駆け上がったセリーナは、ノアを抱き上げ、感動の再会を果たす。

吉報

待っても待ってもトゥエロからの連絡はなかった。
いたたまず買い物に出たジューンのケータイが鳴った。
トゥエロは、「ハンナの学校の場所を突き止めた。今から奇襲をかけて助け出す」と言う。
ジューンはルーク、モイラと抱き合い喜ぶー。

 

感想

全10話なので、もうシーズン5も終わりますよね
結構楽しみに待ってたドラマなので、さみしいなぁ@

セリーナが侍女待遇になったのは、ざまぁみろ気分だけど、なんだかセリーナのことも可哀想に思うんだよね。セリーナも突然、上から目線の時があるし、厚かましい時もあるから、一度侍女的立場をやれば良いとは思うけど。
ところでハンナを助け出すために奇襲をかける・・・って危険じゃないのかな?

コメント

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