レジデント シーズン4は全14話。
残り2話です。
#13 子どもたちの物語 A Children’s Story あらすじ
ニックのベビーシャワーの日。ビリーは親友ニックのためにパーティーを仕切るが、ビリーのケータイには頻繁にメールが入る。
火事に遭遇したデヴォンとデヴィは、管理人のダグを助けるため努力する。
”炎症性筋線維芽細胞腫”を患っているサミーを養子にすることを決めたジェイクとグレッグ。ベルはふたりを助けようと思いやりを見せる。
相関図
まとめ
患者ローズ、そしてデヴォン、ケイン
デヴォンはカフェでローズとケインが仲睦まじく会話しているのを見て、複雑な気持ちに。
しかしその後、胸の痛みと足の痛みを訴えたローズがケインに支えられERへやって来た。
ローズは命をすり減らしてまで遺伝子治療を受けた甲斐あって、最近では走ったりバレエ指導もできるようになっていただけに、「この痛みはクリーゼなの?遺伝子治療は失敗だったの?」とかなりナーバスに。
ヘモグロビンの遺伝子異常で発症し、慢性溶血性貧血や末梢血流閉塞による痛みがある疾患
【クリーゼとは】
発作のことを意味し、鎌状赤血球症の場合、激しい痛みで命が危険にされされる状態
ケインを人間的に認めていないデヴォンは、自分が大切に治療して来た患者ローズがケインと恋人関係でいることに微妙な気持ちを抱いていた。
検査の結果、赤血球の中に”鎌状赤血球”は見られずローズは寛解していた。
デヴォンから遺伝子治療の成功を聞き、「心からあなたに感謝してる。私の人生を変えてくれた」と感謝の言葉を伝えるローズに、「あなたがボクを信じてくれたからだ。ボクも感謝してる」とデヴォン。
ケインもその事実を聞き、ローズをハグしてよろこぶのだった。
アパート火災
通勤中、アパート火災に出くわしたデヴォンとデヴィはヘルプに向かう。
管理人のダグ・ジョンソンは、アパートに取り残されていた住民の息子タイを救助、外へ避難してきたと同時に倒れてしまう。
ERに運ばれたダグ。
ダグの症状から血胸になっていると判断したデヴィは、オースティンの指導で処置。ダグは一命を取り留め、デヴィのおかげだと感謝する。
しかし、検査の結果、ダグの折れた肋骨が大動脈に突き刺ささっており、奇跡的に止血している状況だった。
すぐに緊急手術が必要だと説明するデヴィに、「私はあなたを信頼してる」とダグ。
デヴィはオースティンの元、見事に難手術をこなした。
麻酔から覚めたらダグは、アパートの住民のことを心配するほど元気だったが、突然、心停止を起こしてしまう。
デヴィは必死に蘇生するが、ダグは助からなかった。
デヴィは、「何かを見落としたのかも知れない」と自分を責めるが、デヴォンは、「オペは完璧だった」と励ます。しかしデヴィは、患者との距離の取り方がわからなくなった言う。
「正しい答えなんてない。ボクも同じ事で迷ってる」とデヴォン。
厳しい父親に育てられ、医師になるために自分を律してやってきたデヴィは、「だけど感情のないロボットにはなれない」と言うが、「オレも同じだ」とデヴィの気持ちに寄り添うデヴォン。
オースティン
標的療法を受けた母キャロルの調子は悪くなかった。
そして治療効果を確認するペット検査を受けることに。
その結果、キャロルの腫瘍は消失、オースティンはやっと笑顔を見せる。
ジェイクとグレッグ、そしてベル
ジェイクとグレッグは、養子縁組を解消されたサミーを引き取ることに。
サミーもふたりに懐き笑顔を見せるが、サミーは腎、肝機能が低下、感染症も起こしており、安心できる状況ではなかった。
不安は的中。サミーは”急性腸間膜虚血症”を起こしてしまう。
ジェイクは、「今の体力では手術に耐えられない」と心配するが、「他に選択肢はない」とベル。
手術を無事終えたベルは、「危険な状態は続く、皆でサミーを見守ろう」とジェイクとグレッグを励ます。
皆が見守り、心配する中、サミーは真夜中にゼリーを食べ、笑顔を見せる。
その様子に、サミーとサミーを見守るジェイクとグレッグを見守り続けたベルも安堵する。
ニックとビリー
産休に入ったニックのベビーシャワーの日。
親友ニックのために、せっせと準備をするビリーだが、彼女のケータイには頻繁にメールが入り、ビリーの表情は暗い。
ニックは自ら話そうとしないビリーに何があったのかと声をかける。
ビリーの問題
13才の頃、レイプ被害にあったビリー。幼すぎて妊娠に気づかず、選択肢がなくなり出産、赤ん坊の顔を見ることなくすぐに引き離され、養子に出されたと言う。しかし最近、18才になった息子がビリーのメールアドレスを知り、”会いたい”と連絡して来たのだ。
「カレに罪はないけど、私には忌まわしい記憶でしかない。それにもし会ってレイプ犯ソックリだったらと思うと怖い。父親のことを聞かれても答えられない。事実を教えるべきでもないと思う」とビリー。
正しい選択が分からず、言葉を失うニックにビリーは、「誰にも言わないで。秘密にしておいて欲しい」と言う。
ベビーシャワー
コンラッド宅に集まった仲間たちはニックのベビーシャワーを祝い、それぞれ趣向を凝らしたプレゼントを贈り、楽しいひとときを過ごした。
皆が帰ったあと、ニックは陣痛を訴え、病院へ向かうことに。
ビリー
一方ビリーは、《会いたい》と何度も届く息子のメールに心乱れ、迷った末、「もう放っておいて。これが最後よ」とメールを送信してしまう。
感想
エピソード題どおりのいろんな家族のエピソードがありました。
出産を間近に控えたニックとコンラッド。彼らを支える仲間とふたりのパパたち。
病気のサミーの養父になることを決めたジェイクとグレッグ。彼らを父として見守るベル。
ベルがとっても優しげでシーズン1の時のベルはどこへ?(笑)
だけど、ベルを演じるブルース・グリーンウッドの雰囲気からして、優しい外科医、パパが向いてる。
そしてニックに陣痛が!
シーズン4の最終話は、ニックが無事出産するのが見れそうですね!
ドラマの最後にアナウンスがありましたね~。
このドラマのローズには、実在のモデル(ローズ・エリザベス・オノラ)がいたんですね。
亡くなったようですから、1日も早く治療法が確立されるといいですね。
#14 過去、現在、未来(シーズン最終話)Past, Present, Future
ニックとコンラッドの娘が無事に生まれて病院内は祝福ムードに包まれる。
一方、分子標的治療の甲斐ありガンが消えたオースティンの母キャロルが突然歩けなくなる。
病院を黒字に転じさせたキットは製薬会社と手を組んだことに不安を覚え、素直に喜べない。
相関図
まとめ
ニックとコンラッド
無事に女児を出産したニック。
仲間はニックの病室に集まり、女児の誕生を祝う。
赤ん坊は、【ジョージアナ・グレース】と名づけられ、その名は両家の亡き母親の名前だった。
ケイン
ケインはケガから完全復帰を果たし、最近ではビリーの指導にも力を入れていた。
ベルはケインとの契約を継続したヴォスの手腕を褒めるが、ヴォスは、「ほんとうに改心したのか・・」と不安を口にする。
最近のケインはローズとも良い関係を続けており、患者より自分を優先することは二度としないと誓いを立てるなど、改心していた。そしてそんなケインに、大手の病院から引き抜きの話があがる。
オースティン
分子標的治療の甲斐あり、ガン細胞が身体から消えたキャロルはオースティンに、ミーナの元へ行って欲しいと言うが、「ボクの家はここだ」とオースティン。
オースティンは孤児院で母キャロルと出会った日のことを回想、「母さんの側にいる」と言う。
しかし突然、両脚の感覚を失い、立つことができなくなってしまったキャロル。
キャロルの病状
ERに搬送され、検査した結果、ガンが消失して脆くなった脊椎(胸椎)8,9番の骨折が原因と判明。
難手術になると予想したヴォスは、完全復帰したケインに協力を頼むべきだと言うが、それにNOを出したオースティン。
「ケインに大切な母を任せられない」と転院することに。
しかし移送直前、キャロルの神経症状が悪化。
アーヴィングの、「移送は危険だ。今すぐにココでオペをするべきだ」との助言に従い、オースティンは転院を断念、ヴォスと神経外科医のヤン医師にキャロルを託す。
キャロルの手術が始まった。ヴォスと研修医ビリーによりキャロルの手術が始まった。オペは順調に進むが、ヤン医師は前の手術に手間取り、キャロルの手術に参加できなくなってしまう。
一刻を争う状況にヴォスは、ビリーに執刀を命じるが、「研修医には無理だ」とオースティン。
オースティンは、ケインに電話をするが、何度電話してもケインが電話に出ることはなかった。
ヴォスは、「執刀できない」と過去のトラウマで萎縮するビリーを励まし、オペを続行。
そこへ現れたのはケイン。
ケインの的確な指導でビリーは見事に手術を成功させた。
ビリーは指導医なしで勝手に執刀し、患者を死なせた過去があり、それによりチャスティン病院を追われたのだった
無事手術を終え、安堵から涙するビリーにケインは、「よくやった。キミはヒーローだ。きっとまた患者は歩けるようになる。神経外科の手術は、不確実なものだ。プライドを持て」と声をかける。
オースティンとケイン
キャロルの様子を見て、「安定してる。良い兆候だ。明日また来る」と去ろうとするケインに礼を言うオースティン。「キミとは一緒に働けないと思っていたが、そうじゃなさそうだ」と言うオースティンにケインは、ジョージ・ホプキンス病院から誘いがあると言う。
ドミノ肝移植
患者ローランド
ジェイクのミュージシャン仲間ブルースギターリストのローランドは、重篤な肝硬変で肝臓移植リストに載り、順番を待っていた。
ジェイクはベルにローランドの治療について相談、診察したベルは、やはり移植しかないだろうと判断する。
患者アストリッド
デヴィの友だちアストリッドは、手足のシビレ、痛み、息切れ、動悸を訴え、ERにやって来た。
アストリッドは人気レストランのシェフだったが、コロナ感染の煽りを受け閉業。家賃が払えずアパートを追われ、路上生活をしていた。
検査の結果、異常たんぱく質が心筋に沈着していることが不調の原因と判明、異常タンパク質を生成している肝臓を除去するしかなかった。
ドミノ肝移植
ドナーが現れた。
ベルとデヴォンからドミノ肝移植をしたいと言われ、OKを出したヴォス。
それは今すぐ肝臓が必要なアストリッドにドナー肝を移植、アストリッドの肝臓(まだ機能している)をローランドに移植するドミノ移植だった。
見事ドミノ移植に成功する。
ヴォスの功績
2500万ドルの赤字を抱えるチャスティン・パーク記念病院を建て直すため、ヴォスは、鎌状赤血球症の治験(遺伝子治療)をしている「バイオ・サウス」社に提携を打診。経営難で苦しむ代表のフィリップ・ボルドマンは喜んでそれを受け入れた。
その後結果を残したフィリップは、治験のすべてを大手製薬会社に売却、これで治療費は高額なものとなってしまったが、チャスティンは大手製薬会社と契約、9億もの利益をあげる結果に。
結果を出したヴォスだが、結果、複雑な気持ちを抱えてしまった。
サミーとジェイクたち
サミーは順調に回復。あとは判事の養子承認を受けるだけだった。
たまたまローランドの娘が判事とわかり、病室で3人は養子縁組を成立。
サミーはジェイクたちの娘となった。
そして未来
娘ジジ(ジョージアナ・グレース)との生活が始まった。
今までまったく違うライフスタイルに戸惑いながらも幸せを噛みしめるコンラッドとニック。
デヴォンとデヴィは進展。
そしてビリーが13才の時、出産、里子に出した18才の息子がビリーを訪ねてやって来た。
感想
最終話はみんな良い方向で着地したエピソードでホッとしました。
なんだかこれで「レジデント」終了って雰囲気が漂ってるので、更新ないのか?って不安になりますが、シーズン5は既にアメリカで放送中なので、安心を(笑)
ニックとコンラッドの赤ちゃんも無事に産まれたし♪
結局、ケインは脳神経外科医として完全復活したようだし、ローズとも恋人関係になり、最後はオースティンの母まで助けると言う良い人になって終わりました。
シーズン5に持ち越しは、ビリーが13才の時にレイプにより妊娠、里子に出した18才の息子が会いに来たこと。
デヴォンとデヴィが恋愛関係になったことですね。
ところでレジデントはFOXで放送されるのかな?
実は「Disney +」でレジデント、シーズン3まで配信してるんですよね
個人的にはそちらに移動してもらっても全然OKなんですけど。
コメント