リッパー・ストリート 1 #5

リッパー・ストリート
リッパー・ストリート

 

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主な登場人物

キャスト名説明
エドムンド・リード警視庁警部補
ベネット・ドレイク部長刑事
ディック・ホッブズ巡査
ホーマー・ジャクソン大尉
アメリカ人軍医
フレッド・ベストスター紙の記者
ロング・スーザン売春宿の女主人
ローズ・アースキン売春婦
ジャクソン軍医のお気に入り
エミリー・リードリード警部の妻
デボラ・ゴレン孤児院の院長
フォークナー大佐戦場で一緒だった大佐

#5 The Weight of One Man’s Heart あらすじ

最近、輸送馬車を狙った強盗事件が相次いで発生、今回は宝石店の馬車が狙われた。
リードはその手口を調べ、捜査を開始する。
一方ドレイクは、ローズと初デートする。ローズが好きでたまらないドレイクは、安月給の現状を憂う。
そんな時、兵役時代の上司、フォークナー大佐と再会したドレイクは、大佐から信じられないオファーを受ける

 

まとめ

ベネット・ドレイクの恋 1

ドレイクはローズをデートに誘う。
洒落たスーツを着て、花束を買い、芝居のチケットを用意したドレイク。
ふたりは楽しい時間を過ごす。
ローズは女優になりたいと夢を語り、つがいのインコを欲しいとねだるが、安月給のドレイクは、10.6ポンドのインコさえ買えなかった。

そこへホッブズが、事件発生を知らせにやって来て、楽しい時間は終わってしまう。

強盗事件発生

輸送馬車を狙った強盗事件が続いていた。
今回は、宝石店の馬車が狙われた。

捜査の結果、以下がわかる

・強盗団は武器が豊富である
・新型耐爆製金庫に穴を開けることができる ”何か” を持っている
・輸送路を変更したにも関わらず襲撃された。内通者がいるのか?
・かなり腕前のある狙撃手がいる
 (走っている馬の眉間を11発で撃ち抜くほど)

 

捜査 1

検証

耐爆製金庫は、発煙弾でも黒色火薬でも穴を開けることは不可能だった。
よって、”” を使って金庫を開けたかは不明のまま。

使われたのは45口径のライフル銃 ”ホイットワース”、名手が好む銃だとわかる。

 

宝石店の馬車が狙われた理由

リードは、前回強盗に入られた「W&H保険会社」に、”盗まれた保険証券リスト”を頼んでいた。
リストを署に持参した代表のウィーンは、「社内に現金がなかったのが幸いでした」と言うが、「お宅の会社に侵入したのは、保険証券を奪うためだ。だから今回の宝石店の馬車襲撃ができたんだ」と言われ、青ざめる。
「W&H保険会社」には多くの顧客がいて、証券には警備、在庫情報など重要事項が記載されているからだ。
「顧客のすべてが強盗団に襲われる危険があるなんて、世間に知られたら終わってしまう」とウィーン。

その時ホッブズがあり得ない情報を伝える
「たった今、盗品が宝石店の戸口に返されました。戻っていないのは1点 ”ブルーサファイア”だけです」と。
リードは、宝石1個のために、あんな大がかりな襲撃をすると思えず、謎は深まる。

 

突き止めたジャクソン

大型耐爆製金庫に穴をあけたのは、軍で使用する物資、”リダイト” であることを突き止めたジャクソン。
リードは、配給元を探るよう再び指示する。

 

交渉するドレイク

ドレイクは話があるとリードに言い、自分の働きを評価してくれるのなら賃上げをして欲しいと言う。
「評価はしている。しかし賃上げが可能かは何とも言えない。教えてくれ。それは君自身の希望か?ローズに言われたのか?ローズが好きなんだろ?売春婦が親しげにするのは、金をもらえるからだ」リードはズバッと切り込む。
ドレイクは驚き、「違う。警部補は彼女を知らないんです」と言うが、「職務上、多くの売春婦と接してきた。そういうことも知っておくべきだ」とリード。
その言葉に深く傷ついたドレイクは、「こんな要求、思い上がりでした」と言い、足早に部屋を飛び出してしまう。

 

フォークナー大佐

再会

飛び出したドレイクの様子が気になりリードは追いかける。
するとドレイクは、警察署の入口で、軍隊時代を共にしたフォークナー大佐と再会していた。
ドレイクはリードにフォークナーを紹介する。
フォークナーは、退役する前に所用がありロンドンに来た。私の退役を祝って一緒に食事をしようと言い、「警部補殿も一緒に」とリードを誘う。

食事の席で

食事をしながらフォークナーは政治批判をする。
リードはフォークナーが付けているネックレスが、以前に博物館で見たものと似ていることに気づく。
フォークナーはリードがネックレスに興味を持っているのに気づき、見せながら「エジプトの墓で見つけた ”ハート・スカラベ”だ」と説明。
話の流れから、「人に言えない罪があるのか?」と聞いたリードに、「戦争へ行った者はそんな質問はしない」と言い、出征してないリードが警部補であることを批判、祖国のため戦った退役軍人は感謝も救済もされず、いかに生活が苦しいかと言う持論を展開した。

 

フォークナーの目的

食事のあと、路地を歩きながらフォークナーは、「警察の仕事にも、質素な生活にも満足か?」と聞くが、「それはどう言う意味ですか?」と聞き返すドレイクに返事をせず、路地に座るホームレスの退役軍人に声をかけ、恵みを与えた。

ドレイクはフォークナーを自宅に招いた。
テーブルにあった「女性の誘い方」の本を手に取り、「気になる女性がいるのか?求婚するのか?」とフォークナー。
ドレイクが、「彼女が承諾しません。安月給ですから」と言うと、フォークナーは、「手段を選ばず、彼女が好きならモノにしろ。悩むことはない」と言う。
酒が飲みたいと言うフォークナーのために隣の部屋に行ったドレイク。
その間にフォークナーは姿を消していた。
テーブルの上には、袋に入った ”ブルーサファイア” が置いてあった。

 

決断を迫られるドレイク

翌朝、ドレイクはフォークナーの居場所を探しだし、”ブルーサファイア”を返す。
「上司(リード)に俺が強盗団の一味だと報告したのか?」と聞くフォークナーにドレイクは、「今止めれば、黙っておく。ロンドンを出て下さい。今すぐ」と言う。
しかしフォークナーは、「まだ大きな仕事が残ってる。お前の力を借りたい」と言い出す。
「私は警官です」とドレイクは言うが、フォークナーは、「では正義とは何だ?お前は道で会った退役軍人の前を素通りしようとした。俺たちの兄弟だぞ?祖国に仕えた者をゴミ同然に扱うこの腐った国に真の裁きを教えてやる!」と迫る。
「大佐、ご勘弁を」ドレイクは言うが、フォークナーは銃をドレイクの顔に突きつけ、「お前ほどの軍人が、リードの忠犬で終わるのか?お前は俺が鍛えた戦士だ。リードは忠実なシモベが必要だからローズを遠ざけようとするんだ。ローズの胸の中で眠りたくはないか?国から褒美を貰って優雅に暮らそう。裕福になれば、ローズはお前のものだ」と言うのだった。

強盗団の狙撃手を追う

射撃場で

リードは射撃場のオーナーに、腕の良い狙撃手を尋ねると、”ドゲット” の名前は挙がった。
ドゲットは1番の名手だったが、盗難事件を起こし、今は除籍されていた。

 

ドゲットの自宅

ドゲットは留守だった。
リードの指示でドアを蹴破り家宅捜索するふたり。
部屋にはライフル銃があり、暖炉からは焼け残った保険証券の写しが見つかる。

口笛を吹きながら帰宅したドゲットは・・・異変に気づく。
逃げようとしたドゲットを追いかけるドレイク
するとドゲットは、「知ってるぞ。女神に取り憑かれた軍曹だろ?悪く思うなよ」と言って隙をつき、ドレイクの腹を膝蹴りし、逃げた。
ドレイクは何とかドゲットのカバンを奪った。
その中には、どこかの証券の写しが入っていた。

捜査 2

リードは次のターゲットを絞り込むために、金庫メーカーの代表を署に呼び、新型金庫の購入者リストを提出するよう求める。
そして、そのリストと保険証券と照合するようホッブズに指示する。

 

ベネット・ドレイクの恋 2

ローズへの想い、ローズの気持ち

ドレイクの姿はスーザンの娼婦宿にあった。
ドレイクを見てローズは、「まぁウレシイ。私をご指名ですか?」と言う。
「違うよ、キミに話があるんだ。もし俺が金持になり女優の夢を手助けできるとしたら・・。キミが望むならパトロンに」とドレイク。
「なんてステキな申し出かしら」とよろこぶローズ。
しかしそこへスーザンがやって来て、「ローズ、お客よ」と言う。

スーザンは、「彼女と過ごしたいならお金を払って」とドレイクに言うが、ドレイクは、客にお尻を触られるローズを見て抑えきれない嫉妬に苦しむ。

 

苦悩

賭博場で遊ぶジャクソンは、ひとり煽るように酒を飲んでいるドレイクに声をかける。
「俺とお前は共通点がある。帰還兵の心の傷は決して癒えない。俺には分かる」とジャクソン。
しかしジャクソンは、ローズは娼婦だとハッキリ言う。
ドレイクは、怒りのあまりジャクソンに暴力を振ってしまう。

ドレイクは、戦場での悲惨な光景がフォークナーとの再会で、またフラッシュバックしはじめていた。

 

ドゲットを連行してきたドレイク

リードは焦れながらホッブズの調査結果を待っていた。
するとドレイクがドゲットを連行してくる。
「タレこみがあった。ブルーサファイアを売ろうとしていたところを捕まえた」とドレイク。

拘置所内でドゲットの事情聴取が始まった。
ドゲットはどれだけ殴られても強盗団の首謀者の名前を吐かない。
「脅しが通じると?暴力なんて屁でもない。計画を中止させたければ俺の条件を受け入れろ」とドゲットは交換条件を出す。
リードは飲むことに。

ドゲットは、自分を逮捕しない条件を出し、以下の情報を渡した。

・リーダーはホーキンス
・次のターゲットはメトロポリタン貴金属社

 

それぞれの動き

リード

リードはドゲットを事件解決まで牢獄に留置し、メトロポリタン貴金属に総員配置しろと指示する。
しかし署にドレイクの姿がなかった。

リードは、メトロポリタン貴金属社を張り込む。
そこへやってきたジャクソンは、「知人から情報を聞いた。強盗団は退役軍人で、リーダーの大佐は政府を憎んでいるらしい」と言う。
それを聞いたリードは、強盗団の首謀者がフォークナーだと知る。

 

その頃ドレイクは

ある場所にやってきたドレイク。
そこにいたのは強盗団。
仲間の中には戦場で一緒だった伍長のリンチもいた。
「また共に戦えますね。大佐に救われた。酒とクスリも止められた。国への復讐だ!」と言う。

強盗団の一味に加わったドレイクは、ターゲットの場所まで移動し、警備員に、「リード警部補の代理だ。強盗が入るとの情報だ。上司はいるか?」と言い、建物に入る。

 

警察署内で

ドゲットは隠し持っていたマッチと ”リダイト”を使いカギを爆破し、脱出、
署内も爆破し混乱を起こす。

そこへ戻って来たリード。
まさに逃亡しようとするドゲットを取り押さえたリードは、「フォークナーはどこだ?」と問いただすが、「もう遅い。今頃仕事にかかってるさ」と言う。

そこへホッブズが調査を終えて戻って来て、「候補は3箇所です」とリストを渡す。
それを見たリードは言う、「造幣局だ」と。

 

造幣局で

強盗団はクロロホルムを使って警備員を気絶させるが、リンチは暴力を使う。
「ケガをさせないハズだろ?」とドレイクは言うが、「殺さないと言ったんだ」とフォークナー。

建物に侵入した強盗団は、職員らを腹ばいにさせて銃を向け、「傷つける気はない。静かにしてれば無傷で家に帰す」と言う。
金庫は ”リダイト”を使って爆破した。
フォークナーは躊躇するドレイクにも、お宝を奪えと言う。

強奪中、ひとりの職員が立ち上がり、リンチに殴りかかるが、リンチは逆に殴りつけ、ドレイクが止めるのも聞かず銃殺した。
それを見たドレイクはリンチから銃を奪い取り、フォークナーに銃を構える。
当然、仲間はドレイクに銃を構える。

「ご挨拶だな、軍曹」とフォークナー。
ドレイクは、「これが最後だ。大佐は逮捕する。他の者は金を置いて去れ!」と言う。
フォークナーは、「ベネットはお前らの足元にも及ばないほどの軍曹だ・・」と言いながら近づき、隙を見てドレイクを仲間に捕らえさせた。

フォークナーは、「勲章などクソの役にも立たない。俺のこの猛烈な復讐心を政府は思い知るがいい」そう言って”リダイト”を撒く。
(火を点けられた爆発する)ドレイクは、近くの水槽を倒し、リダイトを使えなくした。
「お前は絶対に俺を裏切らないと思ったのに・・・」フォークナーがそう言った時、警察が造幣局に入ってきたと仲間が知らせた。

フォークナーはドレイクを人質にし、造幣局に立てこもるが、「フォークナー、投降しろ!」とリード。
フォークナーは窓際にドレイクを銃で脅しながら連れて行き、「リード! 来たらドレイクを撃ち、窓から落とす。警官を引き上げさせろ。そして仲間をこの国から安全に船出させてやってくれ。そうすればドレイクを解放してやる」と要求する。

「そんな要求はのめない」リードは言うが、「のまなければドレイクは死ぬ」とフォークナー。
するとジャクソンがリードにライフル銃を!と言う。

 

しばらくして

「フォークナー、要求をのもう。部下は帰した。安全に脱出できる」とリードが無抵抗を示し伝える。
リンチはドレイクに銃を構えながら、外の様子を見る。
警官がひとりもいないことを確認するリンチ。しかしドレイクは、物陰に隠れてライフル銃を構えるジャクソンを見た。
ドレイクはジャクソンの合図を見て、突然しゃがむ。
ジャクソンが撃った弾は、一撃でリンチを撃ち抜いた。
倒れたリンチから奪った銃でドレイクは仲間を始末する。
ドレイクは、戦場にいた時のように、取り憑かれたように戦った。
ジャクソンも遠くから援護射撃する。

最後はフォークナーとの一騎打ちになる。
ドレイクの戦いっぷりを見て、「戻って来たな、ドレイク。殺しの要求を抑える手術をしたそうだな?だがお前はまだ血を欲してる」とフォークナー。
しかしドレイクは言う。「もう昔の俺ではない。銃を下ろせ。お前を逮捕する」と。
続けてドレイクは、「外に出たら撃ち殺される。おしまいだ」と言う。
「他に道がなかった。お前ならわかるだろ?撃ってくれ。やるんだ!」フォークナーはドレイクに撃つよう求めるが、「できません」とドレイク。
「命令だぞ軍曹」フォークナーは言うが、ドレイクは言う、「もうあなたの軍曹ではない」とハッキリ言い切った。

 

フォークナーの最期

フォークナーは「リード、そこにいるんだろ?」と呼び、「ドレイクは銃を突きつけられ、仕方なく共犯になった。優れた軍人だったが警官としても有能だ。カレは無実だ。リード、今夜お前は、俺が戦地で見たものを見ずに済んだことを神に感謝してくれ」と言い、自ら銃で自殺した。

 

解決

事件は解決した。
「私の犯した罪は・・・」とドレイクは話そうとするが、リードはそれを遮り、「フォークナーの証言に疑う余地はない」と言う。

 

ベネット・ドレイクの恋 3

娼婦宿にやってきたドレイクは伝えたいことがあるとローズを呼び、「俺は貧乏だ。富や豊かさは与えられないが、この心のすべてをキミに捧げる。永遠に。がむしゃらに働く。そばにいて欲しい」と求婚する。
しかしローズの返事は、「ムリだと思う。警官の妻にはなれない。これからも友だちでいて欲しい」だった。

失恋したドレイクは、ローズのために買った つがいのインコ を空へと放った-。

 

感想

もう~メッチャせつない
つがいのインコを買ったドレイクの気持ちを思うと切なすぎる。
いつか、必ずドレイクのことを心から愛してくれる女性が現れます。そうであって欲しいわ

と言うことで、5話は、ベネット・ドレイク中心のエピソードでした。
見応えありましたね。
イケメンではないけれど、ジェローム・フリンは味のある俳優ですね。
独特の、カレにしか出せない匂いのようなものがあると思います。

そして今回もGOTファンがよろこぶキャストがありました。
ジョラー・モーモント役のイアン・グレンがフォークナー大佐で出演でした。

ジョラーとブロンの関わりだわ~と思いながら見てました(笑)

リードはジャクソンにかなりキツい態度で接しています。
まぁ、リードはジャクソンを信用していただけに、許す気持ちになれないのは仕方ありませんが。
結局、協力しあって捜査する中なのですから、それなりの状況に納まって欲しいものです。

 

コメント

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