リッパー・ストリート 2 #1

リッパー・ストリート
リッパー・ストリート

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主な登場人物

キャスト名説明
エドムンド・リード警視庁警部補
ベネット・ドレイク部長刑事
ドナルド・アーサトン巡査長
ホーマー・ジャクソン大尉
アメリカ人軍医
フレッド・ベストスター紙の記者
ロング・スーザン売春宿の女主人
エミリー・リードリード警部の妻
デボラ・ゴレン孤児院の院長
フレッド・アバーライン元警部長
ジェームズ・モンロー警視総監
ベラベネット・ドレイクの妻
フレデリック・トリーブス医師
モーリス・リンクレーターK管区刑事
シャインの部下
シャインK管区署警部補
バートンK管区署刑事
ブラッシュ・パン中国人の女性

#1 Pure as the Driven あらすじ

1890年、イーストロンドンH管区署は、収監者で溢れ暴動が止まらない状況だった。
ある日、管轄内で、K管内署の刑事モーリスが串刺しになっていると連絡が入る。
リードは駆けつけ捜査するが、K管内署のシャイン警部補が捜査は自分たちですると言い出す。

 

まとめ

1890年 (シーズン1から1年後)

H管区チックサンドでの事件

H管区署では、収監者で溢れ、暴動が止まらず、アーサトン巡査部長は頭を悩ましていた。

そんなある日、チックサンド地区で、下宿の2階の窓から刑事が落下。太ももが鉄柵に刺さり、串刺し状態だと報告が入り、リードらは現場へ向かう。

男を見たドレイクは、その男が、K管区の刑事モーリス・リンクレーターだと言う。
リードはドレイクに、病院まで同行し、刑事だと言ってトリーブス医師に執刀してもらえと指示する。

 

現場検証

現場は中国人女性の部屋だった。
リードは鏡台からモルヒネを発見。
金も見つかり、かなり羽振りが良さそうだった。
しかし部屋には争った跡がない。
リードとジャクソンは、モーリスが鉄柵に垂直に刺さるには、2人以上の男に放り投げられたか、飛んだのだろうと推測する。

 

病院搬送中

ドレイクとモーリスは戦地で共に戦った仲間だった。
「何があった?」と聞くドレイクにモーリスは、「この街は大変なことになる。苦しみの波が来たら、大惨事になる。紅海のようになる」と意味不明のことを言うのだった。

 

病院で

医師トリーブス

病院に運ばれたモーリスは、外科医トリーブスの執刀で治療を受ける。
トリーブスは腕の良い外科医だが、治療第一優先の扱いにく男だ。

モーリスの所見は以下

・モーリスの胸部には拳大の打撲痕
・膝頭が砕けた傷痕
・太ももには感染症と注射の跡が多数

病院には、「エレファント・マン」と呼ばれるメリックが、住んでいたが、カレは人目が少ない夜中に散歩するのが楽しみだった。
H管署はメリックの外出時、警護するなど良い関係で、リードもメリックを尊敬できる人物だと言う。

 

K管区警察

病院にやって来たK管区のシャイン警部補とバートン刑事は、「H管区内での事故だが、捜査はK署がやる」と言い出す。
シャインは手術が終わったモーリスから話を聞きたいとトリーブスに言うが、「当分のあいだ、面会謝絶だ」と言われてしまう。

 

捜査 1

中国人女性の正体

中国人女性が娼婦である可能性を考え、リードはスーザンを訪ねる。
女性の写真を見せられスーザンは知っていると言う。

以下の情報がわかった

2年前、香港からやってきた。
スーザンがスカウトしたが、娼婦に身を落とすなんてとんでもないと激怒。
通称 ”ブラッシュ・パン”と呼ばれている
何かしらの稼ぐ手段を持っている様子だった

 

犯人の推測

ジャクソンは、パンの部屋にあったモルヒネをネズミに打ち、その効果を調べる。
モーリスの所見は、胸部に拳大のアザがあったのみ。部屋にも争った形跡がなかったことから、複数の人間がモーリスを投げたとは考えにくいとジャクソン。
以前、中国人大道芸人が、打撃ひとつで大男を飛ばすのを見た。
ワザを持っている男がひとりでやった可能性があると示唆する。

リードはパンの部屋の押収物から、麻雀に使う点棒を見つける。
ドレイクは、中華街に行けば雀荘はすぐに見つかると言うが、そこはK管区署の管轄だった。

 

第二の事件

中国人街の雀荘

雀荘の奥でパンは白人の男にモルヒネを打つ。
そこへ、「農家の男が面会に来ている」と仲間がパンを呼ぶ。

パンはその男を見て、会うことなく店を出る。
雀荘の用心棒は、男を始末しようとするが、それに気づいた男は、拳ひとつで用心棒を吹っ飛ばしたー。

 

雀荘での騒ぎのあと

雀荘へ来たリードを見てシャインは、「麻雀に興味があったのか?」と茶化すが、「モーリスが落とされた下宿にパンと言う女性がいた。証拠に基づいての捜査だ」とリード。
シャインは、「聞き込みをしたが、モーリスを落とした男はひとりだった」と言う。
「ここはK署管区だ」とシャインはリードの介入をイヤがるが、「米国人の意見は聞いておけ」とジャクソンに検死をさせる。

雀荘の奥の部屋で、首を斬られ、下着姿で死んでいる男の太ももには、いくつもの注射跡があり、モーリスと同じだった。
死体の側にはパンの部屋にあったのと同じモルヒネがあった。
「つまり、ふたりともモルヒネ中毒か?」リードは推測するが、「バカな。モルヒネは違法じゃない。痛みがあり、職務を果たせるよう打ったのかも?」とドレイクはモーリスを擁護する。

男の持ち物の懐中時計には、ドイツ語で、”フロリアン・ヤンカー”と名前があり、60才の誕生日記念と記されていた。
しかし、目の前の死体は30代ー。
ジャクソンは遺体から、紋が入った刃先を見つける。
それを見たシャインは、「中国マフィアの ”三合法”の代紋だ。中国マフィアの縄張り抗争に、モーリスもドイツ人も巻き込まれたんだ」と言う。

それぞれの現状

・ドレイクはベラと結婚した。

・ジャクソンは、潜伏生活をする必要がない今、英国を出てどこかで
 新しくはじめようとスーザンに言うが、スーザンは、決断できない。

・リードは警察署で寝泊まりし、身の回りのことをスーザンの店の娘に助けてもらっていた。
 リードはスーザンに、ジャクソンには内緒にして欲しいと言い、スーザンもOKしている。
 自宅にエミリーの姿はない。

 

スーザンの抱える問題

スーザンはダガン氏から、賃料500ギニーの即刻支払いの請求書を受取り、慌てる。

「酷いじゃない」
ダガンに会いに行ったスーザンは言うが、「キミが英国で仕事ができるのは私のおかげだと忘れるな。家主として好きにできる。お前は私の持ち物だ」とダガン。

 

真相に迫る 1

ドレイクの行動

モーリスに面会に行ったドレイクは、薬物中毒症状で苦しみモーリスを見てしまう。
ドレイクはモーリスの所持品からあるものを見つける

モーリスが持っていたのは、香港からロンドンに運ばれた ”アヘン136キロ” の受領証だった。
そして、荷主はパン、受取人はモーリスだった。
ドレイクは、モーリスの性格から考え、女の手下はあり得ず、首謀者でもないと推測する。

 

船荷倉庫で

リードとドレイクは船荷倉庫へ行き、アヘン136キロの荷を確認した。
リードは人影を感じ隣の部屋へ行く、男は後ろからリードを襲撃しようとしていたが、それを阻止したのはドレイク。
男はひとりでリードとドレイクを相手にする。
素早い身のこなしと拳ひとつでドレイクを跳ね飛ばし、「警察め」とドレイクの首をへし折ろうとした時、「待て!待て!望みは何だ?」とリード。

「パンは?何処だ?アヘンを輸入したお前のボスと一緒にいるんだろ?」と男は言うが、「私たちもパンを捜しているんだ」とリード。
男は、「妹を帰郷させる。両親の名誉のために。妹を誘拐したのは警官だ。妹はどこにいる?」と言う。

リードは気づく。
香港警察にいたシャインが黒幕であることに。
「キミの妹は、アヘン貿易のために別の男に連れて来られたんだ。カレじゃない。離すんだ」と説得し、ドレイクを助けた。
男は走って逃げ去った。

シャインとパン

男女の関係であるシャインとパン。
シャインは兄がロンドンへ来た理由を聞く。
「名誉と復讐とこの私をカタギにするために来た。兄に殺されるわ」とパンは言うが、「いっそ殺して欲しい。キミが香港に帰ったら、生きて行けない」と言い、ふたりはひとつになる。

 

真相に迫る 2

雀荘で死んだ男の正体

署に戻ったリードを待っていたのは驚くべき事実だった。
雀荘の死体は、ドイツ人薬剤師”フロリアン・ヤンカー”とされていたが、ヤンカーはは1888年に何者かによって殺害されていた。
殺害容疑で名前があがったのは、”ヨハン・カーステン”、当時31才のヤンカーの助手。
今回、雀荘で殺されたドイツ人は、カーステンと分かる。

 

パンが使っているヤクは?

ジャクソンはモルヒネテストをしたネズミの反応が、モルヒネのものとは違うと分かり、カーステンに使われたモルヒネを分析。モーリスに使われたものと一致したことから同じものを生成し、自分に打って確かめることに。

モルヒネを打ったジャクソンは嘔吐し、朦朧として幻覚を見る。

リードに声をかけられ気づいたジャクソンは、「アヘンの10倍の麻薬作用だ。はるかに強烈。この薬を使えばのめり込み、廃人になる。アヘンから生成すれば安価でできる」と言う。
リードとドレイクは、モーリスに真実を吐かせることに。

 

モーリスの口を割らせる

リードとドレイクは禁断症状に苦しむモーリスに「パンのクスリと同じものだ」と注射器を見せる。
「打ってくれ!」懇願するモーリスにリードは、「質問に答えれば打ってやる」と言う。

モーリスは以下を吐く

このヤクは近々市場に出回る。
カーステンは、”ヘロイン”を製造した。
製造所はチックサンドの下宿の地下室。

リードは、「シャインが犯した罪をすべて吐け。償いのチャンスだと思って言ってくれ」と言うが、先に注射を打ってくれる懇願するモーリス。
リードが注射を打つと、モーリスは意識を失ってしまった。

そこへやって来た医師のトリーブスは、「リード警部補、面会謝絶の指示を無視したな」怒りを顕わにするが、リードは、「この街の将来はこの男が握っている。続けさせてください」と言う。
もちろんトリーブスが許可するワケもなく、リードは追い出される。
トリーブスは、モーリスの腕に残る注射跡を見つけてしまう。

 

チックサンドの下宿

バートン刑事はパンを下宿へ連れて行き、「全部処分しろ」と指示する。
パンの兄は、下宿までやって来た。

リードとドレイクは、下宿の地下室へと踏み込む
そこにはパンがいた。
「法は犯していない。合法の商売よ」パンは主張するが、「この街に害悪をもたらすな!女に手錠をかけろ!」リードが指示した瞬間、パンの兄が出て来て、「勝手はさせん。俺が故郷へ連れて帰るんだ」と言う。

「今回はそうはいかないんだ」ドレイクはそう言い、男と対峙する。
男は大勢の警官にひとり立ち向かうが、しなやかな動きにとてつもない剛力で、警官を次々に倒す。
パンもモルヒネのガラス瓶を投げ、応戦する。

兄はパンを連れて外へと逃げるが、玄関前でジャクソンがふたりに銃を向けた。
リードはふたりに、「香港に連れて帰ろうと、彼女の罪は晴れないぞ」と言うが・・・・

そこへやって来たのはシャイン警部補とバートン刑事。
「リードに先を越されたな。新しい麻薬から市民を守るとは表彰ものだ。ふたりの逮捕に感謝する」とシャイン。

リードは自分の犯罪を隠し、パンとパンの兄逮捕を自分の手柄にしようとするシャインをこのまま許せなかった。
「シャイン、逮捕したければ戦え。私の管轄だ。私の法に従え。有能なんだろ?自分で逮捕しろ」とリード。
ジャクソンは銃を下ろし、シャインとパンの兄の一騎打ちになる。

「俺のことを覚えているか?」中国語で言うシャインに、「忘れるか。家族の仇め」と男。
しかしシャインが強くても、男の動きにはかなわない。
シャインは首を絞められてしまう。
「幼い妹を誘拐したな」男はシャインの首を締め上げていく。

その時、パンが兄の背中をナイフで刺し、「私の未来は私のものよ、兄さん。温めてくれるのはカレなの」と中国語で言う。
男は崩れ落ち、リードはパンを逮捕、連行するよう指示する。

「警官を守ったのに?何の容疑だ?」シャインは言うが、「キミは2度と彼女には会えないぞ」とリード。
連行されていくパンは、「私を逮捕させるの?卑怯者。兄に殺させるんだった!」と叫ぶ。
リードはシャインに言う、「キミは他にも罪を犯してる。近いうちに暴いてやるから、覚悟しておけ」と。

 

事件が解決して・・・

シャインの画策

真夜中、モーリスの部屋に窓から忍び込んだシャインは、「お喋りが過ぎたようだな。ヤクが欲しいからって、他のことまでバラされちゃたまらない」と言う。モーリスは、「私はあなたの忠実なシモベでした」と訴えるが、「だからこそ頼みがある。最後の頼みだ。ある警部補に罪をかぶせたい」そう言いながら注射を準備し、モーリスにヘロインを打ち、モーリスを殺した。
たまたま日課の散歩をしていたメリックは、窓越しにシャインがモーリスを殺害するのを見てしまう。

 

シャインの警告

パブで酒を飲んでいるリードとドレイクの前に現れたシャインは、「お前は清廉潔白らしいが、モーリスがさっき逝ったよ。お前は病室に忍び混んでモーリスに注射を打ったんだろ?トリーブスが言ってたぞ。あばよ、老いぼれ」と捨てセリフを残して去って行った。

 

感想

シーズン2は少し雰囲気が分かって面白いスタートです。
ウレシイ情報は、ドレイク刑事が結婚してたってことですね~
ジャクソンが、「新婚でヤワになったか?」と言った瞬間、どっちと結婚?誰と?って考えちゃいましたが、ベラでした。
うんうん、幸せそうなシーンもあって良かったです。

それと対極に不幸の道を一直線なのはリードのよう。
もう自宅にエミリーの姿はなかったです。
離婚はしていないようだけど、エミリーは施設で生活し、リードとの生活を拒否してるんじゃないかな?と思います。
マチルダを捜査に連れて行き、事故に巻き込まれた・・と聞かされ、事故はリードのせいではないけれど、そこへ連れて行ったことを許せるワケがありませんものね。
ツラいけど、修復は厳しいと思います

K管内署のシャイン警部補との話がベースで進むのかな?

シーズン2も変わらずGOT俳優が登場しそうです。
今回は、ベンジェン叔父を演じたジョセフ・マウルがシャイン警部補でした。

あと医者のトリーブスを演じたのは、「ザ・テラー」で、ドクター・グッドサーを演じたポール・レディでした
今回も医者役ですが。

 

 

 

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